天地がひっくり変えるような出来事があった日も
バケツをひっくり返したように、とことん泣いた日も
小さな箱に閉じ込めてあった痛みが、
心を深紅に染めた日も
手首から血が流れた日も ...
春になったら
当たり前のように聞こえてくると思っていたんだ
にわか雨と土の香
遥か陽射し、青々とした歌
太陽が落ちた場所から染まっていく
冷えた腕を隠す前に
呼ぼうとして心に刻んだ名前 ...
ドライ、クール、冷めた、冷たい、寒い、に、
ホット、アツイ、暑苦しい、と、
僕らを図る指標は
温度だけでこんなだ
僕らを好みで分ける
基準の一つでこんなだ
人を選びたがる人間は
...
夏草に朝露を見るたびに思います
まだ五月だよ
ススキの異称、露見草
ススキといえば月見の秋と
思われましょうがあれは夏草
けれども今はまだ五月
そこでそよそよしてるのは
去年のス ...
僕たちは
諦めることに慣れていたのかもしれない
だから
島の美しさとか
戦の悲しさとか
人の優しさとか
全部全部押し付けて
なけなしのプライドで生きてきたのだ
...
苦しいのか
悲しいのか
悔しいのか
嬉しいのか
いや全部だ
この涙は
今まで流した涙のなかでも最高級の涙
流すのも拭くのももったいない
ケースに入れて保管しておきたい涙
あの人には絶 ...
眠らない
眠らない
今寝たらオオカミに齧りとられる
眠らない
眠らない
まだ眠らない
今寝たらスケルトンに切り殺される
眠らない
夢なんてみない
覚めて覚めて
明るくなって
充血 ...
ラララ♪と歌えば
寂しい事も
音符になって風に舞う
今日も歌うよ
君のいない街で
一緒に暮らした日々を
思い出しながら
笑ったり泣いたり
何でもない毎日が
今一番欲しい幸 ...
風景描写。
足首ほどの深さの川には
この時期多くの人が集う
或る子どもは魚を追いかけ
或る男女は飛び石を渡り
或る老人は側で居眠りをする
風景描写。
一両編成の青い電車は
...
快晴!緑樹は輝りて蛇の爪
陽光に蜥蜴艶めく気配あり
つややかに路面に光 遊ぶかも
見た聴いた書いた100人のギャラリーがいる
〜好きな映画は何?〜
例えばこれから
忌野清志郎が死んだように
松本人志が結婚して既にこれから生まれてくるであろう子供がいるように
時代は変わり、なにものかがなにものかに関 ...
歴史上の人物
そのなかの
最も歴史的な神様
そのなかの
一人に会った
こげ茶色(うすいこげ茶色)の
犬を連れている
犬のことは歴史には
書いていないはずなのだ
神様
犬 ...
すこしつめたい風のなか
踏みいる黄金の星空
片目をつむる
ふかくふかく心の底に着地して
空をみあげたい
両目をつむる
そして両目をひらく
この黄金の星空の
宇宙はバランスよくひろがり ...
生きているって不思議だね。なんだかそう思う今日この頃。
あなたはいい人なのにどうしてそうなの。
いいこと悪いことスキミングしてウェークアップ
大きなことと小さなことが交じり合って生き ...
ふとももにさわった
てのひらの腹で
ふとももは
その表面に微熱を閉じこめ
そして内面に細かく小さなつぶつぶの 汗を かいた
ふともものことは
忘れていた
まるで絵画のように
...
夜眠ろうとベッドに入ったら
私の口から黒いエクトプラズムが出てきた。
こんにちは、私の闇よ。
君に会えて実に嬉しい。
どうして君が
銀河の中心に位置するという
ブラックホールの ...
すぎるものが
激しく影を投げ捨ててゆく
そのままをそのままに伝えぬための
激しい縦の音がつづく
暗い虫が空を突き
風は夜明けよりもわずかに明るい
光は曇をふりか ...
祈ることは
イメージすること
想像は創造の入り口
きっと
微笑んでいるんだろう
僕は神様なんか
見たことは無い
でも
ずっと前から
もおいいかい
...
客観的に見て、問題点を言ってくれる。
大事なことを気づかせてくれる。
忘れてたことを思い出させてくれる。
見ないようにしていたところに光を当ててくれる。
これ言ったらこう思われるとか抜きにして ...
本に読まれるな
本を読もう
服に着られるな
服を着よう
時間に追われるな
手玉に取ろう
難しい。できれば笑顔。目下の目標。
目の前に現れた悲劇
喜劇と逆の涙が零れて消えない
早く夜から抜け出さして
傷ついたままでいいから眠らした
奪われ続ける旋律から抜け出せないままで
崩れかけの道と階段
羽の無い屋 ...
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0510/index.html
(NHK日曜美術館のページ)
昨日新日曜美術館の再放送でパウル ...
マシュマロ島がくるくるまわりながら
洗濯機の中身のようにまわりながら
汚れ落ちのように
溶けてゆくのです
ココアがだんだん白くなる
さっきベランダに来てちょっと鳴いて
行ってしまった鳥 ...
空色のソーダ飲みたしこの日和
青空にストローを挿し飲む 光
光に住む住人と会話している
見上げてはゆたりゆたりと風鳴らす
灯火が心の中に灯っている
街の灯がまたたいて強き風
長旅は遂に終わる
故郷は思い出せぬほどに遠く
削れた左足は針のように細く
垂れた垢汗血涙は大地を穿つ
両の腕は脚代わりに杖を突く
三本足の旅人は声を聞く
父は遠くから来た ...
いかようにも掲げた旗は
マンモス柄よろしく
毛づくろいをハジメ
祝河に
賛賀に
哀構えては
喜びと諭す
猫の欠伸
薄い唇は歌舞伎のようで
ヨー、世、良いと
一区切りに
ニャーと鳴 ...
雨音が融和した
水滴が調和した
なんとなく隷属した
迎合は心地良い、と
終には繋がる事に陶酔した
霧も靄も集い雨粒になればいい、と
固まることで優位ぶるおまいら ...
いつもこんな距離だった。
君がまだ少女だった頃も、日の出を見た公園のベンチでも、電車で偶然会った時も。僕らは横に並んで座っていた。
僕らは小さな話を沢山並べて星に投げた。ひとつ話を終え ...
「ブタが来るらしい」
マスコミで臆病人間が囁く
コーンフレークに注ぐ冷たい牛乳
ふやける前に急いですくうシリアルメニュー
私の朝食は海難救助に似ている、とは毎日思うことだが
それでは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
グルル
三奈
自由詩
8*
09/5/19 0:18
さつきの街
かのこ
自由詩
6
09/5/18 23:52
基準経験値
邦秋
自由詩
0
09/5/18 23:29
草冠とレインクラウン/新緑の詩め路
海里
自由詩
1
09/5/18 23:17
バスケットボール
依
自由詩
4*
09/5/18 22:55
涙
新守山ダダマ
自由詩
4
09/5/18 22:11
スリープレスゲーム
秋也
自由詩
1*
09/5/18 22:07
『君と歌う』
海 猫
自由詩
1
09/5/18 22:06
風景描写 〜初夏の日〜
あ。
自由詩
5*
09/5/18 21:33
100人のギャラリーがいる!
アハウ
俳句
1
09/5/18 21:11
テレビ2
udegeu...
自由詩
0
09/5/18 20:36
犬と無死
キエルセ・牧
自由詩
0
09/5/18 19:28
黄金の星空
kawa
自由詩
1
09/5/18 19:26
洗濯。
すぬかんなが...
川柳
2
09/5/18 19:01
美しきイベリコの太陽
キエルセ・牧
自由詩
0
09/5/18 18:56
Hello My Darkness
麻生ゆり
自由詩
2*
09/5/18 18:18
辺の音
木立 悟
自由詩
2
09/5/18 17:41
童神の夢
北星三天
自由詩
0
09/5/18 17:35
指摘
つゆ
自由詩
6*
09/5/18 17:25
注意喚起
〃
自由詩
5*
09/5/18 17:20
D.E
流希-Яuk...
自由詩
0
09/5/18 15:45
頽廃芸術と呼ばれて—昨日NHK日曜美術館をみました。
石川和広
散文(批評...
4*
09/5/18 12:06
マシュマロ島
ふるる
自由詩
8*
09/5/18 10:02
光の住人
アハウ
俳句
2
09/5/18 9:18
風 強き日に
〃
俳句
2
09/5/18 7:59
旅レコード
影山影司
自由詩
0
09/5/18 5:13
歩み×歩み=靴の片方 副題としてのXの代入方程式
秋也
自由詩
1*
09/5/18 3:19
『案山子と槍雨』
Leaf
自由詩
1*
09/5/18 2:45
夜の四隅のために書いた詩
瑠王
自由詩
4*
09/5/18 2:21
今日、銃と特殊防護服を装備した特殊部隊が私の学校を包囲するだ ...
ひとなつ
自由詩
2*
09/5/18 1:23
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
4503
加筆訂正:
不透明な世界
/
緋月 衣瑠香
[09/5/18 18:55]
ちょこちょこと直しました。少しは読みやすくなったはずです。
頽廃芸術と呼ばれて—昨日NHK日曜美術館をみました。
/
石川和広
[09/5/18 16:21]
多少直しました
夜の四隅のために書いた詩
/
瑠王
[09/5/18 11:50]
すみません、昨晩タイトルを変えたさいに一部文章が切れていました。今朝7時半に訂正しました。
6.23sec.