{引用=
私は毎晩パンちゃんを抱いて寝ていました。パンちゃんが居ないと寂しくて眠れませんでした。
パンちゃんというのは、私が大切にしていたジャイアントパンダのぬいぐるみです。私が幼稚園の頃、マ ...
土の香りを喜ぶには
まだ余りにも未成熟だった
美しく咲く花道の
景色を楽しみ 香りを楽しむ
甘いものを胸いっぱいに吸い込み
とろとろと溶けてしまいそうになりながら
溺れているのが少女の ...
鳴る度に
トクン
“1件”の文字に
トクン トクン
ボタンを押す指さえも
トクン
トクン
トクン
つまらない着信に
静寂が籠もる
見上げた空に感動を覚えて
マナーに切り替えた
振動に少しビックリし ...
ぼんやり見つめる
視線の先に映るは
言語化されぬ意識の源
失われゆく無邪気への洞察
感性は伸びゆく葉先に
微笑みは野に咲く魂に
歌の缶詰がみつかった
黒く水を吸った
砂浜の海揺れる昼間
味を知らない白い鳥が
つついても 食べられないから
不機嫌に おいていく
黒く夜を吸った
砂風の渦過ぎ去る木陰
のまれ ...
もう これ以上
とどまれない
若葉の葉脈の
雫に
世界は まばゆい
光に満ちて
耐えている
どこから
来たのか
もう 忘れた
朝の 光の中で
わたしは いつか
い ...
薄ぼけた郷里における仰臥にあって
ロックンロールの焦燥を体躯に引き受けていた少年 は
押し花のように
忘れられた、ってわけでもないのだが
ファミレスでの勉励は
もう転がり込む先をなくした ...
夜から人の死ぬ匂いがする
空から紫色の灰が降ってくるせいだ
生ぬるい春の風に乗ってきらきらと
降り注ぐ紫色の灰が目に入るせいだ
紫色に染まった夜の街を
獣のように瞳を光らせて
君はナイ ...
君はギリギリで生きている。
狂うのをギリで止めている。
僕は普通に生きている。
「うらやましいなぁ」と君は言う。
好きな人は別の人だね。
愛している人、それも違うね。
君には人 ...
こころが鬱蒼と茂っています。
空は少しだけ見えるけど、
青すぎて、高すぎて、
少し憂鬱になります。
もしも私のカラダが鳥のようだったら、
空なんか飛ばずに
剥製になるのがよいでしょう。 ...
さわらないでと
胸に茨を抱きかかえたまま
叫んだね。
マゼンタの色の野ばら
きみと、ぼくの
灰に涸らされてゆく喉で
必死に歌っていた僕ら
君は僕に蕾ひとつない
花冠を作って ...
ある海岸に
流れ着いた
ビンの手紙
少年が開けた
そば屋の2階で
どんちきおけさ
がぜん張り切る
柳沢慎吾似の奴
長い縁で
いつまでも君のソバに
居られます様に
青年が手 ...
戻さないで
1日はもう終わり
夕日が帰るところ
おはようだなんて
こんにちはだなんて
また明日のセリフ
戻らないで
オレンジ色の背中が
仲間達とはしゃいでいる
時 ...
赤いルージュで 待ったをかけた
絶望 弱音 告白 悲哀
喉元を通り過ぎそうになった頃
造花にしてみた 揚羽蝶をピンで止めてみたんだ あたし
だって生物のままじゃ 凡そ存在し続けること ...
本年の 初心表明 年賀状
年賀状 新たな年の ご挨拶
年賀状 年に一度の 感謝状
年賀状 日頃の感謝 筆に込め
年賀状 紙に込めにし お年玉
年賀状 感謝を込めて 旅立ちぬ
年賀状 返事 ...
この 景色
この 道
この かおり
あなたの 笑顔
あなたの あたたかさ
ひとつ ひとつ
最後を迎えてゆく
きっと 二度と帰ることない時間
...
富士山麓金剛宮を輝かす
海浜の遠く潮騒果てる家
歩道あり垂直交差の崖に街
もう以前のことだが、足立巻一氏の名著「やちまた」をある驚きをもって読んだものだ。
「やちまた」は語学者、本居春庭の評伝であるが、本居春庭とは、本居宣長の長男であり、日本語文法の発見者として初めてその ...
夜が終わる前に
銀河がサイクロンになって
いらない文字を吸いとりに来る
(サクラ、サクラ、琴のおと)
貼りついてしまったものを
ひとつひとつ
はがしてみれば
どれも忘れがたいもの
けれ ...
わたしは、ここ
あなたは、そこ
この距離は因果律
決して縮まることはない
時間はいつも嫌になるくらい前向きで
振り返ってはくれないから
誰もが桜の空を仰いでいる ...
4月『初めまして』の嘘で始める
『君はエマ・マリアベル。僕の恋人』
さくらふる 道 ゆびさきに ふれるゆび
おぼろげな輪郭なぞり泣けよわれ
気付いたら
喉に砂漠の黄色い砂が詰まっていた
吐き出せば蠍やら蝮やら
あぶない生き物がどばりと出てきた
白一色に染めたはずなのに
いつの間にか黄ばんでいる
一日を越えるために
...
急に入院してしまった昔の恋人に頼まれて、花見をしていた奥多摩から病室へとかけつけた。携帯電話の充電器が欲しいのと、家の荷物を明日届けて欲しいので鍵を預かって欲しいということだったが、本当は誰か ...
ドロップスをあげよう。
両手一杯抱えていても
欲しいものを1つだけ。
大切に大切に噛み締めて欲しいから
手にしたものを1つだけ。
新しい日々を彩る桜並木のピーチ
まだかまだ ...
ありがとう。
ありがとう。
今年も咲いてくれて。
ありがとう。
0・1秒で世界は脆くも崩れ落ちた
すべてを呑み込んで時間は
いつもと変わらぬ速度で流れていった
それがあなたの「痛み」だった
それはあなたの「痛み」だった
けれども
真夜中に目が覚め ...
夢を見る
なくなってしまった花園が
満開の花たちであふれているのを
今年の春も暖かい
鳥たちも歌っている
真っ白なドレスを着た少女が
花びらを一つ口に咥えて微笑む
噴水の近くに小 ...
寄 る 年 波 に 勝 て ぬ ウ゛ ェ ニ ス の 後 藤
フ リ ス ク 45 粒 分 程 度 の 運
香 る ア イ ス に 魅 せ ら れ 地 球 二 周
金 銀 そ ろ う ニ ...
涙は流れ続けた
僕らの頬や
そうでないところを
やがて涙が川になると
一人の少年を飲み込んだ
凍える夜の川底から
母さんを呼び続けていた
僕らの知らないところから
悲しいニ ...
〈mixi日記より。2006年のポエケットの時のことです〉
そして会場に到着。
まだ開店前だったのですが、蛾兆ボルカさんの詩誌ロゼッタをまずはゲット。今回の特集は「祝祭」です。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私の目が赤い理由
光井 新
散文(批評...
2+*
09/4/1 22:46
命の香り
あ。
自由詩
8*
09/4/1 22:37
こんなにも綺麗な
見崎 光
携帯写真+...
1
09/4/1 22:33
初夏
柊 恵
自由詩
1*
09/4/1 22:28
渦雫
砂木
自由詩
10*
09/4/1 21:31
雫
フクスケ
自由詩
5
09/4/1 21:12
ポアレは腕で振れ
吉岡孝次
自由詩
1
09/4/1 20:51
夜の街
砂
自由詩
4*
09/4/1 20:26
グランド・フィナーレ。
菊池ナントカ
自由詩
2*
09/4/1 20:12
死にたくなるほど綺麗な青の中で
xxxxxx...
自由詩
2
09/4/1 19:49
野ばらの王国
水島芳野
自由詩
8*
09/4/1 19:27
少年が手にしたもの
ペポパンプ
自由詩
4*
09/4/1 19:14
とき
見崎 光
携帯写真+...
1
09/4/1 19:08
恋愛未満
きりえしふみ
自由詩
3*
09/4/1 19:01
年賀状&初日の出 (2009.1)
guchi_...
俳句
0
09/4/1 18:55
I was there with you..
KaTy
自由詩
1
09/4/1 17:38
金剛宮
アハウ
俳句
2
09/4/1 17:28
短歌と文法、詩と文法
非在の虹
散文(批評...
5+*
09/4/1 17:02
サクラ銀河
唐草フウ
自由詩
17*
09/4/1 16:07
四月一日より五月一日へ
夏嶋 真子
自由詩
16+*
09/4/1 15:39
4月
くぼた
川柳
2
09/4/1 15:27
日常
ゆるこ
自由詩
2
09/4/1 13:21
春の入院
猫のひたい撫...
散文(批評...
5
09/4/1 13:06
拍手喝采
梓ゆい
自由詩
2
09/4/1 12:45
想撮空間「桜空。」
狠志
携帯写真+...
2
09/4/1 12:35
余命宣告
北野つづみ
自由詩
0
09/4/1 10:07
白い夢
白昼夢
自由詩
2*
09/4/1 7:19
ウ゛ェニスの後藤
kawa
川柳
6
09/4/1 6:20
悲しいニュース
小川 葉
自由詩
2
09/4/1 1:32
永遠に帰するポエジー 〜蛾兆ボルカ「はちみつぶた」について〜
白井明大
散文(批評...
4
09/4/1 1:23
4462
4463
4464
4465
4466
4467
4468
4469
4470
4471
4472
4473
4474
4475
4476
4477
4478
4479
4480
4481
4482
4483
4484
4485
4486
4487
4488
4489
4490
4491
4492
4493
4494
4495
4496
4497
4498
4499
4500
4501
4502
9.32sec.