【眼蓋の裏側に今も残る、面影という名の残酷さ】
馴れ合うのは好きじゃない
最後には悲しみが残ることを知っているから。
眩しい太陽は好きじゃない ...
白い肉饅に
口がしゃぶりついている
乳房か何かと間違えているのだろうか
ひとくちも食べようとしない
口は口でしかないので
赤子のものかもわからない
肉饅に見えるものも
形が似 ...
そしてやっぱり日々はつづき
宙返りした空が浮いたり沈んだり
それにあわせておれたちも浮いたり沈んだり
眼の覚めるような光の降る街!
けだるさや
ちょっとした絶望を明るく照らして
お ...
十時
先週口説いた某スナックの某レイカから『今起きた』とゆうメールが飛んで来てその文末でカエルがダンスしていておいおい、これがデコメってやつかっっ!! ...
三寒四温の季節に、冷たい雨の降る日です。
工場の事務員たちが忙しく出入りする、玄関の脇に、古い傘立てありました。
あちらこちら向いて、差された傘の茎がまばらに伸びて、まるで萎れた花壇のよう。
...
日時計から
斜めに垂れ下がっている
離断された晦渋な記憶が
記録される
不確かなものを断罪する
根拠を欠く
文明の華が
堅実さで価値を放棄した
いまでもヨーロッパの古い大学では ...
あなたの菌に冒されて
あなたの菌に癒される
あなたの菌で始まって
あなたは
あなたは 途方もなく 広い世界
あなたは 夢に 揺られて
...
.
痛くされて泣きたいわけじゃないんだけど
また来てしまうきみのところへ
そしてまたきみの何でもない一言に傷ついて
また泣いて泣いたと言って叩かれて
.
また泣いてもうきみには会 ...
誰かが撃った、流れ弾なのでしょうか。
ぽっかりと、穴が開いてしまってます。
明るくて、とても惹かれるのですが、
私には、手が届きません。
もう一度、穴が開くような、衝撃があれば。
世界は明る ...
主人とモールに行きました
EUインポートの店でいろいろ買って
はやりの膝上ブーツと
冬用のスキンケアを一揃え
お腹が空いたのでステーキを食べようと
お店の前にいったら混んでいて
人が並んで ...
廊下に立っていなさいと怒鳴られ
私と隣りの席のこんちゃんは
はっと青ざめ しーんとした教室を出た
社会の授業で地図張をひく練習中
いろんな場所を見ていた私達は
すっかり楽しくなって
あ ...
言葉を
見つけた
探していた
ジグソーパズルの
最後の1ピースのような
言葉を
言葉を
見つけた
欠けていた
色えんぴつの
代わりの1本のような
言葉を
そっと
近づいて
陽だまりと一緒 ...
ほの暗い飲食店で
たった一人食パンを食べている
六枚切り位の厚さだろうか
食べ終わると給仕が来て
新しい食パンを置いていく
本当はご飯の方が好きなのに
運ばれてくるパンばかりを ...
あなたしかいないと気付かされるたび 何度も0に戻る失恋
起きているときと眠っているときのひとりは違う孤独みたいだ
もうあなたのようなひとには会えないと思っても光る十 ...
見知らぬ集合住宅の最上階である。なぜか全くの無音が続いている。どれだけ高い場所にあるのだろう。建物のまわりには、さっぱり何も見えない。目が乾燥していて、視界がかすれる。左右には一つずつドアがある。ど ...
ぼくが詩を書けなくなった日は
毎日ヤクザに追われているだろう
ぼくが詩を書けなくなった日は
毎日毎日イズミヤの試食コーナーに通っているだろう
ぼくが詩を書けなくなった日は
風俗嬢と付き合う日 ...
素面(しらふ)で詩なんぞ書けるものかね
と赭ら顔の詩人は言った。
カウンターの隣で飲んでいた俺は
思わずバーボンを吹き出した。
そうだよ っと詩人は手が震えていて
表紙の擦り切れ ...
空中で爆発したように雨が急に降る
まるで捕らえられたように射抜かれる
それは突然の電話のように
それは生まれる運命のように
私であって私でない私に訪れるもの
受け入れがたい事象 ...
焼酎を
ひたすらに呑む
同じ曲を繰り返し
繰り返しかけながら
お湯割りで
残ったおかずと
煮干しと
白菜の漬け物と
古びた恋の憐憫と
夜の更けるまま
ひたすらに
呑む
行者の合図
クルリと翻す風
縦笛と砂ぼこり
枝の囁き
沈黙の月
眠る黒猫
右手の挨拶
マーブルチョコレート
揺れる青葉
軋む廊下
駆けるメトローム
歪な氷
飛び交うフク ...
「木星のしま模様が今年は一本なくなりました」
ちのないガスかたまりみたいなうえ
たつこともできず
なにしてるのかとおもえば
くらいくらくら
くらがりになれたせいか耳でみることができるように ...
Love & Peace
おれの腹を満たしてくれるのか?
Love & Peace
おれに仕事をくれるのか?
Love & Peace
おれを不死身にしてくれるのか? ...
君の涙は
石を穿ち
やがて
川の流れとなり
滝の瀑布となる
僕はその涙に乗って
君の失った宝を
探しに行こう
流れの先に
きっとある
遠い昔に埋もれた
君の本当の
ある ...
惨事のあなた♪
惨事のあなた♪
あなたの惨事〜♪
今、銃を手にした警官隊が
シャッターの隙間から店内に
一斉に突入いたしました!
今、警官隊が突入いたしました!
店内か ...
冷たさを増す風に震える
荒野の先のやわらかな双丘をそのままに
奥に流れる寂寥とした音色に耳を澄ませている
何処かに隠した水瓶から溢れ出す
指先を濡らすほどのちいさな泉を大切に護って
...
きみらをやさしく見下したくなる
そんな 神様日和には
エアコンのきしみすら雨の音に似てしまう
恋について話し
家について話し
仕事やお金や殺し合いについて話し
噂も嘘もチョ ...
蒼穹も黄金の砂丘も皆寝静まって
全ては動かない
ひと棹の楽器も横たわっている
微風さえもが画布に張りついて
夢の ゆ の字
黒い少女の纏う長衣の
この世ならぬ配色は
仄かに艶めかしい ...
あめのおとを
きいている
とおもっている
わたし
ひとのこころが
みえている
とおもっている
あめ
のようなきがして
まっている
すてられた
とう ...
砂と瓦礫の上、子供たちが石のような目をしてそれを投げ合うとき
わたしはぼんやりと胃凭れ気味な朝を迎えます。
やわらかくなめらかな肌にすりつぶして、塩コショウとマヨネーズをかけてそれを食します ...
何か新人の営業マンのような態度をしている自分自身や
この遍質的な 会社側の 遠い過去からであろう
塊の疲弊した その死んだ 体質よ
一度きりだが
多分とても適当なのだと私はこの状態に理 ...
日付順文書リスト
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日付
眼蓋の裏側に今も残る、面影という名の残酷さ
綾瀬たかし
自由詩
0
10/10/24 23:38
他のもの
小川 葉
自由詩
0
10/10/24 22:59
俺たちの為に鐘を鳴らそう
コーリャ
自由詩
4
10/10/24 22:43
十月二十四日
TAT
自由詩
1*
10/10/24 22:40
カメラチック・ワーズ #4 - 花壇
佐倉 潮
自由詩
0
10/10/24 22:40
PhD
瀬崎 虎彦
自由詩
0
10/10/24 22:34
あなた
八男(はちお...
自由詩
0
10/10/24 22:30
厩舎
Giton
自由詩
1*
10/10/24 22:07
月夜。
狠志
携帯写真+...
1
10/10/24 21:16
暇だったので
西日 茜
自由詩
6*
10/10/24 21:08
たて と よこ
砂木
自由詩
10+*
10/10/24 20:47
そっと
nonya
携帯写真+...
16*
10/10/24 19:36
給仕
たもつ
自由詩
8+
10/10/24 18:09
three months
苅田由枝
短歌
3*
10/10/24 17:15
バベル
リンネ
自由詩
2
10/10/24 16:19
ぼくが詩をかけなくなった日
森本隼
自由詩
3
10/10/24 15:26
飲み友達
……とある蛙
自由詩
6*
10/10/24 13:00
いきてる
朧月
自由詩
4
10/10/24 12:59
焼酎
ふくだわらま...
自由詩
6
10/10/24 12:52
variation (FULL)
Oz
自由詩
4
10/10/24 12:39
うつ
阿ト理恵
自由詩
8*
10/10/24 11:04
Nobody Listens
寒雪
自由詩
1
10/10/24 9:50
きっとその日が来る
うずら豆
自由詩
5*
10/10/24 7:49
惨事のあなた
花形新次
自由詩
3*
10/10/24 6:12
仔の眼
高梁サトル
自由詩
5*
10/10/24 5:45
神様日和
あぐり
自由詩
4
10/10/24 5:35
ルソーの月
salco
自由詩
7*
10/10/24 5:33
透明傘
小川 葉
自由詩
7
10/10/24 5:31
じゃがいも
アラガイs
自由詩
7*
10/10/24 5:08
売れないけれど
番田
自由詩
3
10/10/24 1:50
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5.67sec.