たったひとりでも生きて行ける
そんな強がりを言わないと
孤独に押し潰されそうで

雨は視界を遮るほど激しく
決して止みそうもなかった

ああ
ルックルックとは言わないけれど
せめて西 ...
ツルッパゲのおっさんが
居りました。
お腹が太っていて
みんなの笑いもの

でもね、このおじさん
いい所があって
奥さんの為に
毎日夕食を作っていました。

だから仕事が終わったら ...
魂ごと浚いましょう
空は必要でしょうか?
太陽より月のほうが僕には熱く思うのだ

今天空に願うは
切実な引越し願い

そうそう僕が生まれる前に
君が死ぬ前に

何度の奇跡が必要かな ...
「じれったい!」と叫んでいた男の背中にすがりつこうとして
彼が必要としてたのは私じゃないことに気付く

う〜ん、淋しいかも

開けてはいけない扉を自らの意思で開けてしまったのだし
それが愛 ...
前世って
猫だったかもしれないけど
人間に成りたい猫だった
ぼーっと
何をするわけでもなく
ただ
意識を飛ばす
まばたきもせず
ただ
何処かを見る
別になんもないけど
のめり込めないよ
のめり込めないから
どうでもよくて
苦しいんだろう
...
正社員だし、
役職あるし、
見た目より若いって言われるし、
趣味らしき趣味は一応あるし、
休みの日には友達と出かけたり、
時には男の子とデートしたりするし、
合コンだって誘われるし、
ア ...
貴方があたしのサンタクロース
ずっと ずっとあの日から
北の国からやってきた

背の高すぎるサンタクロース
家の玄関から
入れるかしら

寒い寒いイヴの夜
貴方はあたしに
プロポー ...
詩は 言葉のグラデーション

そこに 恩やメロディーはない
もっともらしい 言い訳や教訓も
自分で少し考えてみたら?
親にも言われなかったこと
言われているような気がするの

すでに
...
魚の小骨のように胸腔にナイフが引っかかっております。
子どもの時分からずっと引っかかっているのです。

(おかしいですか?
 たいして悩みでもないのですが、
 やみつきだなんてとんでもない。 ...
知覚操作してくれパイセン、ビリー、リリィ、サルティンバンコ、アレグリア、
絹糸の太陽、絹糸の向日葵、食い散らかされた鶏肉

脳味噌を綺麗に溶かして…
何処に溶かす?
カルキ臭い水道水?
お ...
一日に一度は玄関を開けているだろう
仕事に向かうためだが
僕は薄汚れた透明な抜け殻を羽おり
「僕」の言葉を放り投げる

外に出れば
そこは樹木の生い茂る密林だ
昨日通ったはずの道は
...
直線的な飲み方をしたら
その酒は喉を焼いた
甘美な味わいの後の
ヒリヒリした後悔は
終電後の情事

一杯飲めば十分で
それ以上求める気はない
倦んだのでは無く
違う刺激に酔っている
...
愛されていると思いたい
愛していると思いたい
なにも標がないから
見失う気がする

何度も同じ場所を
通るたびに思うのは
ここを歩いているのは
自分だけかもしれないってこと

人生 ...
オレは
うまい詩を書くより
うまいごはんが食べられれば
それでいい


オレは
詩に対する対する向上心より
人間性に対する向上心を持つことが出来れば
それでいい
しじみはしゃべらないけれど、
しじみ同志にしかわからない事があるのかも
しれない。しじみにはしじみのことばがあっ
て、いまも会話をしているのかもしれない。

海の風に立ち
素肌は陽 ...
酔いすぎたあとの朝の目覚めは
透明な悲しさ
霧の湖の水面に
さざなみがたち
底がゆれる
どこまでも沈めるようでいて
波間にただようしかない

ぼくの影はぼくの形から
女の長い髪が広が ...
 
 
えきまえでねむる
しらないひとをみとどけて
ごぜんよじごろ
いえにかえる

いちにちもやすまずに
しらないひとは
えきまえでねむり
わたしは
はたらきつづける

さい ...
君の残り香が漂う
淡いニヒルが在る部屋で
私は一人、朝日を浴びる

悔いることは山程あり
嘆息をつく暇すらない
林檎をほじっては
諦めぬよう口をふさいだ

ただ、君は
何も識らず走 ...
{引用=

変わらずにやってくる
やわらかな朝に手をふれるのが嫌になった
億千の人の一人でいたかったのに、自分に
うそをつくのに疲れた


少女の箱はもうなにもなくなって
そこから  ...
(ここもむかしはみんな桑畑じゃった‥)
年老いた父や母を車に乗せて走っていると必ずそう切り出したのが、今では自分のことのように懐かしい 。

刈り取られた田んぼ/稲架、萎れた葱/大根の葉、 ...
私は今日も、何一つすることすら今は無い。
一人さまよう私は傘もささずに、
一人私は目を覚ます。
私は雨の中を。


シトシト雨は降り続け、
いくつもの清掃車が外を音を立て通り過ぎる。 ...
今日も仕事に思いすら無くている男は何をすればいいのかと人にたずねていた。見えたいろいろなものをがつがつと食べていた。近くのハンバーガーショップで肉を買いだめし、男はテーブルに並んでいた肉などを食べ ... 壁を作って守る
情報を、いろんな人を閉ざす
また来てねって言われる、こんなに
知らない人とばかり話す日はない

人形は小さいころ嫌いだった、見られている気がして
捨ててしまった、ぬいぐるみ ...
  .
出会わなければよかったなどと言うのは
もうよそう。ぼくの病いは深刻だ:
きみが近くにいない時には気もそぞろ
きみのまわりの空気を吸わぬと気がふさぐ
  .
きみの何でもない一言がぼ ...
 色づいた葉が

 風に流され

 舞い落ちるのを

 ただただ見ていた

 十九の秋

 {ルビ翻=ひるがえ}るばかりの心に

 よく似ていた
わすれものをとりにきました。
でも、ありませんでした。
ぼくはわすれたものがなかったことにして、そっとこころにしまいました。

おとしものをひろいました。
もちぬしをさがしましたが、みつ ...
影に怯えてる

逃げても
見ないフリをしても
振り払えない

脳裏には
鳴き声を
噛み殺す鳥

泣けばいいのに
たくさん

声が枯れるまで
イガタアヤコとランチに出掛けた
会うのはメールでセックスしていらいだった
ファミレスにはいった

となりのテーブルに四人の女とこどもが一人いた
アヤコもシンゴもおなじことを考えていた

...
言葉に鳴る
言葉に生る
言葉に成る
うん
やっぱりいい感じだ
言葉になる
言葉になるぞ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
岸部のアルバム花形新次自由詩3*10/11/1 20:34
ハゲ頭ペポパンプ自由詩4*10/11/1 20:22
不、安定流希-Яuk...自由詩010/11/1 19:54
ケーハクなひと恋月 ぴの自由詩23*10/11/1 19:39
プラス思考結川菜青短歌410/11/1 15:37
ありがちな日々ゆず自由詩1*10/11/1 15:33
底無し大丈夫池田実緒自由詩410/11/1 15:29
サンタクロース森の猫自由詩2*10/11/1 15:26
グラデーションAkari ...自由詩4*10/11/1 14:50
反映豊島ケイトウ自由詩17*10/11/1 13:35
人間だもの(笑)虹村 凌自由詩1*10/11/1 12:59
玄関乱太郎自由詩11*10/11/1 12:23
Kiss OF Fire……とある蛙自由詩9*10/11/1 11:57
無標朧月自由詩110/11/1 10:40
芸術紙上主義寒雪自由詩510/11/1 9:17
食卓の岸辺こしごえ自由詩4*10/11/1 7:32
霧の顔殿岡秀秋自由詩510/11/1 6:49
みずしらずのあなたに小川 葉自由詩110/11/1 6:41
朝の君モリー自由詩3*10/11/1 6:15
「 マロニエ 」月乃助自由詩10*10/11/1 5:56
道 ‥ 序章アラガイs自由詩7*10/11/1 5:44
パリのどこかを番田 自由詩3*10/11/1 3:23
ドミトリーの裏がわで自由詩110/11/1 3:17
避難2カエル自由詩110/11/1 2:49
Allegro appassionato ma non tr ...Giton自由詩010/11/1 2:35
創書日和「揺」 十九の秋逢坂桜自由詩2*10/11/1 1:52
ゆうと自由詩1*10/11/1 1:38
鳴かない鳥もずず自由詩110/11/1 1:21
音のない洞窟吉岡ペペロ自由詩110/11/1 1:12
ブレインふゅーちゃー派生秋也自由詩010/11/1 1:12

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加筆訂正:
台風一過/トキハ ススム[10/11/1 19:13]
タイトルを変えました。
4.96sec.