雲から降下してみたけどパラシュートが開かないよ

だいすきだった人形を捨て 騒がしい街にさよなら
必死の両手も振りほどき
過去の夢には 泣いてすがって

霧の兆しに合図する手を排ガスに感染 ...
子宮にピストルを撃つ爆弾撤去
産みたくないなら爆弾だ



子宮なら母体は助かるだろう
私は生きたい



愛の無い 愛の無い ああ 愛の無い



「保体で習ったろ?」 ...
    

 草叢に横たわっていると、朝の草露がわたしの頬に滴り落ち、がらんどうの身体は血も通ってないのにどくんどくんと脈を打っている。
「そんなところにいては寒いだろう」
と父さんがわたしを ...
笑えばいいじゃない!他人じゃなくて自分のことを!

帰宅したら猫がまとわりつく以下、
猫しかまとわりつかない

愛されコーデを選ぶ時点で愛されている

咥え煙草と言葉遣い、ギャル見てあら ...
くるくる回る青い眼の操り人形
甘い甘い甘過ぎるお菓子をどうぞ  
子供を見つけては風船を渡している背の高い紳士
誰よりも腕の筋肉が太い男
春の鳥によく似た声で歌う女
音楽だけが聴こえてきて
...
ステキ女子 コロッケ食べてもステキ女子(ホタルノヒカリより)


その日から効く
マジですぐにお願い頼むよコンバット


6ヶ月を目安におとりかえいただくと、より安定した効果が継続 ...
 オムライスの中には隠し味が入っている

 ケチャップライスに ころころチキンと 色とりどりのミックスベジタブル
 ふわふわ卵には 少しの砂糖が混ざり 真っ赤なケチャップがくねくねしている
  ...
雨のむこうから
無造作に青空
緑のつややかな木立の陰から
ほら 少年たちが
幾重にも幾重にも生まれてくるよ
君の髪を肩をすべるように
きらきら きらきら
光たちが降りこぼれるよ

逃 ...
この頃のぼくは、
紅茶をストレートでは飲めないけれど、ココアは何だか甘すぎて。

真夜中のトイレットは怖いけれど、昼間の父親は何だか嫌い。


灰色のどぶ鼠。
白じゃないけど、黒じゃ ...
白日や影踏むほどに湧き上がる


影なくし抜けた前歯に葉の緑


重力を凌いで昇る木の反逆


何一つ欠けてはならぬ我影なき故


透き通る腕で傾げる日傘なり


ミゾオ ...
 おもわず空を仰ぎ見た。
 
 あたしを覗いてたのは、おもいきり金色をした半分のまる。
 
 機械の動く音とともに、やさしいこえ
 
 ふりむけばおおきな闇がぽっかりと僕を待つ ...
資格があるとか
ないとか
そんなこと、ほんとうはだれにもわからないもの。
 
あたしはやっぱり、じぶんがいちばんなにんげんで
まだまだ、他人のために生きるなんてこと考えられもしない ...
夏の旅行
曇り空やや早き朝木々青くバスは始動す旅の始まり

湖が見え湯島の里をすぎゆきて日輪おぼろ竹林をすぐ

思いおり目をあげてみる広々とせる緑目に見ゆ

見渡せば心広く広き川緑は ...
薄い雲が空から細かな雨を降らせている
明け方の曇り空の表情はあと二時間ほど経過したとしても
さして変わりはしないだろう

彼は窓を開けて煙草を吸う
二階の部屋であったが小高い丘に家が位置する ...
 
 
このお話の続きです
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=123535



今年も自動販売機の季節がやってきた
きんきんに冷えた飲み物を ...
感じ考えながら河原に立てば
疲れ切っている僕の
飛行場にでも向かいたい気分で
アルゼンチンのワインも とてもおいしい

それにブラジルはどうだろうと
イラクの紛争地域は 大丈夫か
みんな ...
憂鬱が僕を通り越していく
冷たい風が吹いていて夏の優しさと
優しかった冬の優しさを思って 誰かのことも
遠くに 知らないままに 飲んだくれていたみたいだった

プールを子供がはしゃいでいる  ...
少年は行くあてもなくふらふらと街を彷徨う。

初夏の陽射しの中、陽炎が揺らぐ。
気づけば辺りに人はなく、見知らぬ坂を登っている。
街のざわめきも、あれほどうるさい蝉の鳴き声も聞こえない。
...
 少女の胸をノックする
 自分の胸をノックする
 聞こえるのは日付と曜日
 それもよくわからない

 18月緑曜日
 25月五目曜日
 116月アイロン曜日

 (太陽ふ ...
雪なのか
塩なのか

雪なのか
塩の固まりなのか
降ってくる
ぶつかり合う
不明瞭な
界面は
混じり合うことなく
ぶつかり合い
共に
音なく
砕け
一つになり
砕け
混 ...
そゑ、忍び
常に陰ながら
輝き、

、憧れ
常にさり気無く
包み込む

月光の完結

けれど、真っすぐで
温かさを忘れない
そんな

向月葵のような花に
私はなりたい
名前は?
いちおうクサノダイゴという記号はある。

住所は?
あの空のむこう。

歳は?
知らない。

仕事は?
ささくれ屋本舗

ん??
心も体もぼろぼろに壊れてゆく職業
...
空は灰色あたしの心は黒と青の混ざった澄んだ群青色

キリストは人類の罪を背負って十字架に張り付けられた

兄は私の服を乱暴に脱がし水色の下着一枚だけ残して「ほら、神にお前の体を捧げろ。毎日祈る ...
梅雨明けを待たずに
梅雨が明けてからも
炎天あとでの涙雷はうれしい
雨はもちろん降ったりやんだり

井戸の中の25mプール
水蒸気の世界樹が立ち昇る
嵐の神の雷雲マドラー
垂直さ地球新 ...
 もう、行かねえよ
 っていつも言う。
 意味なんて無いから
 何回だって言える。

 怖くないよ。
 知っているから。
 あなたとあたしと、せかい
 これから、どうなるか。

...
一体どんな違いがあるのだろう? 
夏日の照りつけるアスファルトの上 
ゆらゆらと 
{ルビ陽炎=かげろう}になって今日の食物を探す 
あの家のない人と 

駅の構内に日がな坐り 
10円 ...
 真実という字全体にニンベンをつけて、
 あまった勢いで。
 どんなスプーンよりも
 甘いささやきよりも、深く、えぐって。
 そのささやかな穴に、
 あたしのまんなかに空いた、へこんだ乳 ...
「見て、B-29よ。」

一九四五年のある夏の日、
私の頭上にあるのは夢でも希望でもなく
死神の翼でした。

終戦間近、戦火を免れ長閑さの残る片田舎の少女だった私に
戦闘機の名前など区別 ...
生きるも地獄
死んでも地獄
辛いだけの世の中を
思いのままに駆けてみて
精一杯に生きてみて
やるだけやったら
その後は
野に首(こうべ)を垂らして
大地を枕の
野垂れ死に

野に ...
何処から枯れて往くのか
それは末端と相場は決まつているのか

箍が外れたような浮揚感
霊長類かどうかを計るのか

俺を司る心体の両軸
その片一方のちぇえんが外れた

23個の頭蓋骨の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
パラララララ…北街かな自由詩509/7/27 14:42
色男よ、こめかみを撃て山内緋呂子俳句609/7/27 14:29
幻人形within散文(批評...309/7/27 14:13
フランス婚山内緋呂子俳句109/7/27 13:23
回転芝居薬指自由詩3*09/7/27 13:23
池袋主婦山内緋呂子俳句309/7/27 13:21
オムライスの中には隠し味が入っている志賀羽音自由詩209/7/27 11:56
真夏がはじまる塔野夏子自由詩6*09/7/27 11:25
ネバーランドの溝にて、かなた蒼空自由詩609/7/27 10:15
推敲編 日傘の影アハウ俳句309/7/27 9:25
下弦の月mayuki自由詩309/7/27 8:56
しかくく。カタス自由詩309/7/27 8:52
夏の旅生田 稔短歌009/7/27 8:28
或る朝のまなざし熊野とろろ自由詩2*09/7/27 6:16
再会〜それから小川 葉自由詩109/7/27 5:00
河原で番田 自由詩009/7/27 3:54
失業自由詩009/7/27 3:54
輪廻コノハナ自由詩109/7/27 3:20
A月B日たましいあげるヨルノテガム自由詩309/7/27 2:12
フェリー北村 守通自由詩5*09/7/27 2:07
向月葵-ツクマワリ-夜恋自由詩109/7/27 1:32
海辺の風景草野大悟自由詩2*09/7/26 23:37
神は檸檬の匂いがする(完全なるフィクション)ゆりあ自由詩109/7/26 22:51
短冊と落とし文月/雨に宿るものたち、雨を宿すものたち海里自由詩109/7/26 22:46
クラムニOhatu自由詩009/7/26 22:44
ただようひと 服部 剛自由詩509/7/26 22:42
リームバOhatu自由詩109/7/26 22:30
「B-29は頭上を通り過ぎていきました。」〜祖母の記憶夏嶋 真子自由詩31*09/7/26 21:44
月が見守る大地の中に奈々自由詩609/7/26 21:02
『ズ骸骨 躍ル 戯ケ』Leaf自由詩0*09/7/26 20:33

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