砂場でを山を作るくらひ
手に届き過ぎる自己表現
唯一目指すも埋もれてく
地に足つき過ぎ、誰の為
ただただただただ窺ふは
誰かれ知らずに消へる花
でもまたしかし糸ならば
こころや夢と向 ...
なにか食べたい
あまいあまいお菓子が食べたい
昼間デパートで見た
おいしそうな匂いのするクッキーが食べたい
でも
わたしにはお金がなくて買えなかった
あまいお菓子が食べたい
幸福な気持ち ...
いつか一緒に死海に行こうと
あの人が言うものだから
いつかっていつだろうかと
わたしは鼻をくすぐられる
あまいあまい
ほっとみるくのにおいは
たいようのように
あたたかくて
あつく ...
トイレ掃除をするあいだ
いろんなことを考えていた
今日の汚れはしぶとくて
ごしごし落とす
いろんなことを水に流す
さよなら、さよなら
気づいたら大人 ...
君
がんばってる
うしろ ななめ上
気にしすぎて
追われているから
君
がんばってる
足元見えない
前も見えない
目を向けても
向けただけで
呼吸が止まってい ...
道はどこだ
君にたどり着く道はどこだ
どんな小道だって
目を凝らして見つけよう
君にたどり着けるなら
道はどこだ
君に続いてるどこだ
それはほんとにあるのだろうか
疑い始め ...
きらきらした
ローズクォーツの欠片を
人差し指と
親指で 摘んで
のみこんだ
鋭角に磨かれた角が
のどの内側を抉る感覚と
冷たい異物の下る感触
温かいものはいらない
...
海岸からは海岸が見えなくて
これでは砂漠と同じです、あなた
水があるだけよ
ただ水があるだけの砂漠よ
遥か 第五感界の外の霧を掴むには
衰弱するのがよいと聞きました
あちらこちらに船を ...
うなり 波
粒のあつまり
粉の道と坂
星と指の跡
灰に鉛に明るい日
鏡の後ろを歩いている
鳥の背が
曲がり角の露光をまとう
空に鉄の到く静けさ
水 ...
紫陽花のトンネルくぐる梅雨だめし ビニール傘が今日は好き
プラスチックの指輪をかざす薄暮の押入れ 胸にうちよせるうそつきの快感
商品棚に並べられた
きれいなゼリー状のものに囲まれて
カイちゃんが笑ってる
時々ふるふると震えて
何も言わない
床に落ちている
貝殻や干からびたヒトデを
二人で拾う
昔 ...
退廃的に胸は動いて
物語に首を絞められる
どこにもない物語の
粘膜が私をのんで
溶かそうとするから
(まだ見たいものがあるのか)
つまらない人間として咲いている
...
安全地帯で
おままごと
バラアーチの真下
鬱陶しいほどの香り
白い食器はママのお古
お庭の隅
小さな噴水から
流れる水の音
どこか遠くで
電車が走ってる
蔦の絡まる塀の内側
中空 ...
写真テーマによる五行歌:
1)
アイルでは国花であるという
三・十七には国中が緑に包まれる
パトリキウスが残した何かの雫の意
今日は何処にも見当たらないが
心の悼みは和らいだ気がし ...
シャボン玉だから忙しい
十階建ての非常階段の一階ごとにセックスする
しちゃうから太陽はもう夕日の名刺を配り出している。
声が忙しい
ワンワンワンワ ...
わたしの
からだの
なかに
ながれる
オレンジ
の
いろ
わたしの
はだを
あつく
こがす
オレンジ
の
ねつ
わたしの
いまを
つよく
うごかす
オレンジ ...
玲瓏の雲がたなびく
岸辺
ゲノムを運び終えた生き物たちが
崩れた山のように
積み重なって倒れている
おびただしい数の
生き物たちの目や口や鼻
牛や馬に混じって
人の体も横たわってい ...
ひとは、ただ生きることに満足できなくなった
鳥の羽をむしりとって背中に付けてみたが飛べなかった
馬の首をはね、その四肢を付けてみたが速くはならなかった
ひとは、騙され ...
もしあたしがのっぽになったら、
高いところのものを自分で取ってみる。
もしあたしがのっぽになったら、
男子を見下ろしてみる。
ついでに
学校も見下ろしてみる。
すると、学校があまり ...
透明な糸が
のびていく
あてもなく
まっすぐと
洗い髪の先端が
とぎれる音と
あなたのためいきが
寄り添って
わたしを流れていく
たしかな明日を
手探る右手が
ふるえる
...
眠れないまま過ぎてゆく
夜明けとともに
境界線の不在を知る
そのために
昼を住処としたわたしは
眠らない深海のさかな
見えないものは無いわけじゃない
何度もなんども、ただ気付く
深 ...
090523
ワタクシは
そこで暗転
私は嘘を
そこで覚醒
わたしはなにも
欲しがりませんと言いながら
水鉄砲を持って
道路に飛び出 ...
夢であったひとと
夢のなかで くらした
どこにいるときも いっしょで
なにをするときも いっしょだった
一つの眼で おなじもの を 見て
一つの耳で 同じ旋律を聴いた
おなじ時 ...
初めての朝は海の中で目覚めた
期待に似たものに満ちた光と
生まれたままの姿で
あの人と二人浮かんでいた
私はすごく幸福で
そうして少し悲しかった
こんなに幸福な朝は
二度とこない ...
中二の国語の授業で先生が三篇の小説を朗読してくれた
そのうちのひとつは中間試験に出題されたが
あとのふたつはただ朗読されただけだった
先生の野太くて高い声が教室をしんとさせた
ふだつきの悪だっ ...
どんなにダメダメでも
ダメじゃないよ。大丈夫だよ。そんな日もあるよって言ってくれる。
ありがとう。そばにいてくれて良かった。大好きなんだな。
そして扉の向こう側になにかがあふれている
閉じていた扉をあけるとそこには透明な顔ばかりがあっちやこっちを向いている
みんなばらばらにどこかにいこうとして
ただ浮かんでいるだけ
あたしもおなじよ ...
キミのあいさつは
風が頬をなでるみたいで
キミの哀しい歌は
心の奥で優しく響いて
キミの世界には
朝露のひとしずくにも光があふれてた
風がやんで
歌もやんで
静まり ...
白く灯るシグナルに
息をのむ
メールは、きみ
こころがふるえる
ばかみたいに
よろこんで
くやしくて
すぐに返事は
しないんだから
土管にスカートをはかせたり
スカートに土管をはかせたり
博士に土管スカートさせたり
スカートに博士土管させたり
土管にスカート博士させたり
エスカレート土管博士ニタリ
博士似たエスカレー土 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
思(し)について
邦秋
自由詩
1*
09/5/24 0:12
あまいあまい
蒼木りん
自由詩
3
09/5/23 23:52
死海
ことこ
自由詩
7*
09/5/23 23:47
トイレ掃除
尾崎みどり
自由詩
1
09/5/23 23:26
君に
日朗歩野
自由詩
6
09/5/23 23:13
道程
ブロッコリー...
自由詩
0
09/5/23 23:00
罪悪感
ローザ
自由詩
0
09/5/23 22:31
対峙
佐藤真夏
自由詩
9*
09/5/23 22:30
ノート(偽りと陽)
木立 悟
自由詩
2
09/5/23 22:18
こどもだったね、あの頃
みぞるる
短歌
3*
09/5/23 21:40
コンビニエンス・ストア
たもつ
自由詩
16
09/5/23 21:13
目を閉じる
木葉 揺
自由詩
2*
09/5/23 20:37
中空の土
チアーヌ
自由詩
3
09/5/23 19:06
『シャムロックの嗄声』
Leaf
携帯写真+...
1*
09/5/23 18:38
キミが忙しい
ヨルノテガム
自由詩
4
09/5/23 17:34
オレンジ
Piroue...
自由詩
1
09/5/23 17:10
記憶の終点
ばんざわ く...
自由詩
4*
09/5/23 16:10
説明
Ohatu
自由詩
3
09/5/23 14:32
もしあたしがのっぽになったら
みぞるる
自由詩
3*
09/5/23 14:03
『糸』
あおい満月
自由詩
3*
09/5/23 13:58
とりのこされる、せかいで
たりぽん(大...
自由詩
6*
09/5/23 13:57
ワタクシ
あおば
自由詩
4*
09/5/23 12:26
しずかな木々 金色の光のなかで・・
ゆびのおと
自由詩
0
09/5/23 12:00
始まりの朝
衿野果歩
自由詩
4
09/5/23 10:17
宇宙の闇
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/5/23 10:14
ちゅう
つゆ
自由詩
4*
09/5/23 9:11
ベルリン
モリマサ公
自由詩
18
09/5/23 8:02
星に願いを
夏嶋 真子
携帯写真+...
18*
09/5/23 5:58
シグナル
柊 恵
自由詩
5*
09/5/23 3:32
とろけるカレー
サトタロ
自由詩
3*
09/5/23 2:58
4457
4458
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
加筆訂正:
年月の、こだま
/
K.SATO
[09/5/23 14:23]
tired
4.44sec.