平日とは違う
雰囲気が
休日には流れている
スローな時間に
見える幻想
下弦の月を軽やかに弾き
地球にメロディーを届けよう

月の響きは軽やかに
ぱんぽろりん
ぱんぽろりん

全ての人に平等に
全ての動物に平等に
全ての草木に平等に

病んだ雨の代わ ...
居間に
恭しく飾られている
モノトーンの写真
声も仕草も知らない
かろうじて
自分と父親を繋ぎとめていた
血脈以上の何か


十代の頃
鏡に映る自分が
架空の登場人物めい ...
あたりまえのように

ふたりで

広い河をゆくように

空をわたってゆく

波にだれかをさがすように

おなじものを一緒に食べるということ


目で歯で

舌で喉で臓器で

からだで

あたらしい発見 ...
あの日流した涙ならば忘れた
通り過ぎる景色は遠い記憶へ

あの日こぼれた笑顔だけを求めて
景色が近づくのは新しい思い出
綴る幸せが向かってきているようで

どこまでも続いてく
レールを ...
インクを買いに行ったまま
わたしは帰りませんでしたが
あなたはあやまらなくていいのです
わたしもあやまりません

外を歩くともなく歩いても
柿の葉のみどりがからだに痛いだけです

職業欄に書くことがな ...
イトカワイイ輝石はやぶさ!






(2010・11・16)
どれどれ





はいって






(2010・11・16mixi)
若松城を後にし
飯森山を迂回して
白虎隊古戦場跡を右手に
猪苗代湖畔に至る

湖畔北側の翁島手前の高台に
天鏡閣が現れる。
李白の句「明湖落天鏡」から
天鏡閣

天鏡閣脇 雑木 ...
一枚の絵

絵の中に数羽の鶏
楽しそうに
餌をついばむ

家の中に主人がいるに違いない
食事時なのか楽しげな
ハーモニカもきこえてこない

家の向こうには
畑が広がっている
...
宇宙から地球を見つめている

昼と夜とにわかれている

その境目からは

夜明けのおとが聞こえてくるのだった


僕が地球に暮らした頃の

それは記憶のおとなのかも知れない

...
宇宙じゅうの安心が

ぜんぶこいつに降りそそげば

僕はいいと思っていた?

それはほんとうだろうか


どう冷静に考えたって

こいつのメルヘンをまもれるのは

僕ひとりき ...
電車に乗っている。

夜の仕事を終えて、それはいわゆる飲み屋の女なのだけど、電車に乗っている。酩酊の手前で。
飲み屋には、いろいろな男のひとがくる。それをいろいろな女のひとが待っている。男の ...
わたしをみないで
うつさないで
おもわないで
わたしをみないで
みないまま
愛して
そのとき

わたしは

お日さまいろのひとに近づいて

思い切って
抱きしめた


お日さまいろのひとは
怯えた顔をして
一瞬、抱きしめかえした


わかってる

わかってたよ


一緒にいる
その
...
風邪と初冬の寒さは
欝をつれてきた

朝 起きるのはやっと
かろうじて
娘のお弁当を作る

冷食でチン

もう 1週間
こもっている

貴方の匂いのする
枕を抱きしめて
夕 ...
きらきらと留まるものを見ているのなら
手を伸ばさず 歩いていくのなら
近道ではないかもしれない
それは 近くにあるんだろうと 知る
川の畔に 綺麗な鳥が飛んでいくのを抱き合って 見ていた
...
もんき蝶がひらひらと


花から花へ


空は真っ青で雲一つない


お日さまはご機嫌で


ぽかぽか陽気


草や木が青々と生い茂って


小鳥の囀ずりが ...
 重心を失った雨が、バラバラに散乱している。
 あまりにも長く家を離れていたので、今や自分の家が湖の畔にあったのか、山の裾野にあったのかも、忘れてしまった。なのに俺は、無性にそこへ帰りたくなって、当 ...
小人たちは夢をみる
浅い湖の石の上
椿の葉が幾重にも覆いかぶさった
不安の幹のたもとに辿りつくまで

爪を噛みながら
地蔵の華奢な静けさに
殴り倒されて反吐を吐き
やがてしずしず立ち上 ...
そよならを告げた
言葉と鼓動を刻んで
進んできた道に
瞬き続ける世界の中でそっと


この詩で目覚めていくものがある
この詩で眠れる日が来るだろう
この詩が僕に微笑むように
この詩が ...
叫びたい 夜の街

緊張と不安とを

逃げ帰った後悔を

終らせてやる

終らせてやる

緊張と不安とを

逃げ帰った後悔を
 
その夜の舞台で歌手が 
「ぞうさん」を唄った時 
観客様は皆、懐かしそうに 
うっとり微笑みを浮かべるのでした 

途中出演のチベット人が 
故郷の山々を唄った時 
タイムスリップした観 ...
昨日散歩した{ルビ草原=くさはら}が 
今日はまっさらに刈られていた 

私はその中心に立ち 
夏の終わりの太陽を仰いで 
両手をあわせる 

人生の筋書きはいつも 
計り知れず 
...
幸せだっていってしまおう よ
それがウソでもホントでも
現実をひとりきりで決めず
誰かにゆだねたりもしないし
車のライトから目をそらし
夜をみて歩き もたげるのは
大それた事を ...
おかしなもので、
呼ぶ前から、この女はきっと、
がっかりするような女だろうな、と頭のどこかでわかるのに、
何かのひっかかりがあって、
呼んでみたら、
やっぱり今日のように、ハズレの女なのであ ...
明滅する スクランブル交差点
吐き出される人の群れは
ぼろぼろと名のかけらを 落とす

  熟れ過ぎた柿を食おうと
  台所の明かりをつける

歩道橋の上 夢想する
そろえて置かれ ...
話して楽になるなら、僕は話す。
ペラペラペラペラ、話してやる。

笑って楽になるなら、僕は笑う。
ギャハギャハギャハギャハ、笑ってやる。

泣いて楽になるなら、僕は泣く。
ワンワンワ ...
冬に一歩ずつ近づいて
通りの桜並木の葉も
完全に散って
僕と君との思い出は
遠い過去のものになろうとしている

大丈夫かな?
大丈夫だよな?

繰り返し呟いていた
確かなものは何一 ...
風呂を洗う

何度も何度もスポンジでこすって
何度も何度も水をかけて
浴槽に湯をはる

蛇口をときどきひねりながら
歌詞も知らないのに
JUDY AND MARYを口ずさみ
湯がたま ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
幻想夏川ゆう自由詩110/11/17 16:17
下弦の月うずら豆自由詩3*10/11/17 15:59
寒雪自由詩410/11/17 13:30
一緒に食べるということ吉岡ペペロ携帯写真+...610/11/17 12:46
列車に乗って邦秋自由詩0*10/11/17 12:35
待つ目阿ト理恵自由詩5*10/11/17 12:29
イトカワ携帯写真+...1*10/11/17 12:27
どれどれ携帯写真+...1*10/11/17 12:23
猪苗代湖畔……とある蛙自由詩9*10/11/17 10:13
一枚の絵生田 稔自由詩2*10/11/17 9:06
夜明けのおと吉岡ペペロ自由詩410/11/17 6:59
安心と幸福自由詩010/11/17 6:28
酩酊()はるな散文(批評...0+10/11/17 6:04
みないで自由詩310/11/17 5:55
あたたかないろ風音携帯写真+...210/11/17 4:02
森の猫自由詩6+*10/11/17 3:29
誰かの匂いがしてた頃番田 自由詩5*10/11/17 2:59
_くゆら自由詩010/11/17 2:18
HOME佐倉 潮自由詩210/11/17 1:37
ハイパーリンク竜門勇気自由詩210/11/17 1:13
流れていく希望を捕まえて流希-Яuk...自由詩010/11/17 0:45
しゃぶり尽された幻想は様に成った立ち姿で在る徘徊メガネ自由詩310/11/17 0:41
まどさんの夢 服部 剛自由詩410/11/17 0:07
林道を往く自由詩010/11/16 23:57
宙空ポリリズムフミタケ自由詩2*10/11/16 23:27
一ヶ月ぶりの女はだいろ自由詩7+10/11/16 23:00
月音自由詩510/11/16 22:54
ストレス爆弾敬語自由詩110/11/16 22:50
冬が来る前に花形新次自由詩2*10/11/16 22:37
泡風呂壺内モモ子自由詩110/11/16 22:32

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