誰かが言った
真っ赤な夕焼け空を見上げて
すごいなこりゃ
天変地異でも来るのかな
明日は地球滅亡するね

子供は走って家へと急ぐ
筆箱カタカタすっ飛んでいく体操着袋
慌てて拾ってまた駆 ...
利用される側の私がぐっすり寝たふりをした中二人の若い男女は水音を部屋に響かせた

筋肉がもう限界だ
でも起きていることがバレたら終わり
眠いのに、こんな姿勢じゃ眠れない
二日酔いの吐き気が酷 ...
朝 居室に入ったら
大きな声で おはよう
それだけで 一日の関係が和らぐ

昼 ひと段落着いたら
見渡すように 飯行きませんか
それだけで 休み時間が温まる

出張にいったら お土産を ...
ごめんなさい
私の存在など忘れて下さい
お願いします

私を見ないで
私に話しかけないで
私を認識しないで

このままだと私は私でいられなくなりそう

お願いします ...
さよなら さよなら
僕はさよならします

彼は手を振って
去っていった

追いかけるの?
追いかけないの?

私は
私をみつめていた

見捨てたんじゃない
嫌いになったんじゃ ...
いつのまにか消えてしまったいくつかのことの、そのどれかを鏡の隙間に見つけてしまい

それは私じゃない

もう違う

ここもあと少しで

堕ちる、大切にしていた

どうせ朽ちるの ...
なんだって1万時間もやれば
その道のプロになれるもんだって
アメリカの誰かが言ってたっけ

ジョブスだってビル・ゲイツだって
モーツァルトだって
プログラミングやら作曲やら
始めたときは ...

明け方近くに咲く花をキスマークと名づけた
女の子の秘密を隠す紐は痕を残す。なまめかしく。


お酒を飲んだ赤ん坊が含んだ母親のたらちね
鈴の音が鳴り止まないのは赤ん坊の口内から脱 ...
ケータイで
挟んで潰したカナブンの
そのおやを持つこの気持ち
おいで
ほら、
ここだ

ちかくに
音無し瀧がおち、
とおくで
水晶のぶつかる音のする
あの、
ふたりの隠れ家だ


歯ぎしりしながら
霧のなかを
微笑むあなたの
はじけ ...
 
見ていたいのは夕焼けとか朝焼けとか霜焼けとか日焼けとかニューヨークのマンホールガールズとか死に際のマシュマロです。

愛してるなんて恥ずかしくて言えたもんじゃないんだって笑いながら愛してる愛 ...
今日は神様がパウロに手紙を渡した日

B組のあの娘が自殺した日

雨の降りそうな灰色の空
不吉な予感はいつだって美しい
嘘の祝福の鐘が頭の中に鳴り響く
急いで
羊神の弟子が追ってきてる ...
いつの間にか冷めたスープ
食べられなくはないけれど
温め直して飲みたくはない

いつになく不機嫌な声で
悪態をつく君の顔は
ここからじゃ見えないから
うなだれることもできない

僕は ...
心待った家路の果てに
ゴールデン・プラムの たわわな枝の
くちびるを這わす 実は あまく 
ちっぽけなあたしを待っていて くれる

鳥たちを 楽しませないために
そう ジャムにしよ ...
きみはわたしを見ると
いじわるばかりを言うので
わたしはきみを見ると
いつも動揺してしまうの

でもときどき
わたしの目をさっと捕らえて
きみの目じりがシワを刻むので
わたしはさらに動 ...
朝顔や木星金星西東

朝顔や木星遥か西の空

朝顔や金星親しく明けの明星

オリオンは薄れ金星残り星

夏が去る立ち去り際にざりがにつぶやく

声高くその蜩の錬金術師

リラの ...
赤い月が見てる
私の背中を
じっと見てる
後ろめたさの滲む背中を
突き抜けて
隠した本音を
見透かしている

君たちの笑顔を飲み込んで
今日も私は
死んでいきます

真実はいつ ...
からからに吹いた笛のさきに
荒地と耕地が立ちすくんでいる
とまれ ベドウィンが考えるのはただ
昨日牛を売らなくてもよかった という
後悔に似て非なる かん/そうでしかない

聞いたことのな ...
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた

ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚さに惹かれた空の
答えのない 問いかけだったのだろう

いくつも落ちてくる雨粒

空から僕 ...
夏の終わりも
あのひとの面影も
消えゆく

こんな
ちっぽけで
ささいな存在でも

神様を信じよう
恐る恐る

生きることを
諦めてしまわないように
ともだちと
ばか騒ぎ

たのしいなぁ

こんなに笑ったのひさしぶり


けど

うちに帰ったら

…ふぅ

すごい
肩がこってる
ひとり雨宿りです

赤い花が土蔵の横で
それと
桜の枝が薄墨の僕に重なります

やわらかな空は髪をつまんで
小さな歌と
如雨露のような雨粒で
この気ままな世界に居すわりました

...
.
i am a girl


中途半端に背伸びを繰り返して
落っことしたものはなんだい
多分 あなたよりは美しいもの
そんなもの
いつかは忘れてしまうから

知らない間 ...
私たちは
眩暈がするような速度で
転がり続けなければならない

変化すること
それが何よりも重要で
変わらなければ私たちは衰退する

そんな強迫観念に
いつの間に囚われてしまったのか ...
……なな〜つ、
   や〜っつ、
    ここの〜つ、とお〜
 
どこに隠れようとも
ひとたび
目をひらけば
あたしは 心のいやしい 鬼 
だ から
ようしゃは しない 
 
銀 ...
9/4は土星を水平に観たから
環が消えてしまってどうだか
にやりと頬緩める絵空事だとか
自分と土星を見比べないでくれ



手のひらの上
いつもなんとかやりくりして
消滅でも消 ...
浴室で三角座り
シャワーに打たれ続けながら
冷蔵庫からとりだしたばかりの水を
ごくごく ごくごく
やむことなく飲み続けている
目を閉じることなく
一心に濡れながら
渇きを潤しては放出し
このままこのま ...
遠ざかるものよりも
進むものでありたい

あなたに向かい

深夜
雨に濡れた肩を抱く
あなたの手のぬくもりが
この背中に焼きついて離れない

赤い痛みが沁みていく

離れていて ...
夕焼け空
西の肌が赤く爛れてた

何もやってなくて
何か感じてる
この空虚感も
feel の一部

踏まれても
曲げられても
伸ばされても
平気だった
傍観者だから

そん ...
(終わる世界、)


(青い鳥が空へと流れた、)


ようすいに集まった子供は暗くなるまえに家に帰る
こころのかたち、人のかたち、
雪を知らないアマリリスを神さまと見間違えたと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
頼もしい救世主テシノ自由詩5*09/9/13 7:21
天使の居ない夜ゆりあ自由詩2*09/9/13 5:11
挨拶短角牛自由詩109/9/13 3:46
むだい自由詩009/9/13 3:06
さよならツキミサキ自由詩109/9/13 2:42
震える猫のひたい撫...自由詩109/9/13 2:05
いちまんじかん水中原動機自由詩1*09/9/13 1:55
創書日和「紅」 じゅう。ゆるこ自由詩509/9/13 1:09
二つ折りサトタロ短歌109/9/13 1:06
ランチスポット草野大悟自由詩1*09/9/13 0:51
絶望は腐らないミラクルアップルパイわだち彩子自由詩209/9/13 0:41
LOST GIRLゆりあ自由詩5*09/9/13 0:38
冷めたスープ葛西曹達自由詩209/9/13 0:33
golden plums/家路月乃助自由詩9*09/9/13 0:31
なきがらまぁや自由詩109/9/13 0:00
八月のオリオン小池房枝俳句3*09/9/12 23:57
赤い月ミツバチ自由詩5*09/9/12 23:29
竦みあがった鉄塔KETIPA自由詩309/9/12 22:22
雨の一滴小林 柳自由詩3*09/9/12 21:45
何もない秋の空に風音携帯写真+...209/9/12 20:55
ともだちとあそんだ日cass自由詩3*09/9/12 19:48
電灯の影しべ自由詩309/9/12 17:29
思春期より笹子ゆら自由詩4*09/9/12 16:10
加速し続ける世界kauzak自由詩10*09/9/12 14:45
「かくれんぼ」(妹)月乃助自由詩6*09/9/12 14:27
「手のひらの上、土星の環っかが消失した日」Leaf自由詩0*09/9/12 14:22
浴室にて夢みる、水溶性あぐり自由詩6*09/9/12 13:25
『背中』あおい満月自由詩6*09/9/12 13:05
コールタールリタ。自由詩109/9/12 11:16
世界の中心でアイを叫んだけものe.mei自由詩22*09/9/12 10:02

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