天空の城からは何でも見えると言う

善行も悪行も
喜びも哀しみも
愛も憎悪も

でも天空の城は何もしない
ただ『目』なのだ

だから
僕が生きようが
僕が死のうが

ただじっ ...
 泉の下にわたしの心があって
 水を通して わたしは息づく世界を感じていた
 風が起こり 日が陰ろうとも
 何年もの間
 いつも涙目のわたし
 ほんとのことなど 知らないままだった

  ...
始めた理由は
もう忘れた
だけど今は
無いと困る

人間ってね
なんか風船みたい
空気の変わりに
不幸せ溜め込んでる

そりゃね
幸せだってある
だけど幸せは
いくら食べても ...
たかはしは
みょうじである

ひとの
みょうじである

べつに
いぬでもかまわない

もしかしたら
なまこだって
部屋の片隅で彼女が孤独を食んでいるとき
彼は地球に自転の方向について考えていた。
男はいつも遠くのほうばかり見ているし、
女はいつも手の届く範囲のことで忙しい。

部屋の片隅で彼女は孤独を食 ...
巻き髪から星がこぼれ落ちた

すれ違い、振り返り、立ち止まる人

路上に触れては跳ね、また落ちる

光の粒が飛び散って舞い上がる

地と中空に

広がって、広がって、

広がる ...
逃避行の末
広い海は
青く深く
私を包む
孤独を守る

世界の終わり
沈黙の空間
そんな日が来ても
忘れられて
私は死ねない

寂しいの

抱いて欲しい
人間が欲しい
...
「箱」

部屋の中で降る雨
窓はもはや絵画
三角錐の頂上はそれほど高くはなく
そこはとても四角だった

誰かしらの手がきっかけで
箱は隙間を許し
本棚は本棚に
テレビは音を放ち
...
いつかアーケードで
カツアゲされた
ひとりで映画を見に行くところだった

ぼくはぴょんぴょん飛び跳ねると
どうしてもポケットで
なんかの欠片がカチリと鳴いた


きっとさびしい生い立 ...
何かしら対価を見出したので愛するんだと思う
男のひとなら性欲の捌け口だとか

下心で膨らんだ股間を隠し
君だけを愛しているなんて恥ずかしくないのかな

女のひとだとしたら
無性に巣篭もり ...
神経が
決定的にジーザスで
傷付けるから
投稿を止す
おりかたがわからないと云う
わたしたちのまちにあめがふる

あしたの足のあいだに
異をほおりこめば
あいした
お互いのおりかたがいる



(2010・11・22)
家族といっても母とふたり

小さな箱のような部屋を
小さく切り取ったテーブルに
向かい合うことは少ない

たとえば小さい頃は鍵っ子で
学校から帰っても一人
母は生きるために働くことに懸 ...
雨上がりはなつかしい果物の匂いがする。ポケットからひとつ取り出してみる
小さな白い球体は瞬く間に羽ばたきながら何処かに飛んでいった 。

君の胸はまったく空っぽで、 手垢だらけのハンカチ ...
俺の足はでかい
29.5cm
甲高 幅広 5E
アメリカンならぬ
ジャップの身としては
ほとんど
フリーキーなレベル

反面
あそこはとても小さい
最大勃起時でも
7cmしかない ...
声に出して泣いてみたの

うえん、うえん

まるで幼子のように
その高い悲鳴を張り上げ

うえん、うえん

雨のノイズに
涙が混じり溶け合って
アスファルトに染みをつけても

うえん、うえん

限りを ...
暗闇から
じっと見つめる
二つの赤い光

凶人の目か
野獣の目か

心を見透かす光
僕はもう丸裸さ

好きにするがいい
僕には爪も牙もない
逃げ出す翼もない

優しさのひと ...
 消失に見えて 絶えず繰り返しているもの
 見えなくなったと見せかけて
 心には根深く残っている
 が 全く其処になかった……或いはないものとして
 処理されているもの
 そう処理され続けて ...
 君は僕の手のなかで息づき育ち
 あどけない眼差しを世界へ……僕へと向けていた

 余りにもそれが無防備で いたいけで
 愛おしく 慈しんで
 叶うことなら 僕は君を盲目的に
 手のなかに ...
あたしは
妊娠がわかると すぐ
あかちゃんのことを
愛称で呼ぶクセがある

あーちゃん

息子の病状が安定した頃
2番目の子供を授かった

今度はきっと
女の子だ

そう決め ...
くちびると舌でつよく吸った

おまえからの写メを見つめてる

あかい地球につながってゆく

漂ってあかい地球に浮かんでる


かるく閉じたおまえの目

くちびるが

ちいさな ...
HITOのうちから
スプートニク2号で
とんでった
ライカ犬がみえる

尖んがりWor(l)dといっしょに

チリヂリ

におうすき




かぜいる生活
みんなから信頼されなくてもいい
正しい行いが出来なくてもいい
本当の真実が分からなくてもいい


神様
おれを暗闇に
一人置いていかないでください


おれの心の中を
乾 ...
あの夏の終わり
それぞれの心に鍵をかけて
僕らは別れた
積み重ねた思い出は
壊すことも
ましてや忘れることもできなかったから
鍵をかけて封じ込めるしかなかった

ふたりで泣いて
さよ ...
  .
きみの瞳の奥にはぼくがいる
ひざを抱えた小さな男の子がいる
裸で寒さに震える細い肩きみの深い
瞳の底にはまだ誰も行ったことがない
  .
きみの瞳の奥には男の子がいる
入ってはい ...
黄色い目で
君は何を
群青色の瞳で
赤紫の紙きれで
君の瞼は
何を物語るのか
教授する瞬間
受注する瞬間
承る瞬間に
私に夕暮れ
子供に生唾が
唾液のように垂れる
氷山の氷が
...
 
 
あのよからやってきた
こどもがひとり

このよのしくみを
しりはじめている

あのよへいった
かつてのこどもも

しりはじめている
おなじそらのしたで
 
 
蠢くunknwon 18になったら
黒いロングコートを買うと決めていた
ファスナーを勢いよく
心臓まで引き上げて
これでまた
心にひとつ鍵をかけた

冬になるとみんな
前かがみで、早足で
なんだか街はい ...
かげもひもちからになって
ちからもむもながれていけたら
そのままおまえのためにえがおになれたら
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天空の城うずら豆自由詩3*10/11/22 23:49
恋の脅威きりえしふみ自由詩410/11/22 23:43
人間ゴッコ逆鱗社長自由詩010/11/22 23:02
高橋小川 葉自由詩1*10/11/22 22:45
明日はこない亜樹自由詩110/11/22 22:36
スターライトガール三田九郎自由詩110/11/22 22:21
逃避行少女A自由詩110/11/22 21:54
Ten days of blue 1/4瑠王自由詩410/11/22 21:28
カツアゲはだいろ自由詩110/11/22 20:37
愛するひと恋月 ぴの自由詩31+*10/11/22 20:36
今日の荒んだ気分でキーを叩いたら僕はきっと顔も知らない君を傷 ...TAT短歌3*10/11/22 20:05
あした阿ト理恵携帯写真+...6*10/11/22 19:53
家族の時間ベンジャミン自由詩9*10/11/22 18:38
ボルカ氏のポケットアラガイs自由詩3*10/11/22 18:22
ギソク 三日月の章ハイドパーク自由詩4*10/11/22 16:23
なきごえ愛心携帯写真+...2*10/11/22 16:05
赤い夜うずら豆自由詩3*10/11/22 15:16
さようならの横顔きりえしふみ自由詩4*10/11/22 14:42
神の似姿自由詩2*10/11/22 14:35
あーちゃん森の猫自由詩14*10/11/22 13:19
あかい地球吉岡ペペロ自由詩6+*10/11/22 11:31
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ阿ト理恵携帯写真+...2*10/11/22 11:18
異常乾燥寒雪自由詩110/11/22 10:27
もう一度ミスフライハ...自由詩6*10/11/22 4:29
晩夏Giton自由詩1*10/11/22 3:08
何か荒れ果てた番田 自由詩2*10/11/22 2:51
同じ空の下で小川 葉自由詩210/11/22 1:16
螺旋の底でtam自由詩010/11/22 0:46
チャイコフスキーアズアミ自由詩310/11/22 0:19
_十二支蝶自由詩010/11/22 0:07

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