コンビニで105円のマカダミアチョコレートが発売されたのを知ったときは発狂しそうになった
Suicaのワンタッチで体が欲するチョコレートが買えるのだから
目眩で空が半分ちぎれてしまった
...
膝を探そう
遠くの
人の形を
見ながら
節目のあたりを
触る
あぁ
なるほど
あるけど
ないから
走ろう
めぐすりをさそう。
やっと
めを とじる
とじたときの
うらの いろ
かけめぐった
いっしゅんの
いろどり
そこに
すこし まえを ...
イルカを見ていると
いろんなこと考えさせられる
あんたたち
水を跳ね飛ばすのわざとやってるでしょう
まっすぐにジャンプして
少しだけ横倒しに
ややわき腹から着水
一瞬のうちに
...
水の上の火
空の姿か
底の姿かわからぬまま
ひとり ほどける
風 息 原へ
去るを見る
砕けるを見る
散るを見る
傘をたたむ
遅い夜の色
ひとつやわ ...
ホルマリン漬けのきゅうりとなすを
きずものは怖いそうで
そんな怪談みたいな話誰もしたがらない
そんな夏に
やけないように、やけないようにと
野犬を尻目に
冷房の効きすぎた部屋でくず湯を ...
救済の太子の声が地鳴かな
大伽藍権威の虫はウジャウジャ
風は浜茄子に戯れて流砂の時
嘘をつく浄夜の月に影二つ
その浅黒い皮膚に噛み付いたら
あぶった海苔みたいにぱりぱりと
香ばしい音がすると思う
千切れそうにもない入道雲だって
記憶よりも向こう側のヒトコマで
物干し竿にぶら下が ...
洗面台の鏡に映る、少し鼻の歪んだ女の顔には
そう簡単に幸福という言葉を見出せない
蛍光灯を反射する瞳の光が淀んでいた
蛇口をひねるのは好きだった
恐らく、
水が出てくることが確かに約 ...
灯をともし 闇にほんのり 灯篭よ
ともし火で 闇に路浮く 灯篭よ
灯の列を 闇につくりし 灯篭よ
苔むして 灯りも滲む 灯篭よ
苔むして じっと佇む 灯篭よ
朝靄に 静かに立ちし 苔灯篭
...
おおきなこえをだすことができます
おおきなおとでおんがくをきくのがすきです
ぼくは
ぼくは
おおきなおとでおんがくをききながらおおきなこえをだすことがすきです
...
引導も渡せぬ坊主に戒名料
*引導=道案内する事。
仏法では仏や菩薩などが、迷っている
衆生を導き悟りに入らしめる事。
49日の法要は単なる金もうけ・・・
...
私に触れて
あなたの体温を
感じさせてよ
寂しいじゃない
こんなに近くに居るのに
あなたの言葉は
時々信じられないけど
あなたの体温は
嘘付かないから
ねえ
ずっと傍に居て ...
毎日
夕暮れ時になると
必ずスーパーマーケットへ行ってしまう
何か買うべきものがあるように思うのだ
冷蔵庫の中には
肉も野菜もそろっているのに
心の片隅がすうすうして
それを埋めるものを ...
ひそかな風にあおられて
梢の葉裏がひるがえる
なぜなのだろう なぜかしら
瞳の奥がかすんでくるのは
指先をのばしても
風はすり抜けるばかりで
あなたは黙って
傍らの草をむ ...
マラカイト・グリーンの風を追い越して
夏の扉を開けようと私は急ぐ
白い教会を通り過ぎ
聞こえる賛美歌に心はずませて
私は急ぐ 風に追い越されないように
向日葵の花の中で
白い蝶たちが私をせ ...
生まれた家の前
坂の途中に
おそろしく大きな石の門が
その中に白い木造洋館
年老いた医者のいる医院で
診察室の窓枠は
白塗り木の窓枠
窓の外には枇杷の木が…
枇杷の葉が風に揺れて ...
小さな太陽が
点々と続いて
水面にまで
その光を落としている
泣くもんか
景色が滲んだって
泣くもんか
新しい橋を
渡るよ
灯が
ぼくを導いてくれるから
引用符を背負った
かたちのない人たち
昨日の影に向って
蝉の声が落ちてくる
薄暗い景色は
横断歩道の向こうで止まった
僕をさ ...
まるい空に丸い月が浮かんでる
どうしても、あの
金色のボタン押したくなっちゃう
光ってる穴のぞかなくちゃいられない
そんな満月の夜だから
モギモギして
夜更かしするのも仕方ない
...
誰かの理不尽な言動に
いちいち傷付いて振り回されたり
自分の無神経な言動で
誰かを傷付けたり
誰かに軽蔑されたり
人間に生まれた事が
損だったと思うのはそんな時
言葉いらない
...
ガラスの器にいれたばかりの
シリアルに牛乳をかけて
カリカリと食べる
ほんとうは
牛乳をたっぷりふくんだ
しなっとした
シリアルが好きなんだけど
朝は気がせいて
いつも
カリ ...
モクシモッカ 風の上
ヤノエヤノマタ 春の空
カクレカザミノ 坂の端
カムイカムタチ 詠の域
冷静とは
感情の間欠泉
目を行使して
来る
それを受け入れて
行く
死を受け入れて
死が踊り
俺が揺られる
誰かが
なんといった
だれそれが
どうのとほざいた
来 ...
朝から晩まで働く
とはいうけれど
この頃は
朝から朝まで
働くことも多くなり
今日などは
昨日の朝から翌深夜まで働いて
今こうして
わずかばかりの自分の時間を
ひとり過ご ...
何万年かの後
私は
泥岩の一部となり
ばらばらになった
私達は
組み立てられて
私になるのかもしれない
全く新しい名前をつけられて
全く新しい人生を
与えられて
母を持たず
産声 ...
藍の闇、琥珀の星。
三日月の船が西に寄る頃、太陽の塔の石階段を陽の守人がゆっくりと上り始める。
金の弓を手に、まるで世界を起こしてしまわないよう気づかうように、
一歩ずつ、音をたてずにゆっく ...
魚がいることをじっと夢にまで見る
そこに何かがかかることを想像する
すさんだ景色をアスファルトに流す
誰もいないままに
ああ釣り糸を垂らし続ける
わからない自分を知る
海があって
車 ...
忘れて見える名前も知らない
並んでいるようにも
どこまでもインクの並んでいくノートに
日差しが天井に降り注いでいる
スライドがあった
整然と絵にしてみたいと
ぼんやり僕は色あせて
今 ...
君を乗せて浜辺沿いを走らせながら
白良浜と夕焼けの海が見渡せる
お願いだから今回ばかりは
素直に受け取ってください
円月島の輪っかに薬指を通して
今度こそ逃げないって誓ってください
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私とチョコレート
ゆるこ
自由詩
4
09/8/5 22:26
膝捜索の薦め
おかず
自由詩
0
09/8/5 21:11
目薬ウォーカー
〃
自由詩
0
09/8/5 21:08
イルカおかえり
小池房枝
自由詩
4
09/8/5 21:00
すぎる水
木立 悟
自由詩
8
09/8/5 20:49
血 蚊
さわ田マヨネ
自由詩
3
09/8/5 20:09
救済の太子
アハウ
俳句
3*
09/8/5 19:56
夏は香ばしく
あ。
自由詩
6*
09/8/5 19:50
悲しいときのふたり
みぞるる
自由詩
2
09/8/5 19:24
灯篭&花火 (2009.8)
guchi_...
俳句
0
09/8/5 19:05
ねこはまる
カチキ
自由詩
4
09/8/5 18:18
戒名料
アハウ
川柳
2
09/8/5 17:01
体温
ミツバチ
自由詩
2*
09/8/5 16:06
スーパーへ行く人
吉田ぐんじょ...
自由詩
24
09/8/5 14:55
夏の庭
石瀬琳々
自由詩
8*
09/8/5 13:44
マラカイト・グリーンの風を追い越して −サナトリウムへー
未有花
自由詩
11*
09/8/5 13:41
びわの木
……とある蛙
自由詩
15*
09/8/5 12:10
光の橋
風音
携帯写真+...
3
09/8/5 12:02
かたちない日々
草野春心
自由詩
4
09/8/5 11:32
月夜
リタ。
自由詩
3
09/8/5 10:57
機械になりたい
三原千尋
自由詩
4
09/8/5 8:11
シリアル
森の猫
自由詩
3*
09/8/5 6:28
_
夜恋
自由詩
1
09/8/5 6:23
死が踊る
竜門勇気
自由詩
0
09/8/5 5:10
小雨綺談
小川 葉
自由詩
2*
09/8/5 4:53
タイムカプセル
北村 守通
自由詩
5*
09/8/5 4:38
太陽の塔
瑠王
自由詩
7*
09/8/5 3:16
灯台の光
番田
自由詩
1
09/8/5 2:59
詩を書く
〃
自由詩
1
09/8/5 2:57
南紀へ
智哉
自由詩
1
09/8/5 1:43
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
4335
4336
4337
4338
4339
4340
4341
4342
4343
加筆訂正:
太陽の塔
/
瑠王
[09/8/5 10:13]
少々修正しました。
5.51sec.