暗闇でささやく
何かの体は ひとつなのだ
束ねたようなその出る場所を探している
なかを手に 行く
場所はないのだと
12月の白い息を打たれた雨に吐いていた
そして 誰でもない
存 ...
どうも。
明後日、土曜日に納車を控えた短角牛です。
台風が来ました。今は北海道の太平洋側が暴風域に入ったらしい。
北海道のみなさん、注意してください。死人もでている台風です。
...
去年のプレゼントを頭蓋に嵌める、決着には程遠いが
今年は来ないのか、それも意図的に
耳鳴りが止まない、呼び出し音のように
起承転結を知らせる
夢は藍色の液状で、毎夜垂れ込んで来て、塗り ...
夜香木
それは
お客様が
くれた木
毎年楽しみに
している。
一夜限りの
癒しをもらう
今年は
3日楽しませてくれた
寒さに弱いけど
室内に入れるのは
はばかる。
...
台風の後
荒れた神社で
社の赤い扉に
血管がくっきりと浮き出し脈打っている
光と影のモザイクの底から
顕れる巨大な神の相貌
影の溜まりの中から欲望に満ちた目が光る
...
さみしさをおぼえたら
遠い日の歌が聞こえてきた
恋に恋焦がれ 明日に安堵し 今日を悲観した
遠い日が歌にのってきた
くすぶった闇の在処は見せもせず
星の数ほどの「真実」をさらけ出し合い
本当はどこにも帰れないと知っていた
茜に染まる道に転がる虫の死骸で、
初めて命の理を知ったあの頃のように
渇いた日々が続いても
...
灰色の道が続いている。
これまでずっと歩いてきた。
これから先も続いてゆく。
この道を歩くことができるのは僕だけだ。
誰とすれ違うこともなく。
共に進むこともない。
ずっと一人で歩 ...
眠っていると
乗っているのです
おっきなりんごは
熟した匂いを漂わせ
静かに
ずっしりと
お腹の上にいるのです
あなたは
夢の中では私にたべられ
起きている間は
何とも静か ...
増水した川を見ようって出かけたドライブ
山から下る道で大きな鹿を見た
まるで長老みたいな顔で
大きな大きな角を持ち
僕らの事なんて気にも留めずに
通り過ぎる車を越えて遠くを見つめていた
川 ...
また遅れてるよ。
人身事故だって。
どこかでまた人が電車に飛び込んだ。
人生を自分で閉じた。
その勇気に乾杯。
もがいている。
生きる勇気がなくもがいている。
線路まで歩く気力もない ...
愚かさを主張して あなたに辿り着けない
軽々しく触れないで 泡になってしまう
少しはにかみながら 喉が切り裂かれている、と
口ぱくの懇願 『どうか、気付いて』
あなたは言うわ 「名 ...
ヒガンバナ
もう咲き終わっているのに
熾き火のようにゆらめく赤
心の中で
一面に赤い景色など
見たことがあるわけでもないのに
忘れられないほどの赤など
目の当たりには
出遭った ...
蛍光灯の光の中で呼吸をしてる
僕が唯一僕になれる世界は
時間や空気や外の世界との境界線を
消したり
歪めたり
作り出したり
誇示したり
映し出したりしながら
...
目的はあったほうがいい
そのための
道標としての目標はあったほうがいい
そういうことが
しんどいことだと思うひともいるだろう
言葉は個人にとどかない
これを孤独と言 ...
ねこが脚をこねこねこねこね
こねくりまわし
ねこがこたつでこねこねこねこね
こねくりまわし
私 こたつでくねくねくねくね
本読んでだまり
私 こたつでくねくねくねくね
本読んでわらう ...
そこが何処で
あろうと
誰が見ていようと
見ていまいと
彼らは歌う
踊る
笑う
しゃがんで忘れて
立ち上がり
走り出す。
回る
グルグル回る。
...
アスファルトがまた濡れはじめる
重ね着が正解の外出
こんなに寒いのに
リビングのサッシを開け放して
ひとりで焦って暑がっている
私の嫌いなひと
ノイズでしかない声に
頭痛がする
呼び止 ...
ここは主成分すら不確かな路地裏
行く宛のない罵倒をのせて唾を吐けば
憐れなほどに幸福を願った夜がちらつく
這えば、飾りのメロドラマ
血管のなかを駆けずり回る
負け犬の性、シュプレヒコ ...
つめたいあめに濡れて
君の顔が視えない
明日の
行く先が
滲んで
傷みの場所すら
あいまいなのに
どうしても
なんて云えない
やさしさがくれた疵を
...
無用心さを呪う以前に嫌悪する対象となった自分を嘔吐する
結果を既に予測していた悪知恵、未遂、デカダンスの罪深さ
拝借した顔色で悲劇のポーズ
嗤っていたのは僕か彼か、遅すぎた問題提起を反芻した ...
にごりえの底に潜む
あわぶくが僕なのです
みょうに取り澄ました
ことばが木偶なのです
よどみの中で悶える
あわぶくが僕なのです
おもいを取り逃がした
ことばが癪なのです
こ ...
なぜかしら
私には聞こえてこない
どうしてかしら
あなたには聞こえない
携帯の着信音
サイレントにしてないのに
雨の音が
消しているのね
昨晩の
私たちの小さなすれ違い
排 ...
足利の旧市街から渡良瀬橋を渡り少し行くと、草木のこんもり茂った小高い丘がある。男浅間神社だ。頂へと続く道を上っていくと、やがて視界が開け、渡良瀬川沿いに足利の街並みが一望できる。ハローワークから所在な ...
白い息夏へ向かって雲となる
一球を追う少年の背に桜
振りぬいたバットの先に暑い夏
ひとしずく終わった夏へ零れおち
僕らの見上げた空はあまりにも青くて
隣の君は笑うように目を細めた
胸をすくようなこの空をいつか思い出すのだろう
入道雲浮かぶ空の下
走り出した君を見ていたら
あの日の ...
ひとつの話をしよう
あるところに少女がいた
美しい少女がいた
その少女はあるものしか食べない
チョコレートか
キャンディか
ショートケーキか
いいや
...
振り向いたっていいじゃん
だって後ろに目ないもん
泣いたっていいじゃん
だって誰も見てないもん
つまずいたっていいじゃん
だって僕がフォローするもん
キスしたっていいじゃ ...
ああ!さもしき男の一人遊び
連弾の中!
平凡な背中に毒を塗れよ
それで飛ぶんだ!
まだ見ぬ演劇に前のめる朴訥青年よ!
魂に重ねる金箔が欲しいんだな!
でも それは
深く段落の底
...
玄関は春です
別れと出会いが
毎日
飽きることなく
繰り返されるから
わたしは
いつでも花を飾ります
薄紅色の花が
一番似合うと思います
浴室は梅雨です
温かい雨が降る ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一つとしてない、へ言葉と
番田
自由詩
1
09/10/9 0:06
夢
短角牛
自由詩
0
09/10/9 0:05
パラダイスシフト
ゴースト(無...
自由詩
3*
09/10/9 0:00
小さな喜び
ペポパンプ
自由詩
5*
09/10/9 0:00
台風の後
ty
自由詩
1+
09/10/8 23:51
さみしさをおぼえたら
短角牛
自由詩
1
09/10/8 23:47
片づけられた真理
水島芳野
携帯写真+...
3
09/10/8 23:45
「僕の道は灰色の道」
広川 孝治
自由詩
2
09/10/8 23:37
おもいりんご
KUM
自由詩
7
09/10/8 23:33
洪水警報発令
智哉
自由詩
0
09/10/8 23:32
遅延
村上 まり
自由詩
1
09/10/8 23:01
人魚姫
黒乃 桜
自由詩
1
09/10/8 23:00
十月の彼岸花
小池房枝
自由詩
4
09/10/8 22:34
ノックする音
kuane
自由詩
2
09/10/8 22:30
孤独
吉岡ペペロ
自由詩
8
09/10/8 22:30
ねこのこねこね
しだ よう
自由詩
2*
09/10/8 22:20
ウザイ質問
よーかん
自由詩
0
09/10/8 22:01
parasite joker
蒼木りん
自由詩
1
09/10/8 21:49
アンチテーゼ
津島
自由詩
1
09/10/8 21:43
静寂の色
ユメミ リル
自由詩
1
09/10/8 21:06
欠損
津島
自由詩
1
09/10/8 20:30
あわぶく
nonya
自由詩
10*
09/10/8 19:50
サイレント
乱太郎
自由詩
16*
09/10/8 19:32
渡良瀬橋 |夏至の空色
都志雄
自由詩
2
09/10/8 18:35
少年の夢
空都
俳句
0
09/10/8 17:51
夏空におもう
〃
自由詩
1*
09/10/8 17:34
鳥かご少女
〃
自由詩
3*
09/10/8 16:55
正当化
雪間 翔
自由詩
3
09/10/8 16:22
砂
金井省悟
自由詩
3+
09/10/8 16:22
家と季節
小原あき
自由詩
12*
09/10/8 15:57
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
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4221
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4224
4225
4226
4227
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4229
4230
4231
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4246
5.02sec.