電灯をつけっぱなしで寝てしまい

朝目覚めるとやけに明るい部屋の中

ちょっと前何かを落としたけれど何かがわからなかった



ベットを下、テーブルの下、本棚の下

くねって探して ...
あなたの事を考えていた
1時間半に1回ある5分休憩は
いつしかあの人の事を考えるようになりました

全て記憶頼りで
あの人の目や手を思い出して
1畳程の休憩室のパイプ椅子に座り
タバコに ...
 人が生きると言うことは、生命を維持し、その上での行動、選択の連続した作業をすることだ。
 その過程で様様な精神的経験、超個人的経験と経て、その後の行動規範を作っていく。
 文化や社会、周りの環境 ...
彼女の肌は死んだように白く青い
柔らかい胸とぬるい舌に俺が愛してるという証を
それが彼女にとって苦痛だとしても構わない

幾ら殺されても俺はやめないよ
だって愛しいのだから
こんなにも思わ ...
いったい
わからないけれど
パリでは革命軍の血祭りに上げられよう
僕はフランスのガイドをめくった



ポンピドーセンターで
マティスの絵を見て
エッフェル塔を見ながら
子供 ...
ようやく宿を見つけた翌朝
僕は早々にホテルをチェックアウトした
キャスターを転がしながら
マルセイユ駅の中に入る

機械に予約してきた番号を入れても動作しなかったので
駅員のいるカウン ...
日が暮れた
夜は歩かぬほうがよい

木が密になる
木が蜜になる
枝葉根幹にくすぐられ
心は山に押し込められる
たまらず虫を踏みつけた
甘い臭いに蓋をするべき

林は濃厚な闇になる
...
 『悲鳴をあげる身体』(鷲田清一著・PHP新書)の中に、ここ1ヶ月ほどピアッシング、体、痛みについて考えていた私をはっとさせた記述がある。


   「そのような錯綜した身体状況の背後にあるの ...
 ただ、私がいた。
 ただ、痛い心があった。ただ、体があった。それしかなかった。
 そして、何故かしら、どうしても、体に、痛みが必要だった。



 4番目から6番目のピアスは、 ...
あなたが始めたわたしを
あなたが終わらせてくれる。と
どこかわかっているわたしの夜は
静かだ


夏よ、あなたが
夜に満ちているよ
夜にこそ誰にも触れられずに
(ひそ ...
こんなにも世界は柔らかく
日差しが踊り髪を彩り
わたしは日傘をさして笑います


わたしは死にかけた花のよう
世界を眺めるだけのものなのです
摘まれるその日を待っていた

...
愛するために負った傷なら、
私は、それすら愛せるから。
私は人形です
私は人形です
私は人形です

仰向けなら天井を見つめます
横向きなら壁を見つめます
口をひらくことはできますが
声を発することはできません
喜ぶことはありませんが
悲し ...
瞑想したのちに
色を忘れたなら
溶け入ったあたしの声はどれほどか、
微かに耳には残ったでしょうか?

揺れた水面に鈍い波紋が渡った直後
凋落したあたしの台詞は

何故 出会ったので ...
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ...
たった一つ欲しいといいながら すべて腕で囲って
何にも要らないと叫びながら 手のひらに握りしめていた

こんなこと言うと笑われるんだろうか
抱きしめながら壊して笑いながら泣いて吐いた
毎日が ...
人に馬鹿にされ
甘んじて馬鹿です。
と答える。
しかし人は死なせない。

勉強をする。
自分の得意分野。
お客様の幸せを考える。
できる事はなんでもする。

命、健康がかかっている ...
満月が
昴と
手をつないで
一晩中
コスモスを散歩する夜
狼男は
大潮の海で
赤い月を抱きしめている
赤い月は
狼男の蒼い心臓を
やさしく撫でながら
たゆとうように微笑んで
そ ...
美しい歌声が嘘を残して海に散る。
そんな憧憬をすぐに蹴散らす僕の耳。

悲しみの表面には君の笑顔が映らないように、
僕の涙の成分はすべて君への憎しみで出来ていて、
もう空に昇るのは雨の支配し ...
待ってろよ もう少し待ってろよ
お前の世界を一瞬で変えるような
言葉を持っていくから待ってろよ
生きてろよ とりあえず生きてろよ
お前の肩の力が思いっきり抜けるような
最高の一発ギャグを持っ ...
固有名詞が形容詞が
動詞が助詞が
馬鹿が食い物が
何がならんが
並ばんが

よく動くが
眼球が

真冬が
真冬が
来ようが
来まいが

死ね

...
わける血のない石くれ
落ちるものは流れ
焼けたものは渇き
散ったものは滑り
登ったものは尽きる

かざした手からそっと
見続ける月の こうこうと湧く光り
だしてくれとどこかで
牙をむ ...
ある人の足音が
突然聞こえなくなりました
スリッパの
ぱたぱた、という
少し孤独な



それからというもの
わたしは
主のいなくなった
スリッパを
齧っては吐き出し
齧っ ...
平べったい空は
広すぎるキャンバス
遠すぎて届かない空を描くのは
風の気まぐれと星々のルール
空の下の僕らは
眺めるしかない
僕らに許されているのは
気に入った絵はがきを ...
いつもの駅で君と待ち合わせた
フェンス越しの空はかすかに春の色
明け方のホームはやけに静かで
寂れたベンチに腰掛け電車を待っていた

君が振り返らずに歩いていけるように
余計なこ ...
傍観してる俯瞰のカメラ
鈍感な市民は気付かない
共感してるイメージは全部
本当は全部作り物さ

考えてみてよ 言うほど世界はそんなに汚いのかい?
考えてみてよ 言うほど人間はそん ...
朝な夕なに
透きとおった四次元を開きながら
舞い降りてくる 
あさぎいろのかぜははげしい
...
誰かが
呼んでいる
「おれを撮ってくれ」
写真を撮っていて
そう聞こえることがある
その時
共振するように
シャッターをきる
撮すではなく
写っている写真が
そこにある
つまらないことを
ひとつずつ重ねて

積み上がったところで
オーブンで焼いた

不満と愚痴を挟んだパイは
意外と良い出来栄えだった

ナイフを入れて切り分け
フォークを突き刺して
...
 白い鳥たちが白い空に飛び立って消えてしまった。 少年は赤いリボンにくるまれたプレゼントを抱えて空を見上げている。 赤いリボンは見えない風にさらわれて、白い空に舞い上がった。

 夕暮れの暖かい光 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
リモコンから始まる朝yoyo自由詩109/8/8 7:34
媚薬くゆら自由詩109/8/8 4:13
孤独山崎 風雅散文(批評...209/8/8 3:28
喘ぎ愛の嗚咽自由詩009/8/8 3:09
パリではいったい番田 自由詩009/8/8 2:20
エスプレッソ自由詩009/8/8 2:20
月夜甘露木屋 亞万自由詩1*09/8/8 2:03
身体の海【5/6】自由に、自由をA道化散文(批評...009/8/8 1:39
身体の海【4/6】輪郭、輪郭、輪郭、散文(批評...109/8/8 1:38
甲虫の沈黙自由詩709/8/8 1:36
夏の贖罪ロリータ℃。自由詩409/8/8 1:22
犠牲邦秋自由詩0*09/8/8 0:52
ゆでたまご自由詩009/8/8 0:51
azureひめり自由詩109/8/8 0:17
グッバイグッバイグッバイこめ自由詩2009/8/8 0:15
日々湖月自由詩309/8/8 0:06
人に馬鹿と言われてペポパンプ自由詩3*09/8/8 0:01
狼男の赤い月草野大悟自由詩109/8/7 23:49
海嘯ジャイコ自由詩2*09/8/7 23:42
本気の冗談新守山ダダマ自由詩609/8/7 23:41
余りに腐女子的なzihan自由詩0*09/8/7 22:40
じゃり砂木自由詩7*09/8/7 22:32
足音小原あき自由詩4*09/8/7 22:30
空のミュージアム遊僕民自由詩009/8/7 22:19
前橋駅1486 1...自由詩0*09/8/7 21:36
BYSTANDER自由詩0*09/8/7 21:14
ゆがんだ星のうえでは信天翁自由詩109/8/7 20:56
写真フクスケ自由詩109/8/7 20:55
認識未完自由詩9*09/8/7 20:46
けーきのひ。志賀羽音自由詩309/8/7 20:31

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