群青の
天空見つめ
はっとする
あの日と同じ
月の微笑に


吹き付ける
風に心を
たなびかせ
愁いを飛ばそ
ひらひらひらと


ビブラート
きかせ ...
              090729−30


輪郭が無い人は
お化けか
死人ですなと
噺家さんが鼻歌を唄ってる
長閑な気配の中にも
噺家さんの輪郭が明確であり
付け ...
ストレス性の胃炎で病院に行ったら
長生きしなさいって
医者がマルボロを一本くれた
やさしいねって言ったら
いいえ、仕事ですからって
カルテにロケットを落書きしながら言う


家に帰ると ...
{引用=    君が想うなら、
    無限さえ自由さ。
    君が想うなら、
    永遠さえ在する。
    君が想うなら、
    其処が宇宙さ!!}



  意識。
...
きっと
体の中の 心の臓と 言われる場所には
純白の 純白の 繭があって

そして
繭の中には 子供の時の私がいて
膝をかかえて  かたかた 震えているんだ

いまも
膝をかかえて  ...
いくつもの網膜に
いくつもの炎が
張り付いた
夜更け
焼け焦げた臭いが
漂う
黒い本に
大粒の雨が
無表情に
降り注ぐ
誰のものでも
なくなった
無機質の
思い出が
流れ出 ...
座椅子に凭れかかり
1日の疲労を改めて我が身に回顧させる
   ここはどこ?
   アタシはだあれ?

左手が6つの弦を
 押さえ
  移動する
右手は弦を弾く
  振るえ
    ...
まあだいたいに於いて
君のことを考えている時間というのは
さして忙しくもなく
またさほど疲れてもいない時なのだろう

逢いたいなとか
声が聞きたいなとか
そんな
他愛もないことを

...
くじけた気持ちが満ちてくるのは
自分が気難しいせいだ。

軟化した脳で考えさせ
萎えた手で持つこと

折れた足で立つこと
遠くなった耳に聴かせる
衰えることを許さないかのように
若さ ...
熱いコーヒーはいかが?
砂糖多めの
うんと甘いの
でも熱いから
くれぐれも火傷には
注意なさって

午後の柔らかい陽だまりの中で
君がいれてくれたコーヒーは
とても甘くて
優しい味 ...
しわしわ

しゅわわな

かたちよ

おつかれ


てのひらが

からだを

もちあげ

よいしょ
くしゃくしゃに泣いた君の赤い頬がりんごのようでただ撫でている


タイミングがわからなくてと前置いてミョウジで呼ぶのを廃止した君


気に入らない写真を見ては千切っている君の背中が ...
三日月みたいな太陽だと

月が割り込んできただけじゃねえか

三日月みたいな太陽か

戦争なんかもそうなのかな

エゴの上にネーションがあって

ネーション同士のあいだに

ふ ...
ここまで来たらはい、終 わ り 。

あとは切り捨てバイバイ、
*************ごめんね?

0に君は限りなく近いから
   さあさ0になりなさい!

擦り切れた0に近い ...
 
 
牧場の匂いがする

牛がいる
馬がいる
羊がいる
柵がある

のではなく
わたしが一人
ここにいる
 
 
夏だ
蝉が鳴いている
去年も感じた
夏だ
夏が来た。
青い血のほとばしり出る蜥蜴かな


悪王を蝦蟇の海へと捨てるなり


平地を山と思いて上りおり
いつだってそうだ。



大事なものは

奪われる。



信じた途端に


裏切られる。




そんな風に

真っ直ぐな瞳で


変わらない愛 ...
薄闇
床闇
死が詰め込まれて
予行演習しているかのような工業団地付近


(よく見ろ)
(貘だ!)


切れ長
面長
薄紅
薬指長い
ソリに乗った卵形
颯爽登場
詩と死 ...
限りなく広大な影の中を
私たちは飛んでいる
安らかな地を求めて

大地を駆け巡る狂気を眺めていた
ぼんやりと街に立っていると
悟りを感じ
新しい部屋を目指した
手には夢だった

リュックには袋を詰めて
晴れたときに出かけた
思いもなく
壁を押して 出て行った

ビスケットは高か ...
思う今日も 誰もいないまま
降りてこられている 蛇口をひねる
僕の街は 歩き続ける光へと 
拒否する人へと

出て行ったのは はじめた人に
その海に この日々を吐くための 
過去の季節を ...
女は死してなお美しくありたかった
最も耐えられなかったのが遺体発見現場の女を縁取る白い輪郭だった
そんなまぬけな標識のようなシルエットで、女の身体を縁取るということは
死んだ女にとって許しがた ...
水のない水槽の中で
ただじっと空を見ていた
泳ぎ方を忘れた魚たちには
青の区別がつかない

水のない水槽の中は
水がない分だけ騒がしい
自分の鱗のはげ落ちる音にすら
耳を塞ぎたくなるほ ...
友人から、楠かつのりさんの7月29日の日記記事「いろいろな声が集まる場で星が生まれる」で、私の7月28日の投稿、「高知県で詩のボクシングを見た。自分がまったく活動していないことを知った。」を踏まえた記 ... おれ高校のときから女の子とうまく話せなくってさ
バンド始めてからもコンプレックスっていうのかな
負い目が消えなくてステージの上でベース弾いてても
いいところでふわっと冷めちゃうんだよね
あっお ...
糞のような上司に扱き使われ、糞のような後輩に罵られながらの仕事を終えた僕は、朦朧とした意識の中で帰宅した。


霞んだ視界の中で、世界が僕を嘲笑っている。


絶え間ない幻覚と込み上げ ...
とっても とってもすきだったから
いっぱい いっぱいすきってゆったんだ

すきなときに すきってゆったんだ
すきなだけ すきってゆったんだ
すきかってに すきってゆったんだ
すきほうだいに ...
鈴の音がなったら
ここの階段をあがって
暗いから転ばない様に気を付けて
こっちへ来て
楽しいことしよう
電気は付けちゃだめ
みんなには秘密だよ
私とあなただけの秘密
真っ暗で
あなた ...
ずっと前から見つめていた とても大きくて立派な扉
ノックして跳ね返った音に 鮮やかな景色を思い浮かべていた
だけどいつからか知ってしまった 空想の向こう現実の世界
伸ばした手を静かに下ろし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
今夜のカンジFxxxxx...短歌1*09/7/30 22:01
輪郭あおば自由詩4*09/7/30 21:46
白鳥ロケットゆたんぽ自由詩309/7/30 21:22
焦点草野春心自由詩109/7/30 20:29
卯月正也自由詩509/7/30 20:05
黒い本フクスケ自由詩109/7/30 20:04
ブルース・スケール熊野とろろ自由詩2*09/7/30 17:28
君を思ふまさたか自由詩209/7/30 16:29
・∞00〇◯00時◯〇00∞・板谷みきょう自由詩6*09/7/30 14:19
たんぽぽミツバチ自由詩2*09/7/30 13:37
わしは じじいおかず自由詩1*09/7/30 12:51
りんご関係薬指短歌4*09/7/30 12:44
月と戦争吉岡ペペロ自由詩609/7/30 12:37
limit雨霧自由詩0*09/7/30 12:06
輪郭小川 葉自由詩2*09/7/30 10:55
プル式自由詩109/7/30 10:17
青い血アハウ俳句209/7/30 9:14
YuLia自由詩009/7/30 7:00
ゴースト(無...自由詩0*09/7/30 3:22
earth夜恋自由詩109/7/30 3:14
番田 自由詩109/7/30 2:32
自由詩009/7/30 2:32
輪郭木屋 亞万自由詩2*09/7/30 2:30
水のない水槽三原千尋自由詩23*09/7/30 2:10
楠かつのりさんの「詩のボクシング」に対する自己批評について、 ...イダヅカマコ...散文(批評...1*09/7/30 2:06
青いカクテル薬指自由詩6+*09/7/30 1:51
腹痛敬語自由詩1*09/7/30 1:49
すき。三原千尋自由詩409/7/30 1:47
真夜中ゆりあ自由詩409/7/30 1:42
1486 1...自由詩3*09/7/30 1:38

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加筆訂正:
或る朝のまなざし/熊野とろろ[09/7/30 13:00]
誤字があり訂正しました
4.98sec.