荒んだ目の子が
昼を見ている
風は高い
指は遠い
地にあおむけの空が
上目づかいで地を見つめる
腕ひろげ
見つめる
誰かが見たいと望んだ数だけ
月 ...
ぼーっと
通路に座り込んで
足を投げ出して
そのまま横たわる途中で
ボートハウスの屋根の上
の丘
の上の空
を
見つけたんです
あと、30分
オムレツ
謎のオムレツ
僕は、謎の・・・なぞの
オムレツの唄をうたった
なぞのオムレツ
僕は、たしかに
昨日、うたったオムレツの唄
なぞのオムレツ
僕は、何時かの
スーパ ...
僕は知り得ない
しかしそのことが
僕を不自由にしない
僕は何者かになれる
それは対話に拠って
気付かれる
結びつきは
希跡
今の貴方の住む街は
どんな色でしょうか?
子どもたちの笑い声が
天高く響いて
私は今日も嬉しいです
私にはこの街が
どんな色かわかりませんが
きっと鮮やかな色が
広がっているこ ...
賛美歌の流れる中
娘の手をとりて
神の御前に歩み出ん
バージンロード
長き人生の
時の流れのように
一歩いっぽと歩まん
希望と不安を胸に
娘は 我腕に縋りて
神父と若 ...
言葉とは何だ
現実をぶちのめすものだ
そういうことにしよう
ペンとマイクで世界と戦う
俺はこれからの人生をそう定義した
今まではふりだしに戻ってばかりの人生だった
これからもそうかもし ...
「バトンミス」
連合運動会とかでよくあるけど
対抗リレーとかでよくあるけど
バトンミスで僅差で二位だったり
バトンミスで惨敗だと
バトンミスした奴ボロクソに言われるね
ミスしたの許 ...
「ゴールキーパー」
こっちのゴールマウスから
あっちのゴールマウスを見ていると
500mくらい離れている気がした
あっちのゴール付近ばかりが賑やかで
仲間外れにされた気分で突っ立 ...
昨日の大風(オオカゼ)に
樹々は直立した
雲のない秋空の朝
ストローの中で
聞こえる
はぐれた小さな嵐
目の前に2本の道があって
そっちに行こうか
あっちに行こうか
迷ったその時は
ワイルドなほうを選ぶんだ
いつもニヤニヤしてるやつらと
楽しそうに喋って
あとで陰でこそこそ馬鹿にさ ...
開けてしまった
くるしい
蓄積したさまざまな理不尽は
皮膚の表面から放出されることなく反射する
何度も
何度も
尾鰭が付いて膨らんでいく
出口を忘れてしまう
体内を回り続ける
...
青葉から
こぼれる雫 眺め見て
私の目から あふれる涙‥
からしとレンコンを見る
ゆるしてくれ
なにもできないんだ
扉を開けるとそこには
柔らかい膨らみをおびた
甘い香りの君がいた
とろける様な舌触りの
あの濃厚な感触が蘇る
僕は誘惑に負けた後の
リスクぐらい知っている
でも でも でも でも
君が ...
流れにあらがい
生きていた頃が、ありました
いつもいつまでも
淀み 聞かされた
乳房の谷に湧き出る
哀瀬の流れの
さだまらなかった
...
寝るのは好き?
平穏を感じられない?
やすらぎを得られてる?
寝てるときの君は何処にいるの?
この世界に意識はないよね?
寝るのは好き?
どっか行きたい?
寝るのは好き?
...
青いバラを見ましたか
青いバラを見ましたよ
花屋さんのでっかいガラス張り冷蔵庫の中で
束になって真っ青してました
青いバラのニュースは聞いていたので
とうとう出回るようになったかと
...
流行曲はあるけれどヒトラーのロシアの貧しい生活に、ニューヨークを感じている光の中の、人々に流れる電車に。とうとうーパリのカフェの歌ってあるはずだー歌を探していた。眠りの中で見いだしたい。あるいは、ロン ...
言葉を
干からびた 食べようとした
白色のものが それは
干からびた 言葉を見ていく
取り出すように はき出されたものに
屍の外から 転がっていた 血から親指に
僕の魚のように
取り ...
ノートにひたすらに
どこかへと 僕が生きて行ければいいのだがと
並べられた夢を
手にしたことのないペンを 言葉を
僕は書き起こす
見ていないのに言葉を見ている
目のまじめなように 言 ...
荒々しい岩場がつづくこのあたりには
人の住む気配はない
わずかの食料と水を持って
私はこの世界に逃げてきた
太陽が猛烈に照りつける
灼熱の午後
私は太陽の目を避ける穴を探して
岩場を ...
地下鉄は地上よりは涼しかった
青信号を手を挙げて渡る小学生を見て
まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた
混ざらない綺麗な夢を見たいな
明らかに時間切れだけど
必死でし ...
信じていたことは
鉄のかたまりで
不要になっても
手放せない
高熱で溶かしてみる
自分がダメになりそうになる
だから途中でやめる
ただ眩しかったことは覚えている
少しだけ変形し ...
風
風ふーふーふーふー風ふーふーふーふー風来坊
風ふうふうふうふう風ふうふうふうふう風来坊
風ふーふーふー風ふーふーふー
風と一緒に駆け抜ける
道全体を駆け抜ける
風と一緒 ...
いずれ修復されるだろうと
私はただ見つめていた
やがてそれすらも忘れてしまい
背景の一つとして色を変えた
置き去りにされたもの
斜陽がそっと撫でてゆく
価値がないから捨てられるのか
捨てられて価 ...
あの方は綺麗ね
本当に美しいわ―・・・
零の抵抗
あぁ、とっても昔の話ね・・・
彼女の話をするのなんて、あの時以来よ?
みんな幼か ...
東京の女の子
とうきょうのおんなのこは
14のとしにはもう
はいひーるをはいて
まつげをかーるさせ
おとことあそんでた
とうきょうのおんなのこは
5つもとしうえのわたしを
「お ...
朝起きたら腕が一本生えていた。
昨日むずがゆかったわき腹から。
にょきっと小さな腕が生えていた。
よりによって最も憎いあいつの
あいつの体と同じになろうとしているのだ。
僕の体は ...
融け合わない哀しみは
幸せを幻のように遠ざける
歩道にこぼれている優しい光に
薄い肉のような影が散っている
あなたからのメールに
意地になって返信している
僕のわが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
降り来る言葉 XLIII
木立 悟
自由詩
2
09/9/22 16:54
ボートを待ちながら
伊織
携帯写真+...
2
09/9/22 15:31
オムレツ
生田 稔
自由詩
4
09/9/22 15:17
無題
渡辺亘
自由詩
0
09/9/22 12:37
街の色
葛西曹達
自由詩
1
09/9/22 12:34
バージンロード
青い風
自由詩
2*
09/9/22 12:26
ハンマーポエッツ
新守山ダダマ
自由詩
0
09/9/22 11:36
体育の授業中は哀しくなる事が多かった 4
ゴースト(無...
自由詩
2*
09/9/22 11:12
体育の授業中は哀しくなる事が多かった 3
〃
自由詩
2*
09/9/22 11:10
小さな嵐
フクスケ
自由詩
0
09/9/22 10:14
ワイルドサイドを選べ
udegeu...
自由詩
2+*
09/9/22 9:30
はこ
伊織
自由詩
5
09/9/22 6:09
‐涙‐
‐弘‐
短歌
1
09/9/22 4:43
嘘つき
しべ
自由詩
0
09/9/22 3:43
夜中の誘惑
加羅
自由詩
1*
09/9/22 2:46
「珊瑚」
月乃助
自由詩
7*
09/9/22 2:01
希夢望
夜恋
自由詩
0
09/9/22 1:40
青く染められた物語
小池房枝
自由詩
3*
09/9/22 1:40
電車の、音の、向こうで
番田
自由詩
0
09/9/22 1:35
砕く、石を見る
〃
自由詩
1
09/9/22 1:32
原稿用紙に、座る
〃
自由詩
0+
09/9/22 1:31
言葉のない世界
ばんざわ く...
自由詩
1*
09/9/22 0:18
サグラダファミリアにぶつかって
こめ
自由詩
14+
09/9/21 23:55
かたまり
木葉 揺
自由詩
4*
09/9/21 23:50
風来坊
……とある蛙
自由詩
8*
09/9/21 23:36
忘却の青い時間
中原 那由多
携帯写真+...
8*
09/9/21 23:26
零の抵抗
セルフレーム
自由詩
2
09/9/21 23:02
東京の女の子
ミゼット
自由詩
2*
09/9/21 22:02
腕
巧
自由詩
0
09/9/21 21:38
太陽の予告
吉岡ペペロ
自由詩
9
09/9/21 21:35
4290
4291
4292
4293
4294
4295
4296
4297
4298
4299
4300
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4320
4321
4322
4323
4324
4325
4326
4327
4328
4329
4330
加筆訂正:
ハーフサイズカメラ
/
……とある蛙
[09/9/21 21:45]
1箇所2文字削除
7.23sec.