体が鉛のよう 心に少しずつ重い時間がのしかかる
それでも
貴方と一緒に働いて 共に時間を過ごすことが
一番幸せなのです
心の中のちくりとした感覚は
貴方には幸せな家族がいるからでしょう
...
現実世界なのに現実から浮いている
ふわりと白いくせにぴりりとした空気が漂っている
座っている青いシートの椅子さえも虚空に感じる
この世界でもっとも異世界に近い場所に来てしまった
しずかなの ...
押してみました
濡らしてみました
息吹きかけました
触れてみました
カサカサでした
今日からボクのものです
好きにさせていただきます
先ず
シャワーを浴びて
それから
ベッ ...
わたし
蝉の脱け殻を着て雨を凌ぐ
小さな鳥になって、
探す
虫入り琥珀のえいえん。
跳ね上がった水の群れ
地面に海面に雨粒
幾万幾億個もっと、もっとだったから
よろよろと力なく流れ ...
{引用=窓からどこかの海の匂い
裸足の記憶
真夏の少女
炭酸みたいな少年
君は忘れた
僕を忘れた
僕は忘れた
僕を忘れた
太陽をたべた夕立
生ぬるい風
熱くなる空
...
あんまりきれいなカーブは
あーうまく曲がれないかもって、思う
誰も恨んじゃいないけれど
みんなの幸せを祈るほどのMPがない
どんなに透きとおった南国の海も
あたしにとっては、 ...
夜になったばかりの砂浜に
喪服で佇む一人の女
黒いドレスに黒いハイヒール
光沢があるのは纏められた黒髪のみで
女の黒い部分のほとんどは
艶もなく影と夜に吸収されている
波打ち際にしゃが ...
いつの間にか捨てられていた 僕の渡したピアス
何の予告もなく
前触れもなく
いつから途切れたのか 君の送信が
何度 受信を選択しても
新着なし と表 ...
宇宙は溌剌としていた
滴るような蝉の声が宇宙に降っていた
病院ですれちがう人々はどんな人も
それぞれの生や死をしのばせていた
ぼくはそれに無関心を装いながらエレベータを探していた
ぼ ...
人の気持ちを量ろうとした
わたしは許されてはならない存在
持病か仮病かわからない
肉体か精神かわからない
弱気になったわたしはきみにコールする
待ち合わせの三十分前
「やっ ...
正しいことってどんどんヨコ展開してゆくよね
でも
正しくないことってそこだけで止まってしまうよね
ぼくらはなんでこうも
自分を正当化しようとするのだろう
夕焼けまえの青い ...
三弦と二弦のあいだに、きみの好きな音がひそんでいる。うずくまってきみに甘ったれてその皮膚をひっかいて、そうしていれば幸せになれると思っていたよ。胎内を泳ぐ魚と水槽のなかの赤子、かわいそうって、あいして ...
お前もおれも
じつのとおころの、なさけなマン
なんだな
小さいボックスの隅で
笑ったり、おこったり
している
じじむさーい、なさけなマン
それいがいのものでは
けっしてない
おれも、 ...
ありがとう
ありがとう
言葉はいつも
空回り
首より上を
他人のそれと
挿げ替えたまま
歩いていく
そんな人々を
横目で追いながら
私は
ただ、その姿を
見送っている
*
少女Aは
単色の ...
目に取り込んでいった
詰め込まれたものたちを入っているのだ どこからともなく
感じさせられた 洗いざらいを
奪い去っていくように
カメラも鞄の中に用意してあるし
バケツも手にさせられてい ...
世界は何でできているのか!
コンニャク。俺は俺の歌を聞いた。
明日から悲しすぎて漏れ出した泥水は
腕まくりのし過ぎで剥がれ落ちた前歯が前頭葉に突き刺さって
お茶の上で体育座りしてるぜwwwww ...
冷たいものを飲んで、それがツーっと体の下へ落ちていくのを感じるとき、口から一直線の道筋を筋書き通りに間違わず当たり前のように辿るとき、生きてるなあって感じる。
私の体、今日も正常に動いてました。ご苦 ...
私嘘つきなの
きみなんかだいっきらい
だって醜い
嘘つくのって楽しい
吐き気がするけど
いいの
あいつらはまだ私の秘密を知らない
私は秘密を100個位持ってる
でもきみには教えてあげな ...
あの娘を裏切りたい衝動
あの男の子に会いたい衝動
お母さんを裏切りたい
君を裏切りたい
誰かを傷付けたい
雨になりたい
死への衝動
いまあたしひとりきり
ひとり
ひとり
ひとりって ...
過去は
カワラナイ
未来は
ワカラナイ
でも"いま"は
ユルガナイ
うんざりしてるから
その声で叫ばないでよね
煩わしい御口にはガムテープ
喋ってご覧なさいな
泪目になって睨んで
息を荒げて
指先に力を込めて
罵倒出来るものなら
してご覧なさい ...
あたしが
置いていかれることを
どれだけ恐怖に思ってるか
君は知っているくせに
君は
いつも
寂しさから
きえようとするんだね
あいされてるのか
きらわれているのか
もうわ ...
離れていく
手を
掴めない
泣き出した
子を
あやせない
私には、子宮が亡いから、あなたを留める事も出来ない
私には、乳房が亡いから、あなたを繋ぐ事も出来ない
...
私は長いこと探し物をしている
毎日探してはいるんだけど
見つからないことはわかっているような気がする
もう探しても無駄か
ここにあったとしてそれほどいいものでもないのかもしれな ...
私はもう死んでしまったの
時間なんて必要ないわ
でも魂がきえるまで
どれくらいかかるのかな
生きていたって死んでいたって
関係ないよ 私は私
肉体という容れ物はないけれど
まわり ...
馴染みの店の帰路にて
人もそぞろの夜の道
よく重なるのが偶然で
英国風の馬を駆る
ロカビリーに{ルビ出会=でくわ}した
逃避行に出かけようと
冴えない奴が言うからさ
ウィリーとエディの振 ...
たかり屋にたかられ
笑顔で挨拶する
いい人と言われ
騙される
料理を作ってと言われ
愛想よく作る
美味いと言われ
帰って行く
お人好しも
いい加減にしなさい
とは言われない ...
揺れる景色を歩いてく
騒がしい蝉の声が
胸の音と重なった午後
逢いたい気持ちだけで
記憶を追いかけていく
想像した以上に
変わり果てた僕だけど
わかってくれるかな
君なら
...
うす水色の蚊帳のなかで
ふたりの鮎が戯れ
明日を探している、今日
稲妻が
震度6の現実を
突きつけ
雨は鮎となって
溢れ尽くし
緑色の川面に浮かぶ朱色の花を
つつきあう雑魚が
にん ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
仕事という名
茉莉香
自由詩
2
09/8/12 18:28
病院にて
緋月 衣瑠香
自由詩
3*
09/8/12 18:01
ボイン
乱太郎
自由詩
8*
09/8/12 17:24
軸のうえでは/右矢印
佐藤真夏
自由詩
4*
09/8/12 15:46
ジュブナイル
ゆうと
自由詩
5*
09/8/12 14:28
かなり、あ。
Ohatu
自由詩
1
09/8/12 13:50
海の遺影
木屋 亞万
自由詩
7*
09/8/12 12:39
残された部屋のなか
within
自由詩
8*
09/8/12 11:39
溌剌とした宇宙
吉岡ペペロ
自由詩
13
09/8/12 11:23
病い
百瀬朝子
自由詩
7*
09/8/12 11:14
良心
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/8/12 10:57
永遠にきみは他人だから
わだち彩子
自由詩
4
09/8/12 10:24
なさけなマン
生田 稔
自由詩
1
09/8/12 8:54
いい人
doon
自由詩
0
09/8/12 4:33
騒々の庭
山中 烏流
自由詩
7*
09/8/12 4:17
散歩
番田
自由詩
1
09/8/12 3:31
飛んで火にいる夏の虫
清水勇介
自由詩
0
09/8/12 3:13
ひとすじつう
つゆ
自由詩
3*
09/8/12 2:35
嘘つきたい
ゆりあ
自由詩
1
09/8/12 2:01
17さい
〃
自由詩
0+*
09/8/12 1:45
かこいまみらい
次元☆★
自由詩
2
09/8/12 1:37
人生負け組だけでプレイ
AKiHiC...
自由詩
2
09/8/12 1:28
火曜日の憂鬱
ジャイコ
自由詩
3+*
09/8/12 1:23
黄泉
ゴースト(無...
自由詩
1*
09/8/12 0:57
探し物
ゆでたまご
自由詩
0
09/8/12 0:54
遺影少女
朽木 裕
自由詩
2
09/8/12 0:22
サラダとロカビリー
瑠王
自由詩
3*
09/8/12 0:21
気のいいアホ
ペポパンプ
自由詩
2*
09/8/12 0:03
記憶
海 猫
自由詩
1
09/8/11 23:41
鮎
草野大悟
自由詩
1*
09/8/11 23:41
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
4301
4302
4303
4304
4305
4306
4307
4308
4309
4310
4311
4312
4313
4314
4315
4316
4317
4318
4319
4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
4331
4332
4333
4334
7.09sec.