すきだけど
愛じゃない
あなたにそう云われたとき
あたしうなずいたけど
ほんとは
心にぐさってきてた
ちが出てたかも
すごくいたかった
わざわざ
あらたまって云わなく ...
土星環消失中、というわけで
土星が遊びに来ましたよ
あら
土星の輪っかが遊びに来ました
丸い方は留守番
the in cloud, on the road
下り立ったのは秋津島
...
自転車を転がして
きみの帰る坂道を
すれ違っていく
街灯の影が頬を寄せて
わたしの帰路を
こっそりと示したけれど
すぐには帰る気になれずに
坂道の終わりで立ち止ま ...
夏は暑いけど
古い家屋の少し距離のある小陰や
蔦の覆った厳めしい医院が相応しいでしょ
冬は寒いけど
ひとりぼっちのスキーや
しんしんと鳴る空気が澄んでいるでしょ
それでも
やっぱ ...
モノ言う知事の鶴の一声で
急遽ネーミングが変わったのだが
大江戸の名は意外に馴染んでいる
最初は環状線になるはずだったのに
いつの間にオタマジャクシ型に
計画変更されたのだろうか
...
【聲深く】
あなたの聲が、今もわたしの心に谺している――
夢の淵で微笑むあなたは、まるで
わたしに「笑っていて欲しい」と願うような瞳で
ずっと ...
とどまること知らぬ流れに流され
去りし思いもとどまることなく去り流れ
見失った背中を見つけることもなかろうとも
ふと
夏の終わりの夜の
優しい夜風に
...
かき乱された記憶
遠い昔に吹いた風 今
螺旋階段 白いそら
けがれのないこと 無知なこと
関連を宿命づけられたが故に避けられぬ道
忘れられぬ 胸奮う甘味 ...
いつも傍にいると
気付かないことがある。
その温もり
その感触
その匂い...
僕を創ってる全ての要素が
抜け落ちたみたいな...
いつも触れてい ...
バラード
やさしくされるのになれてないから
やわらかいものごしでこころにふれる
きみのこえにいやされどすなおになれず
いつからかまぶしげなえがおにこがれ
さんざんかなしいことばによい ...
レコード盤の上で
踊る孤独な
ハングリーハンター
次の獲物を狙っている
あっちへフラフラ
こっちへフラフラ
留まる所を知らない。
信ずるものなど何もない
また旅に出る
ご馳走 ...
晴れた日には出かけるのさ
雨降りには想うのさ
雪が舞うなら眠るのさ
誰かがあなたに あなたを説くだろう
それでもあなたは それを跳ね除けることを俺は知ってる
進む道険しくとも 照らす ...
馨しい
あなた、の...
臓物
閉ざされた石倉の目に咲いた花あらゆる腔が熱を吹く日に
押すと消え押すと現わる世を胸に見知らぬひとの名を呼びし闇
何もない心がひとりうたうのは ...
日常は紫で溢れていた
「電車が来ます」
点滅が知らせる
シャリバンみたいな顔をした先頭車両が来て、奇星に連れて行かれる
日常は紫で溢れていた
車内にはサイケデリックなtatt ...
当たり前のように
季節が変わる
息をするたび
空気の匂いも
変わった
でも
それは過去のこと
輪郭の曖昧な
季節の変わり目は
心ときめかない
四季が
四季でなくなる
美しい追憶 ...
太陽の光が照らす
海の底
色とりどりの魚が踊る
楽園
目を閉じて沈めば
一つになった安心感
日常生活
人間関係
陸の上ではいろいろ疲れる
生きてる意味が見当たらない
そんな ...
すべての制度は
幸福であるための確率論の所産だ
彼らは確率論を無視してしまったのだ!
何万回とじゃんけんをして
勝率八割を目指すようなことをしてしまったのだ!
人類の幸福 ...
かみさまおねがい
おしえて
どうしてひとはしぬのか
かみさまおねがい
おしえて
どうしてひとはけっこんするのか
かみさまおねがい
おしえて
どうしてひとはこいをするのか
...
僕は薬がないと正気が保てない
いわゆる非定型のメジャートランキライザーを
飲み続けている
ある日 声が聴こえたんだ
皆、死んだよ と
僕にはわからなかった
生きているじゃないか み ...
(スプリングスティーン風に)
俺は将来に希望もなく
ただ眼の前にぶら下げられたエサに
食らいつくだけの犬みたいな存在だった
そうする以外に生き方を知らず
それに疑問すら抱かなかった
...
だいたいあまり
いいことなかった
とくにどうゆう
とりえもなかった
すきなひともいたが
とうとうこえも
かけられなかった
ちいさなゆめも
いくつかあったが
どれもこれも
かなわなか ...
祖父は校庭の ごしんえい の前で
赤い花を拾ったという
教師はそれを見つけて
花を千切ったな と怒鳴ったと
そして拳骨を食らわせた
その教師の名と
その憎々しさは今でも覚えている ...
強権としての警官
加害者としての
狂気としての
悪徳としての警官のただのおっさん
強欲としての制服
生活を脅かす者として
逃げるバカボンのパパ
乱暴者としての ...
『ジャングルジム』
錆びた匂いが手に纏わり付き
警告にも似た揶揄が飛び交う轍の枠組みの中に居て
空にも往けず/地にも栄えず
隅の方に腰掛け
陽気に駆けずり回る人の群れを
見やっ ...
胸中に正八面体 回転している
心器に列島も入る あれが岬
空のもっと高みへと落ちてタバコ吸う
片隅に置かれた人形は汗をかいている
滴る雫は畳に吸い込まれる
部屋は水槽
水が満ちて、満ちて、満ちて
月影を残して
わたしの体を夜にする
性と性が繋がり生になる
欲望と ...
コンクリートの石垣と
区分けされた高台の下
淀んだブルーの海に
白いヨットの群れが
白いダンゴムシの死骸のように
そして、漂っていました。
風は海から吹いていたはずなのですが
魚の干 ...
記憶を
残す
出来るだけ
美しい形のものを
渡す
それが
なんなのか知ったのは
ずっと
後の話
+
いつか
死ぬことを
知らずにうまれ
しばらくは
その ...
ベッドで寝返りをうったとき
左の腰を
突然襲った鈍い痛み
ぎっくり腰なら
経験はある
食あたりなら
星の数ほどだ
だけど
今度のこの痛み
そんなものとは
ちょっと違うんだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いじわる
cass
自由詩
5*
09/8/14 3:03
自由詩な葉っぱ緑/夢のイナガキタルボサウルス
海里
自由詩
1
09/8/14 2:44
帰路
山中 烏流
自由詩
5*
09/8/14 2:25
人の強さと美しさを知るとき
瑠王
自由詩
3*
09/8/14 2:02
大江戸線
kauzak
自由詩
10*
09/8/14 1:58
聲深く
綾瀬たかし
自由詩
1
09/8/14 1:53
優しい夜風
山崎 風雅
自由詩
4
09/8/14 1:48
今 昔
〃
自由詩
1
09/8/14 1:38
傍
YuLia
自由詩
1*
09/8/14 0:21
バラード
瀬崎 虎彦
自由詩
3*
09/8/14 0:04
俺は孤独なピエロ
ペポパンプ
自由詩
6*
09/8/14 0:00
道行く人に
真紅
自由詩
1
09/8/13 23:31
たべちゃいたい
ユキムラ
自由詩
0*
09/8/13 23:19
陰と振り子
木立 悟
短歌
2
09/8/13 22:41
紫
ゴースト(無...
自由詩
0*
09/8/13 22:02
四季
フクスケ
自由詩
0
09/8/13 21:40
うみ
ミツバチ
自由詩
3*
09/8/13 21:35
人類の幸福
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/8/13 21:26
木星に衝突痕が現れた日に
ばんざわ く...
自由詩
2*
09/8/13 21:23
きこえる
within
自由詩
4*
09/8/13 21:22
ザ・レバー
花形新次
自由詩
4+*
09/8/13 21:15
しんだおんな
ばんざわ く...
自由詩
1*
09/8/13 20:45
国民学校生だった
照留 セレン
自由詩
1*
09/8/13 19:57
斜めに進行する
ヨルノテガム
自由詩
1
09/8/13 18:37
『ジャングルジム』
Leaf
携帯写真+...
0*
09/8/13 18:34
心器
アハウ
俳句
1
09/8/13 17:19
わたしの体 -Night or Noon-
百瀬朝子
自由詩
9*
09/8/13 15:50
マリーナの夏
……とある蛙
自由詩
9*
09/8/13 15:39
森は人に届く
石田 圭太
自由詩
24
09/8/13 15:30
Like a rolling 結石
花形新次
自由詩
2+*
09/8/13 11:54
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
加筆訂正:
マリーナの夏
/
……とある蛙
[09/8/13 17:31]
見直し不十分で脱字があったので。
7.39sec.