あの日、渡り廊下で
君が教えてくれた蝶々むすび
不器用にからまった
よれよれの僕をほどいて
結び目にちいさく
幼い指で
魔法をかけた
片方だけ小さくて
いびつなハネ
それでも ...
鞄を探していた
たった一つの鞄だった
大切にしていた鞄だった
心当たりのあるところは
すべて探した
鞄の中も探してみたのに
布製のハンカチや
プラスチック製の文房具など
必 ...
桜舞う季節
散り始めた桜
花びらで埋め尽くされた道は
まるで桃色の絨毯のよう
朝霧に包まれた光は淡く
全身を白と桃色で包み込む
白は光と霧
桃色は舞い散る桜
桜が頬を掠める ...
アナタという
嵐が過ぎ去り
アナタという
業火に焼かれ
あたしは
あたしに
もどった
いや
なった
もう変えられない
あたしの本性
・・・魔性
白よりグ ...
何が欲しいの
何がいやなの
何がなんなの
君は未来から来たんだろ
ネコガタロボッツ。
見飽きた道具はださんときぃ
...
投票を
しているだけじゃ
だめですか
何処までも高く投げたはずのボールが落下をはじめ
それを静止した瞳で追う
身を預けた椅子が軋む音
カフェインの色で染まる部屋
身を預けた骨の軋む音
カフェインの色で染まる声
脳が死ん ...
あなたと一緒に
煮込まれることになった
こども用プールみたいな鍋にほうりこまれて
くつくつ
うつむいても
膝をかかえても
視界のどこかにはあなたがいる
最初のうちは頬をそめた ...
滲むんだ
薄いピンク色
君の口紅か?
どちらにしろ
落とさなくちゃね
このままはちょっと
笑いながら
手を振ってさ
さよならって。
感傷的になんてならないよ
そんなのは
嘘だ ...
しらじらしく夜を終えて
ともあれわたしはもう一度戻ってきた
数千回目の朝
あさ、
と声にだして呼ばわってみると
どのときの朝もちがった顔をしてふりむく
わたしはその視線の先に相槌を打ち ...
今日も街路を携えて歩く
街路の広がりの粒を
遠さの粒を
ポケットに携えて
街路樹の影が地面に落ちている
ひらひらと落ち続けている
これだけたくさんの影が溜まっているのに
影は街路を汚 ...
ベッドの上で
布団にくるまっていると
やけに窓の外が遠く
手を伸ばすと少しだけ向こうに
ベッドの中で
惰眠をむさぼっていると
窓の外で
雨が降っても
雷が鳴っても
全 ...
/平面を見つめる直線は遠く山道を滑り墜ち \
苔石に刻まれた文字の溝は歪に晒された銘「」無常が
背負う焦点の・遠近の先にある骨壺┌┐ 勾陵の史実に
祓い浄めし御霊の禊より【】刹那にあなた ...
氷の路は歩けない
限りなく平らな氷の路では
立つこともままならない
ピュア過ぎる
ザラザラした表面の路で
初めて立つことができる
程好い汚れは必要だ
立った私は歩こうとする
条 ...
私は馬鹿だ
並んだ この
おもちゃの中の心にあるだろう
子供の 夢見る 世界だ
だけど目指した 学校の
閉ざされた 世界に
いつも立ちつくしていた
そして 理解できなかった
...
てつやあけで
しごとして
いえにかえると
つまとこどもが
ねむっていた
もうすぐ
めをさますから
それまでは
ねむってはいけないと
いけないと
おもいながら
ねむ ...
.
流沙{ルビ=ルサ}の流れの畔{ルビ=ほとり}にて路と路とが出会う
壘壘{ルビ=るいるい}たる碌碌たる峨峨たる崟崟{ルビ=ぎんぎん}たる
地の波浪が固結したような岩頚の列なりと
地平にまで広がる ...
この坂をのぼったら
この階段をのぼったら
この世界にいたら
何をおもうのだろう
何をかんじるのだろう
私の中で 何がかわるのかな
かわりゆく世界 ...
街がやけに
賑やかだと思ったら
今日は
金曜日だったのだ
金曜日になるたびに
同じことを思い出す
また忘れ
また思い出し
また忘れる
街もわたしも
同じこと ...
乱れたこの月に
祈る事が 有ると するならば
貴方と 永遠に
空を 眺めていたい
ただ それだけ。
それさえも 叶わずに
二人 見上げた 月は
また 遠く ...
{引用=世界は真っ白な雪で隠され、家はさながら、小さな箱。}
チャールズシミックによる「コーネルの箱」(柴田元幸訳・文芸春秋)の第二章「小さな箱」を髣髴させる。コーネルの作品の中で、白い囲いに挟ま ...
朝は怖くて歩けなくって
昼はため息堪えるばかり
夜はひとり明日に脅える
そんな毎日が続いていっても
春はほろ酔い桜を見上げ
夏は木陰でひと息ついて
秋は紅葉の手のひら繋ぎ
冬は柔 ...
荘厳な
ピアノ組曲
温度計
...
* ワイパーも お色直しで クリスマス
段々と イルミネーションが美しいシーズンだけれど
我がレガ子のワイパーも お色直しをするコトに(笑)
旦那が いそいそとコートを羽織り
着替えをさせ ...
東京ザビエル ブエノスアイレス
脱藩する志士される殿
...
真理のおならがあおにわらう
(2010・12・05mixi)
俺が本気出したらお前らみたいなドブ野郎どもは絶対にパンチアウトだね。
将来的にはインドゾウのような女と結婚して子連れでディズニー行くんだから
でもあたしたちの未来は7兆年前に滅びたから今ここですべ ...
鮭のような皮が私の皮膚にはあるのであって
しかし私は断じて鮭などではないのだから
これはつまり日本の政府がいけないという事
住民を核に慣らしていくことが大事だって
夕べのNHKのなんかそういう ...
ジェームズの尻子玉抜きに行くのさ
アメリカはニュージャージーの彼の家まで
京成スカイライナーブッ飛ばして
俺たちは乗り込んでいくのさ彼の家まで
茶菓子を買い揃えておくのは
人として最低限のマ ...
かげおくり 思い出とおく 杉の上
真四角の 枠を飛び出し 青クレヨン
花は散り 果実は重く 苦くなり
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
むすびめ
アズアミ
自由詩
5*
10/12/6 19:25
鞄
たもつ
自由詩
2
10/12/6 19:25
春
一 二
自由詩
1
10/12/6 18:43
アナタという
森の猫
自由詩
4*
10/12/6 17:59
近未来てき
サワメ
自由詩
3
10/12/6 17:58
危機感
佐和
川柳
1
10/12/6 17:51
14時
瑠王
自由詩
7
10/12/6 13:52
イン・ザ・スープ
せかいのせな...
自由詩
7
10/12/6 11:13
音がする
Oz
自由詩
1
10/12/6 10:52
きょうの地点
せかいのせな...
自由詩
6
10/12/6 10:45
季節
葉leaf
自由詩
5*
10/12/6 9:28
In My Bedroom
寒雪
自由詩
0
10/12/6 9:11
御意〃愚行
アラガイs
自由詩
2*
10/12/6 6:13
路
小川麻由美
自由詩
2*
10/12/6 3:49
別れ
番田
自由詩
1
10/12/6 3:13
クリスマスイヴ
小川 葉
自由詩
4
10/12/6 2:35
流沙の畔
Giton
携帯写真+...
1*
10/12/6 1:31
ロンド
ポー
自由詩
1*
10/12/6 1:02
金曜日
小川 葉
自由詩
2
10/12/6 1:00
* 赤き粉
藤鈴呼
自由詩
2+*
10/12/6 0:56
注釈
地獄のペチカ
散文(批評...
0
10/12/6 0:16
現在と不確定未来の物語
さつき
自由詩
3
10/12/5 23:47
呉五五六
TAT
短歌
1*
10/12/5 23:35
パフォーマンス
藤鈴呼
自由詩
2*
10/12/5 23:25
ブエノスアイレス⇔ルクセンブルク
TAT
自由詩
1*
10/12/5 23:23
ぷ
阿ト理恵
携帯写真+...
1*
10/12/5 22:45
勝訴
セガール、ご...
自由詩
3
10/12/5 22:43
鱒
〃
自由詩
2
10/12/5 22:42
豊四季
〃
自由詩
0
10/12/5 22:41
各駅に乗って
小林 柳
俳句
0
10/12/5 21:44
3710
3711
3712
3713
3714
3715
3716
3717
3718
3719
3720
3721
3722
3723
3724
3725
3726
3727
3728
3729
3730
3731
3732
3733
3734
3735
3736
3737
3738
3739
3740
3741
3742
3743
3744
3745
3746
3747
3748
3749
3750
4.84sec.