しぶく
鳥は二足歩行です
足跡てんてん
小さくて
羽ある君の小さな跡に
視線だけでついてくいつまでも
てんてんの跡は
命を知らせ
自分のたってる場所にふいに
鼓動が響く
しわくちゃなので静かな紙面に舟を浮かべると
宙の上で均衡がとれるように
その点において
静置する
対になるその
たゆたう舟の影も
水底でしわをつくって静置する ...
天上からもち帰った
大切な荷物のように
わが身に替えてもと
あんなふうに胸ふかく抱いていた
母がいた
から、きみがいた
母がたったひとつの宝物と
わが ...
ぼくは四角
ころころ
ころころ
いろいろなひとに
ころがされる
だけど
ぼくは四角いから
簡単には
ころがらない
だから
みんな
ちからをいれて
ころがすけれど
やっぱり ...
伊達直人がホテルをでて朝の商店街を歩いていた
四方に広がるせまい空
雲ひとつない水色をながしていた
まだ冷たい商店街
異国の山麓に広がるバザールのようだ
路地には猫がにら ...
毎日子供が生まれるよ
いつまで子供でいられるの
鈍くなっていく頭を抱えて
いつまで子供でいられるの
この世のサクリファイス
ライ麦畑で捕まえてあげるよ
書を捨てても街に出られな ...
真っ白な自分を覚えていない
それはまったく当然で
内側を覗きこんで見れば
それは記憶や想いで彩られ
余白は新しく描かれる何かを
ただ静かに待っている
自分という場所の
ちょう ...
適当な恰好で深夜一時のコンビニに入る
無差別級な人生について考えながら
適当に食べるものを物色する
変革の時に雪が降ると言う事について考えながら
適当に飲むものを物色する
今日はロクに仕事を ...
君はきっと光の中で
僕の稚拙なこの詩を
その唇に苦笑を浮かべて
つらつらと 読むんだろうね
震える指先、過呼吸、中毒症状
悪いものみっつも並べて
君は君で 僕は僕で
その各々 ...
魚(とと)屋の裏の
軒先伝い
いつもの三毛が
銀渋屋根から
三軒向かいの
土蔵の屋根まで
尻尾引きずり
のそりのそり
土蔵の屋根は
少し高くて
いつもはそこ ...
トカゲの尻尾じゃないんだから切った脚は生えてこないよ
ママがそう言うの、どうしようって泣いちゃった
夢をみていた
ちいさな娘がぼくに言う
どうして脚を切ったんかと ...
真っ暗な空の日
堪だけを頼りに歩く
とんとつきあたりにあるマンションの
あかりは空へ 突き刺さるように生えている
仕方がないので上へ
上へ歩きました
戻ることなどしたくなくて
空 ...
隙間なく敷き詰められた
ピアノたち
風が吹くと波状になる
泡として消えていく
音という音
装丁された楽譜は
わたしたちの情けない嘘
落葉と同じ速度で動く
メトロノームの側か ...
Today′s victims
Arizona Congresswoman not a Republican,
Six dead including a child 9 years old,
T ...
カツと思うな
思えば太る
揚げてギトギトの
この衣の
奥に生きてる
柔らか肉が
とてもジューシーで
とてもジューシーで
私を魅了する
口で闘い
心で闘う
豚を相手の
この死 ...
咲いては花 咲かずとも花
ツボミのまま 枯れても
きっと 美しいだろう
高価な種は 始めから持っていない
穏やかさなども知らずに
ただ ひっそりとあればいい ...
あるひのいっしゅん
みどりにひかる
わたしの元素
一匹の野良犬が、“クウゥーン、クウゥーン”と
甘えるような感じで、鳴きながら
自転車を、ゆっくりと、走らせている
この僕に、馴れ馴れしそうな感じで、近づいて来た…。
ごめんね… ...
渋めのジーンズ一張羅
安物のタバコすっぱすっぱ吸っちまって
自分の臭さを消している
アタシはもうやり直しも効かない
アタマを無くしちまったんだ
五体満足なんだが
脳みそだけ ...
波に揺られて
太陽の陽を浴びて
みかん箱
お魚の観察
プリズムの世界
音は聞こえない
日焼けした素足
元気をいただく
ゆらゆらゆらり
砂の音
さらさらさらり
灯台の閃光
...
今は昔、夢の物語
彼女と共に照らされた
瑠璃色に輝く朝焼け
世界の区切りを見た
彼女と共に感じた
大きな大きな空の青
果て無き青の光
そのとき、とても幸せになった
彼女と手 ...
あなたが止まり木で休んでいる間に
燕雀がちょっとさえずるけど許してね
快適な檻をお探しのようだけど
ここら辺では貴方が翼を広げられるような檻は
ちょっとないかも
私にとっては広すぎるこの ...
一
何か罪ほろぼしがしたいけど
そうね 何がいいかしら
何でもいいから言ってくれ
それじゃ すこし甘えてみたい
今なら何でもしてあげる
その気持だけで十分よ
ごめんよ ...
萩原朔太郎といえば、条件反射的に、西脇順三郎の名前が連想されるのは、
この二人の活動が時期的に近く重なり合っていて、多くの全集本では、一
冊に纏められているためがあるでしょう。朔太郎の次に私が愛 ...
ほしがちりちりと鳴っている
あたしたちの心臓の中で
平面駐車場の
これでもか
というほど深いアスファルトに沈みながら
あるいていた
いくつもの足首が
水たまりからつきだして ...
山間から 金属的な反響音が聞こえる
ブランコのきしみのような音だが大きすぎる音だ
山に反響し どこから 背後から聞こえる気もするし
前方から聞こえる気もする
川岸に下りると クレーンが ...
メガネとキャスケットを身につけて
君は 書く人になる
ちょっと意地悪で
2枚目をきどった
君に
ホントは 純で
やさしくて
あったかい 人
まるで別人だ
いっしょにい ...
詩をめぐる、ないしは、詩についての雑文をかいてみようと、急に思い当たった。
それが何になるのかは判らないのだが、誰かに解って欲しいという欲求があるから
だろう。詩とは言葉のあらゆる意味において孤 ...
部屋中にしきつめられた花びらを掬って
私の頭の上で振りまいて
白い隙間から じっと見つめていて
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛
十二支蝶
自由詩
2
11/1/15 11:33
足跡
朧月
自由詩
3
11/1/15 11:13
火山島、炎の魚/対の影
石川敬大
自由詩
21*
11/1/15 10:28
黄金色の目のカラス
〃
自由詩
6*
11/1/15 9:52
角(かど)
沢村 俊輔
自由詩
5
11/1/15 7:09
ニッポンの空
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/1/15 6:42
青春小説
skc
自由詩
1
11/1/15 2:46
自分という場所の中で自分を見る
ベンジャミン
自由詩
1*
11/1/15 2:21
エビアン
虹村 凌
自由詩
2*
11/1/15 0:38
連詩「送るのはおもい」 2/10
愛心
自由詩
3
11/1/15 0:31
三毛猫
yumeky...
自由詩
5
11/1/15 0:28
サルの尻尾を生やして
石川敬大
自由詩
6*
11/1/14 23:43
黒い空
朧月
自由詩
2
11/1/14 23:08
船出
たもつ
自由詩
5
11/1/14 22:54
FOR ALL US IDIOTS
salco
自由詩
2*
11/1/14 22:41
柔らかい肉
花形新次
自由詩
2*
11/1/14 22:36
かたくなに
ポー
自由詩
2*
11/1/14 21:03
きまぐれ太陽
阿ト理恵
携帯写真+...
4*
11/1/14 20:27
野良犬
カズヤ
自由詩
0
11/1/14 20:25
魚
田園
自由詩
3
11/1/14 20:13
ゆらゆらゆらり
ペポパンプ
自由詩
8*
11/1/14 19:04
夢の月
一 二
自由詩
5
11/1/14 18:35
鴻鵠へ
相差 遠波
自由詩
4*
11/1/14 15:56
罪ほろぼし
ryou
自由詩
2
11/1/14 15:38
わたしが好きな詩人 ミーハー主義的雑文 2
るか
散文(批評...
4*
11/1/14 14:02
重要な事
モリマサ公
自由詩
6
11/1/14 11:43
月極姫
るるりら
自由詩
18+*
11/1/14 11:39
書く人
森の猫
自由詩
5*
11/1/14 11:38
わたしが好きな詩人 ミーハー主義的雑文 1
るか
散文(批評...
4*
11/1/14 11:17
ideal
れもん
自由詩
2
11/1/14 9:33
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
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3695
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3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
5.51sec.