空は夜空ではない
星でもない
宇宙そのものだ
宇宙そのものから
虫の音が
降るように聴こえている
哀しみ
孤独
裏切り
不実
それらは
...
秋から冬へ
ひからびる
どうかその前に
その手でつかまえて
かたい毛布にくるまった
ラッカセイのなかに
すべてのときをつめて
ねむるわたしも入れて
({ルビ落花星=ピーナッツ}から ...
もうすぐ暗闇の端っこが
綻び始めるから
似たり寄ったりの一日が
また発芽するよ
ここで街が目映く
反転するのを待とう
たぶん大丈夫
取り残されることはないから
もうすぐ緩やかな ...
昇る午後の軌跡には
川のかけらが硬くかがやく
何かが水に降りては飛び去り
音や光を底に残す
冬を作り 夜を作り
誰もいない道を去る
朝の雨を見る
昼の ...
脊髄 弾倉に充填の意味
念のため 意味を武装する
情報 ゲリラ戦 読書勝負
世界中のお偉いさんが集まって
金の話してた時の事を書こうとしてやめた
別に誰もデモ隊の言いたかった事も知らないし
知ったってどうせ大した事言ってないんだし
結局は彼らも資本主義があったから生き ...
ゴルフクラブをグラブと言い間違えたことがあって
それを今調べていたんですけど
ゴルフクラブのことをグラブって呼んでもいいみたいで
なんだか安心しました
ゴルフクラブって言っちゃうと
ゴルフ倶 ...
小雨が降り頻る雲行き怪しい空で始まった調布の花火大会
馬や猫、そして戦う在日朝鮮人など数々の星を生み出してきた調布市
夜空に次々と映し出される赤、白、黄色、青、緑、紫、ピンクなどの炎で描かれる瞬間 ...
空はどこまで
ってきく君の
求めている答えは
わかっていた
あのとき
君の肩は細くて
花びらを
青い水に散らして
一文字ずつ撹拌する
結実してしまうものが
何もないように
...
ビルの向こう沈む夕日を見送ってまた来る夜に足を踏み出す
夕暮れに金木犀の匂いたちやさしい{ルビ時間=とき}をしばし楽しむ
つかの間の光の中でかいま見た妖精の翅どこへ消えたの?
かくれ ...
母は日々
鏡の前に座っては
黒くて長い
きれいな髪を
時間をかけて
丁寧に
とかしています
幼い私は
後でそっと
覗き見しては
母の美を
子供ながらに
感じていました
...
四人の旅
朝がきて旅発つ志賀は曇り空秋分の日の我らが家族
心晴れぬ目に緑なる両脇の草花にふとふと心やるなり
ゴリアテと聖なる書に記されど一人の勇士神の子ならずや
思い出の西宮 ...
ボクはローマ字入力ですか?
あのハイテンションどうにかしてくれ
難しいことをあのキラキラの瞳に
語らせる大人達には、もう、うんざりだし
寂しい時でこそ、泣けないのは誰? ...
やがて消える
笑顔や
ことばや
想いや
そういうものをぜんぶ絡めて
君と僕とは
美しく出来ている
そういつか
やがて消える
それが君と僕だ
それでも
さあ ...
今日もいつもと変わらぬ夕暮れ
通り過ぎた黒色のワゴン
運転席からタバコの空箱が、道路の真ん中に転がりました
タバコの空箱は、次の車が踏みました
あの車も、家へ帰るのでしょう
あなたはそれを見 ...
与えられていようと
それを簡単に忘れているのです
失うのがこわいのではなくて、
くりかえされる 朝陽のやってくる、
子犬がボールを追いかけるように
そうであり、そうすること
知らずに慣れて ...
時々この街ではもう生きられないと
思う事がある
高速道路の重なる部分は
見ていると不安になるし
工場の隙間に走る道は
人気がなくてさみしい
きらびやかなビルは
あの人を思い出 ...
バベッジのコンピューターは
台風力でも動きます
宇宙からの電信渦
メールシュトローム解読中
ニュースというかコマーシャルが多いです
あ、これはドラマでしょうか
生き様だけはハードボイル ...
世界を捉え直すために
空を飛ぶ
風を感じる先に開けた風景は
僕を何処に導こうとするのか
星が綺麗だ
どこまでも視線を遠く投げて
どこまでも行くことができる気になっている
なく ...
この星の基本的法則
物は上から下へ落ちる
リンゴも雨もテレビ欄も
いつだって片想い
用意された万物で
世界は回っていく
神様という人は
えらく凝り性なのだろう
この星の基本的法 ...
ボクのご主人様は
いつも忙しそうで
あまり遊んでくれない
だから壁に八つ当たり
クロスはボロボロ
築年数4年って何ですか?取りあえずゴメンにゃ〜
ボクのご主人様の
好きな居場所は
...
わたしの思考と身体が
世界と和解していたという事実!
サングラスをはずすと
世界が懐かしい光のなかにあった
サングラスは
ゴルフのときにだけすると決めている
サングラスがわたし ...
さて私の性癖を口実に
不埒な連中が窓の外にうろつき始めて
早五日ほど、経過したのであるが
せめてもの願いとして私はすべての本能を忘却しようと試みている
それは無理というものだろう、しかし
...
朝露の滴る草むらに横たわり
私の身体はがらんどうなのに
脈を打っていた
温もりもわからず
コロンカラン コロンカラン
流した涙は
冷たい石のような音を立てて
深い井戸に落ちた
...
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいればよかったのに。
ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、
行ったらよかったのに。
おばあさんが川で洗濯していると、川上から大き ...
じいちゃん
間に合わなくてごめんね
ねぇ、じいちゃん
いつもと何か足りないよ
安らかなその姿にはもう
心は宿っていないんだね
なんだか人形みたいだ…
そのしわくちゃな手
...
友が
過去を未来へと繋ぐ
生命の行事に参加した
かつて痛みを知った腕が
今は燃え上がる命を抱く
その腕は庇護の門
やがてそれを押し開けて
子供は出かけて行くだろう
あらゆる光に満ち ...
極めて小さいムカデが肘置きに隠れていて
散歩よろしく腕の白いところを這い回ってすぐに引っ込む
探しても見つからない陰に隠れてしまっていなくなる
何十本かの足のざわめきが 今か今か ...
雷鳴が声うしなうほど合一し
翼なんぞ削ぎ落とし作業する
銀河のカケラを食べてみる
煙草一本火をつけりゃ
鼻からイメージ
くゆらしてます
だってそうでしょ
香りに美醜なんて
もうないんだから
飯一膳ちゃ碗に盛りゃ
噛んでイメージ
流しこんでます
だってそうで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋の宇宙
吉岡ペペロ
自由詩
10
09/9/28 19:48
わたしのねがい
唐草フウ
自由詩
3*
09/9/28 19:12
Twilight_Kawataredoki
nonya
自由詩
7*
09/9/28 17:58
ふるのぼる
木立 悟
自由詩
6
09/9/28 17:50
文学ゲリラ
アハウ
俳句
5
09/9/28 16:14
紅
虹村 凌
自由詩
5*
09/9/28 16:01
とあるアジアンカフェからの招待状
相田 九龍
自由詩
2*
09/9/28 15:56
調布市花火物語 2009
TASKE
携帯写真+...
0
09/9/28 12:47
水色スケッチ
佐野権太
自由詩
14*
09/9/28 12:40
黄昏遊戯Ⅱ
未有花
短歌
10*
09/9/28 12:30
母へ
ミツバチ
自由詩
6*
09/9/28 11:50
四人の旅
生田 稔
短歌
2
09/9/28 9:21
深夜の山脈
流木
自由詩
0
09/9/28 2:49
行為の間、五線譜の隙間、沈黙に似た祈り
うめぜき
自由詩
2*
09/9/28 2:38
タバコの空箱
森未
自由詩
4*
09/9/28 2:31
1440/恋の時人
月乃助
自由詩
4*
09/9/28 1:33
コンクリートじゃんぐる
皐
自由詩
4*
09/9/28 1:02
88鍵のためのエチュード/混信
海里
自由詩
1
09/9/28 0:47
世界を捉え直すために
kauzak
自由詩
7*
09/9/28 0:39
気配り上手
葛西曹達
自由詩
4
09/9/27 23:29
にゃあ
加羅
自由詩
0
09/9/27 23:04
和解していた
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/9/27 22:48
眠りを忘れるための千の疑問
熊野とろろ
自由詩
1
09/9/27 21:46
Eve
within
自由詩
19*
09/9/27 21:23
たられば桃太郎
オノ
自由詩
4
09/9/27 20:21
じいちゃんの忘れ物
加羅
自由詩
0
09/9/27 20:01
祝福
テシノ
自由詩
2
09/9/27 19:16
ムカデと毛虫
ヨルノテガム
自由詩
1
09/9/27 18:41
雑詠
アハウ
俳句
3
09/9/27 17:50
そうぞうさんか
ふるみ
自由詩
1+
09/9/27 17:48
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
4335
加筆訂正:
1440/恋の時人
/
月乃助
[09/9/28 15:00]
誤字を訂正
8.96sec.