逃げ道は作るものだからね
そんなことに
労力を費やしたくはないからね
逃げ道づくりはごめんだね
あたしゃ職人には
ならないよ
◇
罪も作るものだね
そりゃあ ...
透明なきもちになりたくて
見あげた空は青だった
よく晴れた
雲ひとつない青だった
春の匂いはまだ冷たくて
透明な
青の真下は
なお冷たくて
見つからない意味の底 ...
落日の都は燦然と輝く
埋もれた過去は地平線に映えて
私もいつかは塵芥となり
風に消えゆく
その時
私は叫ぶのだろう
生きた、と
私は生きていたのだと
...
豆腐と女人は舌で扱うべし
舌を云々するには ハート が不可 欠だ
いでえよ! → あべし
骨のないものは 死ね
骨があっても とろけて 死ね
近頃の歪んだハート ...
きまってくちびるを かみしめる
きみだから なみだなんか
みせて くれない
どれほどの
思いなの
ただ 知りたくて その悲しみは、
きみのやさしい心を おおった
なみだの表面積 ...
東の山の泉から
湧き出た水が川となり
私の足を洗いながら通り過ぎていく
手を伸ばし足を伸ばして
はね上げた雫が
遠い記憶の影を照らした
私は鰭をもっていた
水の中で息をしていた
...
雲一つ無い晴天は私の心を曇らせる。
余りにも清清しい青は、私に逃げ道を与えることなく迫り来るからだ。
今朝はそんな空の下、いつものように高い塀に囲まれながら朝礼をした。
一日のうち ...
神様はいない、なんて思ったりもした。だっておかしいじゃない、神様がいるのなら、どうして私の右手を動かなくするの?
でもね、最近はね、ちょっと違った考え方もしてみるの。例えば、素敵な曲を奏でる、あ ...
今年もまた
団扇の群れが
空を渡ってやってくる
地上では
とぼとぼと
室外機が歩いてる
生ぬるい息を漏らし
家々を訪ねてる
血のつながりや友情
愛よりも大切な
絆の ...
お別れの日なのに
ホームは暑いし
蝉はうるさくて
機嫌の悪い
顔をしてしまった
じゃあね
手を差し出すのが
精一杯なのに
閉まった扉に
遮断されて
あははと笑った
早 ...
はい、、、
いいえ、、、分かりません。
いえ、はい、、、、、、すみません。
いつ頃だろうか、詩の世界に踏み込んだのは、、、
そうだった、、、
右も左も分からなかった。
手探 ...
思い出の一つすらどこにもないからかもしれない
換気すらしていないうえに
めくってみるその単行本は汚く
雑誌は忘れ去られた時代のものだろう
どこかにむけてとにかく歩いていこうと思った
...
私はいつも考え続けている
寂しがりやでいたい私は
そこに私の指揮者で
怒りは頭の中にあった
流れていない音楽が流れる
どこにあるのだろう 本を指で 私ではなく
めくっていたい そして ...
こっそりベッドを脱け出して
({ルビ嗄=しわが}れたシャツのまま)
音をたてないように
(ドアノブを引いて)
土手へと向かう
(ホテルから見えた)
暫く歩いた
(犬が見て ...
言葉の羅列が
どれだけ
僕の頭を締め付けたって
どれだけ
整然とした考えが
僕を順番に殺そうとしたって
僕は
結局
自分で死ぬこともできない
どれだけ
どれだけ
死を ...
窓辺の水槽
眺めては
綺麗な 光の屈折を
想い出して
山ほどの 不安 と
身を切るような さみしさ に
永遠の 闇 と 月の光 を願った
{引用=おまえ
なまえなんていうんだ?
わんわんしかこたえられないんなら
いぬっころでいいか?
べつにばかにしているわけじゃないんだ
ポチとかじゃありふれてるから
いがいせいをねら ...
寿司屋っつったって
回転寿司だよ
仕事おわってさ
仕事ったって郵便配達の
しかもアルバイトだったさ、当時
しかしこれが夏真っ盛り
炎天下でヘルメットかぶって
制服着て
汗かいてしかも残 ...
でも自分は醜い。
でも好きなの。愛するあなたのことも、花咲く樹も。
愛してるわ。涙が出るほど。
切傷のように震えた呆然の午後、路上で渇いた迷いミミズの跳ねる光を右目で受けて
どこかで聞いた歌の一節を思い出そうとしていた、結果として叶わずともいいような、そんな願 ...
名前も知らない私達はいつも
同じホームで、同じ空を見ていた
ただただ何も映さない瞳で
夏を知らせるのはいつの日か
先生でも、カレンダーでもなく
飲料水の広告となっていましたね
満員 ...
【LETTER】
誰かも知らないあなたから届いた手紙――
そっと封を開くと、砕けた心が
ガラスの破片のように零れ出てきた。
けれどもそれは、
決して私 ...
少し前迄、初老の両親とこの店で食事をしていた。メニューを見る時に、視力の落ちた目を顰(しか)める父と母の前に座り、相変わらずふらふらと生きている自分を申し訳なく思う気持を抑えながら、何気ない会話 ...
一つ夜を越えたなら
また新しい夜が其処にいて
また一つ越えて行かねばならず
繰り返し
繰り返し
夜を越えて行く内に
新しい年を迎え
それでも新たな夜はやって来て
満たされず
満たし切れない
埋め ...
渇きに身を投げて 悲しみの海
深く沈む僕に浮かぶ 浮かばない顔
漂う光 濁りゆく太陽
押し潰されそうな心を浸して
涙と一緒に 溶けて 混ざって
なにもかもが滲んでいく
これで漸 ...
イメージ通りの三日月に
そっとため息を吹き掛けて
燻る炎をくすぐった
恐れた通りの結末に
パッとため息が被さって
揺れてる視界を遮った
ため息を浴びてなお光る星々を
...
溢れる想いの赴くままに
自分だけの言葉を綴る
そこに何かを見出だした
心の海に言葉を投げ込む
波紋は伝わる どこまでも
そこに広がる深い海
今夜は一体何に想いを馳せよう
...
初夏の木陰に
風が吹き込む
塗装の剥げたベンチで
短い手紙を読んでいたら
知らず内に
夢の中で
手紙の続きを読んでいた
さっきまでは
Αからのつもりだったのに
今は
誰からの手紙だ ...
やはりカバンが良い
と男は言って
口から出した大きな舌で
炎天下の夏草を刈り始めた
確かにその場所は空地にも見えるけれど
昔、わたしが「草」
という字をたくさん書いた漢字練 ...
幸せは 笑顔に向かって やってくる 心の笑顔 磁石になって
純粋に 想い想われ 広い空 透明な息で いっぱいにしたい
大丈夫 大丈夫だよ 確信の 種を植えつつ 水やり生きよう
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
絶滅危惧種
千波 一也
自由詩
4*
09/7/16 15:38
五月の教室
〃
自由詩
2*
09/7/16 15:37
落日の都
まさたか
自由詩
3
09/7/16 13:59
ホクートノワスズ@麻雀吸血&回春録
zihan
自由詩
0*
09/7/16 13:16
悲公式
月乃助
自由詩
8*
09/7/16 9:21
海とノスタルジア
照留 セレン
自由詩
2*
09/7/16 8:50
地底刑務所の生活
きゃとる
散文(批評...
1
09/7/16 8:36
お母さんの涙
光井 新
散文(批評...
1
09/7/16 5:59
夏群像
小川 葉
自由詩
3
09/7/16 5:56
通り雨
未完
自由詩
5*
09/7/16 5:43
「はい」と「いいえ」と「いいえ」と私。
松元奉久
自由詩
0
09/7/16 3:23
喫茶店で
番田
自由詩
1
09/7/16 2:55
本
〃
自由詩
1
09/7/16 2:55
地球の子
瑠王
自由詩
3*
09/7/16 1:58
(笑)
ポンテク
自由詩
0
09/7/16 1:25
宵
李伍 翔
携帯写真+...
2
09/7/16 1:14
「いぬっころ」
ベンジャミン
自由詩
8*
09/7/16 0:56
寿司屋の生ビール
ふくだわらま...
自由詩
3+
09/7/16 0:41
世界は美しい
アサギ
自由詩
2
09/7/16 0:20
旅立ち、と未熟が吹かしたがる
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
09/7/15 23:44
名前も知らない
アズアミ
自由詩
1
09/7/15 23:39
LETTER
綾瀬たかし
自由詩
0
09/7/15 23:05
独白日記 〜今日の直筆ノートより〜
服部 剛
散文(批評...
4
09/7/15 22:51
Libido/熱帯夜を抱く君の矛盾と妥協
遊佐
自由詩
6*
09/7/15 22:19
さんずい
遊僕民
自由詩
4
09/7/15 20:43
幸せを乗せた黄色いベンチ
〃
自由詩
2
09/7/15 20:41
ウタビト
〃
自由詩
0
09/7/15 20:38
夢の中の手紙
フクスケ
自由詩
0
09/7/15 19:44
草刈り
たもつ
自由詩
7
09/7/15 19:22
大丈夫の確信
Fxxxxx...
短歌
0
09/7/15 19:18
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
4335
4336
4337
4338
4339
4340
4341
4342
4343
4344
4345
4346
4347
4348
4349
4350
4351
4352
4353
4354
4355
4356
4357
4358
4359
加筆訂正:
地球の子
/
瑠王
[09/7/16 10:03]
少し訂正しました。
5.99sec.