きょうも会話しても
1分も続かないというか
30秒×4くらいのセットしか
なかったので
だめっぽい

かいわがつづかないので
だめなかんじがする
ふくとか
ほめたり
したりとか
...
秋の夕空は切ないね
全てを真っ赤に染めて
あんなに五月蝿かった喧騒も
やがて静かになり
完全な静寂がやってくる

私の人生の最期も
このようでありたいと思う
荘厳な夕日は
明日の夜明 ...
君の機嫌が良いとき
靴下を買ってきたとき

仕事帰り
今日も駅の中の靴下屋で、カラフルな靴下を、一万円分買ってきた

押入れの中には、君の靴下がいっぱい詰まった箱が2箱ある

「わたし ...
いやなの
不安な雨
戻れない時間
みえない明日

全部なくせば
不安はまた生まれる
別の場所から

思い通り
ならないのは生まれたときから
ヒトの意思なんて
地球には関係ないか ...
うそついてもいいぜ
その代わり
オレが安心出来るよう
上手にうそをついてくれ
奥深い森のなか
大蛇のような泥の河を下り
僕が猿の真似をする
ヤノマミがそれを見て笑う
彼らはよく知っている
人間がそのむかし猿の王者であったということを

僕は踊る。覚えた ...
あるのか

ないのか

わからない

ドーナツの穴を越えて

オートバイは走っていく

いつか

行き着くかも

しれない

あるのか

ないのか

わから ...
あなたはわたしに「ななし」と名付けた
それ以来わたしは薄い皮膜を漂っている小さな虫。


光らない星、開かない窓、結ばれない紐、濡れない傘、
ない。ない。ない。ということでしか ...
風邪を引き発熱
いつもの常用薬を取りにいけない

本人でなくては
許可がでない薬

1日目なんとか
パキシルを残して
抗ウツ剤1錠で乗り切る

2日目 パキシル1錠のみ服用
風邪 ...
失ったものが一つある
失ったものが一つだけ


春でした
たとえようもなく春でした
どこの世界でも
一人で生きていました
それはほんとうは勘違いで
僕はたとえようもなく惨めでした
...
海岸沿いに見えた風景の中を
走り抜けて行く ネズミ色のトラックや
何も無い 瓦礫の街の壁を
背景に 街を彩ろうとする
青い海の観光地が 見えている


思い思いに 空の中へと どこま ...
このまま 静かに眠らせて

肉体は灰になり この切なき魂は

愛しい貴方の元へ 届くから
 空の上に

 飛行機雲が走っていた

 その向こうに

 月が浮かんでいた

 月は三日月が好きだった

 どうしても 靴を脱ぐことができない 月が
 
 空を 東から西 ...
 
 
わたしは
夜のトイレの
においが好きだ

扉をあける前の
懐かしいにおいと
便座にすわるときにする
芳香剤のにおい

背後には
紅白歌合戦の
賑やかな音声と
家族の ...
 
 
ひでおさんを
プロモーションするために
ビデオがつくられた

けれども
できあがったビデオは
暗闇の映像と
水の中にいるような
音が聞こえるだけだった

誰もが失敗を確 ...
青を背景にまっすぐな道路が
斜面を登っていくのだけれど
いずれ天に触れそうなところで
消えてしまうとわかる

長い橋を渡りながら
巨大な甲殻類の内側で
対になる脚を数えていても
韻律は ...
ディスクユニオンを出る
暗い夜空に街灯が光る

ニュートラルな気分
家に帰ろうと歩を進める

風が頬を撫でる
その事実をただ受け止める

無機質な心地よさ
生きている/それだけしか ...
 
 
 
【贖罪の塔】



 罪を犯すたび足許へ穴を穿ち続け
 地獄にでも向かう様に
 地の底へと深く…深く堕ちてゆく

 されど僅かな望みを求めて

  ...
覆い尽くそうとするビルに負けず
ただ泰然と空はあった
眩しい交差点を抜けると再び
空は切り取られてしまうけれど
工場の音さえ微笑ましく
あるいは無表情に
空はそこにあるだけだっ ...
不可視の波動を遠くへ飛ばす
(波動は見えると彼は云ふ)
石に触れると暖かい
(無機物にこそ宿ると云ふ)
電車は今日も軋んでいる
(ヒトには向かぬと彼は云ふ)
頭上を無尽に飛び交 ...
今日を時給に換算して生産性を上げるために空洞だらけの脳内の
途切れ途切れのシナプスをスティックノリとホチキスで応急処置して
電源入れても乾電池がとっくに腐ってたなんてよくある話でもう笑えない

...
断崖から波をのぞくと
悪童のおののき
かもめの群れ
シャチにかこまれる氷上のこども


黄色いバスの後部座席で
届かぬ祈り
胸の奥の井戸に映る月
断頭台の彫刻の施されたドアー

...
飛び散った
ブラックベリーの
赤い点々。

咲いて咲いて咲いて
咲きっぱなしの赤い花。

飛び散った
ブラックベリーの
赤い点々。

悲鳴みたいな
スカートのシミ。
姉さんお股を開きましょう
タンポンタンポンタンポンポン

姉さん意外と毛が多い
タンポンタンポンタンポンポン

妹ドアから覗いてる
タンポンタンポンタンポンポン

真っ赤に染まる日ま ...
青空から遠い場所からあなたをみつめている
垂直に光が差すときには世界は希望に満ちる
そのわずかな時間だけ僕は人生を謳歌する
引き伸ばしても何にもならない人生かも知れない

覚悟が必要だ より ...
蛙孵る

フェニキアのある川のほとりに小さな村がありました
その村の外れの小さな森には小さな池があり
小さな蛙がわんさと棲んでおりました
ある春の日のこと
1個の卵からピンクのおたまじゃく ...
赤ずきん?
喰っちまったぜ?今俺が
絵本どおりに
ほれ
来いよオラ
ところで自分は女性と一緒に川沿いの茶店で団子を食べたり
丘の上の風車を見に行って四つ葉のクローバーを探したり
するはずでしたが いつまでも実現しないので
最近はもう誰でもいいような気がしま ...
お前のハートの鍵をくれ
















...
起きるのに
ちからはいらない

仮想と現実のライラック
ひろがりさざなみあう窓辺で
けだるさふくらむカーテンとすこしの
日のひかり

笑い声が怖い
と生まれる七つのせかい
親切が痛 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
5a自由詩110/10/22 17:34
秋色渡辺亘自由詩110/10/22 16:46
君の靴下壺内モモ子自由詩610/10/22 10:07
前進朧月自由詩210/10/22 10:01
上手に寒雪自由詩210/10/22 7:30
ヤノマミアラガイs自由詩5+*10/10/22 3:54
ドーナツいてゆう自由詩710/10/22 3:16
異子。亜子。手乗川文鳥自由詩19*10/10/22 1:54
たった4日で森の猫自由詩5*10/10/22 1:43
冬で死ぬ竜門勇気自由詩210/10/22 1:10
私の冒険番田 自由詩410/10/22 1:02
寂漠ポー自由詩0*10/10/22 0:41
そらいてゆう自由詩110/10/22 0:33
夜のトイレ小川 葉自由詩210/10/22 0:25
プロモーションひでお自由詩010/10/22 0:23
比喩とミルフィーユ瀬崎 虎彦自由詩310/10/22 0:04
シンプルな瞬間kauzak自由詩6*10/10/21 23:44
贖罪の塔綾瀬たかし自由詩110/10/21 23:32
一片さつき自由詩410/10/21 23:24
電波自由詩210/10/21 23:23
ある日自由詩110/10/21 23:19
吐き気はだいろ自由詩310/10/21 22:40
悲鳴みたいな亜樹自由詩210/10/21 22:15
ちょっと危ない関係花形新次自由詩2*10/10/21 21:55
たぶん、悲劇的瀬崎 虎彦自由詩210/10/21 21:41
十月の童話salco自由詩2*10/10/21 21:32
ヒーローは強くないとなTAT短歌1*10/10/21 21:30
ドノカリド ママナュツa自由詩210/10/21 21:28
ハートの鍵/上島竜兵/ジークフリート/鍵っ子TAT自由詩3*10/10/21 21:26
くぐる乾 加津也自由詩8+*10/10/21 21:16

Home 戻る 最新へ 次へ
3703 3704 3705 3706 3707 3708 3709 3710 3711 3712 3713 3714 3715 3716 3717 3718 3719 3720 3721 3722 3723 3724 3725 3726 3727 3728 3729 3730 3731 3732 3733 3734 3735 3736 3737 3738 3739 3740 3741 3742 3743 
4.76sec.