くじをすぎても
かえらない

にんぎょうを
かってくれたママ

えんりょして
うけとらなかった

ぼくをうむ
はずだったママ
 
 
死んでも軽やかに横たわる子猫の上に
その兄弟はいつまでも座っていた
擦り寄ったり愛したりせず
ただ、冷たさを感じているようだった
剥いた目は光すらとらえない

傍らに居た祖父は散歩に出かけ ...
 作庭に影うつりける夜寒かな

 咲かぬとも乙なる桜立ちおれり

 三人して紅葉並木を歩きけり

 赤き葉が夜空にはえて西教寺

  坂本・旧竹林院、西教寺
とりたてて熱心なほうでもない
とりたてて冷心になれるわけでもない
かといって常心というにはほど遠い
この液晶の向こうの液晶テレビからの
そのまた向こうからの賑やかな世界の車窓から
綺麗な曲と ...
スターバックス

ふたりで歩いていたら

しんきろうのようにあらわれた

いつもそうだった

ふたりでてのひら

こすりあわせて歩いていたら

いつもこつぜんとあらわれるのだ
...
 Chicks Eat Too Much

Chicks eat too much.
Because the earth turns round and round.
And days wil ...
貴方はせっつくから
苦しい。

もっといい加減に
もっと楽に
もっと無責任に
なりなさい。

答えを求めすぎ
どう思っているか尋ね過ぎ

馬は水辺に行っても
水を飲もうとしない ...
毎晩毎晩願いを架け
愛を交わす
一度だけの出会い。
命を交わす。

今日も雨
寂しい思いをする。
生きがいを持つ
傷ついた心を癒す。

好きですか?
愛していますか?
ホットポ ...
西の青いカーテンには赤く
南の赤いカーテンには青く
風を糧に立ち昇る白い炎が染まりゆく
窓辺に徐々に映る屋根や壁は熱に揺らいで
立ち昇る蜃気楼の輝きに眠りながら焼かれ続けた眼は
夢の終り ...
うらめしやすいとこやないにゃあ クマったふた(り)にゅうよぉくコラコーラより 爆睡アトひらおよげピンクさん 今の私はね
苦いのなんて好きじゃないのに
砂糖もミルクも入れてないコーヒーを
顔を歪ませながら
飲んでいるんです
ちっとも美味しいと思わないのに
どうして飲んでいるんだろうって ...
昨日死んだ愛猫の
硬くなって冷たくなった
生前の柔らかさを失った
その朽ちていく体を前に
悲しみが目を通って
忙しく立ち去っていく
その一方で
航空機事故で亡くなった
大勢の日 ...
明日はどんな悪戯をしようかと

そんなことを考えては

必死に知恵を絞り

頭の中ではその知恵どおしで

脳内会議

涙の中で終わったどこにでもある

平凡な映画のエンドロール ...
君と出会ってから
もう半年以上が経った

毎日、君と笑って
毎日、君をこの腕で
抱き締めてた

今日こそは!

君と居る
この幸せな時間を
手放したくなくて

今日こそは!
...
かがりびのゆらぐ
     奈落からのように
ちぢにみだして追いかけてくる
   眉をつりあげ追いかけてくる

天崖を隠蔽するためなのか
  地軸へ拉致する気なのか
喪服のおいぼれめがけ ...
都会のマンションで
生まれ育った猫は
その3LDKが全てだった

たまあに
ベランダで日向ぼっこをする

エアコンの室外機に
ぴょんと飛び乗り

滑りやすい
手すりの上に登ると
...
 
 
世界地図を描くと
いつもはみ出してしまう
そんな遠くの大陸に広がる
乾燥した椅子地帯では
今年もイスコロガシの
産卵時期をむかえている

普段、イスコロガシは椅子を餌としてい ...
台所が火事で燃えている

私が寝ている間に火が消えてくれるだろう
そう思って寝ていても
火は消えなかった

もうかれこれ
半年になる
強風が冬を迎えにゆき
冬を連れて戻ってきた

...
くらくらする

聞こえるものと聞こえないものの境界線が溶けてって

くらくらするんだよ くらくら

くらくら くらくらするああもう

君の愛の台詞の裏に ああもう

へば ...
くもだ

くもっていた

吸い込んで

吐き出した からっぽ

くもだ

逃げ出した

世界はふたつに割れ

青白い裸が

無防備な

あなたそのものが

広が ...
ぷつん。
あなたとの関係が切れた音よ
いやちがう
ばりん。
あなたに会えたら今にも飛び込むわ
がしゃん。
声も聴けないの
ぱたん。
あなたずるいのね
ごとん。
条件に合わせる生き方 ...
赤く染まる
芥子の花が咲き
乱れる


どこまでも続く
白い墓標の列
海鳴りの
やむことを知らぬ町


忘れようとしても
消え去らぬ {ルビ戦跡=きずあと}


{ルビ頭 ...
主のいない広い屋敷に猫を一匹放したまま、今日だけは檻から出していてやろう
俺はひとりいつものあばら家で寝る
おまえも淋しいだろうが、俺も寂しいんだ
寂しいもの同士はやはり離れて寝るもん ...
夢の中で何かを思う
私の心は少しだけ幸せなのかもしれない
全くといっていいほどにラジオの読まれないハガキに
夢の中で その声を 耳にした
いつもの定食屋のおじさんは
声をかけてきてくれた ...
黒の核
鈍く
ひび割れた音
あるいは
叫び

ドロッ
何かの潤い
視界の外
深淵

排他
無視
受容
etc.

たゆたう
たゆたう
たゆたう

ブルーベルベッ ...
コンピュータの中
切り離されて
プログラムを書く

エレガントな

状況による
両方ある
直接見えない
同じだ

それなんか違うのかな
現実ってもう
生まれたときにはなかった ...
いろんなところに

ずっと乗っているだけ
このままずっと乗っていたい
いつまでも乗っていたい
移動している
常にずっと移動している
ずっと地続きでつながっている
地図が出来ていく
...
たたみ一畳分しかないので、四人しか入れない、六十代の、何かを売るとか買うとかいうよりは、いろんな種類の、立ち上げたり、八個くらいの団体に、理事とか役員とか、順番に五年くらい、街づくりの仕事、少しずつ自 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
プレゼントは遠慮するから幽体離脱したい小川 葉自由詩1*10/11/13 22:06
猫の禊ぎモリー自由詩6*10/11/13 21:44
夜歩生田 稔俳句110/11/13 21:22
しにまようススメ自由詩010/11/13 21:05
スターバックスのうた吉岡ペペロ自由詩110/11/13 20:35
Chicks Eat Too Muchsalco自由詩2*10/11/13 19:45
ジレンマペポパンプ自由詩3*10/11/13 19:28
夢を運ぶコウノトリ自由詩3*10/11/13 18:58
黄昏の比率 / ****'01小野 一縷自由詩3*10/11/13 18:30
床屋裏番ねこ阿ト理恵携帯写真+...4*10/11/13 16:30
里山におりてきたクマへ携帯写真+...4*10/11/13 16:26
ハートフルスイミング携帯写真+...3*10/11/13 16:22
苦いコーヒーくなきみ自由詩2*10/11/13 15:49
Light Stuff寒雪自由詩310/11/13 14:15
最終的にハッピーエンドこめ自由詩610/11/13 14:13
今日こそは…顎長三日月自由詩010/11/13 14:12
水の死相(8)信天翁自由詩110/11/13 11:20
塀を乗り越えたかった猫は森の猫自由詩5*10/11/13 10:37
イスコロガシの話たもつ自由詩510/11/13 9:15
火傷ナカツカユウ...自由詩11*10/11/13 8:51
くらくら三田九郎自由詩010/11/13 8:23
遠望自由詩210/11/13 6:58
切縁音marica...自由詩110/11/13 6:58
フランダース月乃助自由詩17*10/11/13 6:37
飼い猫アラガイs自由詩5*10/11/13 3:18
平日の青年番田 自由詩410/11/13 2:47
穴ぼこOz自由詩110/11/13 2:37
避難13カエル自由詩010/11/13 1:45
避難12自由詩010/11/13 1:30
避難11自由詩010/11/13 1:11

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