すこしでもさかむけがあればきみがきてこころをたしかめられるんだ
ちょっとしたかわいさがぼくのたねをまくはながさくまでわらってられる
ぬりつぶすてがみのなかのあてなにはぶらっくほーるよりふか ...
ねぇ、知ってる?
あの空も
この言葉も
本当は何もかもパプリカなのよ
私の創り出した世界
(レプリカ、と言いたい?
な、なに言ってんのよっ
パプリカよ
決まってるぢゃないっ
...
旅するひとよ、空は
くるくる重低音を行き来して
雨の匂いさえも はなうたの
材料にしながら
「これからの僕を分けよう」
粒は汚れのない アリスの涙
少女は聞きわけよく
旅するひとに付 ...
シトシトとまとわりつく様な雨の中を歩いていました。
ボンヤリと考え事をしてドンヨリとしちゃったりしながら。
不意に後ろから、アンタ何なのよ!と女性の声が聞こえて振り向くと、
カッ ...
梅雨の中休み
夏に急かされることもなく
冷房の効いた部屋で
午睡に委ねようかと欠伸をする
いつもよりほんの数ニュートンだけ重力が大きくて
明日また雨雲が訪れたなら
雨粒の重みで紫陽花の ...
あなたを闇と見込んで何度もお願いしていた「言葉の代わりになって欲しい」迂闊だった
知らずにまばたきしていた(、乾いた根は空に向かって伸びるだとか)あなたが好んで身
につけるピンク色。
塗りつ ...
人参の切れっぱしは北の窓辺
日に日に伸びていくやわらかな葉は薄明かりの中で
光を もっと強い光を
その葉先で探しながら
窓の外を見つめた
細い白い根を水中に這わせて
オレンジ色は痩せて ...
羨望の山口誓子山青く
狐火の妖艶に燃ゆる少女に会う
日本語の柔らかな響きに眠る
南方より北上する血焼けた肌
洒落臭え廃熱放つ我は羚羊の跳躍に焦がれ、
峡谷の懸崖の尖端から見下ろしたは良いが脚が竦んだ
それでも何かを越えようと飛んだ
××××あれから××××
...
切り削る弦月は
生温かい月明かり
星の角先が知らぬ間、円みを帯びている
願いを込めれば
河瀬に
天の河の流れは淀み
瀞(とろ)に溜まった星たちが
あふれて
私(ここ)に落ちてく ...
草野球のグラウンドに照明が点る頃
まだ夕陽の漏れるまるい空に
すーっと二羽の鳥が舞いあがる
ただそれだけのことに見とれて
足を止めている 橋の上で
右手のバッグには夕飯の材料
左手のタ ...
見知らぬところで
ひとのこころは
てのひらを返したり
大人だからだまっていたり
六月が川面をぎらつかせている
ぼくは見つめている
なにかを吐き出したくなっている ...
つうきんちゅう
きれいなひとと
たくさんすれちがった
かえりみち
きれいなこいびとたちと
たくさんすれちがった
いちにちのうちに
こんなにたくさんの
こいがうまれて ...
紺碧の空はちぎれた
それが青い花になった
だからあなたは
空のしたの青しか信じなかった
あなたのそんなメルヘンを
まもりたいと思った
そう思った刹那から
痛み ...
こころが感じたことを日々記している
こころ・・・
こころとは不思議だ
こころは私じしんであったり
ひとの感情を取り込んだものであったり
まったくの空想であったり・・・
(私は日々をたし ...
アカイキミト アカイオレガイタ アルユウグレ
ぽかぽかのはだかんぼうが笑ってる
泣きやんで群青の街風つめたし
夕焼けの影に手をふり明日も晴れ
湯船の中に身体を沈めて、肺の中を空っぽにするまで息を吐き出した。
「おい」
「何だ、珍しいな。お前から俺を呼ぶなんて」
「聞いてただろ?あいつが帰ってきやがった」
「何だお前、今更そ ...
変わらない毎日と言うのは、とても安心できるものである。俺が正気でいられるからだ。周囲の環境が変われば、俺もそれに柔軟に対応しなけりゃならない。彼女と付き合い始めた、と周囲に言われれば、それなりの反応 ...
人の結婚式なんて退屈だ
知らない花嫁さんに「きれいですね」と言い
何度も「あおめでとうございます」と言う
ほんとはちっとも そうは思わないのに
わたしは人の幸せなんて喜べない
なんて心のない ...
まちのすき間や
料理のかくし味や
音楽のうらがわに
そして、こころのどこかのしょっぱい海に
古ぼけた教室のような空間があって
気まぐれにドアがひらけば
そこには、
だいすきな人たちと ...
深海に潜るようにと梅雨が来る、それはさておき君は元気か
傘さえも寂しいですよ、と群れる夕、東京タワーがひとり濡れてる
遠くとも月のかたちがつなぐのに、その暗号を雨が閉ざすよ
不意打ち ...
白いシャツに反射する
その眩しい光
瞼を閉じても
君の残像に支配される
隣の部屋のカップルは
毎晩遅くまで話をしている
笑い声がわたしのベットまで聞こえていて 眠れない
わたしは耳をすます
彼らがセックスをするとき
わたしは自分の恥部に手を当てて
そこから ...
あんたの手垢がついたギターが埃を被っとる
もう弾かんからな
だったらなんで
弦の買い置きを置いたままなんかな
だったらなんで
こんなにすぐ手の届くところにあるんかな
仕事を ...
どこからともなく詩が湧き出して止まらなくなるなんて嘘で
とびっきりの気持ちひとつあれば誰にでも
歌が作れるとかいうでたらめを
二十一世紀のあちこちで吹聴する迷惑な優しさ
日本語で叫ぶ臆面のなさ ...
1
この話は
映像も感情も引き出しはしなくて
もしそうなってしまったなら
この話はなかったことにする
2
あなたは
私達と呼ばれることを拒むので
私達ではない
私は
...
月曜日は布団とずっと仲良くしてたくて、
火曜日は何で生きているのか考えて、
水曜日はドラマに涙して、
木曜日は夜ご飯で笑顔になって、
金曜日はバイトの結果に緊張して、週末が楽しみで家に帰る。
...
僕の知らない過去と
わたしたちの未来に
長く伸びる辻占の影
いつもの帰り道には
いつも違う待ち人が
真っ赤な花を散らす
嘘つきなあなたの頬
なのに ぎこちない
まなざしは いつも
ほ ...
{引用=
憂鬱でふくらんだポニーテール
不満でとんがったハイヒール
足がつっておぼれかけたクロール
干したまま雨にぬれたキャミソール
...
蒼と紅が溶け合う黄昏
澱んだため池と 汚れたアスファルトを割く
目に痛いくらいの白いレールに
咲いていた
薄黒い緑手を緩やかに伸ばして
《寂しいんだ》
絡みつく
そっと触れれば
震えるよう ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
即興(ハート)
唐草フウ
短歌
5*
09/6/19 15:38
ぱぷりか/ぱぷりこ
佐野権太
自由詩
12*
09/6/19 15:17
頬に旅
唐草フウ
自由詩
6*
09/6/19 15:13
時には紫陽花のように
BOOKEN...
自由詩
3*
09/6/19 15:07
前をゆく人
within
自由詩
4
09/6/19 15:06
鏡
鈴木まみどり
自由詩
0
09/6/19 14:03
水栽培
照留 セレン
自由詩
2
09/6/19 11:36
山口誓子
アハウ
俳句
0
09/6/19 8:58
孤高〜虎狼の朱眼
Leaf
携帯写真+...
0*
09/6/19 3:15
「星受胎」(せいじゅたい)
月乃助
自由詩
5*
09/6/19 1:53
橋上
kaeru
自由詩
2
09/6/19 1:37
見知らぬところで
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/6/19 1:27
こいのはて
小川 葉
自由詩
1
09/6/19 0:39
青い花
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/6/19 0:33
詩
〃
自由詩
1
09/6/19 0:31
夏(七)
青色銀河団
俳句
0
09/6/19 0:29
面接(12)
虹村 凌
散文(批評...
1
09/6/18 23:55
面接(11)
〃
散文(批評...
1
09/6/18 23:55
けっこんしき
皐
自由詩
2*
09/6/18 23:36
再会
jin
自由詩
2
09/6/18 23:06
それはさておき君は元気か
たにがわR
短歌
2
09/6/18 23:01
Reflection
亀井 花名
自由詩
2
09/6/18 22:47
夜のベランダ、マスターベーション
とんぼ
自由詩
4
09/6/18 22:18
ギター
なかがわひろ...
自由詩
6
09/6/18 21:27
吐き気がするのは深夜だからだ
国産和風モモ...
自由詩
0
09/6/18 21:26
若原光彦ではありません
若原光彦
自由詩
2*
09/6/18 21:20
今週のわたし
つゆ
自由詩
1*
09/6/18 21:05
まなざし
フクスケ
自由詩
2
09/6/18 21:04
ロールキャベツをキャセロールで
夏嶋 真子
携帯写真+...
11*
09/6/18 20:08
花想遊郭
愛心
携帯写真+...
7*
09/6/18 19:55
4366
4367
4368
4369
4370
4371
4372
4373
4374
4375
4376
4377
4378
4379
4380
4381
4382
4383
4384
4385
4386
4387
4388
4389
4390
4391
4392
4393
4394
4395
4396
4397
4398
4399
4400
4401
4402
4403
4404
4405
4406
9.39sec.