温泉に浸かり身体を温める抱き合うような愛を感じる
夜明け待つ富士山頂で待つ僕ら朝日に映る君は女神だ
不自由も辛さも生きる証でも耐える身体に限界は来る
山崩し新たに団地作られる環境破壊 ...
壁に寄り添うように置かれたグレーの機械から人工的な温風が流れ出て、深夜、目に見えない膨大な埃やら何やらが混じる空気を、浅く浅く、しょうがなく吸いこんだ。
時計は見ない。
凝る目頭。
鈍る胃袋。
視界 ...
恋人いじょう
友達みまんのふたりには
待ち合わせる場所も
繁華街のシャッターのまえ
セブンスターを持ってかざして
立っている
割り切りたいと
そういう欲望 ...
静か。とても静かで空気がぬるい
しなければならないことに何一つ立ち向かえず1日を先伸ばししているとこの時間が訪れる
脳みそがゆるゆるしてて辛いことを考えてしまわずにすむ時間
生産性もない
...
幼い頃は持て囃され甘い菓子で育った。
少年の時は真っ白な繭が僕を守り養った。
やがて呼吸も自由に羽を広げる頃、
誰もが欲しがる平等を平然と飛び越える翅。
指折り数えた確率は出会った瞬間に吹き飛 ...
鳥の飛ぶ
銀のピアスをもらったよ
こいつったら ときどき
姿をかえるから
翼を広げてとびまわる
だから、耳をひっぱったりして、
やんちゃな赤ちゃんみたい
でも、ありがと ...
何もない手に
立ち止まった風の 僕は
労働者としてのそれを
僕ではない言葉として 流れていった
僕のすべてが報われるのなら
労働者として
中の暗黒ではなく
この時代の社長になれ ...
空は何も知らない
僕に砂漠はオレンジ
オレンジとしての林檎の 曲に
太陽としての aikoを聴いていた
aikoとしての休みの
日を 曲に耳にしていた
憂鬱な囚人としての休み ...
1
ろばの肉は、骨をくるんで、
皮にくるまれていた。
もえがらにはならなかった。
一つ、星のおこるたび、
グレアに紙をかき消されるたび、
皮をまとって、骨にまとわされて、
...
るるるるるるるるるる る
トロイメライの草いきれ
揚げ花火の調べ
命の水源から零れ出す、フラクタルな哀しみと
誰にでも、生きている限り、幸せになる権利がある
ということ
花火が落ちた焼け跡の空にも
...
シタールの音が哀切を持って
時を切り刻んでくれるような気がする
立冬を迎えた土曜日の夕暮れには
今年はついぞ聞くことの無かった
ヒグラシが似合うのだと思う
枯れ草を燻す煙がどこからか ...
★☆★ 法律大魔王から14度目の最初のお達し ★☆★
●自作のショートギャグを楽しむスレッドです。誰でも参加OK。過去ログや、
まとめサイトのパターンを参考に、面白いネタを考えてここに発言して ...
結晶する 耳元を過ぎる速い風
二人から 切り離されていく運命
共有した 時間が遠ざかっていくと
無理して 笑っていたのかと疑心暗鬼
光のさす場所を突き止めて
香りの漂う源を追い求めて
...
始まりと終わりは
いつも同じ場所な気がする
まるで
ブーメランみたいに
だけど
その距離は少しづつ遠のいていく
何処へ投げたか忘れるくらいに
...
寄せては返し
また来たカモメ
潮風が弾く小春日の{ルビ音符=ノート}
寄せては返し
裸足と駆け引き
影踏むステップ進行形
砂に謎掛け
空に法螺吹き
ほら、左腕
―お気の済 ...
全ての心に草冠をつけろ
そうすれば心が折れることはない
みんな王様だから堂々とするだろう
折れたら終わり 曲がったら終わり
そして人は硬く真っ直ぐ走り出すのだ
言葉を綴り始めるのだ
文字は ...
寝入りばな
夜の船に乗って
黒く澄む空を
たゆたっていた
静謐なガラスの船は
住むもののない水底の
果てない深さを
ギラリギラリと見せた
こわいよと口に出す
まだ眠りに落ちて ...
http://www.youtube.com/watch?v=R5TbfhLleXY&feature=related
仕事で数日を長崎で過ごした。坂の街を歩き回ったせいか、原爆で亡くなっていっ ...
ぽとぽと
あめだま
おとしたのだあれ
ころころ
あしあと
あなにおっこちた
ぐらぐら
かんせつ
はずれないように
ぺたぺた
のりしろ
はがれないように
歩めば自ずと道がつく
普段こんな喋り方しないもんだから
しっくりこない
間違ってそうで心配になる
幸せは歩いてこない
だから歩いていくんだねっと
でも、
どこに向かって?
...
無機質なポリスが私を殴り、蹴り上げ、叩き落とした挙げ句に、いくつもの釣り針で私の身体を吊り下げた。
それで終わりかと思えば、おあつらえ向きのサンドバックだと言わんばかりにまた滅多矢鱈に殴りつけてきた ...
落ち込んでる奴がいるとすぐに走っていって、不幸なのはあなただけじゃない、とか言う奴が居た。
ぐすぐす泣き出す奴の肩を撫でながら、ひとしきり不幸な人の話を話して
ひとしきり落ち込んでる奴を泣かせて満 ...
季節は甘いにおいをさせて
生きた痕跡を残していく
死は果実の着地とともに
再生の希望を託す
もし声が種子のように
どこかで芽を出すのならば
それは共振する
土壌の中がいい
次第 ...
君を思う気持ちに
理由なんていらない
香水に込めた願い 純心
触れた手のぬくもりと
未来の一ページを
つなげるように
涙も消せると
信じたあの夜
強すぎる雨も
...
組み立てて、組み立てたもの
を、ゆらして壊した
なぜだろう
ゆびのない夜がきみを
おいつめようとする
ゆびは、夜は、きみは、
どこにもたどりつかない
おぼろげな、消失点は ...
きこえるかい
描いた日々は拙くて
語ったことばは儚くて
揺らいだ瞳はどこまでも脆くて
指でなぞる唇の赤さ
きみを愛していたんだ
...
*
もしも…
この世の全てが
この掌すり抜けて行く風の内に
記憶を留めるのであれば
私は此処に居て
風を嗅ぎ
風を聴き
風を噛み
風を観て
ただそれだけを糧に暮らすだ ...
陽の光が徐々に弱まり
空気も冷たくなって
そろそろ冬が来るのだと気付く
一人に慣れている私でも
この季節は人恋しい
人混みに紛れてみても
近くのコンビニの
おでんを求めてみても
寂しい ...
川辺に馬や羊を連れて
陽射しを浴びながら振り返ると
見渡す限りの豊かな草原の海
この地平線の遥か向うのずぅっと遠く
微かに白く朧気に見える
万年雪に包まれてそびえ立つあの峰は
草も ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
温泉
夏川ゆう
短歌
2
09/11/29 13:28
残業時間
笑む爺
携帯写真+...
0
09/11/29 9:50
処世
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/11/29 9:41
静かな時間
一華
自由詩
2
09/11/29 4:19
『鱗翅目』
東雲 李葉
自由詩
3*
09/11/29 2:45
銀のピアス
月乃助
自由詩
9*
09/11/29 2:17
休日に
番田
自由詩
0
09/11/29 1:22
モナカ
〃
自由詩
1
09/11/29 1:22
人間政府
クマクマ
自由詩
2
09/11/29 0:22
竜の落とし子の集団下校
サトタロ
自由詩
1
09/11/29 0:18
トロイメライの夢
しろう
自由詩
1
09/11/29 0:08
ヒグラシのヴィオロン
〃
自由詩
1
09/11/29 0:07
エリオットしとりあそび(14)
過去ログ倉庫
09/11/29 0:07
愛されなかったひとのためのソナタ
瀬崎 虎彦
自由詩
5
09/11/28 23:48
七行の手紙
牛
自由詩
5*
09/11/28 23:32
渚の時制
都志雄
自由詩
2
09/11/28 23:08
芯
新守山ダダマ
自由詩
1
09/11/28 22:48
眠りによせて
瀬崎 虎彦
自由詩
4
09/11/28 21:34
癒される
A-29
散文(批評...
1*
09/11/28 20:32
くっつく
彰
自由詩
2
09/11/28 20:14
先生さようならミナサンさようなら
よーかん
自由詩
1
09/11/28 20:09
ニュートラル(ノルマ1)
uwyeda
自由詩
0
09/11/28 19:57
詩想 —7
黒乃 桜
散文(批評...
1
09/11/28 19:43
朝のシンフォニィが奏でられる
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/11/28 19:42
truth
ユメミ リル
自由詩
1
09/11/28 19:12
遺産
ねことら
自由詩
3
09/11/28 18:53
ウツセミ
なるせ
自由詩
1
09/11/28 18:52
同胞
Shaka
自由詩
1
09/11/28 18:19
ポケット
ミツバチ
自由詩
6*
09/11/28 17:27
山を讃える歌の向こう
板谷みきょう
自由詩
1*
09/11/28 16:36
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
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4231
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4240
4241
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4243
4244
7.28sec.