消したくなかった
あの時の
インクのしみ
今でも 変わらない
ロイヤル・ブルー
何を書いたの
忘れてしまったけど
しみを見ていると
薄い紙の上を走る
ペンの音が
よみがえる
いつ ...
心に優しく そして 人に優しく
やわらかくなろうよ
今日も笑顔に花が咲く
太陽 そして 青い空 白い雲 緑の大地
広大な海のように澄み渡り
ゆっくりと からだをのばそう
深呼吸しながら
のびのびと の ...
わたしのちっぽけな思いなんて

秋の空にずいぶん前に溶けた


めまいがする

肩を抱いて

支えてくれる


そんなひとさえ振り切って

強くなれる

強くなれる ...
ハ。ロー。意識。意思。を。保って、いる?消え、た。流れ。製氷器、に。製氷器、を。埋め、尽くして。て。分断、される。雫。1つ。もう流れではない。固まり。塊。塊と、いう字。は。どうして。魂、と、似 ... ハ、ロー。ハ、ロー。現在、は午前1時。僕の心の灰の水の心は、相も変わらず流れ続けている。目は慣れた。白蛇、だけを、認識していた目、に。90度曲がった部屋、の様子が浮かび上がってくる。背中の他所 ... まほらの幻影を見て
自我を誰かに押し付けて
僕は僕に酔うのです


君が僕を裏切ることも
許容範囲内だったはずなのに
ひとりぼっちになることも
覚悟していたはずなのに


突きつ ...
彼の帰りに、お見送りします
玄関先には
私の部屋の灯りだけがか薄く見
えるだけ


ほんのすこし自転車を漕ぐと
すぐに彼の姿は暗く消えてしま
います

しばらくしてブレーキの音がす ...
秋の風がふとく吹いた

東京のしたの方に台風はあった

商店街は黄金いろで

人間の顔をしたひとびとが

ふとい風に吹かれて

黄金いろになじんでいるのだった


親を大切に ...
炎に包まれ酸欠しそうな戦場の中で
無言の子供の瞳に映った
焼け跡で繰り広げられる争い
人が殺されてく瞬間…

2001年9月11日、アフガンがアメリカに戦争を仕掛けた

石油問題を巡り、ビンラディン率 ...
殺される前に殺せ
ほんとにやるのか
やわらかい生活
はねっかえるからむずかしいんだよ
敷布団は固めがよい
腰によい
君が隣に寝ているはずなのに
ちがう人の顔に見える
友 ...
俺のことを暗い奴だと思ってる奴を俺は好きにはなれないが、ただ単に明るい奴だと思ってる奴は大嫌いだ。 大嫌いだ。








俺は、変わってるのか。
俺を主観として考えたらそ ...
長いあいだ
気づくことがありませんでした
そう それは、旅人たちのしごとなのですね
忘れそうになれば 時にさそわれてくる
軒先に落ちてくる雨色の
無定期の知らせは、

空を裂く
雷 ...
雨を乞うて
孤独を満たすの
暗闇に押し黙った私には
この空はあんまりにも
明るすぎる

最近貴方の口から
愛しているが聞こえない
不安定な二人の関係
とても曖昧で
このままじゃ悲し ...
黄昏時

万世橋から昌平橋
煉瓦造りのガード下
ぼーっと浮かぶその灯かり
なぜか涙があふれ出す。

移転した交通博や
やたらモダーンな秋葉の街並に
ヤッチャバの名残を想い出し
なぜ ...
昨日実家に帰ってきて今日は本当に予定がない。
家の隣が中学校なのだが(中学時代はふらっと学校に通えていた...)、
どうやら明日は運動会らしく、朝から予行練習のためのパヒュームとかアニソンが爆音で ...
弄び過ぎたライターの火は
煙草を近づけると消え
明日は
昨日の中に終わっていた

何か伝えなくては と思いながら
言葉が壊れていくのを見つめ
会話はいつも
始める前に途切れていた

...
私の脱ぎ捨てた靴を
整理するその手を

一人で黙々と
料理するその手を

じっくりと眺めてみたよ

涙が溢れて
崩れ落ちてきました

思い出したよ
いつかの砂時計

何処か ...
私たちは独房だ
私たちはセルロースの
薄い被膜で隔てたままの

私たちが抱き合ったり
やわらかな場所
探し当てたり

セル
私たちは独房だ
世界は私を番号で呼ぶ
間違いではなく
...
 
 
誰にだって あるだろう


消したい記憶 辛い過去


誰にだって あるだろう


見えない明日(あした) 今さえも


それでも僕らの 人生は


止まる事など 許されぬ


時 ...
がたがたになった
コンクリートに
濁った赤が染みこんでいく
粘度は高く
糸をひいている
海水で洗い流す
呼吸できずに
目を白黒させている
有機物が
外装を傷つけながら
外装をはがし ...
秋のゲシュタルト

ミニチュアローズの五つ子姫
早く咲いてね
咲いたらすぐ引っ越ししてもらわなきゃ
遅い剪定と挿し芽の準備

アサガオはさっさか結実してね
君って強制終了しないと
一 ...
 
 
この季節になると思い出します
行きも帰りもバスでした
山奥の芋煮会場に着くと
澄んだ風が吹いていました
肌が乾いてなつかしい気がしました
網目になった体を
すうすう吹き抜けてい ...
 
比べるものでなく、
善し悪しが在るでなく。
 
僕には僕の、
君には君の。
 
誰のも否定出来ない、
誰にも否定されない。
 
 
愛の形。
 
巨きな木箱は赤杉の 
爪をたてるように 水をそそぐ
息をふく焼け石を投げ入れ 囂々
貝を煮る
牙をとぐ 原始からの導きは
何をも与えられていながら、
選ばず それだからこそ月明の
静謐な ...
ゴミ箱のように
それに入れる手が楽しいので 俺は
屍をゴミ箱にするから
吐きだしても
それが何でも チーズケーキに
セントラルホテルなど思う
森永のセラミンパウダーなのかと
体じゅうの苦 ...
マミが笑って ユウコが溶けて
窓からの日差しで
宙に舞っているわたぼこりがよく見えた

溶けたというのは
消えたとか 死んだという意味ではなく
とても細かく分散され
地球に散らばったとい ...
たわし二十歳 竹ざおの思い出をどうにかして
夜になると また青くて白い森の少女の姿 わたしたち
これから先もずっとエンドレス円 重い肩にはのしかかる
涙のあとの肌ざわ

りがいいときにかぎっ ...
両の手で耳を塞いで
これまでにない大声で私は
叫びながらしゃがんだ

いつからいつまでが子供で
いつから私たちは大人になる

心残りは山ほどある
だけど進まなきゃならない
いつだって ...
結合因子が重なって
「私」という包みが生まれた

誰かに閉じられやがて誰かに解かれてゆく
「私」という包みが生まれた

前世では一瞬にして死を知ったとか
来年の八月にはひとつ数字を増やす ...
 夕焼けが夕焼けとしてあるためにポプラを植える人達の列

 初めから数えて22本目はジョシュアと名付けた貴方のポプラ

 夕焼けが空を焦がしてしまうので明日の日傘を準備してあげよう

「ね ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
青い時間フクスケ自由詩209/9/19 19:56
やわらかくなろうよTASKE携帯写真+...109/9/19 19:54
飛び出したい森未自由詩2*09/9/19 19:19
製氷器。午前2時。あぐり自由詩2*09/9/19 18:16
製氷器。午前1時。自由詩1*09/9/19 18:11
中毒ナ ヲ ト自由詩3*09/9/19 18:05
むこうの夕焼け夜恋自由詩109/9/19 17:58
秋の風吉岡ペペロ自由詩909/9/19 17:50
無言の子供の瞳TASKE携帯写真+...309/9/19 17:16
浮気症ともちゃん9...自由詩1009/9/19 15:13
焦燥が鳴る榊 慧散文(批評...309/9/19 14:33
「虹の旅人」月乃助自由詩8*09/9/19 14:15
ミツバチ自由詩4*09/9/19 13:38
泣き虫……とある蛙自由詩7*09/9/19 12:33
帰省さわ田マヨネ携帯写真+...4*09/9/19 11:13
昨日の中に西天 龍自由詩7*09/9/19 9:13
割れた砂時計漣 風華自由詩109/9/19 8:25
セルuminek...自由詩7*09/9/19 8:06
‐空への道‐‐弘‐携帯写真+...109/9/19 5:06
野締め北村 守通自由詩209/9/19 3:45
傀儡使い師たち/秋のゲシュタルト海里自由詩109/9/19 2:58
いきかえり小川 葉自由詩1109/9/19 2:53
あいのかたち次元☆★自由詩209/9/19 2:46
貝を煮る月乃助自由詩3*09/9/19 2:05
前のゴミ箱は番田 自由詩009/9/19 1:11
MAMI人 さわこ自由詩209/9/19 1:04
卵は自由詩309/9/19 1:03
picny自由詩009/9/19 1:02
「私」という包みゆうか自由詩209/9/19 0:57
夕焼けがあり続けるためにキッチン短歌3*09/9/19 0:43

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加筆訂正:
夕焼けがあり続けるために/キッチン[09/9/19 1:30]
恥ずかしい誤字を直す
4.46sec.