「さようなら、チャーリーブラウン」逃げていくビーグル犬より貴方は速い
君の物全て可燃のゴミとしてだしてしまおう安心毛布も
冷蔵庫「ぶんぶ」と冷やすピーナッツその音だけが今は友達
...
弁護士も消えてしまって
拘縮の妻をなでている月
声が聴こえる
笛のように震えている
それは孤独の笛だ
うつろな瞳孔が
ぎゅっぎゅっ動いている
哀しみが踊る
孤独を見つめていた
雑踏の風の中で少女を買った
手のぬくもりも
胸の厚さも
すっかり覚えてしまった
わたしの中には
いつも兄ちゃんの声がある
兄ちゃんの呼吸がある
むかしむかし
あるところに ひとりの少年が
おりまし ...
昭和55年に冬至書房新社より発行された詩論の本、「詩と詩論」は 、吟遊別冊79年6月刊の「モダニズム50年史」を改題して発行されたものでした。 内容は、昭和3年発行の季刊誌「詩と詩論」で何が成 ...
手が汚れたら手を洗うのと同じように、君は身の回りのものを捨てる。
私はそれと同時に、美容院で夏に傷んだ毛先をケアしてもらう、
ある人はカラオケに行くのかもしれない、
またある人は衝動買いをするの ...
日本語を趣味にするなら趣味として
対象は正しく愛玩しましょう
全ての言語が誰かの母語であることを
忘れないで欲しいのです
日本語は美しいと
容易く
あまりにもお気楽に口にしてしまう ...
母のことが なぜあんなに嫌いだったのだろう
殴られたことがあるからでもなく
押入れに閉じ込められたことがあるからでもなく
蹴飛ばされたことがあるからでもなく
わたしは母の愛情に満ちた視 ...
堕ちていくのは
時計の針かはたまた
砂時計の砂か
どちらにせよ結果は同じ
両方時を刻む魔法器具
君の小さな手の平を
繋いでふさいでもいいですか?
曖昧な返事は ...
どうすればいいのかわからなくて
立ち往生する
極楽往生じゃない往生だ
この往生はどこに往って生まれるのか?
地獄か? だとしたら何故地獄なのか?
問題を解決できないのは悪いことか?
何に対 ...
蔦を植えた君を風が抜ける
触れる者を待ち
褪せたドアノブに
風上となって立つ貴方の水滴が滑り落ちる
ゆっくり
さわらず、
傘立ての底が濡れてゆく
一滴を撫でた貴方の皺より ...
煙草を一本、灰にするあいだ
曇りの夜空、見上げているのは
この道で自分がしでかしたことへの
悔いと純情を見つめるためなのだ
風のうわさ、本当にあるんだな
秋の雨はどこ ...
「はい、じゃあ、としゆき君、春に咲く花といえば?」
「スパイ女房!!」
僕らの季節はそれなりの音を立てながら
狂ったメリーゴランドのように ...
ガラガラとドミノのように自転車が倒れゆく音立ちすくむ人
轟音の地下鉄の中 両の手を用い会話をする唖の人ら
雑踏に自分を見失いそうになる私には自分が無いのか
十二時にALTAの前 ...
エゴイズムでも自己満足でも
悪者でもひねくれ者でも
勝手でも自由気ままでも
傍若無人でワガママでも
避けられても外されても
笑われても貶されても
蔑まれても罵られても
恨まれても憎ま ...
冷蔵庫の中を見つめながら僕はため息をつく
怖かったのはきっと製氷器が動くことを止めなかったから
文字を辿るのと食べ物を詰め込むことは
どこに違いがあるのだろうか
伸びてゆく爪も髪も既に私の支配 ...
窓の遠くでコスモスが揺れざわめいている
君はそこへ行きたいと云う
行くがいい 君になら似合うだろう
あの優しい色あいも それを揺らす風も
すべてを照らす初秋のあかるい陽射しも
僕はこ ...
今日最後の光が
暗闇に飲み込まれる時
僕の左側は
ありふれた原風景に帰りたがる
無闇に掻きむしられた
胸の裏地のヒリヒリを
残業前のコーヒーブレイクで
なだめすかす
今日最後の ...
冷えていく
必死で確かめる手の感触は
歩けば歩くほど不快なものになるのに
決まって早足でわたしは向かい
同じ歩数
同じスピード
同じ肩の強ばり
同じ白蛇の悪寒
噛み締めた歯が痛い
一時間前には笑って ...
夜中のうちに
鍋の底で腐っていくとろけた大根が
少しでも悲鳴をあげてくれれば
わたしはすぐに火を点けて救いだしてやれるよ
*
流れる景色を見つめている
次々と集まり出すこの電車内の人、ひと、ひ、 ...
夜の散歩中に迷い込んだ名も知らない小さな神社は
まちあかりも遮ってしまう茂みに覆われている
自他共に認めるリアリストのわたしでも
物の怪の姿を探してしまいそうになり
風で葉がこすれるか ...
LONGE TIME…
長い、長い、時間の中で
僕が髪の毛を伸ばしてられるのも
きっと今位だろう
一生に一度しかないであろうこの時
この体温とこの肌、この瞬間は
今しかない、今しかない ...
・
空が脱脂粉乳のように
薄く万遍なく引き延ばされてしろい日
うすぐらい部屋のなかで洗濯機を回している
色とりどりの洋服は不要になった皮膚のように
集められ濡らされ浮かんだり沈んだりし
渦 ...
お互いに危険と快感を欲しがっていたから
何かとよく話すようになったけれど
近頃は足の踏み場を探すようになった
笑えないジョークに相槌を打ちながら
暇潰し程度に逃げ道を作ってみる
本当はこ ...
や・ら・な・い・か…フゥー
新宿2丁目 モッホ、モッホ、モッホ、モッホ
新宿2丁目 モッホ、モッホ、モッホ、モッホ
新宿2丁目 モッホ、モッホ、モッホ、モッホ
新宿2丁目 モッホ、モッホ、 ...
ごめんね
きみの優しさに疲れたぼくは
こんな陽の光にさえ
うんざりしてしまうんだ
きみが隠してたカード
探すのにも
限界があったんだ
ごめんね
今でもこんなに
愛しているのに
ひとつのメルヒェンが世界を往復するあいだに
路地裏の女はひらがなで大きく書かれた
しなないという文字を
街の中心地へと押し出そうとしている
(光の海で星と泳ぐ少女の物語も日が暮 ...
{引用=アラフォー美女軍団が集う とあるアスレチックジムの昼下がり
美しさを競い、年収を競い、つかの間の恋人を競う彼女達の今日の関心はチーズだった}
丸チーズですわね
赤いセルロイドに入ったので ...
よく晴れた日曜日の朝
洗い立ての心臓を
物干し竿に干した
切り離された動脈と静脈を
洗濯バサミでとめて
(ぶらぶら)
風に揺れるその動きが鈍い
滴る雫が陽光に照 ...
朝の薄闇の中
漸く日の光にあたるはずだった蛙は
また暗く深い井戸に
引っ張られ
ボッチャン
暗い闇と死骸の腐敗した臭いの充満した井戸
這い上るはずの壁はあるのだが
真っ暗闇で ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さようなら、チャーリーブラウン
キッチン
短歌
2*
09/9/29 23:49
闘魚
草野大悟
自由詩
0*
09/9/29 23:45
孤独の笛
吉岡ペペロ
自由詩
2
09/9/29 23:43
胸の厚さも
草野大悟
自由詩
1*
09/9/29 23:18
「詩と詩論」(冬至書房新社 昭和55年発行)を読んで B氏と ...
リーフレイン
散文(批評...
3
09/9/29 23:13
入賞トロフィー
モチヅキゼロ
自由詩
2
09/9/29 23:13
傀儡使い師たち/愛される権利
海里
自由詩
1
09/9/29 23:07
私は いつも 自由だった
るるりら
携帯写真+...
11*
09/9/29 22:54
未来が見えた○
こめ
自由詩
13
09/9/29 22:49
立ち往生(STILL LIFE)
新守山ダダマ
自由詩
3
09/9/29 22:33
出会いの無い別れが君にあって
冬貞
自由詩
1
09/9/29 22:22
秋の雨はどこ
吉岡ペペロ
自由詩
7
09/9/29 22:13
スパイ女房
青木龍一郎
自由詩
2
09/9/29 22:11
新宿
いっと
短歌
1
09/9/29 21:51
アウトサイダー
葛西曹達
自由詩
1
09/9/29 21:42
カランカラン
ジャイコ
自由詩
1
09/9/29 21:19
COSMOS
塔野夏子
自由詩
5*
09/9/29 21:05
Twilight_Tasogaredoki
nonya
自由詩
6*
09/9/29 18:57
名前を思い出して
あぐり
自由詩
6*
09/9/29 18:11
悲鳴の周波数をあわせて
〃
自由詩
7*
09/9/29 18:09
リアリストと月
あ。
自由詩
14*
09/9/29 17:58
LONGE TIME(ロンゲタイム)
TASKE
携帯写真+...
0
09/9/29 17:56
セプティエンブレ
吉田ぐんじょ...
自由詩
14
09/9/29 17:55
底無し沼でワルツを
中原 那由多
自由詩
3
09/9/29 17:19
新宿2丁目KINGDOM of ちょび髭Macho
TASKE
携帯写真+...
0
09/9/29 16:34
罪
風音
携帯写真+...
2
09/9/29 15:30
終わる世界
e.mei
自由詩
25
09/9/29 13:49
孔雀の森
リーフレイン
自由詩
0+*
09/9/29 12:40
洗濯
百瀬朝子
自由詩
7*
09/9/29 12:17
井の中の蛙
……とある蛙
自由詩
12*
09/9/29 12:09
4219
4220
4221
4222
4223
4224
4225
4226
4227
4228
4229
4230
4231
4232
4233
4234
4235
4236
4237
4238
4239
4240
4241
4242
4243
4244
4245
4246
4247
4248
4249
4250
4251
4252
4253
4254
4255
4256
4257
4258
4259
加筆訂正:
私は いつも 自由だった
/
るるりら
[09/9/29 23:08]
最後の行を 【かたくなに にぎると消えるのですね】を修正しました。
4.99sec.