さぁ謳い上げろ
拳を掲げて
命の咆哮を
曇り無き眼で見据えろ
鋼の心身で携えろ
口ずさんだなら邂逅
瞳を上げて進め
ほら、手の温もりが伝わるかい?
ほら、高鳴る心音が聴こえ ...
砂の中に手を入れて
指の上に残った一粒の小さな出会い
偶然って不思議だよね
存在すら知らずに過ぎてしまう事が多いのに
僕の前に現れてくれて
感謝しています
何も出来ない僕だけど
君の心の ...
自分は流れていく
何を流れていく ぼんやりと
月日ではないどこだろう
声もないようだ
きっと 言葉は続いていながら
言葉とともにここを思うこともなく
探していた 考えも どこかが
あ ...
公園で遊んで忘れたプラスチックのじょうろを
思い出せる自信がない
あの子を呼ぶ老婆の声
飴かチョコレート(とけかかった)
寒さを感じることなく
料理は鍋のふちに背伸びし
あくを注意 ...
■秋
すべての色を飲み込んで
ただ透明である、秋
■チャイム
夕陽が窓ガラスに映ったとき
風がいつも置き去りにするもの
■図書館
古びた新築の匂いがする
■デジャヴ
...
パキ、パキ
銀杏を剥いている
殻を出刃で叩いてその亀裂に爪を入れる
すると割れる
パキ
固い殻の中から翡翠のような実が見える
実を熱い鍋底に優しくこすりつけてやると ...
ぼくはあなたで
あなたはぼくで
そっくりそのまま
コピーしている
貼りつけている
ぼくの未来にあなたはなる
あなたの未来にぼくはなる
ぼくはあなたで
...
メンデルの裔
夏の夕方あちこちで
咲いていたのはオシロイバナです
長月白い風が立ち
花もこぶりになりました
黄昏時のいろいろを
呼び寄せていた花たちは
八月にはもう種もできてて
一 ...
物の怪同士
協定のようなものでもあったのか
逢魔ヶ刻
午後五時が一つの境のようだった
よくまぁこんな海で
と思うような灰色の海から引き上げて
ぞろぞろ歩きを始める海水浴客たち
海 ...
出会ったときの貴女の笑顔は、白く透き通って、僕の硬い指先が触れたら、壊れてしまいそうでした。空からは粉雪が落ちてきていて、君に似合いだと思ったのを覚えています。
「ねえ、私が壊れても、愛してくれる? ...
まっすぐに生きて行く
それ以上でも
以下でもない
ただ
suki
まっすぐに
{引用=
よせるみちしお
いわばをわたり
にじをみにゆく
まんげつのほお
かりのとぶそら
せなかにくらく
るりいろひかる
}
堅実な日々は
けっして実りがあるわけではなく
ひどい仕打ちを受けることもあるでしょう
ex.
微塵の雨の覚悟を持たぬ日の
折り畳み傘も無い晴れの日に
不意のどしゃぶり
...
揺れてる心
定まらないようで定まっている
進みたい方向はあるのに
躊躇しているだけ
悲しみで染まった心
鋼の扉の中に縮こまった
小さな欠片に形を変える
小さな窓から聞こえる
月 ...
蛍光と極彩が喧嘩をしていまして
それを見ていたパステルがコワいコワいと泣いたそうです
それは昨日のことですから
今はみんな仲良く
パステルを囲んで
いやぁ したたかな子です ...
私の体は
とても小さい
両腕をいっぱい広げて
君を抱きしめる
君の広い背中
君の大きな手
君の優しい声
君の暖かい心
全てが好きで
とてもいとおしくて
私の小さな胸からは
...
夜の公園で座敷を広げ
若者達は楽しげに
互いの盃を、交わしてた。
「あ」
ひとりが真っ赤な顔で立ちあがり
いつのまにか、山間に
ひょっこり顔を出していた
まあるい月 ...
僕じゃない
ゴミじゃない
ころされる感情
広い部屋にポツリ
ひとつ涙ポツリ
金じゃない
夢じゃない
惑わされた感情
すごい嘘ポロ ...
風は強く吹きすぎて退屈
窓を閉じて知った静止状態
想い過ぎてしまわぬように
隣部屋のテレビを許す
クールビューティー
壊してやりたい好奇心
いけないことだよ、と
呟いたその唇を道 ...
渦になり沈んでゆくのが道理なら角砂糖並み甘くない舌
やくそくを違えた貴方がいうのなら間違いはない明日は曇りだ
カーディガンのスナップに似てはじけてとまるあき ...
傾斜20度の下り坂に彼女は被写体を見つけ
あわてて焦点を黒点に合わせたのだった
気道を塞ぐカルキ臭の
真白い
欺き
を
見抜けない
寒空
かがやくものを産み落としたくて
少女は磨 ...
{引用=
思えばまるで体全体が鼓膜で包まれているかのように敏感で危うくて響
きすぎだったのだから詰め寄るとなると耳かきなんてもってのほかでせ
めて綿 ...
別れって
失う事ばかりじゃなくて
得る事だってあるんだね
一人の時に作った土台は
現実で生きる力になった
逃げ場が無かったからね
それは君も実感しただろ?
何も分からないくせに
精一杯 ...
いたい
いたい
きみを想い
描くたび
こわい
こわい
きみの声を
聴くたびに
どうしてこんなにも
寂しいのだろう
きみはわたしの
手の届くところにいるのに
一体どうすれば、
きみはわたしを求 ...
短髪も似合っていると言うあなた笑みを浮かべて罠を仕掛ける
夜聴いたあの音楽に感動しアイスクリーム多めに食べる
誰一人おかえりという声はなく寂しく響くただいまの声
切なさを胸に抱えて眠 ...
目を瞑れば世界 あれが地球
心像を凝視して 風景が見える
内向するベクトルが外界を貫く
つかれてすごい泣きながら
タイミング良く酒井法子が釈放された瞬間をリアルタイムで見てた
横付けされた車に乗り込む彼女を
天から光が射してきて包み込むのを
リポーターたちがあわてて中継し ...
中途半端な
自分自身のため息に
なんだかわらえた
正午まえ
背中の窓に
耳をすませば
いそがしそうな
鳥のこえ
わたしは
いっそう可笑しくなって
シャツのボタンを
...
どうしましょうどうしましょう!
まずなんといっても換気が悪いと思う
息
が詰まりそうだ
この部屋にははだかになった48人の透明人間がいて、もうずっと気まずそうにしている
透明人間には他の ...
ダブルミーンではじまたったこのコトバは童話の中に生きる
俺たちの身体はニュートリノがつらぬく事がいしきできるまでに成長した
姥捨て山ってのは
自給自足のシステムにより生み出された対策で
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
謳い上げるまほろば
漣 風華
自由詩
0
09/9/16 2:01
ありがとう。
加羅
自由詩
1*
09/9/16 1:52
言葉を放って
番田
自由詩
0
09/9/16 0:48
じょうろ
ふるる
自由詩
7
09/9/16 0:43
サヨナラのテーゼ
南波 瑠以
自由詩
27*
09/9/16 0:30
ぎんなん
tutty
自由詩
0
09/9/16 0:04
あなたの未来にぼくはなる
吉岡ペペロ
自由詩
3
09/9/16 0:02
自由詩な葉っぱ緑/メンデルの裔
海里
自由詩
1
09/9/15 23:41
自由詩な葉っぱ緑/海浜百鬼夜行大路
〃
自由詩
1
09/9/15 23:41
桜吹雪
灯兎
散文(批評...
0
09/9/15 23:15
suki
草野大悟
自由詩
1*
09/9/15 23:08
降りくるオラクル
しろう
自由詩
1
09/9/15 22:57
折り畳み傘もない雨降りに想ふ
百瀬朝子
自由詩
4*
09/9/15 22:34
揺れるこころ
りんりん
自由詩
1
09/9/15 22:15
いろいろ
柚木
自由詩
1
09/9/15 21:35
好きな人へ
ミツバチ
自由詩
5*
09/9/15 21:25
お月見の夜
服部 剛
自由詩
3
09/9/15 21:12
社会の時間
海 猫
自由詩
1
09/9/15 21:04
典型的な病
中原 那由多
自由詩
2
09/9/15 20:36
紅茶嫌い
ogawa ...
短歌
1
09/9/15 19:51
人工呼吸
〃
自由詩
4
09/9/15 19:50
ザッツベリーダーリン
〃
自由詩
5*
09/9/15 19:47
必要な別れ
加羅
自由詩
1*
09/9/15 19:14
見えない
eagle
携帯写真+...
1
09/9/15 18:48
短髪
夏川ゆう
短歌
2
09/9/15 18:28
内向の果て
アハウ
俳句
3*
09/9/15 16:49
酒井法子
モリマサ公
自由詩
9
09/9/15 14:53
雲の運びかた
千波 一也
自由詩
4*
09/9/15 14:47
密室恋愛相談
さわ田マヨネ
自由詩
2
09/9/15 13:19
ポストチルドレン
モリマサ公
自由詩
5
09/9/15 12:17
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
4335
4336
4337
4338
加筆訂正:
紅茶嫌い
/
ogawa hana
[09/9/15 19:54]
2007.10.6のものを再掲しました
人工呼吸
/
ogawa hana
[09/9/15 19:50]
2008.11.3のものを再掲しました
ザッツベリーダーリン
/
ogawa hana
[09/9/15 19:48]
2008.2.7のものを再掲しました
急
/
長谷川智子
[09/9/15 15:51]
改行追加してみました
6.02sec.