辛い事なんて
なかったよ…
君と一緒に居て
辛いなぁと…
思ったことないよ…
君の悲しむ顔を
見てる時は辛くても
君の笑顔を見れば
すぐ良い思い出に
変わっていくんだ♪
...
初めて入れられた留置場の雑居房の 小さな窓から街の灯りがこぼれ落ちる夕暮れ、俺は隣にじっと座っていた随分と顔をくしゃくしゃにして話す爺と暇な時間を潰すために話を始めた。「光り輝く神が此処に居たって、ニ ...
賑やかな下町のポストの下で
猫がちょこんと座っている
薄汚れた野良猫だが
きっと手紙が無事届くよう
見守っているつもりかな
僕の手紙もあの娘に届け
猫は僕がポストに投函するのを ...
目をつぶれば
素敵なあなたと会えるのかな
誰にも邪魔されず
あなたのそばにいられるかな
鏡の前にいる私
………醜い!
写真の中で微笑む私
………汚い!
生まれて ...
その夜の朗読会は
かなり文学的雰囲気に
満ちていた
高名な古今東西の詩人の
名前がバンバン飛び交う
あたしは・・・
この数年 詩集は買えど
ほとんど積読
欝は集中に ...
パラパラと雨の模様なる朝空に妻の車を見おくりにけり
あれこれと言い残しことし終えては己の業の英語学ばん
曲がりゆく車のなかのつま見えて心に涙ふとわきにけり
夜中浅い眠りのなかで
パチン》と《冷蔵庫の氷が割れた
朧気にまたひとつあたまの血管が切れたのか‥と思った 。
ひとりまた誰かが天国へ召されたのか‥
とも
思った 。
...
みかんはみていた
そのいちぶしじゅうを
いまでくつろぐ
かぞくたちを
だれもいない
いまであったことも
ぜんぶみていた
たべられるまでずっと
夜のトンネル徒歩徒歩 持ち物のガラスケース泥泥 走り去る言葉ちらちか
立ち止まる私
不純物ぽたぽた ガラスケースへ
ぶつかる言葉 ちらちか フラッシュ 目の前真白
砕けるケース ばらぱら ...
眠い思いで電車に乗って
どこに帰るというのだろう 僕は
橋を渡って そして
今日も 広い 川を越えていく
詩を書こうと思ったのは10年前のこと
僕にとっての詩は何でもなかった
...
運命は変えられる。
宿命は変えられないという。
本当にそうなのだろうか?
宿命って何だ?
生まれながらに背負っているもの?
この体内に染み込んでいるもの?
体を切り刻み血を全て入れ替え ...
無言劇なのだと
目の前に突きつけられる
その舞踏の力は
日々の鍛錬の果実
伝わってくるのは
言葉になれずに
ザワザワと蠢く
エモーショナルな情動
要るものと要らないもの
では ...
冷えた血は黒いのだ
おれの凍結した暗がりにしがみつく、名も知らぬ男の死にざま、光のない時間の、光のない死にざま…残されたものの中におまえの真意を探した、しかし
そこにあるものはおぼ ...
死にたい、また、死んではいけない、と自分の体に傷をつけてるが、結局は死ぬ勇気がないんだ。
わかるかい?
行為的にはすぐ死ねるのに、精神的にはなかなか死ねないんだ。
その矛盾に僕は馬鹿のような悩ん ...
【八月】
?君?は今をときめくミュージシャンで、僕は地方の国立大学の大学院生。君は僕より十歳年上で、住まいは東京、僕は北海道で暮らしている。君には奥さんと、生まれたばかりの小さな女の子がいる。 ...
天から星が降ってくる。
杞憂の憂い
鬼が笑う。
今日を生きる。
星は流れ
月日は経ち
年を取る。
毎日精一杯
苦しい
ギブアップ
日が悪い
出直そう
哀しい破片がばらばらと、街には落ちて
いるのです。涙の如くきらきらと、冷た
い路面に光るのです。{ルビ理由=わけ}も無くあの日
地上に産み落とされた、みなし児達の星
屑です。羊飼いの面影で夜 ...
{引用=
吸収されるべき衝撃、持たずに
そのままの姿で
やってくる、
点滅するかのような
血の国境線
形を持たない原型で
やってくる、
茜色よりも
深く淡い
夕 ...
色使いが上手じゃないし
ぬると濃くなり はげると驚く
でも 素ッピンというわけにもいかず
無駄にタップリとクリームをつけて
ちまちまとリップなどで装い
他人様にはコードネームのような
...
明日は晴れそうだ
と、あなたは言った。
この世界の終わりの日に。
「引き摺る未来」 Akikaze_Koh氏
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=222045&filter=cat&from=menu_c.php ...
夏 稲は半可通の青空に憧れ
精一杯の背伸びをする
間近にある 黄金色の向日葵は糾弾の対象
秋 成熟した青空は遥かに高く遠くなり
稲は内々に埋まらぬ空隙を抱えながら
頭を垂れて収穫を ...
ようじもないのに
ころがっていく
さかみちを
みかんが
さかみちの
はてのはてまで
それが
ようじであるかのように
晴れ渡った空は苦手だ
太陽の光は
あまりに眩過ぎて
澄み切った空は苦手だ
透明な空気は
あまりに熱過ぎて
しとしとと静かに
雨降る夜が好きだ
シンとした世界に
私だけがただ一 ...
あなたのために心を込めました
とあったので
いったいどこに心があるのかしらん
と包装紙を乱暴にはがしながら
じろじろとみてみました
まさか包装紙の裏に
心と印刷されているなんて
おも ...
わたし
というのは
ようするに泡だったようにおもいます
電波塔を模した指先には
噛まれた跡があって
手紙を書くたびにそれを思い出すけど
……だって、きずがあるのです
信号は青 ...
くたびれ、ふと気付く。
眼下に電車。
此所は歩道橋。
西を眺める。
あぁ、太陽が沈んで行く。
オレンジ、黄色。
微かな緑の入った青のグラデーション。
目線を上げる。
も ...
{引用=理路}
通されたのはあの謁見室ではなく奥まった居城の一室だったので、女は
脈ありとほくそ笑んだ。女王の居室に続く次の間か何かなのだろう、床に
は何の素材か豪華な絨毯が敷きつめられ、 ...
約束の黒い時間を巡って
波打つ人々の肩でした
風も騒がぬ午後でした
フィナーレが始まり
フィナーレが終わりました
細いこずえの先に
歌のひとかけらがぶら下がり
がらんと乾いた
秋の日差 ...
ねぇ
名前を呼んでよ
いつも いつだって
思えばこの30年近く
名前で呼ばれたのは
数えられるくらいだ
もったいぶっているんだ
そう 貴方はいう
婚約時代も
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
キラキラ…
顎長三日月
自由詩
0
10/11/12 10:32
雑居房の英雄
……とある蛙
散文(批評...
4+*
10/11/12 9:59
手紙猫
うずら豆
自由詩
2*
10/11/12 9:16
Hug Me
寒雪
自由詩
1
10/11/12 8:50
文学的時間の中で
森の猫
自由詩
4+*
10/11/12 8:43
雨ふり
生田 稔
短歌
2
10/11/12 8:37
睡魔
アラガイs
自由詩
3*
10/11/12 4:54
みかん
小川 葉
自由詩
1
10/11/12 3:57
轟音部屋
01
自由詩
0
10/11/12 3:36
最終電車の窓の向こうに
番田
自由詩
4
10/11/12 1:23
命
ヒヤシンス
自由詩
2*
10/11/12 1:14
ダンス公演にて
kauzak
自由詩
2*
10/11/12 1:08
そんなに長い眠りじゃなくてもいい
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
10/11/12 0:50
そんなものはない
ヒヤシンス
自由詩
2*
10/11/12 0:31
中編小説 文芸誌ジョイントオーナーシップ・スペース 作 丸山 ...
時間が蕩ける...
散文(批評...
0
10/11/12 0:10
枯葉
ペポパンプ
自由詩
4*
10/11/12 0:09
星々の唄
服部 剛
自由詩
2
10/11/12 0:02
ひどくプリミティヴな、一連の干渉
真島正人
自由詩
4*
10/11/11 23:56
スピンアウト
砂木
自由詩
4+*
10/11/11 23:31
世界の終わりの日に
ku-mi
自由詩
3
10/11/11 23:22
詩を読む2
地獄のペチカ
散文(批評...
2*
10/11/11 23:13
消費者
yumeky...
自由詩
8+*
10/11/11 22:31
みかん
小川 葉
自由詩
8*
10/11/11 22:25
曇天の空に
一 二
自由詩
3
10/11/11 22:20
届けられた心
朧月
自由詩
3
10/11/11 22:17
わたしたちの鴻溝
アオゾラ誤爆
自由詩
11
10/11/11 22:10
夜の始まり
トキハ スス...
自由詩
5*
10/11/11 22:00
Queeeeeeeeen
salco
散文(批評...
1*
10/11/11 21:29
お葬式
オイタル
自由詩
3*
10/11/11 19:45
名前を呼んでよ
森の猫
自由詩
5*
10/11/11 19:35
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
3707
3708
3709
3710
3711
3712
3713
3714
3715
3716
3717
5.41sec.