笑え 笑え 世界よ笑え
偽善と罵れ
笑え 笑え 私よ笑え
心と身体は別物
人間だけが被れる仮面を
さぁ 笑え
偽善と罵れ 仮面を被れ
お前の仮面で
...
夜が明けてしまえば
君の正体はバレるんだ
嘘で塗り固めた
何よりも堅い仮面がはがれて
隙間から溢れ出る真実に
君は悲鳴をあげるんだ
上書きした嘘は
重かったろう
...
ぽつりぽつり
滲み出る
落涙を正米に変えてみる
なにものも無駄にせぬのは、女の鑑(かがみ)
それはそれでも、炊いでみれば思い出す過去世の味、
苦い飯(めし)
食べきれず
...
雪の街が歩く
滑り転んで株価が白む
女が女学生になって
子供のような澄んだ顔で
街の夢案内人になる
魅入られたのはスリップした男と女の衝突事故 ...
クジラが壊れる/ネコちゃんの生命という線/
犬の線を描くまたは、引く/
おサルさんの規則を作る/イルカが自然から学んだそれは/
微生物1、と、微生物2、と、微生物 ...
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった。
ひたむきに 踏み外さないよう ゆっくりたどる。
かたくなに 閉じて 進む。
ひかりを割いた道 わたしを護る。
て ...
まるくないから磨くのに
まるくないから悲しんで
磨かなければ磨かれない
あたりまえのことだから
ぼくは血肉で受け入れる
真夏日の夜風なびいてる
お店のひかりが道 ...
くるね
月面から
なんだかくさいものども
薄くのびっぱなしになった
水の網が
どぼどぼくるね
泥水を渡って
めんどうなからだを
しょって
がやがや
くっちゃべってる
たのしそ ...
もう、
戻れないのかなあ...
こんなにぎくしゃくしてない
あの頃の自分に.
どうしていいのかわかんないし
ずっとこのままじゃ
いつかダメになってしまう.
そんな気がした
出来る事ならもう一度だけ
...
夕暮れの
韓国料理店の
店先に
出された
長椅子
の上に
地球儀が
鎮座する
海の色は
リアルに
青く
塗られている
くせに
陸は
ピンクだの
レモンイエローだの
...
ヘンゼルとグレーテルは
かしこさとかわいらしさで人気だけど
ほんとのところは
名前がよかったんだと思う
ヘンセルとクレーテルだったら
だめだったと思う
魔女にも勝てないし
道にも迷わ ...
「出たよ」
「ねぇ、あのさ」
「あん?」
「今からそっち行っていい?」
「はァ?」
「ダメ?」
ダメだと思うが、ダメじゃない気もする。正直、会いたく無いけど、断る理由も無い。 ...
うわあちょっとすごいじゃない
もうこんな素敵な風景に
すぐさまさるぐつわをかませ
何もしゃべれなくするんだ
そして静かに、静かに
風景が
あたしの中に
満ちる
まで
...
ゆらゆらと
気づかぬうちに明日は来るから
楽しい思い出も、悲しい思い出も
今日に仕舞い
明日を生きることを楽しもう
ポケットにはipodと数枚の紙幣と小銭を入れ ...
たとえその大半が常套句だったとしても、その書き手にとってほんとうに書くべきことなら書いても良い、と断言するほどの勇気はぼくにはないけど、でもその逆に、数百年前にもう誰かが解決済みの悩みを単なる無知のせ ...
聖なる夜のイブにだって
血は何リットルも流れる
殺人てわけじゃなく
輸血用の血が無駄に捨てられたってことだけど
ニュースで言ってた
それを聞いたからってわけじゃないけど
聖なる夜に ...
アスファルトの照り返しは穏やかではない
24号線沿いのひび割れた歩道を蹴って
いつまでも変わらない信号を見上げる
太陽がもうひとつ増えた気がした
雨と晴れの境目を見つけた少年時代の君を
...
うすむらさきの雲の向こうで
夕日がしずむ
水羊羹の表面を
スプーンですくうように
なめらかな冷たさを泳ぐ
信号機が ぱっぽう、と
くりかえし諳んじて
歩道橋はひとの重みにたわむ
み ...
何らかの神経伝達物質によって
あやつられる もろい命
こんな安月給からも取ろうとする税金
などと憂鬱な近頃
久しぶりの天気に思わず見上げた空
大きな青空の中
その小さな ...
この世の全てに
いくつかのちからがあります
弱いちからと強いちからと
まだ見つかっていない重力と
あとは、
みなさんが考えてみてね
と去ってしまった先生、
僕らはうなずいたままです ...
あれはすれ違うように
落ちて行った
ぶら下がるのに
疲れ果て
ちがう世界を
夢見て
透明な奈落の底には
青空が見えた
星も月も見えた
でも 何も聞こえない
鳥の声のささやきや
風 ...
真夏日のホーム
フィルター越しに世界を見つめている
うろうろ悩んでみたところで
今が、ベスト!そう言い聞かせても
胸にさびしくツンとくる痛み
今から時速二百キロ?で
東京までこの身を運ぶのだ
真 ...
待っていてね
今、食事作るから
今日は梅雨が旬の鰯で
蒲焼にするから
タレは
醤油とミリンと酒を
同量が
ポイントです。
笑顔の食卓
楽しいおしゃべり
今日は機嫌が良い
...
孤独を感じるとき
心の声の
ボリューム
わずかに上がり
聞きとれる
あなたの叫びが また心をえぐってくのよ
聞こえない叫びが ずっと耳の奥でこだまして
ごめんねって 届かない声で 泣くの
贖罪に人を愛して
自分が愛されることを 恐れる人よ
もう 赦さ ...
夢が 微睡んでいる
緑の葉陰ものうく揺れる
やわらかな午後を
その瞼を 胸もとを つまさきを
うすい風が吹きすぎる
夢は そうして 自らを
夢みている あえかに甘やかに
その夢の ...
ファミレスの床に
男の人が倒れていた
可愛そうだったので
メニューを見せてあげた
チキンドリア、とだけ言って
男の人は息絶えてしまった
警察やお店の人が忙しくしている間
僕はハンバ ...
幼い頃の嘘
明日への嘘
昨日の嘘
愛するがゆえの嘘
恐怖からでる嘘
反抗心からの嘘
プライドを守るための嘘
あなたへの嘘
自分への嘘
取り返しのつかない嘘
取り戻すための嘘
傷つ ...
浮いた光は気まぐれに運ばれているのか
それとも決まった順路を漂っているのか
ただ、示されたとおりに視線を動かす
乾きから守ろうとする瞳は水の膜を張り
鮮明だったはずのものがぼんやりにじむ
...
湿気と暑熱が凝り固まるジャングルの奥
そのはば広の葉の重なりを覗きたまえ
黒く蠢くものこそ無数の毛虫
黙々と食べ累々たる糞を垂れる
糞は山となりジャングルとなる
すなわちジャングルとは彼 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
無題
群青
自由詩
0
09/6/20 2:27
黎明ギミック
ナ ヲ ト
自由詩
3*
09/6/20 1:45
「従容」(しょうよう)
月乃助
自由詩
2*
09/6/20 1:45
女の肩を揉む
ヨルノテガム
自由詩
4*
09/6/20 1:32
隣のゾウさんを知る
〃
自由詩
2*
09/6/20 1:12
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった ...
瑠王
自由詩
3*
09/6/20 0:42
まるくないから
吉岡ペペロ
自由詩
4
09/6/20 0:34
グラビアビースト
丘野 こ鳩
自由詩
4
09/6/19 23:27
ぎくしゃく
モコ
自由詩
1
09/6/19 23:18
地球儀
kauzak
自由詩
11*
09/6/19 23:13
ヘンゼルとグレーテル
ふるる
自由詩
3*
09/6/19 23:09
面接(13)
虹村 凌
散文(批評...
1
09/6/19 22:59
素敵な風景
ふるる
自由詩
3*
09/6/19 22:56
明日と言う日
kuane
自由詩
0
09/6/19 22:53
ほろ酔いりんごヨーグルト
国産和風モモ...
自由詩
1
09/6/19 22:38
カプセルトイ
ふるる
自由詩
2
09/6/19 22:26
24号線/快晴アオゾラ
Rin.
自由詩
28*
09/6/19 22:03
はるか
ことこ
自由詩
4*
09/6/19 21:53
今日の雲は天使の羽
マリエ
自由詩
6
09/6/19 21:47
グルーオン
AB(なかほ...
自由詩
11*
09/6/19 21:45
奈落
フクスケ
自由詩
0
09/6/19 20:11
真夏日のホーム
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1*
09/6/19 19:34
食事にするよ
ペポパンプ
自由詩
7*
09/6/19 19:28
孤独
夏川ゆう
自由詩
1
09/6/19 18:51
切望
ウデラコウ
自由詩
3*
09/6/19 18:17
夏に至る
塔野夏子
自由詩
4*
09/6/19 18:10
手遊び
たもつ
自由詩
9
09/6/19 17:41
嘘
瑠王
自由詩
2*
09/6/19 17:21
ほたる追い
あ。
自由詩
17*
09/6/19 17:08
毛虫
非在の虹
自由詩
1
09/6/19 16:29
4365
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
4396
4397
4398
4399
4400
4401
4402
4403
4404
4405
5.97sec.