さといもの葉の上を
するんするんと滑ります
あ、
  (あ、)
水滴、すいてき、てきてきてき、
曇り空の弱いひかりに
あなたの瞳はうるんできらめく
つかみどころのない
あいのことば
...
立てば屁が座っても屁が夏の月 過去のこと
気にしていたら
未来に進む
時間は
遅くなる
沈んでいた言葉がいま、動き出す
オート構築されてゆく
この手でつくりあげた方程式も
組み替えられていく無情
あたしは頭を抱えているだけ

記憶はつくられた意識の中
あたしらの足 ...
過去は幻想のなか
思い出せるのは夢だけ

今日の日も夢にまみれて
ふれたつもりになって通り過ぎ

明日は確かな手触りをと
中空を両手で掻き回す

夢だけが本当で
夢 ...
競馬をして
金をドブに捨てる
悪銭身につかず
快楽を求める

そして全てを失う
信用も
金も
家も

地道に生きる
幸せ
蟻さんとキリギリス
長寿の秘訣
それは
破れるものではなく
壊れるものでもない

ただ気が付けばここに在り
いつのまにか、育ってる
何者かとも、名乗らずに
名付けることをも許さずに

それは
時間と心を奪われてい ...
高層ビルディング周辺特有の吹き下ろすビル風はオープンテラスの流行るカフェテリアをもろともせず、容赦なく殺伐なる様式美を叩き付けた


無感情のリズムは鹿威しの清廉さに似たサイクルで取り巻いた静謐 ...
人の価値は人それぞれ。
女がいる人間と、お金をそこそこ持っている人間は、互いに嫉妬し合う。
ただ、声に出る嫉妬と内に秘めた嫉妬では、どちらの人間の方が業が深いのだろうか?

答えは、己の心にあ ...
あいつは家出人とはちがう

もともと家なんかないから

今でいうネットカフェ難民よろしく

ドヤからドヤを渡り歩いて

それでおかしくはなかった

いまなら、ホームレスボクサー登場 ...
手でつないだものが
止める鎖では無い事
そんな力のないものである事も
指の組まれた思いの前では
望み と

言い換えて遊んでいるようで
無償に笑っていることに
ひととき
つぐないなど ...
野に出でて神々に会う木の葉ゆれ


雑踏に神の祝福在り無しや


見上げては空は遠のく曇り空
 青い月明かり
 寂しさに
 海峡の不知火(しらぬい)を手に寄せる

 青炎の小さな疼(うず)き

 いるはずの
 待ちわびる男に知らせる灯し火
 潮風
 波の音の磯小屋
 揺らぐ ...
大切に
大切に
ふくらませてみたけれど

風に浮かべたら
ひととき ふわっ と漂って

ぱちん

壊れてしまった

屋根まで飛べずに
石鹸の
匂いを残して風の中

かなし ...
もうしわけないけれど
傘を盗みました
あれほどのどしゃぶりでは
わたしは帰れない
青いベンチに寄りかかる
紳士傘の手に
浮気をしました

電車から降りると
どうやら雨を通過したようで ...
{引用=ハワイ、カウアイ島のハナレイ。
人里離れて暮らす、
アーティフィカルヒッピーら居るという。}


行ずるもアート活動も同じ事
        山水画のにじみハナレイ日没す

...
波が立っている
波が立っている
波が立っている
波が立っている
波が立っている
もんどりうっては少し
また少し盛り上がり
大きな盛りへ大きな波の
筋に白さの小さな白い

少し大きな ...
 
 
だれもいないものおきで
ほんをよむのがすきでした

だれもいないものおきで
わたしもいつかものとなり
おかれるものになるものと
おもってばかりおりました

そのいえで
く ...
 壊れる/生命という線/線を描くまたは、引く/
 規則を作る/自然から学んだそれは/1、と、
 2、と、3、と、個別的な段階を積み重ねている/
 わたしたちのできるこ ...
あなたが望むなら
私はあなたの側にいよう

あなたが望むなら
私はあなたの子供を生んで

あなたが望むなら
私はあなたが眠るのを毎日見届けよう

あなたが望むなら
私はあな ...
眠るのが怖い

眠っている間に明日を待つのが

望みもしないのに朝がくるのが



静けさに波打つベッドで


女、になっていくのが


ただ、怖い
愛も
そこにあるうちに
当たり前になっていく
わかるかい

勇猛な
ペリカンの後ろ 少し離れて
ぞろぞろ歩く人の群れ
小魚が
落ちていればいただきます

世界は
どこまでプラス ...
この世にひょい、と
生まれたわたしを
どう思おうと
わたしの自由

どう思われても
わたしは自由

つまりは
すべて、予定のとおり

未定という名が
いついつまでも
...
 闇夜に赤い何かが舞う

 凝らしてみると それは{ルビ天道虫=てんとうむし}

 赤に斑点の喪失を携え おまえは飛ぶ

 何を求めておまえは飛ぶのか

 失われた赤を求めて おまえは ...
 心臓を氷水の中にぶち込まれたような感覚に襲われて、目を覚ました。悪夢みたいなものを見た気がするが、どんな夢だったか思い出せない。心臓が 物凄い速さで、波打っている。喉がカラカラになっている事に気付き ...  胸糞悪い思いと同時に、反論の余地の無い事実と言う二つの思いが、べっとりと身体の真ん中にくっついて離れない。熱めのシャワーで体中を洗い流し、浴室を出る。栓を抜いた訳でも無いのに、浴槽の中から、ゴポゴポ ... 「出てくんなよ」
「お前が望んだんだろうが」
「うるせぇよ」
「子供みたいな言い方するなよ」
「うるせぇってんだろ」
「まぁいい。それで、どうするんだよ?」
「何が?」
「 ...
町外れの海辺の林の中に
小さなトタン屋根の小屋があって
そこで彼は毎日作っている

「動き続けることに意味がある、しかし動き続けるだけでは意味がない」

彼は思う

彼はずっと作り続け ...
深夜3時の空気は重い
朝は小さく震え
まだ誰の手にも渡りたがらない

コンビニの軒先には男女が
1つのカップラーメンを分け合う姿
2人で1つが1人を半分にして
空白に収まる愛を試す

...
何でもフォビアの
本を見て森を見ない僕はよく考えたものだ

玲瓏な水素の林檎としてのインターネットは
どこまで行くだろう
インターネットは最後には
何になって違うものになるだろう

た ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さといもの葉の上をことこ自由詩6*09/6/14 20:47
夏の月A-29俳句1*09/6/14 20:19
過去夏川ゆう自由詩309/6/14 19:10
、何度でも百瀬朝子自由詩5*09/6/14 19:05
Re^vePiroue...自由詩109/6/14 17:14
ホルストペポパンプ自由詩8*09/6/14 17:06
たからもの。megie自由詩109/6/14 16:49
「ビル風の残渣が遺していったもの」Leaf自由詩2*09/6/14 15:20
価値Tama自由詩009/6/14 13:55
あした、という思想吉岡ペペロ自由詩409/6/14 13:07
海 の 地砂木自由詩3*09/6/14 11:57
自然体アハウ俳句009/6/14 11:14
不知火(しらぬい)月乃助自由詩1*09/6/14 10:57
しゃぼん玉照留 セレン自由詩209/6/14 9:02
紳士傘歌川 至誠自由詩109/6/14 7:37
Hanalei Movementアハウ短歌109/6/14 7:09
浜辺kiriko自由詩109/6/14 6:49
ものおき小川 葉自由詩209/6/14 5:49
隣人を知るヨルノテガム自由詩109/6/14 4:27
あなたが望むならsekka自由詩109/6/14 4:09
ネムルmsz自由詩209/6/14 2:04
ペリカン・ボードuminek...自由詩7*09/6/14 1:58
不時着千波 一也自由詩4*09/6/14 1:53
天道虫新崎自由詩3*09/6/14 1:14
面接(10)虹村 凌散文(批評...109/6/14 1:12
面接(9)散文(批評...109/6/14 1:11
面接(8)散文(批評...109/6/14 1:11
メーカー靜ト自由詩0*09/6/14 0:54
深夜3時ゆうか自由詩209/6/14 0:28
踊るミクロラプトル/林檎インフレーション海里自由詩109/6/13 23:00

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加筆訂正:
ペリカン・ボード/umineko[09/6/14 13:01]
ちょっと修正090614
面接(7)/虹村 凌[09/6/14 0:09]
誤字修正
けじめ/十六夜[09/6/13 23:01]
二首目を追加しました
7sec.