………んでもまあ、生きててよかったと思うよ。
あたしは輪廻を信じているから、
死んでおわりとは思っちゃいないけど
別に昨日の輪廻の先が
かわらない今 ...
黄色い信号
うるさいバイク
別れの手紙をだしたあと
愛しき音がわめきだす
あんたの耳は私だけ
高校生がしゃがみこみ
途端に日差しに目が移る
一直線にのびる影
...
何も 心の中に
もう 僕は手にしていない
あるものといえば誰かの手紙や電報ではない
何を そうして死んだ 僕は
寝過ごしていていない しかしうっかり といっても
見られなかった夕暮れは
...
とびきりとっくに過ぎてるサマーは気にしないで
アイスクリームにパイナップル・ジャム
リリカルラレリルレインボー
キュルキュル風にスコールまいて
ホップ・ステップ・トロピカル
24色じゃぜ ...
ねえ、神さま。
あたしがどんなに幸せか、わからないだろうね!
ねえ、神さま。
あなたをふたたび信じることができて、
あたしはとっても嬉しいンだ。
おとーさんが死んだあの春 ...
衰退という現実、パノラマ的狂乱
不協和音でしか逝かせられない、侭
剥離してゆく一人遊び
一言、一言、むしりとられていく
思慮の足りなさも罪なのだ、と
感情、衰退、狂乱、剥離、
裏返 ...
町の夕方がきらきらしていた
台風一過のレモンの色で
ほどけた空が明るくなっていた
それを美しいと思えることが
いついかなるときもそうあれるように
三百万年まえも
三 ...
昔から芸術の展示品に触れない理由がわからなかった
作った本人ですら価値を見いだせるのかわからないそれは
興味の無い人間からすればただのゴミでしかないのに
偉そうに台座に座って手の届かない場所にい ...
濡れたくちびるのその色は
さながら銀座のマネキンのよう
くちづけた指先に
マニキュアの甘いしびれ
ぼくのくちびるに
幼い毒をのこして
薔薇をかじって
少女を売る少女と遊ぶ ...
ひとつの話をしよう
あるところに少女がいた
美しい少女がいた
その少女はあるものしか飼わない
パピヨンか
ポニーか
アビシニアンか
いいや
少女は鳥 ...
原爆落とした国の偉い奴が
ノーベル平和賞だって
笑わせてくれるよな
長崎の市長も広島の市長も
一回だってそんなもの貰った事ないのに
もしその偉い奴がこの事に気づいて
その賞の無価値を叫んで ...
交差点
真夜中のスクランブルは
冗談みたいな1車線
シグナルの
青い鼓動が動き出す
行かなくちゃ
つぶやきが
ことばになるまで
もう少し
ショコラ
輪郭を
残した ...
なんでこんなにも皆は私にやさしいのですか
なんでこんなにも無条件にやさしさを注いでくれるのですか
私がかわいそうだからですか
そんなやさしさならいらない
と
言える強さは私にはありま ...
The light is a shadow,…
ひらけた視界の先には広大な芝生の丘
所々禿げた剥き出しの地面の上を歩いた
だだっ広いその真ん中に二台のブランコ
...
夜更け前、救急車のサイレンは
すれ違いざまに記憶の淵を削っていった
虚無感に包まれてしまって
悲しくないのがなんだか悔しい
まずは壊すところからやり直そう
終わった話を詮索するのは
...
流された雲の筋
水色の空
すすきの穂の音が歯痒く聞こえる
君が言った一言に
私は原型を留められずにいる
何が正しいのかさえわからず
善意と偽 ...
空が
きれーやなーと思いながら
タバコに火を着ける
14時
誰もいない公園と
ペットボトルのコーヒー牛乳
風の冷たさを予想せずに着た
半袖から出る腕がちょっと冷たかった
はたして水は出た。
う ...
夜空に星をぶちまけて
ただ
ぼくのすべてを
きみに知って欲しかったんだ
天使よ
思い切り
吹き鳴らせ
もう
きみには
届かないのだから
最後のファンファーレを
盛大に
ごめんね
いつかはしんでしまう
愛するひとよりひとことだけ早く
しにたいよ
しにたくないよ
くるしくされたいの
つよく
やさしく
声を何度ものんで
ひとりを感じたい
感じたい
...
情報隔離週間と銘うち、読書、音楽鑑賞を控えた。
{引用=脳髄のインプットを減らし、自身の脳がどれだけアウトプットするかを
試してみたかった。書物は西東三鬼の句集をパラパラ捲る程度。
...
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ!
アイ ワナ ビー ユア レイディオ! ...
………
…ねぇ
ん…?
あの人なんて名前だっけ
ほら…大統領の……
オバマ?
違う
………
プー…
プーチン?
それだ!
プーチンはもう大統領じゃ ...
あの子の胸をまっぷたつに割る大きな傷がわたしの思い通りでありますように
ガタガタとなにかぶつかる音がする四畳半
その傷に救われた命を尊んで病んだり頑張ろうとした歴史がありますようにと両の手 ...
放課後の校庭を眺めながら、口笛を吹く。
[guitar]に触れたいけれど、私の指は短いから、
つめを伸ばしても届かなくて、唇を風にたて
るしかない。冷たいよ、もう11月だし、窓を
閉めようとし ...
{引用=
風に想う
均等な枝は垂直に ―▲
はてなく
天蓋にむけられ
無数の曲直はいまだに葉をもつ さかさまに立つロンバーディア
やせた巨人がゆれ、かしぎ 街のどの家よりも高い身 ...
自転車の後ろの魔女はいう
「もう魔法は使えません」
自転車の後ろの女はいう
「もうわたしにはやわらかさがないの」
自転車の後ろの人間はいう
「もう嘘をつけなくなってしまった」
...
ひどく疲れた時ほど
眠るのが怖い
このまま孤独の名前を
受け継いでしまうんじゃないか、と
そのまま全てが書きかけのまま
止まってしまうようで
帰りに知らない店に足を向けて
名前もわか ...
夏の宵に火をくべて
お帰りなさい お帰りなさい おじいちゃん
帰るうちはここだよ 間違えないでね
大好きなおじいちゃんは私が3つのとき亡くなった
お盆に亡くなったからおじいちゃんは大変だっ ...
悟りはないさ
人生、喜怒哀楽の繰り返しだし
落ちるところまで落ちて
開き直って、反省して、考えて、プッツンさ
天才は異常者なんだ
それがカリスマ性なんだ
木枯らしに吹かれながら
丸裸になっても
真っ直ぐ空に向かい伸びている枝を見ていると
大切なのは見えるものじゃなく
内面に抱えることのできるものだって
沁みるように思えて
こぶしを握りしめた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
とっても地味なカンキのウタ
笠原 ちひろ
自由詩
1
09/10/11 19:29
オーバー
黒川 蔵人
自由詩
2
09/10/11 19:03
淀みで薄暗がりの
番田
自由詩
1
09/10/11 19:02
クレパス
リタ。
自由詩
1
09/10/11 18:34
ねえ、神さまへ。歓喜の歌を
笠原 ちひろ
自由詩
4
09/10/11 18:28
ボーダーライン
津島
自由詩
1
09/10/11 18:17
台風一過
吉岡ペペロ
自由詩
5
09/10/11 17:55
ハンバーガーでも喰いながら
虹村 凌
自由詩
3
09/10/11 17:45
ショッキングピンクの夜に
アヅサ
自由詩
4*
09/10/11 17:40
鳥かご少女その2
空都
自由詩
1*
09/10/11 17:29
飯を喰いに行こう
虹村 凌
自由詩
1+
09/10/11 17:26
ショコラ
uminek...
自由詩
3*
09/10/11 17:17
感謝の裏側
空都
自由詩
0*
09/10/11 16:56
『光る翳と翳る光〜The light is a shadow ...
Leaf
携帯写真+...
1*
09/10/11 16:03
息切れと深呼吸
中原 那由多
自由詩
5
09/10/11 16:00
秋の空
伽茶
自由詩
1
09/10/11 15:48
公園とタバコとコーヒー牛乳と私
瑠音
携帯写真+...
2
09/10/11 14:27
ファンファーレ
風音
携帯写真+...
5
09/10/11 14:09
循環
たちばなまこ...
自由詩
10
09/10/11 9:18
情報隔離週間
アハウ
俳句
5*
09/10/11 9:15
アイ ワナ ビー ジャスト ア レイディオ
金井省悟
自由詩
1*
09/10/11 9:01
プーちゃん寝かせてくれ
テシノ
自由詩
4*
09/10/11 7:04
感情スイッチ
カチキ
自由詩
0
09/10/11 4:06
三階にて
しゅう
自由詩
0
09/10/11 4:00
「百年樹」
月乃助
自由詩
6*
09/10/11 3:12
結末
白日
自由詩
1
09/10/11 3:10
anyone,anywhere
瑠王
自由詩
5*
09/10/11 1:35
祖父の白百合
朽木 裕
自由詩
4
09/10/11 1:10
悟り
吉田篤史
自由詩
2
09/10/11 1:03
「The things unseen」
広川 孝治
自由詩
1
09/10/11 1:00
4203
4204
4205
4206
4207
4208
4209
4210
4211
4212
4213
4214
4215
4216
4217
4218
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
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4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
5.74sec.