今日から、ただ漠然とした言葉の羅列を書き連ねようと思ふ。
特に意味があるかどうかは、わからないけど、
そこから何か見つかるかも知れないと思い、書き記す。

      *

真昼ニ夜ノ夢ヲ ...
雪の降る日は 筆を 震える掌で 握り続け
ビニールコートを 雨の降る日は つけている
多分 私は投げやりだったのだ 
へたくそだったのだ 私は きっと

橋の風景が遠くには見えた
ドラマの ...
川は 何も知らない顔で流れて行く
川の流れは人を通過することしか知らないのだろう
私は いつまでも人を見ていたのだろう
私は青い顔をしたままで


波はどこに寄せては返すのだろう
見 ...
  .
きょうは自転車には乗っていない
耳をぴんと立てて伸し歩く尻尾が揺れる
学生ブレザーを着た猫と肩を並べていると
人間の格好をしているのが恥ずかしい
  .
猫だけのことはあって歩いて ...
鉄塔の切先に白い烏がとまって喚いている 物事の切先に頭の良くない蛸が絡みついて喚いている 夜のえりあしが伸びきった性器に引っ掛って喚いている 敵はどこだ?
白い白い夜明け の向う側に 見えるか  ...
夜の地球には宇宙からだと

約20くらいの大きな光が見えるのだそうだ

そのなかでいちばん大きな光は

ニューヨークでも上海でもパリでもなくて

東京なのだと

ぼくはそのことがと ...
 
 
ふと、とまる

みえない
レールのうえで

きみとなら
どこにでもいけた

どこまでも
いけたはずなのに

ぼくのきしゃが
とまらない
 
 
くろとみどり
まざったら

きたない

くろはくろうして

うみだして

とうめいな湖

もぐる

そこはみどりだ
路地というか、街というか
繁華街というわけではなくて
うちの回りとかでもいい、住宅街とかでもいい
特定のここというよりも、人がいっぱいいたりするよりも
うるさいところよりは、誰もいないのもさび ...
地球にない道を僕はオルゴールとともに歩いている
そんなことを想い描いていると、うしろの誰かが遠い神秘な世界を指差しながら僕の小さな肩をポンとひとつたたいた。
「おまえの遊び相手は田んぼの蛙に ...
たまにはカレーが食べたい
何か
道具を持っているといつも同じことができてしまう

どこかに
電波が入らないような温泉地に
それと一緒で何も決めない
何も決めない時間を決め

好きなも ...
<introduction>
ビクター 【victor】 :個々の試合の勝利者の意


<idiom>
{ルビバカチョン=キチガイ}にマルクス {ルビ駄犬=バカチョン}に耳掻き


< ...
 ナスの動機とアリバイ
 午前キュウリ25分ごろ近所のトマトBさんが
 ジョギングトマト中に肉々しいお肉さん宅の肉玄関先にて
 ナス言い争いをしているのをキュウキ ...
朝が車で 缶詰を運んだ 森のなかで
気にしない エレベーターに乗った
眼が一つだから 海は水平線しかもてない
唇の上を すすむ 潜水艦も 赤くなって
ヨーグルトのなかに 木が生えてきた
忘れ ...
あぶない 朝
落ちそうな 雨粒
ぐるぐる まわって
空が回って
落ちていった 昨日の 親指の胃袋
ぐしゃぐしゃの 土を踏んで
水が呼んでいた
池では亀が泳いで
子どもを見取り算しようと ...
ドモ、ロボトデス
ヒト、スキ
モノ、スキ
コトバ、スキ

キセツ、ハ、メグッテ、ハナヤグ、コロニ
トリヤ、ムシラモ、カナデル、コロニ
プレリドッグノ、デアタ、コロニー
・・・ボク、コユ ...
板の下で
眼が見えた
頼まれた
公園の噴水
鳥が彫刻になって
蟻の行列が分からない
人が歩けば
足裏で
お魚連れて行くので
噴水の池には
何もいない

夕立の後 虹でも出れば
...
あの子の
頭脳はノーベル賞級の学者も認めるほどだ
そのくせ
恋に落ちたら
頭脳も体も
全部溶けちゃう

あの子の
恋はいつも正面衝突
背の高い男が好みで
体当たり ...
おっぱいの




先を噛んでと囁いた




しれっと今日も






事務こなす人









...
青空に姿を隠した、謎の舞台監督 
雲から地上に垂らす、見えない糸に結ばれた 
人形達は知らぬ間に、日々の物語に笑って泣いて 
「 自分という花 」を、咲かせている。 
こんばんわ。いつも美味しいコーヒーをありがとう。突然こんな手紙を渡してごめんね。
お姉さんの淹れてくれたコーヒーを飲んだ日はビックリするぐらいよく当たるので我ながら驚いています。知ってま ...
君よ、忘れたもうな 
いかなる時もあかい実を{ルビ包=くる}む 
透きとほった 
ほおづきの殻のあることを 
草原に寝転んで 
胸の自肌に手をあてる 

まっ青な空に燃える 
あの太陽と私 

目に見えぬ糸で、結ばれている 
夢を見た久しぶりに
夢だから
起きてすぐ霧散してしまって
途切れ途切れにしか覚えていない
けれど
目覚める瞬間の光景だけは
辛うじて覚えている


四国だかどこかの地方都市
何処か ...
君はまるで漆黒の死神。
銀色の刃は、
鈍いピンク色をしている。

いつか宇宙が産まれた時から君を知っていた。
夜に、上に、昼に、下に
海、空の地底に、人が、君が、僕が、夢が、君が、二人が、 ...
こむずかしいこと言わんでもよろしいのだよ


たとえばだね


あひるちゃんとはいるお風呂とか

ちょっといいトマト使ったパスタとか

一日おひさまにあてたふとんとか

目 ...
 
 
きみの肩こりが酷い満月の夜
ぼくは錆びた味のみかんを食べてる
朝からコタツがあり得ない
それでも決して負けはしない
ぼくは白い黒ヤギ
 
自由を求めて飛び跳ねる
自由の意味も ...
雨が降ると母譲りのくせ毛が四方に跳ねる。
母の巻き毛は天使のそれだが、
私のそれはケダモノの荒々しさだ。
高校のときの同級生は雨が降ると喜んで、
私の髪を触りにきた。
青毛の馬のたてがみに似 ...
夜空に視線を移さなきゃ
涙が零れるのを隠せやしない
本当に孤独という奴は
どうしても現の後に訪れるのやら

生きているその理由を尋ねられれば
永遠で無限の静寂を恐れるからと答えよう
早く ...
猿子 「詩はお肌に良くないですね、髪は速く伸びる気がするけど」
流砂子 「そうね。あたくしの主人は詩なんぞ解さないへっぽこですから、あんなに眉が薄いのだわ。気味が悪いくらい」
猿子 「智恵子抄なん ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
現実ト夢ノ区別紀田柴昌自由詩1*10/11/2 4:08
ある日の画家番田 自由詩110/11/2 3:29
立つ影自由詩010/11/2 3:28
練り歩く猫Giton自由詩2*10/11/2 3:18
敵はどこだ?はるな自由詩310/11/2 3:10
ぼくは夜を抱きしめる吉岡ペペロ自由詩610/11/2 2:29
レール小川 葉自由詩210/11/2 2:02
まざらない色阿ト理恵自由詩4*10/11/2 1:55
避難4カエル自由詩110/11/2 1:28
道‥(端)アラガイs自由詩6*10/11/2 1:27
避難3カエル自由詩110/11/2 1:00
Victor呉汁±川柳010/11/2 0:48
お肉殺害事件ヨルノテガム自由詩210/11/2 0:43
明日も 晴れいてゆう自由詩310/11/2 0:39
ロスタイム自由詩110/11/2 0:19
ロボト乾 加津也自由詩5*10/11/2 0:05
たのまれたいてゆう自由詩210/11/1 23:51
あっちゃんyumeky...自由詩8*10/11/1 23:50
魔物TAT短歌3*10/11/1 23:28
あやつり人形 服部 剛自由詩110/11/1 23:25
コオロギが便せんに止まった 失礼なやつだTAT自由詩6*10/11/1 23:20
殻 服部 剛自由詩610/11/1 23:19
いのちの糸 自由詩110/11/1 23:16
夢を見たkauzak自由詩2*10/11/1 23:12
死神よ甘衣 恋自由詩010/11/1 22:47
はにはにしゅがはに222自由詩210/11/1 22:41
白い黒ヤギたもつ自由詩210/11/1 22:16
マスタングの鬣亜樹自由詩4*10/11/1 22:11
ほのおがきえるまで松本 卓也自由詩310/11/1 22:08
☟ダブルアカウント・猿子と流砂子☞salco散文(批評...3*10/11/1 21:35

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