夜のトンネル徒歩徒歩 持ち物のガラスケース泥泥 走り去る言葉ちらちか
立ち止まる私
不純物ぽたぽた ガラスケースへ
ぶつかる言葉 ちらちか フラッシュ 目の前真白
砕けるケース ばらぱら ...
眠い思いで電車に乗って
どこに帰るというのだろう 僕は
橋を渡って そして
今日も 広い 川を越えていく
詩を書こうと思ったのは10年前のこと
僕にとっての詩は何でもなかった
...
運命は変えられる。
宿命は変えられないという。
本当にそうなのだろうか?
宿命って何だ?
生まれながらに背負っているもの?
この体内に染み込んでいるもの?
体を切り刻み血を全て入れ替え ...
無言劇なのだと
目の前に突きつけられる
その舞踏の力は
日々の鍛錬の果実
伝わってくるのは
言葉になれずに
ザワザワと蠢く
エモーショナルな情動
要るものと要らないもの
では ...
冷えた血は黒いのだ
おれの凍結した暗がりにしがみつく、名も知らぬ男の死にざま、光のない時間の、光のない死にざま…残されたものの中におまえの真意を探した、しかし
そこにあるものはおぼ ...
死にたい、また、死んではいけない、と自分の体に傷をつけてるが、結局は死ぬ勇気がないんだ。
わかるかい?
行為的にはすぐ死ねるのに、精神的にはなかなか死ねないんだ。
その矛盾に僕は馬鹿のような悩ん ...
【八月】
?君?は今をときめくミュージシャンで、僕は地方の国立大学の大学院生。君は僕より十歳年上で、住まいは東京、僕は北海道で暮らしている。君には奥さんと、生まれたばかりの小さな女の子がいる。 ...
天から星が降ってくる。
杞憂の憂い
鬼が笑う。
今日を生きる。
星は流れ
月日は経ち
年を取る。
毎日精一杯
苦しい
ギブアップ
日が悪い
出直そう
哀しい破片がばらばらと、街には落ちて
いるのです。涙の如くきらきらと、冷た
い路面に光るのです。{ルビ理由=わけ}も無くあの日
地上に産み落とされた、みなし児達の星
屑です。羊飼いの面影で夜 ...
{引用=
吸収されるべき衝撃、持たずに
そのままの姿で
やってくる、
点滅するかのような
血の国境線
形を持たない原型で
やってくる、
茜色よりも
深く淡い
夕 ...
色使いが上手じゃないし
ぬると濃くなり はげると驚く
でも 素ッピンというわけにもいかず
無駄にタップリとクリームをつけて
ちまちまとリップなどで装い
他人様にはコードネームのような
...
明日は晴れそうだ
と、あなたは言った。
この世界の終わりの日に。
「引き摺る未来」 Akikaze_Koh氏
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=222045&filter=cat&from=menu_c.php ...
夏 稲は半可通の青空に憧れ
精一杯の背伸びをする
間近にある 黄金色の向日葵は糾弾の対象
秋 成熟した青空は遥かに高く遠くなり
稲は内々に埋まらぬ空隙を抱えながら
頭を垂れて収穫を ...
ようじもないのに
ころがっていく
さかみちを
みかんが
さかみちの
はてのはてまで
それが
ようじであるかのように
晴れ渡った空は苦手だ
太陽の光は
あまりに眩過ぎて
澄み切った空は苦手だ
透明な空気は
あまりに熱過ぎて
しとしとと静かに
雨降る夜が好きだ
シンとした世界に
私だけがただ一 ...
あなたのために心を込めました
とあったので
いったいどこに心があるのかしらん
と包装紙を乱暴にはがしながら
じろじろとみてみました
まさか包装紙の裏に
心と印刷されているなんて
おも ...
わたし
というのは
ようするに泡だったようにおもいます
電波塔を模した指先には
噛まれた跡があって
手紙を書くたびにそれを思い出すけど
……だって、きずがあるのです
信号は青 ...
くたびれ、ふと気付く。
眼下に電車。
此所は歩道橋。
西を眺める。
あぁ、太陽が沈んで行く。
オレンジ、黄色。
微かな緑の入った青のグラデーション。
目線を上げる。
も ...
{引用=理路}
通されたのはあの謁見室ではなく奥まった居城の一室だったので、女は
脈ありとほくそ笑んだ。女王の居室に続く次の間か何かなのだろう、床に
は何の素材か豪華な絨毯が敷きつめられ、 ...
約束の黒い時間を巡って
波打つ人々の肩でした
風も騒がぬ午後でした
フィナーレが始まり
フィナーレが終わりました
細いこずえの先に
歌のひとかけらがぶら下がり
がらんと乾いた
秋の日差 ...
ねぇ
名前を呼んでよ
いつも いつだって
思えばこの30年近く
名前で呼ばれたのは
数えられるくらいだ
もったいぶっているんだ
そう 貴方はいう
婚約時代も
...
誰にも話さないで
誰にも聞かないで
ゆめなど散り散りにもえてく
そして貧しくなっていくこころ
指も開けば寒い
瞼はディープな森とかし
捜査難航、回顧困難 わたしたちは落ち葉
そこからとび ...
随分と手持ちぶさたなので、久しぶりに生殖器に指をあてた。
指をあてがいながら、
生物学の先生が言っていた言葉を思い出す。
どうやって一般的にメスとオスの違いを決めているか、だ。
卵子が ...
ああ、なんときれいに忘れていたのか、
いぜん毎日会っていた日々を
ああ、なんと都合よく忘れていたのか、
ぼくは弱いといわれた
ぼくは否定していたが
しかし思い出してい ...
言葉、歌、思い出した事、仕事の事、
夏の事、服の事、寒さの事、
途切れない日の光、みずたまりの虹、
ガラスに列ぶドットの規則性
さ迷う
思考の宿り場を選べない
清浄な空間
混沌
...
ひとつずつ蹴り飛ばしていく
あした、あした
いつか穴に落ちる
なんだ、もう日が暮れる
五十音のなかで
朝が“あ”でよかった
夜が“よ”でよかった
昼がまんなかでよかった
い ...
空をなぞって
言葉がはじけていたのは
少年だった頃
女の子がおはじきに
言葉を色分けして空き缶に詰めていった
夏の海に帰る前に
すき
という二文字が ...
春はあなたの名前を呼ぶ
小鳥のように 何度も何度も
春はひとつの真昼の花になって
光に咲きみだれ 狂おしく唇に口づける
*
夏は星を探して指をのばす
遠くからあなた ...
101111
蜜柑の皮を剥く
指先に鈍色が
剥かれる悲しさを
染め付け
証拠を揃え
もはや逃れようもない
皮を剥き終わると
赤子の房が跳びだして
早く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
轟音部屋
01
自由詩
0
10/11/12 3:36
最終電車の窓の向こうに
番田
自由詩
4
10/11/12 1:23
命
ヒヤシンス
自由詩
2*
10/11/12 1:14
ダンス公演にて
kauzak
自由詩
2*
10/11/12 1:08
そんなに長い眠りじゃなくてもいい
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
10/11/12 0:50
そんなものはない
ヒヤシンス
自由詩
2*
10/11/12 0:31
中編小説 文芸誌ジョイントオーナーシップ・スペース 作 丸山 ...
時間が蕩ける...
散文(批評...
0
10/11/12 0:10
枯葉
ペポパンプ
自由詩
4*
10/11/12 0:09
星々の唄
服部 剛
自由詩
2
10/11/12 0:02
ひどくプリミティヴな、一連の干渉
真島正人
自由詩
4*
10/11/11 23:56
スピンアウト
砂木
自由詩
4+*
10/11/11 23:31
世界の終わりの日に
ku-mi
自由詩
3
10/11/11 23:22
詩を読む2
地獄のペチカ
散文(批評...
2*
10/11/11 23:13
消費者
yumeky...
自由詩
8+*
10/11/11 22:31
みかん
小川 葉
自由詩
8*
10/11/11 22:25
曇天の空に
一 二
自由詩
3
10/11/11 22:20
届けられた心
朧月
自由詩
3
10/11/11 22:17
わたしたちの鴻溝
アオゾラ誤爆
自由詩
11
10/11/11 22:10
夜の始まり
トキハ スス...
自由詩
5*
10/11/11 22:00
Queeeeeeeeen
salco
散文(批評...
1*
10/11/11 21:29
お葬式
オイタル
自由詩
3*
10/11/11 19:45
名前を呼んでよ
森の猫
自由詩
5*
10/11/11 19:35
三日月夜
唐草フウ
自由詩
10*
10/11/11 19:32
崩れた太陽。
菊池ナントカ
自由詩
3*
10/11/11 19:23
ぼくは弱かった
吉岡ペペロ
自由詩
1
10/11/11 17:12
様々な思考が頭の中でまわる(未詩・独白)
プル式
自由詩
5
10/11/11 16:42
なだらかな日
ゆうと
自由詩
2
10/11/11 15:17
おはじき
乱太郎
自由詩
14*
10/11/11 14:00
四季
石瀬琳々
自由詩
9*
10/11/11 13:32
みかん
あおば
自由詩
3*
10/11/11 12:05
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
3707
3708
3709
3710
3711
3712
3713
3714
3715
3716
3717
3718
3719
3720
3721
3722
3723
3724
3725
3726
3727
3728
3729
3730
3731
3732
5.4sec.