華やぐリビドーで四季が巡る
さざ波が陸と戯れ転がっていて
蝉時雨れ細りつつ出来事が遠のく
息ついて眺めると回転機械ばかり
あの日の昼どき過ぎに虹想い
...
追いかけても
黒い影しか見えない
たぶん
夢のしっぽだと思う
ちゃんと
見たことはないけど
そう信じて
追い続けていこう
虹の橋が
架かっている先まで
ひとりぼっちは
毎日、蟻の列を眺めていた
ひとりぼっちは
毎日、近所の猫とじゃれていた
ひとりぼっちは
夏休みにお婆ちゃんから貰った
花火の詰め物が勿体なくて
湿気るまで ...
愛 礎 笑顔 思い出 デリカシー
シーツ 月 器量 歌 愉しみ
水面 モノクロ ロールシャッハ 羽 寝息
君 耳 耳たぶ ブラウス 好き
希望 嘘 素数 ウミウシ シンデレラ
ランパル ...
何度目の朝なんだろう
僕はまた歩く
或る朝、僕は草原を歩いていた
太陽は今にも昇ろうと地平線の向こうに待ちかまえ
紺色の空は金色に染められた
僕は息をとめて歩いていた
或る朝、僕は雨の街を歩い ...
焼却炉で燃やしている
黒い物語
黒煙に消えてゆけ
あの指
辱める言葉を吐いて
支配できると思い込んでいる
あの竜頭を
どうにかしなければ
生暖かい風が吹いて
神経を逆 ...
バスルームの鏡に映るはだかの私の中にふたつも死が宿っている。
月夜―――――――
はてしない白濁の光海は 東のはてよりのび
波音とともに 広がりやってくる
足裏に 触れる
コンクリートの
白を重ねた石英の ざらめく
陸の消え去った ...
母の葬儀が終わった
母の 母の人生はかわいそうなものでした
思春期を過ぎた頃より病気がちになり
激しい運動は禁止されていた
しかし激しい学生運動の中父と結婚
二人の子供を ...
ふと目に映る風景の
心と言葉の間に
いつでもその姿を見る
夢とも違う
記憶とも違う
しかし既に現実でもなく
雨よ降れ
気の違うほどの激しさで
全てを押し流す濁流となれ
河岸に寄る ...
夢の切れ端が
夜の片隅から
少しずつ落ちて
月明かりにあたって
太陽の光の一部となって
昼間の人間に希望を与える
夢とは儚いものである
と 同時に
誰かを強くする力を秘めている
...
雲なんか空に置いてみる
ひいらぎ束ね振って祓う
木と私の間に確かに秋がある
オナニーしてもいいんだよ
また次へ動き出せるなら
自分の精子飲んでもいいんだよ
まずいだけだと思うけど
人殺してもいいんだよ
ただ忘れてはいけないことがたくさん増えるんだ
でもやっ ...
何も思いつかないけど
おもむろにペンを走らせ
頭の中をかき回す
今日あったこと
いつかやってみたいこと
昨日のごはんのおかず
明日のビールのつまみ
去って行った人
巡り合う ...
八月の終わりが夏の終わりなら何かを始めなくてはいけない
開戦の口笛が一つ鳴り響く ヤングフォークに歌はいらない
デイトリッパー僕たちの体では短歌は二度死ぬいまかいまかと
僕た ...
雨上り
放たれた窓の
視界をよこ切っていく
一羽の乱反射する影を
かおる
私の亡霊
いつか見た棚引いたあの、風は
帰ることの出来ない
光にゆれていた
有形の門をたたき
さん ...
新月の真夜中
一輪白くひっそりと
くちびるをひらき
夜顔
(すこしうつむいて、
あの夏の朝!
終えることの出来ない
円舞を始めた白い肌の灰
きのこ雲を経た黒雨の
凝視すれば真 ...
ほんとうは
そう前置きして話しはじめたい
ほんとうはそうじゃないんです
何がそうじゃないって
せせら笑って
煙草を咥えて
やっぱりほんとうのことなんて
持っていない
晴れた夜だ月もある ...
簡単に他人の心を覗こうとしないで
他人のアナタに何が理解できると
毎日続いた暴言と暴力
誰も助けてはくれなかった
誰にも言える筈はなかった
頭の中で何度も僕は僕を殺して
殺して痛みを受 ...
目を取り出し/差し出す/尊いアナタへ/胃を取り出し/差し出す/尊いアナタへ/アナタの一部になりたい/アナタの部品になりたい/その願いが叶うなら/死んだって良い
自作のレクイエムを響かせて/会いに行く ...
星
が 落ち
てくる
星が
落
ちてくる
僕らの街へ
僕らの凍てついた平野へ
僕らの絡まりあ ...
灰色の岩には
なめらかな
体に 見とれていると
緑の海草がゆれる
赤い卵を産卵するという
*
深夜には
不気味に
広がる 群青色だった
サバの群れも泳いでいく
海を泳い ...
誰もが言葉を失っているのだ
失ってはいけないのだが いったい何をするのだ
アイスクリームを食べた誰もが 言葉を失っているのだ
何をしているのだ 消しゴムだ
手など入れようともしているよ
...
このような詩を書き続けていくのは大変でも言葉を書き続けたい
書いていこうと思った びっちりとしたこの音楽をできるだけ奏でていこうと思うのだ
血の言葉になったみたいだった そして誰にもわからないであ ...
―台風が通りを真っ直ぐに染め上げる
今日起こったことはもう昨日に飛ばされて今日じゃなかったみたい
すこしずつ記憶が混濁し始める
それぞれのわたし いくつかのわたしの死
分裂して ...
パラメータを細かく動かし続ける
もう3日も寝ていない このトマトの異変のために
「私なら、君が話すのを異常だなんて思わないが」
またトマト10810が話し始める
突然変異の原因を突き止める ...
川がある
命の川だ
ありもしなかった
そこをいつからか
川が流れている
今そこにしかない
川を見て
見届けている
私がいる
うすぐらい部屋の隅で ...
外人が四名いるならば それは外タレと言うことよ・・
師は言った
内三人がMCで一人がDJならば それはヒップホップチームであることよ・・・
その内二人が白人で残る二人が黒人ならば それは ...
この際ニートになるのもいいね
日差しも風も
私を置いてけぼりにしたまま
すっかり秋めいてしまったから
もう
何にもやる気が出ないんだ
この呟きだって
惰性のよ ...
カーテンレールで
てるてる坊主が窮屈そうに
首を吊っている
そのむこう
雨上がりの空は
紅く蒼く燃えている
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
夏の微熱
アハウ
俳句
1*
09/9/1 17:03
夢のしっぽ
未完
自由詩
3*
09/9/1 16:53
馬鹿
刀刃子
自由詩
2
09/9/1 16:07
cymbidium
瀬崎 虎彦
自由詩
2*
09/9/1 15:37
朝
kawa
自由詩
2
09/9/1 15:14
指
ゴースト(無...
自由詩
2*
09/9/1 15:08
妊娠
極上丹波栗
自由詩
1
09/9/1 14:55
「鱗光」
月乃助
自由詩
3*
09/9/1 13:59
【美しい母】
つむじまがり
自由詩
6*
09/9/1 13:57
浄土ヶ浜
テシノ
自由詩
4
09/9/1 11:50
夢の居場所
美琴
自由詩
2
09/9/1 10:44
ほのぼのと秋
アハウ
俳句
1*
09/9/1 10:21
近代史
udegeu...
自由詩
0+*
09/9/1 10:05
メモ
葛西曹達
自由詩
0
09/9/1 8:08
短歌はこうして死ぬ
キッチン
短歌
2*
09/9/1 5:56
下弦を
こしごえ
自由詩
3*
09/9/1 5:08
夜会と朝礼
〃
自由詩
1*
09/9/1 5:06
ぜ
練
自由詩
2
09/9/1 4:58
Non
AKiHiC...
自由詩
2
09/9/1 4:44
提供
ゴースト(無...
自由詩
0*
09/9/1 3:29
落下星
熊野とろろ
自由詩
3*
09/9/1 3:27
海のダイブ
番田
自由詩
2
09/9/1 2:30
魚とは鉛筆だ
〃
自由詩
2
09/9/1 2:30
出てみたよ渋谷に今日は
〃
自由詩
2
09/9/1 2:28
台風一家
カナシミルク
自由詩
2
09/9/1 2:09
植物工場でのトマト氏との対話
pikopi...
自由詩
2
09/9/1 1:58
台風一過
小川 葉
自由詩
4
09/9/1 1:29
トレジャーハンターJ
竜門勇気
散文(批評...
1*
09/9/1 1:05
一人語り
山中 烏流
自由詩
5+*
09/9/1 0:54
命の色
サトタロ
自由詩
1
09/9/1 0:43
4317
4318
4319
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4350
4351
4352
4353
4354
4355
4356
4357
7.28sec.