流された雲の筋
水色の空
すすきの穂の音が歯痒く聞こえる
君が言った一言に
私は原型を留められずにいる
何が正しいのかさえわからず
善意と偽 ...
空が
きれーやなーと思いながら
タバコに火を着ける
14時
誰もいない公園と
ペットボトルのコーヒー牛乳
風の冷たさを予想せずに着た
半袖から出る腕がちょっと冷たかった
はたして水は出た。
う ...
夜空に星をぶちまけて
ただ
ぼくのすべてを
きみに知って欲しかったんだ
天使よ
思い切り
吹き鳴らせ
もう
きみには
届かないのだから
最後のファンファーレを
盛大に
ごめんね
いつかはしんでしまう
愛するひとよりひとことだけ早く
しにたいよ
しにたくないよ
くるしくされたいの
つよく
やさしく
声を何度ものんで
ひとりを感じたい
感じたい
...
情報隔離週間と銘うち、読書、音楽鑑賞を控えた。
{引用=脳髄のインプットを減らし、自身の脳がどれだけアウトプットするかを
試してみたかった。書物は西東三鬼の句集をパラパラ捲る程度。
...
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ユア レイディオ! ...
………
…ねぇ
ん…?
あの人なんて名前だっけ
ほら…大統領の……
オバマ?
違う
………
プー…
プーチン?
それだ!
プーチンはもう大統領じゃ ...
あの子の胸をまっぷたつに割る大きな傷がわたしの思い通りでありますように
ガタガタとなにかぶつかる音がする四畳半
その傷に救われた命を尊んで病んだり頑張ろうとした歴史がありますようにと両の手 ...
放課後の校庭を眺めながら、口笛を吹く。
[guitar]に触れたいけれど、私の指は短いから、
つめを伸ばしても届かなくて、唇を風にたて
るしかない。冷たいよ、もう11月だし、窓を
閉めようとし ...
{引用=
風に想う
均等な枝は垂直に ―▲
はてなく
天蓋にむけられ
無数の曲直はいまだに葉をもつ さかさまに立つロンバーディア
やせた巨人がゆれ、かしぎ 街のどの家よりも高い身 ...
自転車の後ろの魔女はいう
「もう魔法は使えません」
自転車の後ろの女はいう
「もうわたしにはやわらかさがないの」
自転車の後ろの人間はいう
「もう嘘をつけなくなってしまった」
...
ひどく疲れた時ほど
眠るのが怖い
このまま孤独の名前を
受け継いでしまうんじゃないか、と
そのまま全てが書きかけのまま
止まってしまうようで
帰りに知らない店に足を向けて
名前もわか ...
夏の宵に火をくべて
お帰りなさい お帰りなさい おじいちゃん
帰るうちはここだよ 間違えないでね
大好きなおじいちゃんは私が3つのとき亡くなった
お盆に亡くなったからおじいちゃんは大変だっ ...
悟りはないさ
人生、喜怒哀楽の繰り返しだし
落ちるところまで落ちて
開き直って、反省して、考えて、プッツンさ
天才は異常者なんだ
それがカリスマ性なんだ
木枯らしに吹かれながら
丸裸になっても
真っ直ぐ空に向かい伸びている枝を見ていると
大切なのは見えるものじゃなく
内面に抱えることのできるものだって
沁みるように思えて
こぶしを握りしめた ...
様々なものから逃げ続けてきて
行き止まりにいたのは
やはり私でしかなかった
生きるのに疲れたふりして
人生をあきらめたふりして
それでも消えたくはなかった
罪もないのに赦されたがって
...
有無を言わせず
命令する
個人的な考えなど
鑑みずに
死ぬまで
ムチ打ち
働かせられる
機械の歯車のように
働かせられる
自分の子供も
もてず
死んでゆく
社会的集団の ...
長月の夜に
細かく降り注ぐ秋の雨
人も街も月でさえも
水煙で霞んでいる
そんな中
大地を真っ赤にできそうな
目一杯の彼岸花の花の群れに
小さな
水滴が
つく
時 ...
昨日コイというものを釣り上げた
捕まえたときは随分と暴れたものだが
家に着くころにはすっかりおとなしくなった
改めてよく見ると
キラキラ輝いていてとても綺麗だった
オパールのように ...
青い空
うろこ雲
空の端で
太陽はオレンジ色に染まり
今日にさよならを
告げる
歌を口ずさむ
随分冷たくなった空気と混ざり
微かに香る
金木犀を辿って
道路沿いの並木道
...
夜の帳がおり
夕焼けが冷めて
世界が暗くなってゆく
傾きかけた三日月の
先端のあまりの鋭さが
薄い刃のようで
闇をちぎっている
今宵もまた新しい夜が誕生したのだ
やがて月はビル群に紛れ ...
別に、大人びている訳じゃなかった。
煙草吸ったって酒飲んだって女の子を口説いたって喧嘩したって、それは小さな反抗心と大人の真似っこって事で。
仮面やら鎧やらを風呂に浸かってシャンプーで洗い流したよ ...
スモーキーカラーの空の中
手探りで引き寄せたのは
淡い溜め息
苦みの走った粒を
マグカップに3杯ほうり込んで
沸騰前に止めたケトルの体液とドッキング
こんな不愉快な ...
そうでもない時だけさ
不意に泣きだして どうしたの?
けたたましい その朝は
最近お気に入りの BGM
一端慰めに走って
また ほったらかしで睡眠世界へ
充電器に繋がれたま ...
海の仕事に憧れる、
俺は初恋を望みます。
女子高生の、
紺のハイソックスの
それで隠しきれなかった
スカートの下
を
不思議な気持ちで
目線を上げて ...
あなたの遠ざかるうしろ姿
を見つめたまま立ちつくす僕
が遠ざかる曇り空の下
の駅前が遠ざかる
あなたの遠ざかるうしろ姿
を見つめたまま
立ちつくす僕
をう ...
キミと築いてきた時間も、
キミと紡いできた想いも、
すべて泡のように溶けて、消えて。
この腕の中には温もりのない虚像だけがあって。
もう二度と交わる ...
割られようとしていた
ひとつの陶器を盗み
よくわからない生きものを大量に殺し
自分で自分の頭皮を傷つけ
蜘蛛をひとり救った
今日も自分は
わがままだった
...
背後の鏡を
窓を割りたい
何かが映る
ただそのことが許せないから
頭のうしろのお偉方を
何度も何度も叩いている
右で左で
平手で拳で
目の前に浮かぶひと ...
ヒーターのタイマーを入れ忘れてて 崩れるからだはどこにも嵌まらず
ぬぎすてたパンプスにさえあらわれるのか いけどもいけども獰猛な闇
写真の数のたりなさを ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
秋の空
伽茶
自由詩
1
09/10/11 15:48
公園とタバコとコーヒー牛乳と私
瑠音
携帯写真+...
2
09/10/11 14:27
ファンファーレ
風音
携帯写真+...
5
09/10/11 14:09
循環
たちばなまこ...
自由詩
10
09/10/11 9:18
情報隔離週間
アハウ
俳句
5*
09/10/11 9:15
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ
金井省悟
自由詩
1*
09/10/11 9:01
プーちゃん寝かせてくれ
テシノ
自由詩
4*
09/10/11 7:04
感情スイッチ
カチキ
自由詩
0
09/10/11 4:06
三階にて
しゅう
自由詩
0
09/10/11 4:00
「百年樹」
月乃助
自由詩
6*
09/10/11 3:12
結末
白日
自由詩
1
09/10/11 3:10
anyone,anywhere
瑠王
自由詩
5*
09/10/11 1:35
祖父の白百合
朽木 裕
自由詩
4
09/10/11 1:10
悟り
吉田篤史
自由詩
2
09/10/11 1:03
「The things unseen」
広川 孝治
自由詩
1
09/10/11 1:00
逢瀬
三上あず
自由詩
4*
09/10/11 0:26
働き蟻
ペポパンプ
自由詩
4*
09/10/11 0:00
彼岸花
麻生ゆり
自由詩
7*
09/10/10 23:15
コイ
〃
自由詩
1*
09/10/10 23:14
飛行機雲
ミツバチ
自由詩
7*
09/10/10 23:13
或る街の一夜
麻生ゆり
自由詩
1*
09/10/10 23:13
詩想
黒乃 桜
散文(批評...
2
09/10/10 23:03
10月10日
ローザ
自由詩
1
09/10/10 22:52
うちの家電製品
黒乃 桜
自由詩
1*
09/10/10 21:43
(…死んでしまえ。)
榊 慧
自由詩
11
09/10/10 21:15
あなたの遠ざかるうしろ姿
都志雄
自由詩
4
09/10/10 21:13
君彩。
aokage
自由詩
0*
09/10/10 21:13
ノート(わがまま)
木立 悟
自由詩
3
09/10/10 20:51
ノート(症例 1〜4)
〃
自由詩
1
09/10/10 20:50
鳥になれる日
ogawa ...
短歌
1
09/10/10 20:49
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
加筆訂正:
鳥になれる日
/
ogawa hana
[09/10/10 20:50]
2008.1.30のものを再掲しました
9.64sec.