いつも 夏休みの終わりに
宿題を 全部終わらせてなくて
きまって 母に叱られていた僕

今は 遠き存在になってしまった
思いの届かない洞窟で
青く微笑む天使は
僕の名前を知らず
晴れや ...
長い夜が来て
ようやくほどいた指に
触れられてキズついた
胸の花

はずれたボタン
合った目線に
あしたまで踏み抜くような
きついアルコール
すっぱくて染みる君の味
ひらいて
こ ...
羽を休めているのか

羽ばたこうとしているのか

あたしの

アゲハ

風を待っている
GINGINGIN 三国人 檸檬をキムチに 汚染陣


{ルビ禿=キチガイ}に 刃物・ガソリン 総務省(MIC)


<余罪編>

存在が すでに冗談 正義の徒

意思疎通 ...
台風10号が来て、レアル・マドリードが来た
大荒れと予報されていた今日は
夕方から静やかに晴れ
レアルは予定通り3‐1で勝ち、時化は太平洋沿岸だけ
夜中も大気は凪いでいる
私は王韮の古いCD ...
  {引用=クロウタドリが飛び立つ  ――エトムント・フッセルル『論理学研究』}
  「きみは大人の思考を知りすぎている。ぼくはまだ子どもなのに」
  「きみの胸は白くて綺麗だ。ぼくの頭脳はしみだ ...
生温い光り方をする情緒不安定な欲望の形を丸飲みする午前、仰ぎ見た明星のなんと鮮やかなことか?口角をむやみに上げた気の触れた女たちの集団が、まだ人もまばらだというのに毛皮の生産に反対して肌身 ... アホは言葉を知らぬ。
裏を表のことだと思い、
明日を昨日のことだと思っている。

アホは我慢を知らぬ。
悲しければすぐに泣き、
楽しければすぐに笑う。

アホは世界を知らぬ。
途方も ...
私にやさしくしないでください
やさしくされることになれていないものだから
胸のあたりがやけにこそばゆくて仕方がないのです


私にやさしくしないでください
あなたにやさしくされるたびに
...
 
 
色鉛筆のケースの中で
弟が眠っている
一番落ち着ける場所らしい
父と母はテレビを見て
時々、笑ったり泣いたりを
繰り返している
ケースから出された色鉛筆で
僕は絵に色を塗る
...
今日も君は
大型の想いを飲み込みながら歩いてゆく
そんなには無理ではないかと
私の心配に気付かず通り過ぎる

ホームにつくと開いたドアの中に
ぎっしりヒトがつまっていたから
後ずさりした ...
傷ついたふりをして
他人の心を踏みにじるのは
いつでもおまえの手口
被害者面して
本当に弱い人間を打ちのめす


見ていないで助けてくれ
座ったまま小さく呟くだけで
誰の心に ...
 僕の彼女は半月に一度、まるで発作を起こしたかのように暴走する。これは別に大げさな言いまわしなどではなく、「そのとき」が来ると、彼女は急に地面にうずくまり、体をふるわせながら獣の咆哮を響かせるのだ。目 ...  
 
てんぷらやのごしゅじんが
きょうも
てんぷらをあげている

あきないのだろうか

きのうより
きょうが
おいしくなっている

あきないのだろうか

てんぷらやのごし ...
横綱の

ピリ辛ギョーザぶら下げて

帰って来たよ

おい起きろコラ
 
 
あるひ
あるわかものがやってきて
わだいこを
たたきはじめた

かおはちちににていて
ははににている
わたしにもにてるけれど
おなじではない

わかものはなぜ
たたき ...
蚊が喜んで
私の上腕の血を飲んでいる
尿酸値も高く
触れたくないが血糖値も高いかも知れぬ
健康な血ではなく
ちょっとヤバイ
その蚊を見ていると
ふと思い出してしまうんだ
君の事を。
...
朝早く
女が僕の布団に潜り込んできて
いろんなことを言ったけど
消えちゃった
僕は彼女がなにを言っているのか
全くわからなかったけど
大切なことは要約ができないと
言っていたような気がす ...
瞼を閉じれば
世界は僕の輪郭が境界線となる

その暗闇の中はなんでも僕の思うまま

せっかくだから普段出来ないことをしよう

すれ違う人の顔に×印を書いて回ったり
ビルの屋上から段ボー ...
1

川には白く白く波が立ち
いくつもの太陽からの光が反射している
南と瀬名が歩いている光景が堤防の上に浮かんでいた
今では大きなマンションが並んだロケ地を
飛んで行った 青いスーパー ...
火は明示する

ひとは木を育て
木はひとを育て

風はひとを舞上げる

ひとは土のために生き

水は
はじめから水に流れた

ただ自然になりたいと

あのひとは ...
サーカスでもない
植木鉢の底を抜けて
根は伸びていった
熱い土のなかで
接吻したい
ホースの震えは止まらず
地下鉄電車は走り続ける
都会の真中で バットとボールで勝負したい
ゆるい栓を ...
焼肉の 起源と謳う 焼き日の火  まだ冷え切った館内に、朝九時を告げるチャイムが
流れた。つづけざま、非常警報ベルが鳴動を開始した。
その音を合図にフロアにいる者たちはみな申し合わせ
たように、作業帽を手に取って立ち上がった。 ...
たびたびおとずれる
手をのばさずにはいられない衝動と
どこかで燃えつきるはずの悠久の紳士が
消えずに残るわたしの瞼をゆきすぎていく
それはまるで
ひびきを吸いとる
木綿をまとった異国の旅人 ...
このあふれる
愛しさを配りたい

3人の子を産み
必死で守り育てた

その愛しさで

君に
あなたに

さみしさを知っている
みんなに



不思議と
あたしのまわり ...
 
あいしてる なんて言葉は
飾りだと思っていた
 
言葉の意味さえ分からずに
恋愛ごっこを繰り返してきた過去
 
どの あいしてる も嘘だった
薄っぺらい中身のない言葉
君に愛され ...
時計の針が逆向きに
動き出す
こぼしたスープが
皿の中に戻る

記憶が戻る
創造性が戻る
集中力が戻る
体力が戻る

失われていた時間が
元に戻る
少年は夢中に勉強した
人は ...
沈む太陽は真っ赤に染まり
朝に真っ白になって蘇る

雲はこのドラマチックな再生を
反射させて演出する

空はこの死と再生の間を
透き通る蒼で見守っている

鳥はそれを知っているから
...
心に映る景色 鮮やかに胸躍る
何ものも寄せつけない
強く鮮やかな光

ふわふわとした淡い空間の中で
変わっていけるように
いつかなれる?

自然のように癒される空気の中で
広い空のよ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
万 来J.M自由詩010/10/30 18:39
さよならと切っ先アオゾラ誤爆自由詩210/10/30 18:36
アゲハ風音携帯写真+...410/10/30 18:12
気分損壊呉汁±川柳010/10/30 18:11
サッカーボールと地球についてsalco自由詩4*10/10/30 16:47
現象学的還元Giton自由詩010/10/30 16:17
今日もまんざらじゃなかったホロウ・シカ...自由詩010/10/30 14:46
アホのうたブルース瀬戸...自由詩3*10/10/30 14:08
素直になれなくて涙(ルイ)自由詩310/10/30 11:45
色鉛筆たもつ自由詩1910/10/30 10:27
♯2番線列車朧月自由詩410/10/30 9:46
リセット寒雪自由詩210/10/30 9:16
今夜の月は綺麗だね豊島ケイトウ散文(批評...4*10/10/30 8:57
商い小川 葉自由詩3*10/10/30 7:28
愛とセックスがあって、金と明日の現場が無かった時代の西大路五 ...TAT短歌1*10/10/30 6:58
和太鼓小川 葉自由詩310/10/30 6:51
かにに食われたんだよ山人自由詩4*10/10/30 6:38
でもそんなの朝の間だけのことさ真島正人自由詩5*10/10/30 2:56
レム薬堂氷太自由詩110/10/30 2:43
堤防と時代と番田 自由詩110/10/30 2:35
アラガイs自由詩2*10/10/30 2:16
地下鉄いてゆう自由詩210/10/30 2:01
Korea Fucking Country呉汁±川柳010/10/30 1:05
カメラチック・ワーズ #6 - 訓練佐倉 潮自由詩210/10/30 0:58
まどろみ乾 加津也自由詩7*10/10/30 0:45
愛しさを配りたい森の猫自由詩3*10/10/30 0:07
あいしてる次元☆★自由詩210/10/30 0:04
左回りペポパンプ自由詩3*10/10/29 23:14
失われた空うずら豆自由詩2*10/10/29 22:02
心に映るもの鞘(サヤ)自由詩010/10/29 21:50

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加筆訂正:
午後のパイ/ナカツカユウリ[10/10/30 17:21]
少し変えました
/ナカツカユウリ[10/10/30 17:21]
途中変えました
生活/ナカツカユウリ[10/10/30 17:20]
最後変えました
黄昏の霊廟 ★/atsuchan69[10/10/30 1:23]
黄昏の薄闇のなかに広大な庭園が拡がり、→黄昏の残光のなかに広大な庭園が拡がり、
5.48sec.