やねのうえを
あめがあるいている
なかにはいりたくて
しかたがないのだ
しめわすれたまどから
なかをのぞいて
さんのあたりを
なみだでぬらして
ひとりで深夜に大量の酒を飲みながら、何も思わない私も浮浪者と眠るそこで何一つ思わないから多分自由なのだと思える。様々な物事についてをひとりで考えながら、雨の中の散歩道を風のように過ぎ去りながら駆け ...
1
公営であるタクシー乗り場でボッタクリのタクシーと交渉し、着いたばかりの体はくたくたに疲れ果てていた。何か迷い子のような気のする私には確かな風景などそこには無いように思えた。彼らはフランス語はでき ...
びろうどとびいどろの
ちがいがわからなくてこまる
ことのない青春をおくって
きました このわたくし
くちびるとくちびるを重ねて
あまい嘘をささやきあってみたい
わたくしはいつまでもひと ...
たまがつくられるという長い手紙を書く発語の根は脳睡してひるがえってひるがえし走ること限界などどうでもよく走りながらよく視えるできないことできたことは視えず走るまばらなゼロ覗くことからむからまれからみた ...
それにはとても時間がかかる
黒鍵をはじからかぞえていた妹は
一番心細くなったところで消えた
そして、長い間うなだれていた父さんが口をあける
芥子の花、
白い、
縁側は燃えて、
みんなみん ...
涙が乾く音より高く
まばたきの音は昇りゆく
午後が午後に
耳すます午後
月への道に
擬態する羽
水は満ちて
器を呑んで
ばらまかれて
途方にくれる
...
悪魔はグラスの中で透き通るワインと同じ色形をしていた
だから飲み干した私に罪は無い
...
噴水のはげしい水に驚いて 離してくれない遊園地跡
台風とおいと遊ぶ「おばさんスイッチはじまるよ〜」
少女時代Switchはじまっちまいまして
よすが
終焉したはず
放浪Nostalgia
ETVからニア・ソーリー村あたりへ
子供はそらみた ...
鈴虫の鳴く夜更けに気おくれしたぶんだけ
あとから遅れてやってくる羽音のような放心
懺悔しなくてはいけない気分に苛まれ
吐き出したばかりの蝶番と
見つからない鍵を探して途方に暮れる門番の気持 ...
透明な眼を擦って
きれいな三日月を眼の中に入れたい
どうでもいい
アイ(ル)ランド
ほんとに
秋には
次々と
落ち葉に包まれ 捨てられていく
心や 精神より 大事なものが あるんだね
...
{引用=謁見}
広大な謁見の間に通された時には夜になっていた。
薄暗い上に火の気もなく、贅を尽くした装飾も寒々と、磨き込まれた御
影の床が湖面のように底光りしている。入室に際して外套を脱 ...
何だっていいからはしゃいでいただけの夢だったから振られたのかなぁ
なつかしいにおいの雨だと思ったがなつかしいのは雨の日だった
あられもない願いだったね 流れ星消 ...
たとえば、
あんなに愛でた金魚の水槽でカブトムシの幼虫を飼ってまた死なせたこと。吹いてくる風に目を細めるのに車が通り過ぎたときの風にあたって嫌な顔をすること。涼しい店内でアメカジ風の服を着た ...
いつまでわたしは消毒液に浸かったままでいるのだろうか
わたしは何にしがみついているのだらうか
あなたは気付いてはくれないのだろうか
私は嫌われているのだろうか
百舌鳥が鳴く
モンタージュ
張り詰めてゆく
青い空
よごれて
ささるこころ
溶けだせず
疎まなかった
包帯の中身
伝えたいひとは
もういないんだ
ねっとりと
甘く
甘く
いっそ官能的な
そして
ハートのかたち
本能に従う夜
いつも 夏休みの終わりに
宿題を 全部終わらせてなくて
きまって 母に叱られていた僕
今は 遠き存在になってしまった
思いの届かない洞窟で
青く微笑む天使は
僕の名前を知らず
晴れや ...
長い夜が来て
ようやくほどいた指に
触れられてキズついた
胸の花
はずれたボタン
合った目線に
あしたまで踏み抜くような
きついアルコール
すっぱくて染みる君の味
ひらいて
こ ...
羽を休めているのか
羽ばたこうとしているのか
あたしの
アゲハ
風を待っている
GINGINGIN 三国人 檸檬をキムチに 汚染陣
{ルビ禿=キチガイ}に 刃物・ガソリン 総務省(MIC)
<余罪編>
存在が すでに冗談 正義の徒
意思疎通 ...
台風10号が来て、レアル・マドリードが来た
大荒れと予報されていた今日は
夕方から静やかに晴れ
レアルは予定通り3‐1で勝ち、時化は太平洋沿岸だけ
夜中も大気は凪いでいる
私は王韮の古いCD ...
{引用=クロウタドリが飛び立つ ――エトムント・フッセルル『論理学研究』}
「きみは大人の思考を知りすぎている。ぼくはまだ子どもなのに」
「きみの胸は白くて綺麗だ。ぼくの頭脳はしみだ ...
生温い光り方をする情緒不安定な欲望の形を丸飲みする午前、仰ぎ見た明星のなんと鮮やかなことか?口角をむやみに上げた気の触れた女たちの集団が、まだ人もまばらだというのに毛皮の生産に反対して肌身 ...
アホは言葉を知らぬ。
裏を表のことだと思い、
明日を昨日のことだと思っている。
アホは我慢を知らぬ。
悲しければすぐに泣き、
楽しければすぐに笑う。
アホは世界を知らぬ。
途方も ...
私にやさしくしないでください
やさしくされることになれていないものだから
胸のあたりがやけにこそばゆくて仕方がないのです
私にやさしくしないでください
あなたにやさしくされるたびに
...
色鉛筆のケースの中で
弟が眠っている
一番落ち着ける場所らしい
父と母はテレビを見て
時々、笑ったり泣いたりを
繰り返している
ケースから出された色鉛筆で
僕は絵に色を塗る
...
今日も君は
大型の想いを飲み込みながら歩いてゆく
そんなには無理ではないかと
私の心配に気付かず通り過ぎる
ホームにつくと開いたドアの中に
ぎっしりヒトがつまっていたから
後ずさりした ...
傷ついたふりをして
他人の心を踏みにじるのは
いつでもおまえの手口
被害者面して
本当に弱い人間を打ちのめす
見ていないで助けてくれ
座ったまま小さく呟くだけで
誰の心に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨
小川 葉
自由詩
12
10/10/31 3:29
ロケ地の窓から
番田
自由詩
1
10/10/31 2:45
あの10ユーロ
〃
自由詩
4*
10/10/31 2:44
びいどろの夜
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/10/31 1:53
発語の根
阿ト理恵
自由詩
4*
10/10/31 1:24
【連詩】 家族ピアノ
古月
自由詩
2*
10/10/31 1:18
ノート(鳴陽)
木立 悟
自由詩
8
10/10/31 0:52
ヴェルグ
TAT
自由詩
4*
10/10/30 22:36
今日、東遊園地で。
逢坂桜
短歌
0*
10/10/30 21:27
ピタゴラススイッチ
阿ト理恵
自由詩
1*
10/10/30 20:40
『suzu no ne』
Leaf
自由詩
0
10/10/30 20:39
栗の木
いてゆう
自由詩
2
10/10/30 20:04
Queeeeeeeen
salco
散文(批評...
0+*
10/10/30 19:54
おやすみ、おやすみ。
苅田由枝
短歌
6
10/10/30 19:38
ex.
やぶさめ
自由詩
0
10/10/30 19:10
ヒドロキシ
〃
自由詩
0
10/10/30 19:06
美談
杳
自由詩
0
10/10/30 18:55
本能
風音
携帯写真+...
2
10/10/30 18:45
万 来
J.M
自由詩
0
10/10/30 18:39
さよならと切っ先
アオゾラ誤爆
自由詩
2
10/10/30 18:36
アゲハ
風音
携帯写真+...
4
10/10/30 18:12
気分損壊
呉汁±
川柳
0
10/10/30 18:11
サッカーボールと地球について
salco
自由詩
4*
10/10/30 16:47
現象学的還元
Giton
自由詩
0
10/10/30 16:17
今日もまんざらじゃなかった
ホロウ・シカ...
自由詩
0
10/10/30 14:46
アホのうた
ブルース瀬戸...
自由詩
3*
10/10/30 14:08
素直になれなくて
涙(ルイ)
自由詩
3
10/10/30 11:45
色鉛筆
たもつ
自由詩
19
10/10/30 10:27
♯2番線列車
朧月
自由詩
4
10/10/30 9:46
リセット
寒雪
自由詩
2
10/10/30 9:16
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
3707
3708
3709
3710
3711
3712
3713
3714
3715
3716
3717
3718
3719
3720
3721
3722
3723
3724
3725
3726
3727
3728
3729
3730
3731
3732
加筆訂正:
午後のパイ
/
ナカツカユウリ
[10/10/30 17:21]
少し変えました
影
/
ナカツカユウリ
[10/10/30 17:21]
途中変えました
生活
/
ナカツカユウリ
[10/10/30 17:20]
最後変えました
4.89sec.