娘のプログの監視をしてくれないか
と弟が言う
プログをやりたいと言われて
無料なら んまあいいか みたいな話しで
姉ちゃん こっそり見守ってくれよ みたいな

いいけど なんて所なの
知 ...
この愛の速度で落下しながら
華やかに笑うあなたのことを思う
広がりを一瞬で直線に還元して
ピンクノイズの中に埋もれていく

瞬きの一枚向こう側に羽ばたき
心だけで意味を積み上げられたら
...
鳩の純白に葬られた19の虚空
。その3つ

 月曜の街の2ペンス
 巻頭「ラ・ネージュの鎖環」
 It's not my pigeon.(わたしの知ったことではない)


鳩の純白を凌 ...
名前なんてない
僕の詩に名前は存在しない
固定概念はいらない
先入観なんて必要ない
自由な詩なんだから
題名に
とらわれる必要なんてない
縛られる必要なんてない
ただ自由に
思うがま ...
{引用=人は誰でも他人の黒衣。操っていると思っても、操られている。
阿呆のからくり糸巻車。
そろそろ時が来たようね
中世から、このてのひらの上の地図まで時がなぞる、阿呆の船の輪郭。
ガリレオ・ ...
思ったよりも
今年、松茸は豊作で
そんなに苦労しなくても
すぐに見つけることができました

君が松茸に
顔を近づけ
スーッと鼻から息を吸い込み
うっとりと目を閉じて
「ああ、いい、に ...
朝のテレビ画面で
十羽ひとからげにされる
「我々一般庶民」
街頭マイクの前の
うわずった自己主張の
オジサン達
丸暗記したような
青年の模範回答
日本の天気のように
安々と扱われる
...
やっぱ秋だものね

いつのまにか下腹のあたりに不吉な弛み
食べ過ぎた覚えないんだけど
運動不足ってこともありそうだし

いつのまにか

そう、いつのまにかなんだよね

いつのまにか ...
 辞職願には「一身上の都合」とだけつつがなく書いたものの、本当の理由は「生きることによる倦怠感」であった。生きる、という本質的な目的がわたしの中で、ピントの合わない眼鏡をかけているように、急にぼやけて ... 自分の詩が
暗い
残酷だと
悲嘆する
ゴルゴダの聖者よ

世の中が
暗くて
残酷なのだから
それはそれで良い

目立たない
色と柄の生地を使い
スーツを仕立てるようで
とて ...
ババアどもの井戸端会議がうるさいぜー!
俺は夜な夜なドラゴンクエスト8をやっている
煙草もやめちゃったしお金もないし
この間ビデオボックスに行ってしまったからね
15分間女の子がついてお手手の ...
野球ボールを股間に移植して
合併症を起こして私は死にたい
何故というほどのわけもないのさ
思いつきで言ってみたに過ぎないのさ
君はいつもそうだ融通のきかない頭
野球ボールを股間に移植して
...
お前の彼女と週2でセックス
保土ヶ谷区のトラベルロッジで
お前の彼女と週2でセックス
誠実さが自分の長所だって
自己ピーアールに書いてた俺
でもそうは思えませんよねだなんて
お前が俺を圧迫 ...
茫漠とした大地
背徳の海
失われた太陽
犇めく雲

折り畳まれたパイプイス
薄汚れたプラスチックテーブル
丸まったダンゴ虫

横たわる彼ら
端整な顔立ちに
淡い微笑み

銃口 ...
今現在のぼくと
理想のぼくと
ぼくはどっちを大切にすればいいんだろう
大きな夕陽の中に
君の背中が逆光に
振り向かない君に
僕は問いかける

人生はこんなものなのか
CTでスキャンすれば
楽しい時もあった
輝かしい時もあった
苦しい時もあった
惨めな ...
一日中 しとしとと降り続いた雨ははたと止んでいる
ガラス越しに稜線が見える
夕焼けに染まった稜線
砂漠の上をラクダがとおる
ゆっくりゆっくりラクダは右に動く
あまりに美しく あまりにも悲しす ...
秋を洗う
ダイヤモンドの花
プラチナの雨
慈愛





このオレンジの果てを
思う
果てに止まない開花があるとして
それが 想像が及ばないほどに 美しいとして ...
 
 
この街の
いたるところにかけられた
モザイクを撤去する
工事がはじまっている

モザイクがかかっていた
懐かしい街並は
高層マンションに立て直され
その中の暮らしは
モザ ...
夜明けまえ 午前五時の街の空は 僕を女にさせる
精液を吸いつくすのだ
その滑らかな静けさに
まるで 見たこともない両性具を着けた生き物として
この世には自分一人しか生きる権利は ...
「あのね、

から物語は始まり、
彼女は電話をきったのです。
金木犀の香りの詰まった壜に、あなたの名前を書いてる、
「か・こ」

シャーレに
なつかしい-あなた
あたらしい-わた ...
自分なのだけれど、自分でもないような気もする…、耳の曲でU2やら、ビョークやらをイメージしていたが、特にアイルランドは何も無い国だったな…。1年前の話でもう…僕は何年も自宅で曲を作っているわけです。黒 ... 茜の空

僕も染めて

白に 埋もれる前に
 
 
 
幸せな人はなぜ
不幸せな人が
見えないのだろう

生きている人はなぜ
成仏しない魂が
見えないのだろう

ほんとうは
見えているはずなのに
見ようとしないだけ

も ...
博士の怪物が折り重なって手を伸ばし、四色の月を求める。


質屋で心を取り出す。意外な美しさに大金を払い買い戻す。


海が凍結し、私たちは海の彼方へ向かった。足だけが冷えた。


...
{引用=お煩い}

 二日に一度、王子は乳母に抱かれて母上にお目通りするのだった。とこ
ろが扶育大官だけが入室し、つつがなくお育ち遊ばされている旨奏上する
のを控えで待つだけである。
 天井 ...
オズ

悪夢で目が覚めた朝は ここが何処だか分からなくなるね
おんなじように太陽は昇って また君の場所を照らした
昨日に何かが終わって そしてまた今日に何か始まる
止まることは許されぬまんま ...
黒い雨にうたれて

赤い涙を流す

黒い雨にうたれながら

この夜に消えてしまいたい
ひとつだけほんとうのことを入れて

あとは架空のことを書いてみる

ほんとうのことは

架空を補強するパーツになっていたり

まったく違う意味合いになっていたりする

そんなとき詩 ...
■1


 少女は握る手鏡に
 映した顔を
 正面から
 斜めから
 上目使い
 下目使い
 順ぐりに眺めまわしたあとで
 呟きました

「こんなの あたしの顔じゃない
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無理です砂木自由詩4+*10/10/18 22:04
オデッセイ瀬崎 虎彦自由詩210/10/18 21:45
CSS level 19乾 加津也自由詩4*10/10/18 21:18
no title詩月自由詩410/10/18 19:53
演劇の有用性についてsalco散文(批評...3+*10/10/18 19:51
帰りたい僕花形新次自由詩210/10/18 19:19
市民フクスケ自由詩110/10/18 18:56
忍び寄るひと恋月 ぴの自由詩19+*10/10/18 18:48
ゆるやかな生活豊島ケイトウ散文(批評...18+*10/10/18 18:34
反ひまわりハイドパーク自由詩1*10/10/18 18:28
思いのままにペンですらすらセガール、ご...自由詩010/10/18 16:43
放擲自由詩110/10/18 16:42
老舗自由詩110/10/18 16:42
andOz自由詩110/10/18 13:51
ぼくとぼくの間で寒雪自由詩010/10/18 10:46
浜辺に腰掛けて夕陽を見ている……とある蛙自由詩12*10/10/18 10:04
稜線のラクダ山人自由詩2*10/10/18 9:26
「この世界」(はっとりんおめでとうリミックス)たちばなまこ...自由詩10*10/10/18 8:25
モザイク小川 葉自由詩510/10/18 6:11
宇宙のはなし ‥Ⅰアラガイs自由詩5*10/10/18 5:44
理科室/わたし桐谷隼斗自由詩410/10/18 2:26
PCのこととか番田 散文(批評...110/10/18 2:16
晩秋に願う徘徊メガネ自由詩310/10/18 1:54
死なない蛸の殺し方小川 葉自由詩0*10/10/18 1:33
往世の月kawa短歌210/10/18 1:03
Queeeeeensalco散文(批評...0*10/10/18 0:49
オズitukam...自由詩010/10/18 0:48
黒い雨にうたれていのせんと自由詩210/10/18 0:47
うその技術吉岡ペペロ自由詩410/10/18 0:25
鏡、三題佐倉 潮自由詩310/10/18 0:20

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