羽根が降っている
黒く震える、黒鉛で編まれた空から
伝える為の光を帯びて
束になることなく散らばる幾億の羽根が
神様を信じようとしていた人達の記憶を抱えて
電線と油と機械に覆われ ...
身代わりの縫い包みをもらって
笑って明日を受け入れる
かつては輝いていた金の穂
もう食べ尽くして、しまって
虚空へおよぐ手は共に朽ちる相手を探している
この文章は、自分以外の何者かに対する反発心が一層強くなる時期が思春期だ、という前提のもとに書いています。
最近は中二病という言葉が流行り、思春期特有の悩みを持つ人間が多くなっています。そ ...
{引用=
これは思いついたことを忘れないために記したメモです。ここに書かれている主張は、あくまでも書き手の思い込みに過ぎません。飛躍した主張などが多々含まれます。そこには具体的な説明や、主張を裏付け ...
あなたが私でいる間は
私はあなたでいようと思う
今日は寒くてとても晴れていた
私の中は雨が降っていて
温かい一日、ポケットの懐炉のよう
そこには龍が浮かんでいる
飛ぶという表現では ...
疲れてしまった
身体をあたためて
きずつけられた
プライドを修復する
神様はいるのかいないのか
どちらにしても僕たちに
都合よく現れるスーパーヒーローではない
だからといって感謝は忘 ...
騒々しい気分が通り過ぎると
傷ついた指の先から
歪んだ世界が消えていく
指差すのは、白いカラス
声をあげると
飛び去って消えてしまう
いつまでも指差すだけで
捕まえることはで ...
謝るのは簡単だ。
そう言ったのは、僕で。
今は、君が言っている。
僕の言葉は、君に届いて。
また、僕のトコへ帰って来た。
誰かに、伝えたコトは。
多分、自分に伝えた ...
嵐が過ぎ去ったばかりの
夜明けの海岸に
僕は僕の相棒の野良犬と連れ立ってやって来た
激しい台風が
思う存分 遠慮なく吹き荒れてくれたおかげで
夜明けの海の薄い水平 ...
私は、
あなたを一生愛し続けると、誓わない。
どんな時もあなたの側に、居続けない。
あなたがくれるものは何だって受け入れてあげる。
愛情を、憎しみを、罪を、罰を、受け入れてあげる。
あな ...
今日も天使でもないものの 誰でもない
大都会の虚ろな言葉が 不法労働者の どこかにこだまする
笑い飛ばされる
正確に言えば そんなふうに値段とともに消えていく 酒の苦みが
場所によっては ...
○ 肩寄せて小春日の降る水面見てダメな兄だね妹泣かし
○ 君のこと掬いきれない呪わしきゼロと1との「男デジタル」
○ 往く君のケータイ握る手の甲に夕焼け空はそっと差し込む
どこかの焚き火のにおいも
さらさらの空気も
柿いろの空も
鈴虫のこえも
うすぐらい街灯も
踏切の音も
車のヘッドライトも
後ろを歩くカップルも
いまならみんな
愛せる気がする
...
そろそろおしまい
長引いた旅も
そろそろおしまい
さようならの時間
かなわぬことばかり
不満ばかりが堆積した
こころの泥に別れを告げて
おやすみを言う時間
矢印のように鳥の影
...
降り積もった憂鬱を踏み締め
崩れていく入道雲を見守った
もはや手を伸ばしても遅すぎるというのに
ローファーの高望み
走り去る夏は尾ひれをなびかせ
金色の夕焼けに思い出を放り投げた
制服 ...
会いたいなんて
きっと虫が良過ぎるから
会えたら良いな
なんて考えながら歩いてる
柳の下に君は居なくて
寄り添った影は短くなって
あぁ、又一つ
失うのに気付いた
君を手放してど ...
忘れ物
あそこに置いて来た
あれが無くちゃ
鼓動は止まってしまうのに
{引用=刺された傷はとても疼く}
今日僕は
血を流して倒れてしまいそうな
ただそんな気持ちでした
遺失 ...
道の果てで懐かしい人にであう
最後にお会いしたのは
いつだったかしらね
おひさしぶりと 言い合って
最後の日から随分たち
身体を持たないことに慣れ
ずっと薄く微笑をしながら
ああ こ ...
肩にもたれてきた女
ぐうぐうと
すうすうと
重さがだんだんかかってくる
すでに目的の駅は過ぎ
遥か遠くに
待っている人がいる
海が見え ...
書いている
生きている
死んでいる
機械が、わたしと同じように、きみ
の
かたわらで、きみと
同じように、わたしの
かたわらで、鸚鵡返しする
彼方の、
きみの、彼方の、きみ
の ...
あかぎれの 手にクリームを 塗りながら 母の位牌に 昔を思う
プリズムを
とおしたひかりは
なめらかな
グラデーション
うつろう色みを取り出して
あか き みどり と
括ってしまえば
そのなめらかさは失われ
大雑把さに囲われる
そん ...
よう またあんたかい
最近めっきり顔をみなかったが
またここにやってきたのかい
よっぽどあたしが好きと見えるね
あんたがいくら誘ったって
あたしはその手には乗らないよ
あたしには
...
いつもより明る過ぎる月の光
夜に引っ張り出された君の影
静けさを含んだ風が
雨のように降り
草はサラサラと内緒話を
手にとれるだけの悲しみが
ふと首をもたげたとする
...
たわむれに
花の音
風の色
君のまなざし
この胸に滲むよ
からみあう
あやとりのように
指と指
結界して
たわむれに ...
歌う時は過ぎた
語り合いもやがて終わる
引きずるものが風に
飛ばされる事を望む/望まない
両足で押さえたそれを
お前は影と呼ぶ
息をつめた手の中で
揺れる蝋燭の炎が
蠢めく影をいつ ...
希望は与えられている
悲しみは与えられている
ショパンを練習している
テンポの変わるところが
音がほどけてしまってながれない
おなじところで音もわれる
灰色の街で
...
私は
父に愛されなかったから恨んでいるのだろうか
愛されたかった
抱きしめられた記憶が欲しい
私は
私をつくった人としての父しか知らない
古ぼけた風景の中の父は
ただ 命令をしている ...
ガス栓を閉め忘れて数時間あわや爆死か中毒死か
暗中模索の日々のなかを
わたしはきょうも
わたしはあしたも
きょうという日々を生きるだろう
ひとの夢がわたしの夢に沿わないとき
わたしはそのひとを
愚かだと決め ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬空
鎖骨
自由詩
1
09/11/30 4:25
2009/11/30
〃
自由詩
1
09/11/30 4:04
思春期の芸術的な衝動について
結城 森士
散文(批評...
3
09/11/30 3:53
存在しない3つのことについてのメモ
〃
散文(批評...
1
09/11/30 2:18
さよならの合図
木屋 亞万
自由詩
1*
09/11/30 1:35
もうおしまいにしたいと
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/11/30 1:17
虚構
小林螢太
自由詩
2*
09/11/30 0:49
創書日和「謝。」
狠志
自由詩
1
09/11/30 0:44
嵐の後の海岸にて
楽恵
自由詩
7*
09/11/30 0:10
式場にて(2)
uwyeda
自由詩
0
09/11/29 23:58
カウンターで
番田
自由詩
0
09/11/29 23:56
不忍池三首
都志雄
短歌
1
09/11/29 23:06
みずいろ
けさんぼん
自由詩
3
09/11/29 22:32
矢印のように鳥の影
瀬崎 虎彦
自由詩
2
09/11/29 22:31
死んでいく夏を見つめ
けさんぼん
自由詩
2*
09/11/29 22:18
影忘れ
雨流れ。
自由詩
1*
09/11/29 21:35
物忘れ
〃
自由詩
1*
09/11/29 21:32
ああ ここは春の公園のよう
瀬崎 虎彦
自由詩
3
09/11/29 20:50
ある夜の車両で
八男(はちお...
自由詩
3
09/11/29 20:47
_
こもん
自由詩
4
09/11/29 20:05
あかぎれ
ミツバチ
短歌
4*
09/11/29 18:57
ククル プリズム
笠原 ちひろ
自由詩
5*
09/11/29 18:47
行く手を遮ろうったってそうはいかないぜ
涙(ルイ)
自由詩
0
09/11/29 18:23
深淵
相田 九龍
自由詩
0
09/11/29 18:22
流 連
塔野夏子
自由詩
3*
09/11/29 17:54
殺風景
テシノ
自由詩
1*
09/11/29 17:03
灰色の街
吉岡ペペロ
自由詩
14
09/11/29 16:36
父
朧月
自由詩
2
09/11/29 15:42
あわやリアル死亡
攝津正
短歌
1
09/11/29 15:34
きょうという日々を
吉岡ペペロ
自由詩
6
09/11/29 14:47
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
7.26sec.