さようならは
あまりにもありふれて
どこそこにも行われております

今の時にも
今の風にも
一瞬の星の光りも変われば

さようなら
特別な想いも
流れるような君への想いもまた

...
「生」
有限のもの。
熱を放ちながら、絶え間なく動き続けるもの。


「命」
無限のもの。
形や色を変え、どこまでも広がる時空に在り続けるもの。


「宙」
青空のずっとずっと上 ...
遥か遠くへ帰る人
つかの間ここに生きた人

いつか新たな太陽が
瀕死の地球を照らす時
あなたのいないこの星に
私はぽつんと立ち尽くす

足を引っ張ることでしか
引き止めるすべを知らぬ ...
大きな電気自動車に轢かれそうになりました。
凶暴な蛇に丸呑みされそうになりました。
太陽に炙られ干からびそうにもなりました。

昔物知りなトノサマじーちゃんが言ってたように
外の世界は危険が ...
人生の
のこり二十年くらいのところに
臍がある

むかし
へその緒と
つながっていた


かつて
命を
食べていた


いま
生を
食べている


私には
...
今ここで
しんでも別に
いいけれど
明日も生きれと
あなたはゆった
食卓の{ルビ笊=ざる}の上に置かれた 
柔らかい柿達は 
それぞれに傾きながら 
ひそひそと、会話をしている 

( 厨房では蛇口から 
  ぽとん、ぽとん、と水が鳴る ) 

初老の ...
満月の宵、何処からか琴の音のする温泉で 
畳の寝台に横たわり、いちめんの夜空を仰いでいた 

霞がかった雲の向こうに灯るいくつかの星は 
遠くから、僕に何かを{ルビ云=い}っている。 

...
デイサービスの送迎車で 
君のお父さんを迎えに行き 
玄関のドアを開く 

お父さんに続いて君が 
猫を抱きながら、顔を出した。 

「 これ、うちの美人猫 」 

お父さんの伸ばし ...
眼帯

眼帯の涯は北方異土の涯
当てやれば人形羞じる生理帯
中指を鍵とし破れ貞操帯
臍帯を齧り亡母と吾を偲ぶ
露皇女の宝石胴着即死阻止
あばら骨締めて名古屋の帯愉悦


遮眼子
...
昼下がり 鴉の群れ 憂鬱な音楽

物云わぬ黒猫

「君はどこへ行くの?」

黄色い眼球 音もなく 瞬いて

消えてしまったんだ

踏切りの喚き声

煩い警告



”僕 ...
しってた
この空気 この色
のど飴がとけてる
いつのまにか
ぼくら季節をまたいだね
あした、またあしたと
進んでいくはずなのに 後ろ歩き 逆回り
ただトランプをきるだけの簡単なお ...
明日はきっと晴れるよね

そう願わずにはいられなくて
ふと手を休め振り返る

自由気ままに暮らしてきた日々

愚痴っぽくなってみたり
ときには人恋しいくせして無口になってみたり

...
超タカ派の男性が居りました。
間違えている!直せ!
辞めちまえ!
周りに誰もいなくなりました。
男は旅に出ました。
夜が恐いから
震える腕を噛み千切って
闇に備
えた

あぁ
何処へいくんだ

背中の穴から
ほとばしる
穴という穴から
噴出していく
「宇宙人からの信号を傍受したんだって。」
そして人はああ夢があって良いよねという

新しい素粒子も
写真も
映画も
ああ夢があって良いよねと人はいう


こんなとき
宇宙人は何を呟 ...
 月の写った

 水をすくう

 手のひらの上で ゆるゆる揺れて

 やがて消えていく

 あなたとの思い出みたいに

 暑さの足りない 砂漠みたいに

 足のない 水母み ...
なんでもない日
幸せな日
よく寝れる日
幸せな日

今日はお月見
豆大福食べて
パソコンの前
月よりダンゴ

明日は給料日
借用書の整理
偉い人に面会
昔話をしよう
 
 
酸性雨の結晶が
そこかしこに降り注ぎ
背負った荷をさらに重くする
だからいつしか私は
四足歩行を諦めてしまった
抑揚のない耳鳴りの中
規則正しく並ぶ高層建築物の群像
そのわず ...
額縁だった庭に景色が戻ってくる
寂しい程に整えられた装置は
演歌師が
おっぺけぺーを 
捻る、
舞台であった

もうすぐ演歌師がいつでも住まう
庭になる

説明のいらない
「ああ ...
妻は月に一度か二度
四、五日ずつ実家に帰る
その度に
暗い家に帰る度に
僕は何故ここに居るのかと問う
知らない土地と言葉
何をして居るのかと問う
湿気を吸い込んだ紙の様に
心が少しずつ ...
 パンにしますか?
 ご飯にしますか?
 それとも宇宙にしますか?


 コーヒーはHOTにしますか?
 アイスにしますか?
 それとも宇宙を愛すにしますか? ...
ありがとうございます
いともたやすく言う
ことに慣れていない月曜
またリセットされたのでしょう

はじめから
そうはじめからはじめる

真っ白な画面
夕べはない今日
それが月曜
...
人差し指と親指を差し出し
ひかりの直径にあわせる
片目をつむる
得意気な顔をして
(ほら、こんなに、小さい
(こんな狭いところで、うさぎは、ね

その指を
手を
腕を
体を
生ん ...
大学時代
教授が授業中に言った
「600万個丸を書けばそのすごさがわかる」


家に帰ってやってみた
1つ、2つ、3つ、・・・・・・・・・
700個くらいで音をあげた
その時初 ...
あったかもしれない
かこけいとしての
あしたのひるのさんじ
海底では土ぼこりがまった
まっている
まったほこり
ふかんすると
キラキラしたりもした
海流がみつかるだろう

バザーだ ...
中国女の {ルビ腋毛=わ き げ}を見れば 共産主義が {ルビ戦=そ よ}いでる コーヒーのミルクが
溶け合っていくようすが
宇宙の神秘みたいで好き

何も変わらない朝も
時々 好きだったりする
生まれ変わってゆくだけが
進化ってわけじゃないんだね

ああ うん  ...
メダカ、メダカ

メダカが卵を産んだ

妻が喜び声を上げる

メダカ、メダカ
 
 
あれはなんだろう
そらにうかぶ
くじらのむれのようなもの

ひかりにはんしゃして
なにもみえない
そのあたりに
みえているもの

せんねんまえまで
せんこうねん
と、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さようなら朧月自由詩110/10/25 22:42
意味さつき自由詩2*10/10/25 22:12
400光年自由詩210/10/25 22:10
One Truth自由詩3*10/10/25 22:08
草野大悟自由詩3*10/10/25 22:02
らじゃ!TAT短歌3*10/10/25 21:38
夕餉の後 服部 剛自由詩310/10/25 21:27
瞬く星 自由詩210/10/25 21:17
ごあいさつ  自由詩110/10/25 20:57
眼帯 / 遮眼子salco川柳1*10/10/25 20:49
白昼夢。ミケ自由詩4*10/10/25 20:39
ぽつぽつゆうと自由詩3*10/10/25 20:37
秋の夜長に歌ううた恋月 ぴの自由詩33*10/10/25 20:33
五行詩 「革命家の運命」ペポパンプ自由詩3*10/10/25 20:18
夜鳩佐藤伊織自由詩210/10/25 19:55
夢があって良いよね自由詩210/10/25 19:43
 思い出いてゆう自由詩210/10/25 19:20
なんでもない日ペポパンプ自由詩3*10/10/25 18:48
耳鳴りたもつ自由詩110/10/25 18:05
おっぺけぺー鵜飼千代子自由詩15*10/10/25 16:06
春待ち暮らしプル式自由詩5*10/10/25 14:57
アンドロメイドヨルノテガム自由詩510/10/25 13:05
月曜の宿命朧月自由詩110/10/25 9:47
衛星。あるいは四分の一。いっと自由詩110/10/25 9:39
What's "Genocide"?寒雪自由詩310/10/25 9:04
あしたのひるのさんじさわ田マヨネ自由詩310/10/25 8:12
Lamentable【都都逸】呉汁±伝統定型各...110/10/25 7:51
冬の匂い葛西曹達自由詩110/10/25 7:45
生田 稔自由詩310/10/25 7:40
標識小川 葉自由詩210/10/25 4:56

Home 戻る 最新へ 次へ
3699 3700 3701 3702 3703 3704 3705 3706 3707 3708 3709 3710 3711 3712 3713 3714 3715 3716 3717 3718 3719 3720 3721 3722 3723 3724 3725 3726 3727 3728 3729 3730 3731 3732 3733 3734 3735 3736 3737 3738 3739 
4.78sec.