まるい空に丸い月が浮かんでる
どうしても、あの
金色のボタン押したくなっちゃう
光ってる穴のぞかなくちゃいられない
そんな満月の夜だから
モギモギして
夜更かしするのも仕方ない
...
誰かの理不尽な言動に
いちいち傷付いて振り回されたり
自分の無神経な言動で
誰かを傷付けたり
誰かに軽蔑されたり
人間に生まれた事が
損だったと思うのはそんな時
言葉いらない
...
ガラスの器にいれたばかりの
シリアルに牛乳をかけて
カリカリと食べる
ほんとうは
牛乳をたっぷりふくんだ
しなっとした
シリアルが好きなんだけど
朝は気がせいて
いつも
カリ ...
モクシモッカ 風の上
ヤノエヤノマタ 春の空
カクレカザミノ 坂の端
カムイカムタチ 詠の域
冷静とは
感情の間欠泉
目を行使して
来る
それを受け入れて
行く
死を受け入れて
死が踊り
俺が揺られる
誰かが
なんといった
だれそれが
どうのとほざいた
来 ...
朝から晩まで働く
とはいうけれど
この頃は
朝から朝まで
働くことも多くなり
今日などは
昨日の朝から翌深夜まで働いて
今こうして
わずかばかりの自分の時間を
ひとり過ご ...
何万年かの後
私は
泥岩の一部となり
ばらばらになった
私達は
組み立てられて
私になるのかもしれない
全く新しい名前をつけられて
全く新しい人生を
与えられて
母を持たず
産声 ...
藍の闇、琥珀の星。
三日月の船が西に寄る頃、太陽の塔の石階段を陽の守人がゆっくりと上り始める。
金の弓を手に、まるで世界を起こしてしまわないよう気づかうように、
一歩ずつ、音をたてずにゆっく ...
魚がいることをじっと夢にまで見る
そこに何かがかかることを想像する
すさんだ景色をアスファルトに流す
誰もいないままに
ああ釣り糸を垂らし続ける
わからない自分を知る
海があって
車 ...
忘れて見える名前も知らない
並んでいるようにも
どこまでもインクの並んでいくノートに
日差しが天井に降り注いでいる
スライドがあった
整然と絵にしてみたいと
ぼんやり僕は色あせて
今 ...
君を乗せて浜辺沿いを走らせながら
白良浜と夕焼けの海が見渡せる
お願いだから今回ばかりは
素直に受け取ってください
円月島の輪っかに薬指を通して
今度こそ逃げないって誓ってください
...
長雨は
母の辛抱
わたしの鏡に降り続く
快晴は
彼の信頼
わたしの鏡を照りつける
そしてうつくしい反射が生まれ
記号化していた言動が
{ルビ漲=みなぎ}るダンス・ステップになる ...
囚われの身のわたし
監禁生活も半年に突入
憎らしいあなたの20歳のお祝いにと
行くことが許された範囲で準備した
ひまわりのブーケが枯れてから
もう2年の時
覚えていますか
ひまわりは ...
死んでいった人の数を
眠る前に数えます
いまだ数えきることができないので
私は眠りを知りません
私の頭の中には
死者たちが溢れており
喧嘩をしたり笑い合ったり
それはとても楽しそう
...
風が止んで ガスの元栓を確認し
さっと玄関を出る さっとが肝腎
留まっても良いが それなら
留まらなくても 同様に良い
季節を数え 殻を厚くする 呼吸を整えて
強さは弱さで塗り固めた セ ...
猛禽の切り取る曲線を雲に重ねてみると
南風の通り道がみえるだろ?
無粋な飛行機雲が一直線に
線香の燃えかすみたいに消えていく
なんべんもね、手をかざしたんだ
日差しが眩しかったからね
ふい ...
僕らは虚ろな階段を
カモメのように
カメムシのように
ひらひらと
ごそごそと
やりながら
途方もない一段を
へろへろと
へろへろと
のぼる
...
【凛】
見上げた夜空に咲いた花火
鮮やかさと、きらめき
闇に消え。
見つめた瞳に咲いた恋の花
戸惑いと、ときめ ...
夢を追い
東京まで来た
有名になれるかな
金持ちになれるかな
豊かになれるかな
自由のメトロポリタン
便利な生活
美味い物食って
しがらみがない
そんな東京のバカヤロウ
一 ...
昼下がり
引き潮の森まで
麦わら帽子に麦わらトンボ被って
森林浴なんて
セミ浴びですねこの季節
血行がよくなるってもんです
音波じゃわじゃわじゃわじゃわ
昆虫はあれで
栄養価高 ...
ゴットン
ゴットン
せいさんぶつ
できたぞ
ゴットン
ゴットン
これで
まんぞくだぞ
ゴットン
ゴットン
...
君は呟く。死にたい、と。
僕は知っている。君が僕の何倍も生きたいと思っていることを。
君は叫ぶ。学校なんか嫌いだ、と。
僕は知っている。君が僕の何倍も学校に行きたがっているこ ...
花火大会の夜
外でドカンという音がする
僕の住むアパートは見晴らしの良い高台に建てられているから、アパートの駐車場には花火を見ようとする人がいて
その話し声がする
僕は、子供はうる ...
真夏の汗が
眩くひかる
昼下がり
木漏れ日の中で
樹々の葉の影が
きみの息遣いのように
ゆったり揺れる
小さかった頃の
夏休みの日射しを
思い出しながら
もう戻れないんだねと
か ...
無駄だった
彼の美貌は完全に無駄だった
それは彼自身をも苦しめていた
それなのに彼は踊り続けてた
太陽の光
噴水
日曜の朝
あの娘からのメール
コンバースの靴
青い芝生
子供た ...
みっともないくらい
キミが好き
世界が
美しく見え始めたんだ
キミのおかげで
今
キミがいなくても
こころの中で
キミの名前を呼ぶよ
呟きながら
俯きな ...
水槽を抱えて
列車を待ってる
水槽の中には
やはり駅とホームがあって
幼いわたしがひとり
帽子を被って立っている
ある長い夏の休みの間
ずっと被っていた帽子だった
水の中もやは ...
遮光カアテンの隙間より洩れ注ぐ流線形のオレンヂ光
それは例えるなれば、廃村の呻き声が凝結した色に変幻したという
静寂な深夜の長距離バス内に灯る望郷/涙すら閉じた瞼をも透かして乾かす
...
雲立ちて 遥か懐かし 夏休み
蝉声に 包まれ過ごす 夏休み
川遊び 河童になりし 夏休み
朝響く ラジオ体操 夏休み
プール行き 後はスヤスヤ 夏休み
気を抜けば あっという間の 夏休み
...
起きてすぐに布団の中で
体の上に重み 体の下に重み
一瞬を出来るだけ長く引き伸ばして
耳を澄ます朝 君を探す朝
引力がそのまま町を
地面に張りつけているなら
それはgravityなどと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
月夜
リタ。
自由詩
3
09/8/5 10:57
機械になりたい
三原千尋
自由詩
4
09/8/5 8:11
シリアル
森の猫
自由詩
3*
09/8/5 6:28
_
夜恋
自由詩
1
09/8/5 6:23
死が踊る
竜門勇気
自由詩
0
09/8/5 5:10
小雨綺談
小川 葉
自由詩
2*
09/8/5 4:53
タイムカプセル
北村 守通
自由詩
5*
09/8/5 4:38
太陽の塔
瑠王
自由詩
7*
09/8/5 3:16
灯台の光
番田
自由詩
1
09/8/5 2:59
詩を書く
〃
自由詩
1
09/8/5 2:57
南紀へ
智哉
自由詩
1
09/8/5 1:43
全天の踊り子
伊月りさ
自由詩
5*
09/8/5 1:17
ひまわり
コトリ
自由詩
2
09/8/5 1:13
死者数え
なかがわひろ...
自由詩
1
09/8/5 1:05
ビリヤードの比喩で語られる世界は
瀬崎 虎彦
自由詩
3*
09/8/5 0:37
かげのけいれい
たりぽん(大...
自由詩
7*
09/8/5 0:23
それでも僕らはきっと祈りのために
ホロウ・シカ...
自由詩
2+*
09/8/5 0:20
凛
綾瀬たかし
自由詩
0
09/8/5 0:17
メトロポリタン2
ペポパンプ
自由詩
7*
09/8/5 0:11
自由詩な葉っぱ録/セミ浴び
海里
自由詩
2
09/8/4 23:41
生産物
おかず
自由詩
1*
09/8/4 23:09
1/34
エルメス
自由詩
1
09/8/4 22:53
花火大会の夜
がん
自由詩
1
09/8/4 21:53
木漏れ日
フクスケ
自由詩
0
09/8/4 21:09
光を打って
ゆりあ
自由詩
1*
09/8/4 20:55
キミの名前を呼ぶよ
風音
自由詩
3
09/8/4 20:34
夏帽子
たもつ
自由詩
20
09/8/4 20:28
「月の砂と背凭れ」
Leaf
自由詩
1*
09/8/4 20:07
夏休み&登山 (2009.7)
guchi_...
俳句
0
09/8/4 18:49
ニュートン・ニュートン
瀬崎 虎彦
自由詩
3*
09/8/4 18:27
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
加筆訂正:
太陽の塔
/
瑠王
[09/8/5 10:13]
少々修正しました。
5.54sec.