ヨドバシカメラ大ガード店向かいの雑居ビル
六階にはやはり怪しげな不動産屋が入っている
階下の換気扇が焼き鳥の煙を噴き上げる
ドンキの店頭商品じみた事務の娘は
毎度同じ罵り言葉を吐きながら窓を閉 ...
明日になったら帰ろうね、と僕らは約束した
積み上がったティッシュを見て、汚いなと思った
夕暮れが何度も部屋を照らした
その間、一度も夕陽を見なかった
そんな夜を何度も過ごした
かじりっぱ ...
湿った目蓋
その表面には空気の原子流域が干渉している
ガラスに滲むノイズのような きみの画像
輝く グラス
揺れる グラス
いつもの グラス
いくつもの グラス
いつまでの ...
黒い夜は翼で
濡れた街灯は滴 光る針先は行先
目蓋を濡らせば 感じれる
涙が鋭く凍るけど
唇が渇いて切れるけど
歯車は廻る ただ空転して
それでも 先へと空廻る いつもどおり 正確に ...
<ブラッディ・マリ―>
ブラッディ・マリーと君の唇の色が同じだから、
どちらに口をつけようか迷っている。
君は何のためらいもなく赤い液体を飲み干す。
重なったその色が乾く前 ...
「ヒカリサス」 月音氏
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=221938&filter=cat&from=listdoc.php%3Fstart%3D0% ...
敵と味方がはっきりしてきた。
かなり強い敵が出てきた。
味方も負けていない。
皆に話しかけられる。
一方言葉の短剣で胸を一突き
傷がつく
冷や汗たらたら
ガマの油
嫌がらせをし ...
キョウもなお いきてゆくのか
イジキタナクも いきてゆくのか
外では ゴオゴオと風がなり
それをあびることなく
ポツねんと 部屋のなかに おる
はかなくも 厭世などというものは
セイネ ...
{引用=
かくかくしかじかで
魚の骨が喉に刺さっているからどうにかならないかなって食卓を挟んで彼が言う。
かくかくしかじかで
多分どうにもならないんじゃないかなって私は箸を口に運びながら、そん ...
父さん、あの左下手はなかなか簡単に切れるものではなく
右からの絞りも強烈だったわけで・・・
前に出ようとすると半身からの下手出し投げをくらいそうで
だから、僕・・・
そんなら父さん ...
ハエが世界を一周した
けれどとても小さかったので
誰も気づかなかった
ハエは自分の冒険を書き綴った
ジャングルの中で極彩色の鳥の
くちばしから逃げ回った日々を
港のコンテナ ...
母は黙って
何層もの小さなレースを
縫い付けていた
私たちの家庭に
あらゆる窓が
母のつくったレースで埋め尽くされても
黙って縫い続けた
私たちを見ずに
母は
母であり続け
...
ぐずらせた熱
首をもたげ
えずいている
したたる言葉
とどろきの内で
滴れ落ち
付着する
頭痛の輪郭
ぼやけたまま
鉄細工の肉
よりしろに
踏みつける
今日は
風が強くて
冷たくて
自転車で転びかけて
体育のバトミントン
ペアの子が休みで
試合も何も出来なくて
工芸の実技授業
軽く火傷して
昼休み
話し相手が見つからなくて
先生に当てられ ...
森町のかおるさんが新しい彗星をみつけました。2010・11・4のこと。
おとめ座あたり
ポカリ
Natureにほこりがかぶってから何年ぶりかしら
ポカリ
寝ながら流れ星が見えるように窓を ...
雨を
風を
君は無情と例えたが
ごらん
あんなにやさしく美しいものはないじゃないか
ゆうべの雨が
ななかまどの葉をすべて攫ってしまい
衣をはぎ取られた枝が艶め ...
歌と句
みんな歌と句を作る私も沢山青い空低い雲
太陽が斜めから私を直射している
2百10円で2杯の紅茶が飲める懐中4百円
目前の高速を何台も車が広い窓いつもの喫茶
大きい ...
おとこが獣を放っている
意に反して荒々しく
意に反してやさしく
おたがいの素肌を
性器をさらけだす
タイミングを計っている
おんながほの暗い覚悟の目をして
そ ...
十一月がエイトフォーを念入りにふっているね、もうすぐやきそばパンを買いに走るのだろう、もう一つのセカイでぷかぷかと眠っている人形のために。
だれの命令でもなくて、あまいお菓子を食べていたいんだ。 ...
消しゴムで本をたどりていた父の後姿を今思い出す
父もらう月給のみで足らずして電球売りをしていた母を
知人への母の文を手伝いて千円もらい買ったペンは
年寄りて食事を作ることできずいつも ...
僕は十何代も続いてきた
名門家系の跡取り
名誉も
富も
人々の尊敬も
手に余るくらい
人に分け与えられるくらい
だけど
本当の僕は
空っぽで
1セントの価値もない
...
そらに
コップがうかんでる
ほんらいの
とうめいなすがたで
にどと
われることもなく
コップに
なることもなく
いろいろ伝えたいのに
この言葉しか書けない
それが悲しくて泣いた
疲れはててソファーで泥のように眠っていました
さむい
友人からメールが来ていた
携帯持ったまま寝てた
返信して NHKは 心の旅
ピアノを真剣に弾いている女の人のテレビエッセイ
...
嘘を重ねて生きて来ました。善かれと思い、騙し騙し今日迄来ました。
世の中には泥棒という悪人が居る事を教えられるずっと前から、悪とは何かを自問自答していたのが始まりです。あの頃の私は純粋に、他人を ...
喉元通り過ぎる 光がやけに眩しい
トナカイ走って 広場に雷落ちてく
最新のシステム 最強のシステム
臨海鉄道 駅へ向かってく
ロバート ロバート 私のロバート
ロバート ロバート 私のロ ...
俺にはもう何にもすることは無いような気がした
部屋の中でニタニタとした 笑いを浮かべている男
釣り竿を持ちながら訳もなく微笑みのこぼれる瞬間であるかのように
少し危ない精神を持っている自分自 ...
孤独という化け物は
僕を食べて不細工に太った
見下す先は真っ暗で
酷くて寒くて虚しくなる
転ばぬ先の杖とは良く言ったもので
もう既に転んだ僕は
杖があっても立ち上がれない
人のふりを ...
斜め上から見ている
少女の視線を背中から感じている
浴槽の中で
生温いお湯をかき回しながら
親指の形を何度も憎んでしまう
わたしの輪郭が歪んで
写る
混ざっていく
確証のないものな ...
うちの隣に住むおじいちゃんが
サッカーボールを蹴っています。
知識と静寂が横溢する図書館の
それはそれは白い壁に向かって
夢を思いっきり横溢させながら
サッカーボールを蹴っています。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
転々
salco
自由詩
7*
10/11/9 23:12
約束
相田 九龍
自由詩
2
10/11/9 22:36
瞬瞳 / ****'03
小野 一縷
自由詩
3*
10/11/9 22:28
降り立つ / ****'03
〃
自由詩
4*
10/11/9 22:18
カクテルのための三篇
渡 ひろこ
自由詩
14*
10/11/9 22:07
詩を読む
地獄のペチカ
散文(批評...
2
10/11/9 21:09
汝は敵か味方か
ペポパンプ
自由詩
2*
10/11/9 20:26
ヒカリサス
月音
自由詩
8
10/11/9 19:47
割愛
佐藤真夏
自由詩
7*
10/11/9 18:54
北の湖から
花形新次
自由詩
0
10/11/9 18:24
ハエの話
たもつ
自由詩
12
10/11/9 17:49
営む女
朧月
自由詩
4
10/11/9 17:49
呪い
凪目
自由詩
1
10/11/9 16:42
にっき。
愛心
携帯写真+...
6*
10/11/9 16:39
ポカリ
阿ト理恵
自由詩
3*
10/11/9 15:26
輝きの残骸
裕樹
自由詩
8
10/11/9 13:33
歌と句
生田 稔
自由詩
2*
10/11/9 12:35
覚悟の儀式
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/11/9 11:24
カクレクマノミのエサになりたい、なんて自虐的にわらう
光井 新
自由詩
1
10/11/9 9:54
父母
生田 稔
短歌
1
10/11/9 9:41
空疎
寒雪
自由詩
0
10/11/9 9:02
コップ
小川 葉
自由詩
3
10/11/9 7:43
ごめんね
吉岡ペペロ
自由詩
4
10/11/9 7:24
アイス・エイジ
uminek...
自由詩
3*
10/11/9 7:03
人格スケッチ「偽善者」に見る「飽き性」
光井 新
自由詩
0
10/11/9 5:40
ロバート
SEKAI ...
自由詩
1*
10/11/9 3:52
やつは今
番田
自由詩
1*
10/11/9 3:24
バケモノ
逆鱗社長
自由詩
0
10/11/9 3:12
浴槽
遠藤杏
自由詩
6*
10/11/9 2:39
おじいちゃんの夢
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
10/11/9 2:19
3680
3681
3682
3683
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3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
3707
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3716
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3720
4.78sec.