だから私は何度も何度も言い続けた。
"もしもし? もしもし? 大変です――もしもし?大変なことが起きたんです――もしもし? 人が刺されたんです――聞こえませんでした――私には聞こえ ...
会社出るなくしたスーツにぬるむ風
五輪山望むあいつの古傷に
詩の声をノートにペンを握りしめ
これからもきみが好き!
って叫ぶわたしに笑ったきみ
俺もずっと好き!
って嘘でも
信じてたんだよ
バカみたいに
ひたすら
きみを
あなただけを
愛しますと
天国のおじいちゃ ...
僕は許せないでいる
そのことに執着している
それは精神的にも肉体的にも
道徳的にも絶対によくないことなのに
そこから抜け出せないでいるのだ
じぶんがどう見られているのか
そんなことに価 ...
疲れてるの
と聞かれると
疲れてると
言ってはいけない
気がしている
休日も
休日以外の日も
そのどちらでもない日も
ある海で
休んでいると
網に掛かってしまっ ...
思い出すと
なんだか
苦しくなるから
思い出したりしないけどね
遠くから
ぼんやり
眺めていたなら
よかったのにね
恋は
いつでも私のそばで
楽しそうに 可笑しそうに
...
でも
雨になりたい
土になりたい
大気になりたい
海に、葉脈に、光に
石に、風に、雷雲に
なりたい
暗闇の中魚を狙うゴイサギの真っ黒な目玉に
森の中草を踏んで歩くゴリラの低い声に
海 ...
夏のにおいがした気がして
夜のカーテンを翻す
ヒタヒタ星が汗かいて
慌てたカエルがもがいている
梅雨はまだ来ないのに
あのコはかっぱを毎日着ている
彼はやじろべえ
あっちにぽ ...
薔薇を見に行かなければいけないね
薔薇を見に行かなければならない
薔薇なんて柄じゃないなんて言わずに
心と体を
自分の気持ちと五感とを
ひと一人分
薔薇の中に置きに行かなければ
...
彼女に借りた自転車で東京タワーに向かった
彼女といっても付き合っていた訳ではない
夜8時過ぎに久が原を出発し
西馬込の地下鉄の入口をすぎると国道はこわいくらいに夜だった
細い歩道をヘッドライトを横目に ...
瞬間瞬間が身と心を削るように降りかかる。
御霊よ御魂よ
この地に降り注ぐ力の火が
凍る明日を逆に照らし、曇る昨日を無に還す
人の世が辛いなら
今こそその日のけじめの日
狂った人と凍った ...
春の夜や猫には猫のつらきこと
夏は来ぬ恋しそびれしブサ猫に
野良猫の目ヤニ粘れる薄暑かな
五月雨や猫のつはりはじんじんと
猫の児のぬめりを洗へ夏の雨
老猫の黒毛ねとつく西日かな
...
開かれてしまったら
もう、あなたには見えない
最後に映るわたしは
どんな
顔、なんだろうか
まばたきのシャッターを閉じて
(すとろぼが、みちて
それから
。 ...
わたしはおどる
ひとりでまわる
くるくると
まわる
まわる
わたしはひとり
まわるはわたし
くるくると
おどる
おどる
だれにもふれられないように
まわる
まわる
...
これで投稿100個目になりました。
パチパチパチ
一番最初は2006年12月13日でした。
以来コツコツというかダラダラと言うか書いてきましたが
最近はめっきりペースダウンですね。
...
知りたくないことだけ聞こえて来てる気がしていく大人になっていくから。。。
いつからか知らないふりを覚えてたそんな大人になりたくなかった。
こんなこと知らなければと思 ...
元気ですか?
何を見ていますか?
こんなに
近くにいるのに
なぜか遠くに
感じますね
お互いの
道を
歩み始めたから
うれしかった
...
あ、また鍵かけ忘れちゃった。
まだクライ地下、皆、開放していく。
その音は、やけに耳に響いて
カチャリ
また一つ、カチャ
私だけ掛け忘れた。
ふと手を伸ばすと、
頭のてっぺんから、
ど ...
ふかいみどりのやまのおく
しろい蝶がとんでいました。
あまりにもしろくて、
やまのみどりに映えていました。
わたしは誘われるように
蝶を追いかけました。
わたしは誰かに置いていかれてし ...
{引用=つかめない キミの正体 月と知り 浅い夢に まどろむ夕暮れ
...
砂の城はなくなっていた
僕のイヌもいなかった
私はとても、もったいなく思って
階段のところで踊った――
成人しても未だ 僕は少年で在った
擬似恋愛と云う名の 温い乳白色の海に泳いで居た時
也以上此処に居れば全身がふやけてしまうと思えど 離れ難く
慰めに水を掬って小瓶に詰め 家へ持ち帰ったのだった
...
草の葉の風が光って輝いて
時として光の国へと帰りたし
善悪の出会いがしらの煉獄で
天と地に祈り捧げて今日の日の
090521
五重塔と三重の塔
どちらが偉いのかと考えた
五重塔
がっしりと重厚な三重の塔
十兵衛が守る背高の五重塔
守られなくても強い三重の塔と
...
貝殻を海の無い街に置く
地球ヒタと動かぬ風も無く
真空のキリコの影の戯れて
治りかけの痔が
痒くて気持ちいいのだと
祖父は言った
痔は治りかけてるのに
とも
祖父は言った
私は誰もいない公園の
ブランコに乗り
治りかけの痔について
考えて ...
飛ぶ海へ震える青年立つ四月
トランプの架けられた指に望む数
南仏の色彩シートの窓過ぎる
あの年の夏
私たちはよく太陽の下にいた
出会ったのは夜
でも私は
青い空と太陽の下で汗を滲ませるきみが好きだった
ずっと近くに感じられる気がしていた
風もない森
真昼の白い太 ...
鳥になります。次はきっと、鳥に。
きみの部屋の窓辺に降りて、
ガラスをこつこつ鳴らします。
きみが窓を開けても、飛び立たない。
それがぼくです。
逃げない鳥がぼくです。
スズメかな。メジロ ...
赤い電車も地下を走る
インバーターの
メロディーを奏でて
浅草/日本橋/銀座/新橋と
旧き佳き時代の繁華街を結び
雑多な電車が駆け抜ける
三浦半島から成田空港へ千葉NTへ
インタ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
folie a deux
mmm
自由詩
0*
09/5/22 3:43
年月の、こだま
K.SATO
俳句
1
09/5/22 2:49
誓い
cass
自由詩
1
09/5/22 2:26
自問自答
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/5/22 2:03
疲弊
小川 葉
自由詩
1
09/5/22 2:00
パンデミック!
uminek...
自由詩
3*
09/5/22 0:59
死にたいなんて思わない
taznu
自由詩
2
09/5/22 0:05
マックはじめました。
そらの とこ
自由詩
8*
09/5/22 0:04
薔薇のパラグラフ
小池房枝
自由詩
6
09/5/21 23:53
有限を突破せよ!
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
09/5/21 23:09
川べりに居るとき僕はいつも孤独だった
五十里 久図
自由詩
1
09/5/21 21:42
猫には猫のつらきこと
三州生桑
俳句
0
09/5/21 20:40
すとろぼ(当たり前な話)
山中 烏流
自由詩
5*
09/5/21 20:35
Pirouette
Piroue...
自由詩
2
09/5/21 19:52
100回目の告白
つむじまがり
散文(批評...
5*
09/5/21 18:38
大人の階段。。
ユメサキハル
短歌
4*
09/5/21 17:57
ラブレター
つばさ
自由詩
1*
09/5/21 17:40
夜の函
水穏(みおん...
自由詩
2*
09/5/21 17:18
サンクチュアリ
〃
自由詩
4*
09/5/21 17:15
夕月
夏嶋 真子
携帯写真+...
12*
09/5/21 16:17
砂の王国・序章
udegeu...
自由詩
0+*
09/5/21 15:27
白い肌の小瓶
taznu
自由詩
1
09/5/21 14:45
光
アハウ
俳句
0
09/5/21 14:28
五重塔
あおば
自由詩
4*
09/5/21 12:21
貝殻を置く
アハウ
俳句
1
09/5/21 9:39
風になる
小川 葉
自由詩
5
09/5/21 2:44
光彩な異国
K.SATO
俳句
0
09/5/21 2:12
また夏が来る
ゆでたまご
自由詩
1
09/5/21 1:46
もう二度と人間としては産まれたくない。
taznu
自由詩
7*
09/5/21 1:39
浅草線
kauzak
自由詩
10*
09/5/21 1:14
4459
4460
4461
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
5.85sec.