きみをのせているシートは
みどりいろの
初夏が青々として
もしくは はんとうめいの
生はるまき
包むライスペーパーのよう
じかんのベルトコンベア
同じむきにしか
すすまないけど ...
{引用=
星空から
あなたは振り返る
貴女はふりかえる
ともしびに重なる微笑み
細い指先
星座へと続く階梯は
途絶えたまま
この小雨のように ...
各々が異界へと行く書を携えて
書を取ると旅始まるだろう 今 ここで
長い夢の中で 秋分を迎える
シルクのパジャマ着て 木星周回軌道へ
重力を打ち消すような秋の陽 ...
ハタチとか
もっと先だと思ってた
どうしよさらばティーンエイジ
陽炎を踏み越え君は手を振って、あちら側へと行ってしまった
家じゅうを掻きまわしつつ探したが、あの日の記憶が見つかりません
路傍にはいつも死骸が落ちている、人かも知れぬ、見ない振りす ...
ペットを飼うとはどういうことなのだろう
人間以外の生き物と一緒に住むということ
なぜ?
癒し?
嗜好?
ペットを飼うとはどういうことなのだろう
人は人によって癒されるべきではないのか
...
広場の端まで届く大声を出せ
ボリュームを上げろ
それでもまっすぐ伝えられない
鏡の像のように 歪んだまま
空を漂うカプセルレター
望遠鏡から顔を上げて
何を見てるんだ
高い所から ...
この題で,この文章を執筆しようと思い立って、ペンを取り上げたのはさっきだ。この小説は私たち夫婦とクリスチャンの仲間たちが主人公である。特殊な社会がそしてやはり平凡な人間 ...
そんなに難しい事でもないんよ
例えば林檎
本当は色がない
ある波長の光を反射して
目が勝手に赤と見るんだ
色彩学な友人がそう言う
私はただうんうんと頷く
そんなに難しい事でもないんよ ...
秋のある場所に走っていって
風は勇気のありかを知っている
冷めはじめた空気を味見する
終わりなんてないんだ
広がり続ける赤いカーペットの上で
コインの光に洗脳されて
朝なんてないんだ
閉じ込められたぬいぐるみは
ミラーボールのぐるぐるを眺め続けて
親なんてないんだ
...
13歳冬休み
石油ストーブの温もりで
まどろんでいた
こらから何が始まる?
いつから始まったんだろう
気付けば恋や仕事にのめりこみ
混線した人・世の弦に
張 ...
言葉ではない仕草
景色を眺めた貴方は
その判別を迫られ
男と女とが別れた
それを見た私は
白紙の上に呼び戻し
無理矢理に舞わせ
飽きるに任せた
別れとは終わり
永久に心中は
...
お帰りなさい
お疲れでしょう
揺り椅子にでもおかけになって
紅茶でもいかがでしょう
お下げを{ルビ解=ほど}いて
ブーツを脱いで
銃を置いたらいかがでしょう
母親らしくなんて
似つ ...
よるのそこにはやわらかなひかりがしづんでいる。
ひかりのまわりのよるはあさをはらんでにごる。
わたしのめはひるのひかりににごり、よるのやみにせをむける。
ほつほつとひろがってた ...
君と丸いテーブルで食事をとる。
周りを子供がくるくる回る。
君と丸いテーブルで食事をとる。
子供たちの服がゆらゆら揺れた。
ひらひらひらめいた。
昔はこうやって遊んだ。
口に含 ...
私顔が汚いって
AV女優みたいな顔してるって
「どういう意味」
「どういう意味、というかとりあえず褒めてはない」
「何それなんかむかつく」
神様、佐々木クンはひどいことを言うんです
神 ...
僕は思うことをどこまでも折り返して書き連ねてみる。文章は続いていくのだ、太く長く続いていくことだろう。白いそこに巻き取られることなく。けれどトイレットペーパーのようにそれが何らかの文章になっているかど ...
ひとりここには誰もいない
思いながら 僕は
詩作をやめている 暗い僕は
日々を手に そうたやすくはないから
いつも挫折しそうになる 詩作はそして苦悩する
楽しみの詩作は 黄色さだ
誰 ...
海で
水死体のことを
恵比寿様とも言いました
福の神です
魚を連れて来てくれるものでもあるので
寄る辺なき旅
標べなき旅
ネット詩海における
{ルビ人工漁礁=プラットホーム}として ...
ああ おれはこわれた
二丁目の角で
月見うどんすする スーン
鉄格子のなかから するどいめだま
おりまげたひざのうらには ぶっとい静脈
にわとりのしずく
...
彼女はブランコがお好き
路地裏に佇む溜まり風や
お向かいさんの飼い猫に
思いを馳せている、毎日
思いついた恥ずかしい台詞を
口癖のように好き勝手呟いて
...
ながいあいだ 知らずにいた
きっと知らずにいたくて、知らないふり
大学を卒業しても 仕事に糧をえても 結婚しても
ずっと、そこに扉があったなんて、
そのことすらも 気づかずにいた
わたしは ...
純白に耀く 胡蝶蘭たち
由夢、ゆめ、さらにゆめ
楽園に捧げる最高の想い
奇跡起きれと祈り続ける
桜咲く愛の未来へ
前の席の隙間から
窓に寄りかかる肩と長い後ろ髪
窓の肘掛けに肘を曲げて置いている
耳にイヤホン
頭で軽くリズム
外を覗く時見えた横顔
口の中にガム
顎でもリズム
隙間か ...
太陽が
沈むまで
君のために祈ろう
あと40゜
君に祈るのに
残された時間は
あと40゜
君は
死ぬのかもしれない
それとも
ただ
立ち去ってしまう
のかもしれないし
...
ねぇマサユキ
あたしを抱いてよ
傷だらけの
体をかわいいと言って
あたしねあなたが嫌いなの
嘘つきだし
遊ばれてるのに
気づかないなんて
本当にバカね
気だるい夜に
ベッドに寝 ...
* adenine *
墨色に溶かされたあなたの体が、
ここでは美化されて壁に飾ってありました。
両の腕は二重螺旋の鎖でしっかりと繋がれていて、
アデニンの色に染まった空が少し ...
真昼の頂点に、輝く水飛沫があがり、影のない一瞬 私は
ぽかんと口を開けて、天頂を見る、ヤブ睨みをする
不機嫌だった幼児も、相貌を崩し 笑い出す
はしゃぎだした子供たちに大人たちはお手上げ
だけ ...
いつのまにか
降り出した雨も止み
遠くでそっと光る虹
前にも見たはずなのにあの頃とは違う
行き先を決めず借りた車で走り出す
丘の上にひっそりとたたずむ小さなカフェ
蒸気の音と香り立つコーヒ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
9月の時間
唐草フウ
自由詩
3*
09/9/7 17:44
夜の頁
まどろむ海月
自由詩
3*
09/9/7 17:06
雑詠10句
アハウ
俳句
4*
09/9/7 16:23
時の流れはきら星のよう
つゆ
短歌
2*
09/9/7 15:38
kill time.
吉田ぐんじょ...
短歌
12
09/9/7 15:24
ペットを飼う
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4+
09/9/7 13:19
みかん型の真実
小林 柳
自由詩
2*
09/9/7 11:25
愛と真実(1)
生田 稔
散文(批評...
1
09/9/7 11:11
無学の飛翔
テシノ
自由詩
4*
09/9/7 10:40
秋のために
アハウ
俳句
4*
09/9/7 9:38
悲しいのは俺のほう
みぞるる
自由詩
1*
09/9/7 9:36
13歳まどろみへ
snowwo...
自由詩
2
09/9/7 4:25
秋から冬へ
zihan
自由詩
1*
09/9/7 3:09
ドーラの休日
瑠王
自由詩
1*
09/9/7 2:46
7階より
昧
自由詩
3
09/9/7 2:37
円卓はね、青かったの。
点子
自由詩
4
09/9/7 2:24
THE END OF THE WORLD
ゆりあ
自由詩
3*
09/9/7 2:14
僕のある日の過去
番田
自由詩
0
09/9/7 2:05
誰もいない街には
〃
自由詩
0
09/9/7 2:04
傀儡使い師たち/聞き菊
海里
自由詩
1
09/9/7 1:43
にわとりのしずく
カンチェルス...
自由詩
4
09/9/7 1:37
少女B
山中 烏流
自由詩
2*
09/9/7 1:30
やさしい扉
月乃助
自由詩
3*
09/9/7 1:01
ユメ、ゆめ、由夢(ユメ)
ジョン ユッ...
自由詩
1*
09/9/7 0:56
これから起こる開戦前の理由
酸素の枷
自由詩
1
09/9/7 0:27
40゜
瑠王
自由詩
5*
09/9/6 23:54
あるOLの話
ミツバチ
自由詩
1*
09/9/6 23:48
Deoxyribo Nucleic Acid
ジャイコ
自由詩
2*
09/9/6 22:59
LOOK/LISTEN/FEEL
within
自由詩
9*
09/9/6 22:37
虹
ちぃ
自由詩
5
09/9/6 21:33
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
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4333
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4335
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4341
4342
4343
4344
4345
4346
4347
4348
4349
8.08sec.