つま先で色ずく花を踏みつける 散りゆく前にあとかたもなく
「もういいよ」笑っていったら安堵する 分かりやすいね八の字眉毛
見上げたら一筆書きの白い雲 すーっと伸びてかすんで消えた
透 ...
血の気の多い奴は
肉が好きだ。
気の長い奴は
魚が好きだ。
私の唯一の欠点は
すぐ怒る所であろう。
精神的にいつも不安定である。
土台がないからである。
苦しいのだが
どうす ...
雲に覆われた
夜空を見上げる
なにも考えずぼーっと
空の深さが分からなくて
ただ眺めている
その空を区切る電線と
夜空にぼんやり浮かび上がった鉄塔
風がさわさわと渡る
僕は ...
どんなに苦しくても
どんなに辛くても
離れない2人
切っても切れない関係
信じてちゃんと
待っていてくれる。
自分が悪いのではない事を
理解してくれている。
苦しいけど
距離 ...
やわらかに浅い林道で、群衆は足元そろえてそう仰ってる。
そこは海じゃねえ。
夕方は蚊が多いネ。
刺されて赤く腫れてきた群衆。
鈍くあたためながらにして増殖してんの、誰?
少しはなれた ...
誤解がなきゃ人間やってらんない
君は僕が強いって誤解してる
君は自分が弱いって誤解してる
だからまだまだ出来るって思って誤解してる
僕と一緒に君はいるんだ
僕は君が弱いって誤解してる ...
持続性にケチのついた情熱の抜け殻、大きな家具屋で買った安物の低反発のクッションの上で鎮座ます、時間は無駄金の垂れ流しみたいでいくら気をつけてもそこから、ほら、そこから、上等なクッキーの粉みたい ...
僕の住む街の近くに
緑の草におおわれた丘があって
その頂には飛行船のなる樹が立っている
枝々に
最初は小さな小さな 飛行船がぶらさがって
そして日に日に 少しずつ大きくなってゆく
その ...
ちんちんが痛むので病院まで行った
ちんちんが痛むので病院まで行った
千駄ヶ谷の線路下の灯り
俺の影が伸びてガードレールをねじ曲げる
もし審判の日が意のままになるのなら
もし審判の日が ...
国道のアスファルトを
食べている様子が映像として流れる
「今朝のカバ」のコーナー
テレビの表面はいつも
山奥にある沼のように寂しいので
スイッチを入れれば
色とりどり ...
+
苦笑いの先の
たちの悪い後味が
列車に乗って 体の中を駆け巡る
窓の向こうで手を振る子供たち
飴玉を舌で転がしながら
噛み砕く未来について考えている
さらにその先では
色とりど ...
その唇で
言葉のシャボン玉を
際限なく繰り出しては
あらゆる色と形を
貪欲に飲み尽くす
その唇で
まことしやかな嘘を
丹念に織り成しては
曖昧に微笑んだ後に
こっそり赤い舌を ...
涙溢れ ただ涙溢れ
やわらかい月を想起している
この拳を開けば
僅かな光が灯っている
そんな 気がして
なのに この手を開く
それが出来なくて
...
「おビールでも飲みはる。」と
ばばあ
「うん。」と
俺
なんか調子狂うな
二人で乾杯をすると
彼女三つ指をついて
畳に頭をこすりつけた
「今日一日、夫婦の契りを結ばせていただきます ...
ゆきふる
つづみ食堂へ
ぱあちょきぐぅ
食べずにかえったら
セメントかえる
のはら
ふっくら白かった
(2010・11・30mixi、伯父のセメントArt作品)
数日前
ちくちくと気になり
次の日には終日気になり
有料の食事を泣きながら食し
翌日新たなそれの子が横に現れ
後日、親子共に成長を遂げ、
合併し
今に至る。
女が男に草原の髪を置いていた
男は女に彫刻家の手を置いていた
爆発させ
時間をとめ
風にふっ飛びそうになっていた
女が男のしたで海になっていた
男は女のせな ...
落ちる葉の 鋭い線を 流し見る
風ふいて 転がる葉音 耳すます
空白に 行くところなく 影ゆれる 空はいよいよ 青くなりゆく
始まりから
終わりまで
展開のない映画のように
退屈に生きてきた
僕の語る言葉はもう
本当のことさえ嘘のように
聞こえてしまうだろう
終わりであっても
終われないんだ
...
ぼくは、旅に出る。
そのために
いろんなものを集めて、とりこぼしてきた
仲間はいない。
けれど 不思議と寂しさよりも
傷つける怖さをなくしたことに安堵している
帆をはった船をだそう
この街一番の ...
薄暗い博物館の
階段下脇に
上半身だけ
腕組した文覚像
見開かれた眼
何思うか苦悩と孤独
愛するものを過失で殺害
無念無残悲惨
結ばれない愛の曼陀羅模様
遠めで見ればほんの一 ...
『意匠作成中』
そうステッカーを張られた真っ白な看板は
街の夜の中ライトアップされて
自分を飾る色を今か今かと待ちわびる
何を描いてもいいよとブラシを渡されたけど
もとより絵心なんてなく ...
寒空に 光染み入る ヘッドライト
冬の朝 手を引く君の 頬赤し
おれはただ落下している
飛び出したのが三十階建てのビル
だからおれは数秒後には助からないだろう
勘違いしないで欲しいのは
おれは死にたかったわけではないのだ
むしろ積極的な肯定的な思 ...
住宅街
なのに列車の
走る音
これが
あの銀河鉄道か
と思う夜
母は私を
つくりたもうた それゆえに
憎んでしまって ごめんなさいね
あなたと私は別の人だと
あなたもそう 思いたかったことでしょう
あなたを否定することが
自分を肯定することに
...
古の血は続いて来た この私に
終りを告げるのは、
ひとつの影の透けた暗さ。
私と同一に
よみがえることはない原子へ返る
風死す
広い家の縁側で、うちわをあおぎ
真っ青な空を
玄 ...
私は眼を鑑賞する////壁の空いたところに三十万円で購入した生きた眼を植えつけたのだ////まばたきをすることによって眼は私から知識を食べていく/そのときの私の軽い疲れの顫動をも眼は知識の尾として食べ ...
気にしない
誤解されても
こわくない
思っていたけど
かなり厄介
嫌なこと
断れないで
してしまう
それは自分を
壊すことかな
わがままと
いう言葉って
読み替 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Step.2〜Dead leaves
凪ぎ
短歌
1
10/12/2 0:41
オーララ、ジュシファチゲ
ペポパンプ
自由詩
3*
10/12/2 0:11
夜の空
kauzak
自由詩
6*
10/12/1 23:51
Hug of War
ペポパンプ
自由詩
2*
10/12/1 22:47
阿呆の戯言
がぱ
自由詩
3*
10/12/1 22:40
誤解がなきゃ
きみのてを
自由詩
1
10/12/1 22:30
cold water
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
10/12/1 22:14
飛行船のなる樹
塔野夏子
自由詩
9*
10/12/1 21:00
もし審判の日が意のままになるならば
はだいろ
自由詩
2
10/12/1 20:44
モーニングショー
たもつ
自由詩
3
10/12/1 20:11
夕暮れの味
健
自由詩
4*
10/12/1 19:17
唇
nonya
自由詩
9*
10/12/1 18:58
やわらかい月
ポー
自由詩
2*
10/12/1 18:33
ギソク オールド レーズンの章
ハイドパーク
自由詩
3*
10/12/1 17:29
セメントかえる
阿ト理恵
携帯写真+...
4*
10/12/1 16:34
口内炎
七味とうがら...
自由詩
7*
10/12/1 16:30
愛するとき
吉岡ペペロ
自由詩
3
10/12/1 15:17
葉
小林 柳
俳句
3
10/12/1 15:08
早退
〃
短歌
3
10/12/1 15:06
何かが足りない
carax
自由詩
2
10/12/1 14:00
『ガンダラ』
et cet...
自由詩
2
10/12/1 13:58
禄山
……とある蛙
自由詩
8*
10/12/1 10:20
夜の看板
相差 遠波
自由詩
4*
10/12/1 9:31
冬空
carax
川柳
1*
10/12/1 9:29
落下
寒雪
自由詩
1
10/12/1 9:13
きこえる
佐和
自由詩
3
10/12/1 8:35
母娘
朧月
自由詩
2
10/12/1 8:32
真夏の星雲
こしごえ
自由詩
3*
10/12/1 8:08
眼
葉leaf
自由詩
4+*
10/12/1 7:24
にゅうがく
佐和
短歌
2
10/12/1 6:33
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
加筆訂正:
池袋無印向かいのスターバックスから
/
番田
[10/12/1 23:15]
修
飛行船のなる樹
/
塔野夏子
[10/12/1 21:05]
誤字を修正しました。
にゅうがく
/
佐和
[10/12/1 8:26]
追加しました。
7.58sec.