そらは
だまっている

なにかつたえたくて
だまっている

にくしみもかなしみもない
そらのことばを

うつくしい
あおにひめて
 
+
 
しょうがが
きい ...
くるってゆくおんなは

まず淋しがりやになるのだった

ぼくとではなくて

ともだちとの関係をこわしはじめるのだった

それはぼくとおんなの

きんみらいの予行演習にちがいなかった ...
あなたの想いが緑なら
今 枯れて風に飛ぶのでしょうか
ひらりひらり秋の空は
すぐに黒に変わる

あなたの今が移ろうのなら
どこへいっても落ち着かないのね
かたりかたり秋の風は
すべて動 ...
 
 
光る小さな玉が
ふわふわと三つ
それぞれに適度な引力を持ち
時にはふわふわと引き合い
ふわふわと離れ
角もないのに接触した拍子に
傷をつけ、傷をつけ合い
そうかと思えば
...
君は端っこの席で
いつも頬杖をついて

窮屈な空気に飽きたように
紐靴を揺らして 窓を見つめ

風が吹けば良いのにと言った
蒸し暑い部屋の中にも
偏りがちな脳内にも

そしたら昇っていけるよ
こんな ...
君の言うことは
果てしなくエロい
あまりにエロすぎて
なんのことやら
さっぱり分からない
なのに
何故
肛門引き絞り
君は言い続けるのか
みんな
呆れ返っているのに

ウケても ...
ずっとお前のドアを叩いている
コンコン
お前は返事をしない
お前が中にいることはわかっているんだ
早く出てこいよ
コンコン
ドアの向こうはひっそりとしている
まるで誰もいな ...
僕は時刻表を忘れたけど
家に取りに戻ってる時間がなかったので
そのまま歩いたら
案の定バスは行ってしまって
遠い彼方へ行ってしまったので
僕はそこで足を止めたんです。

たんぽぽ ...
あなたの去って行く音がする
もし、
私が近付きすぎたのなら
何歩でも後退して
そこで立ち止まるから
どうか、
お願い
せめてこちらを向いていて
交錯詩「月」 フライハイ/森川 茂

       奇数行:フライハイ
       偶数行:森川 茂

{引用=
眠られぬ夜 見上げる空

自然なんてさして美しくもない、と

歪 ...
どうして夕闇は
せかすように美しいの?
置いてゆかれる不安はもうないのに

雑踏に踏み入れる勇気が
ないのにたどり着いた
いつもの という駅

帰ろうとつぶやくと
さみしくなるのは  ...
みち たりない
せっせっせの
よいよいよいひくいまくら
まっくらすいみんへ
にっきかいてから
いとでんわしてから
ひやしてひやかし
さかりばあ
足辛ず
かみのけ
とかして
すいて
ゆびゆくピンク
きゅ ...
のぞいた


このくらい


なかよくなかよわくプチさんか
人の奥底に棲む狂気


解放したのは邪悪な利己心
      不条理な嫉妬
      陰惨な敵愾心
      不可避な憎悪


縦横無尽に疾駆するナイフ
赤い血が狂気の ...
どの言葉で語ろう

気狂いとされ頓死

言葉にこめた意味は

言葉に翻弄され

自我を含めぬ世界に没頭する

語るは聞くことと

甘えておるのだ

もはや自分の声も響く言葉 ...
朝空に雲湧き満ちて清々し紅茶をつぎて聖書をよまむ

妻のこと考え々々2杯めの紅茶をすすりまた聖書読む

神の姿聖書の中に見出しては又読み続け今朝も又する
 敷地のすぐ南側に土蔵がある
 今や歴史はすっかり耄碌し
 殆ど零れ落ちた漆喰のそこを
 しかし私は依然として
 こよなく愛でる

 穏やかに晴れた日は
 土壁の体温が心地いい
 昼下 ...
酒の呑みたい宵は
白木のカウンターの前に座り
白いぐい飲みに熱燗を注ぎ
肴のへしこを小皿からつまんで
口に入れて噛み締めて
ゆっくり熱燗を口に含んで
昨日のことなど思い出しながら
グビリ ...
店内でお召し上がりですか は
こちらでお召し上がりのご予定ですか となり
お席へご案内いたします こちらへどうぞ についていくと
わたしは厨房裏口から外へ出た

 これは これは面白い

...
対象なんてなんでもいい

なにを愛したって
だれを愛したっていい

性や命で区切ることに
意味なんてない
区切りなんかない

私を愛してくれるのは
雌のあなただった

私は ...
架空の過剰で

切なくなってもみせました

青信号はみどりのいろで

赤信号は洞窟のいろで

あなたの肉を爆ぜさせました


今朝もあなたで

海のおとを聴きました


架空の過剰で

切なくなっても ...
僕は
ギリシアの神
エロスの
敬虔なる信者である
という信仰告白から
物々しく始まるこの詩

エロスって
エロ本の神だよね?
と言う疑問はさておいて

ゆうこりんと
ほしのあき ...
アナタは
愛なんかない

愛なんか
信じない

と云った

さびしかった
かなしかった

あたしは
愛を信じていたから

ココに
胸の中にあるのに

そのときは
ど ...
ビニール袋を首から提げて眠りにつく
私はとても眠かった
私は寒いアスファルトの中を 一人で歩かされていた
白い息が赤いポストに強いコントラストを作り出している


私は今日も眠い
1 ...
ふたりぼっちって半月みたいだ

泣いてみたっていいみたいだ

おどけてみたっていいんだよ


ふたりぼっち

半月

まもりたいよ

半月

宇宙から地球

半月
...
無限の配達に
告げられた凍結は
僕の言葉に
選ばれて消えた
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
恋をしているだけ だから
 
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
夢を見ているだけ だから
 
気付いてしまえば ...
永遠と続く時の
流れ惜しむ かのように
空を装い
見つめている
あなたの ・・

言葉は思いを打ち消す
それ と言うことを知っているから
あなたは
それでもを届けてくれる

...
雨に濡れた頬も現実味を失い

胸に残る
鋭さを増した痛み
確かな傷痕

手の届かない方へ消えていく
長く伸びた影に
小さくさよならを


世界を欺いて
偽物の愛に
身を焦がし ...
うすべにいろの水を湛えた浴槽に浮かぶ君の肌から
剥がれ落ちていくはなびらを拾い集めるうろこのない蛇は
白く汚れた脈打つ肌を隠すように染めた恥じらいの色を
閉じた瞼から滲んだ泡のまるいかたちを覚え ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空の言葉小川 葉自由詩610/11/16 22:08
中二の秋吉岡ペペロ自由詩110/11/16 22:02
無効朧月自由詩210/11/16 21:56
ふわふわと光る玉の話たもつ自由詩810/11/16 21:39
Wind-ow黒乃 桜携帯写真+...210/11/16 21:21
馬鹿者たち花形新次自由詩1*10/11/16 19:53
居留守くなきみ自由詩1*10/11/16 19:19
せせらぎゆうと自由詩3*10/11/16 19:10
足音むくげ自由詩010/11/16 18:53
交錯詩「月」 フライハイ/森川 茂within自由詩6*10/11/16 18:06
退社時朧月自由詩210/11/16 17:19
うつくしいひと阿ト理恵自由詩6*10/11/16 15:23
ぷち携帯写真+...3*10/11/16 15:20
Darkside寒雪自由詩110/11/16 14:57
No Titletutty自由詩010/11/16 14:47
朝空生田 稔短歌210/11/16 13:00
土蔵の中の子供豊島ケイトウ自由詩11*10/11/16 11:25
酒の呑みたい宵……とある蛙自由詩5*10/11/16 10:42
タケオUT乾 加津也自由詩5+*10/11/16 7:42
由居ゆひ自由詩010/11/16 7:32
海のおと吉岡ペペロ携帯写真+...110/11/16 6:32
結婚の心得・百か条真山義一郎自由詩1010/11/16 3:24
愛を森の猫自由詩2*10/11/16 3:11
水色の風景の中に見えたものたち番田 自由詩4*10/11/16 2:45
半月の唄吉岡ペペロ自由詩110/11/16 2:12
こおろぎ竜門勇気自由詩1*10/11/16 2:12
熱視線徘徊メガネ自由詩410/11/16 1:27
くぅ ひより自由詩110/11/16 0:58
フェイク涼深自由詩410/11/16 0:51
劣情古月自由詩310/11/16 0:32

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