「さあさあ皆さん、そろそろ冬眠ですよ」

その声をきいて、ぼくたちは数センチ浮いた。
つまり都会っ子の「なつやすみですよ」と同じ意味をもつ言葉なのだ。
家に帰ったときの「おかえりなさい ...
カミーユの様に、ジョーの様に、廃人になってしまった方専用です。
まさに、廃人専用。シャア専用ではございません。
時々、廃人になります。
受験勉強のしまくりや、ハッと気づいたときに「わ、わたして、 ...
強烈。
ジャニス・ジョプリン体験は中学2年だった。ラジオから“Summertime”。女がこんなにシャウトできるのか、いや男でもこん
なに歌えるか? というそれは驚愕だった。
四畳半の呟きフォー ...
自分のページですが、宣伝させて下さい。

「王様」
基本的には絵を展示しています。
まだだいぶ工事中なので、詩のページとかはないのですが、日記で随時更新中です。
ドストエフスキー「罪と罰 ...
ふいに
窓の外の落ち葉が
気になった
口をあけながら
歯科の椅子の高さは
空中に浮いているようだったから

がさつ
という言葉が浮かんだ
繊細を願うセンセイの指に

小さめの紙コ ...
無職無芸の自分に向けられた罵詈雑言に
ヘラヘラヘラと冷笑を以て返すのが
心底辛くなったから
田舎を出てきた
そしてわたしを差す黒い指を
そのつどへし折って へし折ってきながら
ペ ...
うかつだった
私がうかつだったわ
今日はバイトだったのよ
バイトは接客業なのよ
彼氏にも会うのよ
わりとうるさい人なのよ

最近ハマってるのよ
遅れてきたブームなのよ
なんだか食 ...
臆病風に吹かれて 立ちすくみ

もう 立てないと座り込む私を

柔らかな 温かい風が

ふわりと 包み込んだ



がんばらなくていいよ

そう 囁いているように ...
パッデドをえいごにすると
paddedで
にほんごにすると
つめもの なので
わかる

レーズンパンを
パン屋でかうと
みみがかたくて
食味が上

ぶさいくで
おしのつよい
...
君の唾液がスプラッシュ
まるで天国のようなお店さ
ショットグラス一杯の唾液で
何時間も粘っていられるし
たった1000円のオプションで
ポラロイド写真もついてくる
人間なめられたら終わりさ ...
小さな鳥が豆を啄んでいる
その豆はでも私の豆なのだ
小さな鳥が啄んでいる豆は
その豆はでも私の豆なのだ
恒久の世界平和を祈念する
カジュアルに流鏑馬やるな
あぶないから公道でやるな
原動機付き自転車でやるな
誤射したら大変だからよせ
アメリカの広大な大地では
ジャガイモや麦がよく育ち
人々がふくふくと太ってる
合成 ...
サキちゃんごめん俺明日から出張営業やねん、、。
ごめんな?淋しい思いさせて、、、、

、、、、、、、。
前から言おうと思ってたんですけどぉ。
その顔でようそういう事言 ...
 きもちよかったから授業が終わったあともふやけるまでプールの底で自作のテクノポップ歌ってたら初潮がきちゃって、ドリルみたいに。あまりに前衛的でショックで水がピンクで、ねばねばしてるのをだれかに伝えたく ...  おんなが死んだ。顔のない恋人だった。
 ミルクを垂らすと、時計まわりに渦をまいて死んでいった。
 まんなかにあいた穴が部屋に生息していたものたちをみな吸い込んでしまったので、おとこはだれとも会話 ...
26年目の記念日

落ち着く和食居酒屋の個室で
あたしは
貴方に
指輪ケースを差し出した

 もう一度 はめ直して

いつの頃からか
あたしの薬指には 指輪の跡さえ
なくなってい ...
柔らかな詩集をよみたくて
その手触りをつてに探してみる
本屋の隅の空間
私と本との距離

固く閉ざされた世界
踏み入れる足はとまる
ひとりの詩人の呼吸になる
同じ風にふかれる

地 ...
さようなら大好きな人

たくさんの愛をありがとう

ずっと ずっと 愛してる
 父さんはニ層式洗濯機の中で
 ぐるぐる洗われている
 家族みんなに
 臭いって言われるから

 姉さんは乾燥機の中で
 父さんと同じように
 だけどひっそりと回っている
 好きな ...
ひとはみかけによらぬものと
ははを三度叱れば
四度言い返される
そうしながらも雪は溶け
湿地に辛夷の花が咲く
わたしもすぐにははになる
毎朝君の家の前を
自転車で通り過ぎる

しばらく走ると
駅に向かう君の後ろ姿が見える

昨日も会えた
一昨日も会えた
そして今日も会えた

艶やかなロングヘアーが
朝日を浴びて輝 ...
月曜日は生ゴミの日
ロマンチストとエゴイストは
しっかりと分別してね

何かを背負っていないと
ビル風に飛ばされてしまうよ
なんて
あなたの
猫も興味をもたない
そのプライドは
き ...
いつのまにか
ヒットソングはまたひとつ過去に変わり
僕らはまたひとつ大人になった
がらんどうの未来を
埋める術も持たずに

今朝届いたばかりの空の色に
何をおもう?
ゆめ?
きぼう? ...
 
 
ものがたりが
おわる

すっかり
いみをなくして

それでも
いみがあったのだ

あとがきが
みずのように
 
 
染められたわたしのうごめく爪に
一滴悲しい記憶とまほろばの景色が繋がるのであれば
それは川の流れのようにうねり、やがて男になるのだろう

明日の呼吸をあから始めるか悩めば悩むほど
け ...
「時」が顔に仮面をつけて
   「空」を皮肉っている
やがて おまえさんにも
そのとばっちりが降りかかるだろう
ボレアスがにびいろのなみだとなって

あゝ 森閑の門口から
   パラダイ ...
窓を閉めれば
肌を撫でる寒さは居留守を使われ
ガラスを通り抜けて
冷たくなった雰囲気を
盛り上げる穏やかな
秋の太陽に温まった教室


昨日までそばにいた
串刺しの的はもうい ...
 〇悲しい、天竺まで赴いて買い求めた冷蔵庫が以前使っていたものとまったく同じだったときみたいに悲しい。

 〇頭の上にある見えない天蓋が少しずつ落ちてきていることについて知らぬふりをつづけるの ...
 
 
わたしが
しあわせになるために
ぎせいになった
きみへ

わたしより
としうえというりゆうで
きみはいのちを
ゆずってくれた

うまれなかった
あによ
いつからわた ...
出張の朝は
冷たいシーツみたく
smooth
愛がたりないから
すぐに飛んできて
その身ひとつで
あたためて
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
おうちへかえろうゆうと自由詩210/11/7 0:27
廃人がポツリとつぶやく部屋11過去ログ倉庫10/11/7 0:27
ジョプリン以降salco散文(批評...7+*10/11/7 0:16
HPのおはなしかとうみぞれおすすめリ...010/11/7 0:04
イチブ朧月自由詩310/11/6 23:58
背中で語るyumeky...自由詩310/11/6 23:49
ラー油色の恐怖かとうみぞれ自由詩010/11/6 23:32
風に吹かれてポー自由詩0*10/11/6 23:16
つめもの よろいa自由詩110/11/6 23:13
メロウセガール、ご...自由詩010/11/6 22:39
でん六自由詩310/11/6 22:39
来年は本気出す自由詩110/11/6 22:39
出張報告書TAT自由詩4*10/11/6 22:37
ガスマスク水魚屋スイソ自由詩910/11/6 22:33
ねじ穴と球体自由詩810/11/6 22:27
指輪森の猫自由詩14*10/11/6 21:41
書店にて朧月自由詩410/11/6 19:56
大切な人へポー自由詩1*10/11/6 19:27
ちぐはぐな家庭豊島ケイトウ自由詩28+*10/11/6 16:31
辛夷アラガイs自由詩3*10/11/6 14:38
駅までの道は夢うずら豆自由詩6*10/11/6 12:42
分別の日アズアミ自由詩5*10/11/6 12:07
ミライノ自由詩010/11/6 12:07
水のあとがき小川 葉自由詩410/11/6 10:03
裸の血ゆるこ自由詩210/11/6 9:52
水のあがき(8)信天翁自由詩210/11/6 9:38
見守る寒雪自由詩210/11/6 9:25
諧謔集豊島ケイトウ自由詩8+*10/11/6 9:18
犠牲者小川 葉自由詩410/11/6 9:04
シングル西日 茜携帯写真+...510/11/6 9:03

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