わたしを見ている
あなたのネクタイが
少しだけ曲がっているのが
気になって仕方がないけれど

愛しさが憎しみに変わる瞬間を
型に流し込んで作った
わたしの細すぎる指先は
ディスプレ ...
冬がすぐそこまで
足並みを乱しながら
昨日の寒さを駆逐する
新たな季節を告げようとする朝
新聞を郵便受けから出そうと
外に出ると
東から紅く頭に血が上った太陽が
ゆっくりとこちら ...
友よ

つらいだろう
さみしかろう

ひとりの夜は
さむかろう

けっして 無理だけは
しないでほしい

キミのことを
たいせつにおもって
いるひとは
たくさん
いるのだ ...
ミミズ君が群れる
糸こんにゃくのドンブリ
俺は 君が欲しいよ
スコッチウイスキーの縞模様



黒色の思いが
水色とオレンジに混ざり合って
群青色の体から
レミオロメンのメロ ...
霧のなか/片足の折れた犬を知らないか
空腹にさまよう/満月の夜
気が付くと外灯の赤い肌は暗く
置き去りにされた毛布の染みを洗い流す
裏切りの斜雨ト
/
千切れた鎖を引き摺り/畜生と ...
外国のかたもいますね
サラリーマンの様な人
親子連れは見た事ない
音楽も公園で奏でると
そのひとは気持ちよく
他人の自由を奪わない
何してるんでしょうか
段々いい感じに暮れる
動き出す ...
唯一ひとりでいられる、身近にあって自分だけの、物事を考える、会社の、家の、ゆっくり本を読みたい、自分を見直す、お気に入りの、普段よく行く、居心地がいい、中野の、ブロードウェイの、四階の、人がいない、十 ...  
 
透明な飛行機が
滑走路を走ってる

滑走路も透明だから
そんな景色はないのだが
しかしこの今も
そんな景色が
どこかにあるように思える

離陸すると
飛行機は
もう走 ...
満月か? 14番目の月か?  

星座と月の輝きに見とれて、身体が冷えた


もうパン屋には灯り そろそろ焼き始めるのかな
 
 
煌々と月や星が輝く
夜空が明るいと 真夜中であ ...
私はいま平和なお付き合いをしている。平和というのは、血や涙が出てこない。過去の男や女も絡んでこない、ストーカーに悩まされることもない、という意味だ。病気になってもう3年になる。薬を一日でも飲まなけれ ... せっかく起きた奇跡なら


ここにスーベニアを残そう




今日ここで貴方と出会ったことは
いったいどれだけの確率だったかなんて
考える気にもなれないけど


それはきっと ...
わたしはかならず
まいります

            ( わたしなど忘れて
どうぞ握って
こぼれてください
もうすぐ
/わたしの
波打ち際で

ひたすら
ひたすら
なんときた ...
   あなたが望むことを言えない

   あなたが喜ぶことをできない

   「こういうの、平行線だね」

   適当でもいいかげんでもなく

   真摯にまじめにじっくり考え

...
底無しのフリーフォールのあとの呆けた感触、俺の脳髄をドロドロに浸食して明け方の赤の中に恍惚と消えて行く、致命的に微睡んだ眼差しの名前はシェイド、外界と内界は断絶されて冷却される、稼働停 ... たとえばなにかいろいろな
ひつようなものが
かけていたとして
たもっていくばあいに
たりない
盗作するのを見たことがある。
十代の頃 その人は たまたま入った文化部で
たまたま詩集に作品を出す必要にせまられて
それなりに気に入ったものを書き写していた。
非売品の学校の文化祭でだけの詩集 ...
いのちを軽く人生を軽く

かんがえていた訳じゃない

十代のころ

自殺と未来がいまよりも

そばにあった

ただ

いまよりもずっとそばにあったんだ

そんな生死の

...
しとしと雨降る夕暮れ刻
道の片隅で、小さな猫が凍えていた

抱き上げようか迷ったが
そのまま歩いていった

しばらく歩いていると
雨が更に強くなって
洪水が起こり
雷が鳴り出し
そ ...
季節はずれの黄砂が洗い流され
透き通る朝日に葉が染まる
山鳥の声はいつもより近く
塵の無い空はすくむほど高く
水溜りの空に足をとられる
風の色は赤に黄に
風の形は髪に葉に
いつか死ぬ
ってことと同じくらい当たり前に
恋は終る
今座っている
椅子も無くなるし
すべてが
変更になる
もちろん
地面も無くなるし
きっと時間も
無くなる

ね、無
ね、 ...
夢のようだった
銀河鉄道の夜でよんだ
真っ白な{ルビ鷺=さぎ}の菓子を
わたしは大地に植えていた
ずい分長い間そうしていたのだった
一羽でも多くと
せっせ、せっせ、尊くひかる白い足を埋 ...
蟻さん
お仕事の途中で
そら見上げてる



いつまでたっても
そら見上げてる



日が暮れても
そら見上げてる



お腹すくのも忘れて
そら見上げてる


...
 涙

猫鳴廻恋恋
人噤臥愁愁
一去知難遇
鏡中暗涙流


 涙

猫は鳴き、恋恋として廻り
人は噤み、愁愁として臥す
一たび去りて、遇ひ難きを知り
鏡中、暗涙流る


...
拒まれて
塔の傍らに一人
辿りつけなかった人だってきっと多い
命あることはそれだけで幸甚だ
ひと気のないはいいろ硝子の塔へと
電梯にせり上げられていく
この眺めだって
十分に「上海的」だ ...
シャンゼリーゼを
タップダンスで
踊り
歌を歌う。

ドラムを叩く
先輩
かっこいい。
ソロを教えてくれた

真夏の空
冷たいプール
プレゼントした
柘植の櫛。
放課後の教室で
思いを伝えてくれた少女
寂しくて悲しくて
思いを伝える

苛めで受けた
股の切り傷
美しいものは
虐められる

互いに慰めて
暖め合った
あの頃
互いに求め合 ...
セブン!
セブン!
イレブン!
ぷお〜
セブン!
セブン!
イレブン!
ぷお〜

もろだしのまま
レジ行って
熱々おでんのなかに浸けて
ウルトライレブン
ファイターイレブン
...
そこに

明日があるとして

夢や希望があったとしても

放置すれば
当然のように
色褪せてゆくだろう

絶えず
丁寧に
手入れを続けなければ

きっと

朽ち果てる


過去にそれはあった

確かに ...
疲れているから 逢いたくなる
疲れているから 甘えたくなる

疲れているから ひとりじゃヤダ
疲れているから 寄り添って眠りたい


だけど君って─
元気が出たから 「逢いたいよ」 ...
夜は記憶の始まりから来たのだと
慰めるように紡いでいた物語を
君が聞くことをやめてから
どれだけ経ったのだろう

昨日から
世界にひびが入りはじめている

そこからあふれる酸素 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
マネキンnonya自由詩14*10/11/27 8:57
太陽と北風寒雪自由詩310/11/27 8:01
親愛なる友へ森の猫自由詩8+*10/11/27 5:21
スタバな女学生とトリップしながら番田 自由詩4*10/11/27 3:16
畜生ト吠えアラガイs自由詩5*10/11/27 3:12
避難17カエル自由詩010/11/27 2:54
避難16自由詩110/11/27 2:52
詩は走らない小川 葉自由詩2*10/11/27 2:31
マイナス1.4等星のシリウス北大路京介自由詩21*10/11/27 2:23
病気猫のひたい撫...散文(批評...110/11/27 2:05
スーベニア自由詩010/11/27 1:30
あふれるころ (幻肢の砦たち)乾 加津也自由詩8*10/11/27 0:07
創書日和「拒」 よりそえない逢坂桜自由詩2*10/11/26 23:52
フリー・フォールホロウ・シカ...自由詩010/11/26 23:37
5a自由詩010/11/26 23:27
なんだろう砂木散文(批評...6*10/11/26 22:59
自殺と未来の十代のころ吉岡ペペロ自由詩610/11/26 22:55
雨の日の仔猫一 二自由詩310/11/26 22:38
雨上がりの秋ススメ自由詩110/11/26 21:51
チアーヌ自由詩510/11/26 21:39
空想の鳥kawa自由詩310/11/26 21:14
蟻の夢小原あき自由詩5*10/11/26 20:38
漢詩 涙三州生桑伝統定型各...410/11/26 19:53
創書日和【拒】Point of know Return大村 浩一自由詩3*10/11/26 19:44
ゴットハンドペポパンプ自由詩2*10/11/26 18:52
小田をかたる君自由詩1*10/11/26 18:41
ウルトライレブン花形新次自由詩1*10/11/26 17:56
残骸風音携帯写真+...510/11/26 17:11
引力のあいだ佐和携帯写真+...610/11/26 16:17
雑音になった君へゆるこ自由詩510/11/26 14:28

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加筆訂正:
白色の雲たちがやってくる街/番田 [10/11/26 21:45]
8.67sec.