炎に包まれ酸欠しそうな戦場の中で
無言の子供の瞳に映った
焼け跡で繰り広げられる争い
人が殺されてく瞬間…

2001年9月11日、アフガンがアメリカに戦争を仕掛けた

石油問題を巡り、ビンラディン率 ...
殺される前に殺せ
ほんとにやるのか
やわらかい生活
はねっかえるからむずかしいんだよ
敷布団は固めがよい
腰によい
君が隣に寝ているはずなのに
ちがう人の顔に見える
友 ...
俺のことを暗い奴だと思ってる奴を俺は好きにはなれないが、ただ単に明るい奴だと思ってる奴は大嫌いだ。 大嫌いだ。








俺は、変わってるのか。
俺を主観として考えたらそ ...
長いあいだ
気づくことがありませんでした
そう それは、旅人たちのしごとなのですね
忘れそうになれば 時にさそわれてくる
軒先に落ちてくる雨色の
無定期の知らせは、

空を裂く
雷 ...
雨を乞うて
孤独を満たすの
暗闇に押し黙った私には
この空はあんまりにも
明るすぎる

最近貴方の口から
愛しているが聞こえない
不安定な二人の関係
とても曖昧で
このままじゃ悲し ...
黄昏時

万世橋から昌平橋
煉瓦造りのガード下
ぼーっと浮かぶその灯かり
なぜか涙があふれ出す。

移転した交通博や
やたらモダーンな秋葉の街並に
ヤッチャバの名残を想い出し
なぜ ...
昨日実家に帰ってきて今日は本当に予定がない。
家の隣が中学校なのだが(中学時代はふらっと学校に通えていた...)、
どうやら明日は運動会らしく、朝から予行練習のためのパヒュームとかアニソンが爆音で ...
弄び過ぎたライターの火は
煙草を近づけると消え
明日は
昨日の中に終わっていた

何か伝えなくては と思いながら
言葉が壊れていくのを見つめ
会話はいつも
始める前に途切れていた

...
私の脱ぎ捨てた靴を
整理するその手を

一人で黙々と
料理するその手を

じっくりと眺めてみたよ

涙が溢れて
崩れ落ちてきました

思い出したよ
いつかの砂時計

何処か ...
私たちは独房だ
私たちはセルロースの
薄い被膜で隔てたままの

私たちが抱き合ったり
やわらかな場所
探し当てたり

セル
私たちは独房だ
世界は私を番号で呼ぶ
間違いではなく
...
 
 
誰にだって あるだろう


消したい記憶 辛い過去


誰にだって あるだろう


見えない明日(あした) 今さえも


それでも僕らの 人生は


止まる事など 許されぬ


時 ...
がたがたになった
コンクリートに
濁った赤が染みこんでいく
粘度は高く
糸をひいている
海水で洗い流す
呼吸できずに
目を白黒させている
有機物が
外装を傷つけながら
外装をはがし ...
秋のゲシュタルト

ミニチュアローズの五つ子姫
早く咲いてね
咲いたらすぐ引っ越ししてもらわなきゃ
遅い剪定と挿し芽の準備

アサガオはさっさか結実してね
君って強制終了しないと
一 ...
 
 
この季節になると思い出します
行きも帰りもバスでした
山奥の芋煮会場に着くと
澄んだ風が吹いていました
肌が乾いてなつかしい気がしました
網目になった体を
すうすう吹き抜けてい ...
 
比べるものでなく、
善し悪しが在るでなく。
 
僕には僕の、
君には君の。
 
誰のも否定出来ない、
誰にも否定されない。
 
 
愛の形。
 
巨きな木箱は赤杉の 
爪をたてるように 水をそそぐ
息をふく焼け石を投げ入れ 囂々
貝を煮る
牙をとぐ 原始からの導きは
何をも与えられていながら、
選ばず それだからこそ月明の
静謐な ...
ゴミ箱のように
それに入れる手が楽しいので 俺は
屍をゴミ箱にするから
吐きだしても
それが何でも チーズケーキに
セントラルホテルなど思う
森永のセラミンパウダーなのかと
体じゅうの苦 ...
マミが笑って ユウコが溶けて
窓からの日差しで
宙に舞っているわたぼこりがよく見えた

溶けたというのは
消えたとか 死んだという意味ではなく
とても細かく分散され
地球に散らばったとい ...
たわし二十歳 竹ざおの思い出をどうにかして
夜になると また青くて白い森の少女の姿 わたしたち
これから先もずっとエンドレス円 重い肩にはのしかかる
涙のあとの肌ざわ

りがいいときにかぎっ ...
両の手で耳を塞いで
これまでにない大声で私は
叫びながらしゃがんだ

いつからいつまでが子供で
いつから私たちは大人になる

心残りは山ほどある
だけど進まなきゃならない
いつだって ...
結合因子が重なって
「私」という包みが生まれた

誰かに閉じられやがて誰かに解かれてゆく
「私」という包みが生まれた

前世では一瞬にして死を知ったとか
来年の八月にはひとつ数字を増やす ...
 夕焼けが夕焼けとしてあるためにポプラを植える人達の列

 初めから数えて22本目はジョシュアと名付けた貴方のポプラ

 夕焼けが空を焦がしてしまうので明日の日傘を準備してあげよう

「ね ...
祈りが終わった午後
少年が誰もいない浜辺の砂の中を這い回り
内側から絞りだされるヌメヌメした粘液の放つ臭いと
舌触りだけをたよりに彼のお気に入りを探し出すとき
遠くで波は小さな奇跡が起こるのを ...
『簡素な週末』


シルバーWeekに君がくれたキラキラをすべて引っぺがして

自由に跳べる羽を腕にしたためたけど


雑踏の中に埋もれてしまって
身動き一つに苦労して

君のココロを思ったりしてる
...
「ここに、500円の道具があります。
これを使うとあなたは幸せになれます」

とあったときに、

「ただし、少しの代償を伴います」

として、

「ここに、1000円の道具もあります ...
神戸からただ何気なく訪れてみた紀州・和歌山
そこに意味なんて何もなくて、ただ18切符の旅のついでにふらっと寄ってみたかっただけ
此処も1度は来てみたかった紀伊国・和歌山
蜜柑、そして、和歌山ラ ...
明日はお見舞いに行くのだ
末期がんで抗がん剤投与も止めてしまった
半年か一年に一度くらいの頻度で会ってた
親戚のおばさん

会いにきてほしいと
おばさんの家族から連絡があって
それはたぶ ...
俺がどんなに愛していても
おまえをしあわせにはできないのさ
この不器用な渡り鳥
おまえの聴きたい音なぞ出せない
松脂だらけの指板と弦と
おまえの尻にもう一鞭
雪が溶けたら迎えにゆくさ
雲 ...
鬼界ヶ島へ(ニシン)を満たす、転生ぶった{ルビ炒胡麻=いりごま}。
「タウリンでも良いかな」って、いまさら明朝体ほどにも
懲罰しない、 (目を剥いて)
リンゴ樹を網棚に植えつける・「出来たての高 ...
黒板には白いチョークで円が書かれていた。
その上には12グラムと。
この丸い西瓜を3人で分けるとどうなる?と教師は質問した。
手を上げた女子は、3グラムずつになります、と答える。
小学校6年の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無言の子供の瞳TASKE携帯写真+...309/9/19 17:16
浮気症ともちゃん9...自由詩1009/9/19 15:13
焦燥が鳴る榊 慧散文(批評...309/9/19 14:33
「虹の旅人」月乃助自由詩8*09/9/19 14:15
ミツバチ自由詩4*09/9/19 13:38
泣き虫……とある蛙自由詩7*09/9/19 12:33
帰省さわ田マヨネ携帯写真+...4*09/9/19 11:13
昨日の中に西天 龍自由詩7*09/9/19 9:13
割れた砂時計漣 風華自由詩109/9/19 8:25
セルuminek...自由詩7*09/9/19 8:06
‐空への道‐‐弘‐携帯写真+...109/9/19 5:06
野締め北村 守通自由詩209/9/19 3:45
傀儡使い師たち/秋のゲシュタルト海里自由詩109/9/19 2:58
いきかえり小川 葉自由詩1109/9/19 2:53
あいのかたち次元☆★自由詩209/9/19 2:46
貝を煮る月乃助自由詩3*09/9/19 2:05
前のゴミ箱は番田 自由詩009/9/19 1:11
MAMI人 さわこ自由詩209/9/19 1:04
卵は自由詩309/9/19 1:03
picny自由詩009/9/19 1:02
「私」という包みゆうか自由詩209/9/19 0:57
夕焼けがあり続けるためにキッチン短歌3*09/9/19 0:43
祈りが終わった午後花形新次自由詩109/9/19 0:30
『簡素な週末』携帯写真+...009/9/19 0:24
次のステップの条件邦秋自由詩2*09/9/19 0:00
きのくにわかやまいせしまつつつつTASKE携帯写真+...209/9/19 0:00
向き合う水中原動機自由詩6*09/9/18 23:41
秋から冬へふくだわらま...自由詩209/9/18 23:31
境界と鉄道中江矩直自由詩109/9/18 23:29
分け隔てるブライアン自由詩2*09/9/18 23:14

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加筆訂正:
夕焼けがあり続けるために/キッチン[09/9/19 1:30]
恥ずかしい誤字を直す
7.1sec.