スクランブル交差点

気流に乗って

目が 耳が

わたしの身体が

ばらばらになっていく

わたしだったものが

あらゆる方位に

遠ざかっていく

赤信号

残 ...
蛍光灯 涙 ため息 白くけぶる

なにもないから星みてあるく
 すれちがったトラックには
 零れるほどのいのちが
 ひしめいていた

 通勤車両ではこばれる
 ひとみたいに
 いっせいに体をゆらしていた

 くろい体毛
 くろい顔
...
僕は白い光に守られた戦士

守るべきものはないが
守りたいものはある

理不尽な怪獣なんか
光の刃で一撃さ

地震
カミナリ
火事
おやじ

どんな奴にも負けないぜ
白い光 ...
わくを滑り こめられてた隙間を
さらして 含んでいた ガラス落下

飛んでいけない底から
落ちるというのに 

割れない
まだ 割られない

居場所に残る 時間
落ちるというのに
...
ひとはあんな道あるいただけで

聖人にもなれるみたいだけれど

そこに僕はじぶん重ねられない


ハピネス!


きみも僕もあいつもあいつらも

あたらしいリズムと湿やかさで
...
ぼくは41年間、
彼女ができたことがないが、
デートをしたことや、
ふられたことや、
風俗でいっぱいHしたことや、
永遠に思い続けるべき初恋のひとがいることや、
いまでも会いたい子がいるこ ...
昇った月
真円の月
紅に染まった木々
紅に染まった頬…

淡い月の光が
雲と絡んで微かに
陰影を浮かび上がらせる
空にそっと手を伸ばす

体を預けて
微かに感じる冷気を誤魔化す
...
かわいた雨がはりついて
ふるいノートは空のまま
そろえた靴をふみつけて
はだしの猫がおどるよる
ならんだ星のまんなかで
ちいさな夢がもえつきる
十二月の今宵、それは生まれる
光りを放つ発光体さながら
何かの対価としてではなく
忘れていたすべてを思い出させる核のようなものとして


すでに街は、待ちわびる螺旋の中心を軸に動き始め
...
心の病で
眠り続ける君へ
すきなパンを届ける

細い目がパンをとらえた瞬間に
あがる口角とゆるむ頬をみた

君の肩をだきしめたくなった

外は寒いよと
話す私の顔をみないまま
頬 ...
月をさがしたけれど

いまどこらへんなのか分からない

年増のアイドルみたい

そんな振付できみはかわいい

よく訪れるきみの部屋さがしても

きみなしじゃ入れやしない

さび ...
規定

十年後の自分への詩、または散文、手紙である事

誹謗中傷をしない事

参加概要または参加と分かる記載をする事。

※アピールしたい時は、十年後の自分へ、の文言をいれる事 ...
自分、行きとるか
真面目に働いとるか
まあ、僕の事やから
きっと転職してるんやろう
今の仕事はどないや
こっちは毎晩残業やで
残業代もらえん会社で残業や
奥さんと子供、大事してるか
今 ...
おひがらよく

ぬるいひとなみ
さらわれ

みかん

かたい心臓のうえ

あまくなれない




(2010・12・01mixi)
トム・ヨークのリリックと遊ぼうか

あちら側に行ってしまった私には

今は 傍観する事しか出来ないのか

くすぐって

呼びかけて

こちら側に連れ戻して


境目を知る ...
さざなみと待ち合わせの時間だった
薄くなってゆく空とおおいかぶさる雲
淡い紫色とオレンジ色

飛行機の窓から見える雨の気配
寄り添えない事情がある
耳あてに、やわらかい言葉がくっついている ...
幸福なんだ。
煩いをすべて忘れて、
精神からことごとく消してしまうことが

どうしても、
あきらめたくない気持ち。

それがある人生は、
奇跡を信じたくなるんだ。

...
普通ってなんだ?
私は知らない
たくさんいたら それが普通なのかな

当たり前ってなにが?
できる人が多かったら
それが当たり前かな

がんばって
がんばっても
できなかったら
...
ぼくの背後で
どれくらいの回数を
太陽と月が交互に
未だに頼りげな
ぼくの背中を
照らし出していったのか
両手の指では数えられない
ただ背後に映る
太陽の情熱と
月光の沈着を ...
当たり前 疑問ももたず 当たり前

悲しみの 一方通行 不条理に

明けし年 後悔だけに 染まる冬
崩れそうな自分を見つめる私
震える体を音楽にぶつける
孤独感が降り積もり雪崩をを起こしそうだ
音に注意を向けているから崩れていないのだろうか

崩れそうな自分を見つめる私
隣に横たわってい ...
 
 
冷蔵庫 冷やしたいから 冷やしてる


洗濯機 洗いたいから 洗ってる


右を見て 左を見たら 眠ってる


霜月の 雨に降られて 眠ってる


椅子がある ただ ...
クリスマスソングばかりがらーめん屋で流れている
そこにいてひたすらにらーめんを啜っている
あらまあこれは体の良いクリシェだこと
と自らを貶めていると
途端にらーめん屋の店主の体が開きだし
...
親友だと思っていた友人に
押し付けだと散々な言葉で
床に投げられた

当たっているのか

おもいやりとおせっかい
相手の気持ちに無知で
ひび割れたおせっかい

本気で話すことをため ...
今日もとても疲れた体で
私は たき火に 当たっている
たき火に 体は 当てられていた
たき火は ぼうぼうと燃え
言葉の一つすら なくしてしまいそうだった
シンガポールの 真っ暗な バーだ ...
逆光の色など美しいわけがないと、
絵画を見つめながら私は呟く。
私の絵画が目の前には実体として確実にあるのだが、
夕暮れの、緑色の丘における、
涙色をしたため息を吐かされている。


...
死が意識を秘密にするなら
たとえ月のように欠けても
生きて
足掻らって
君の前に現れたい
* 立山に 積もる氷河か 哀しみか

日々癒されている景色 立山連峰に
日本発の氷河か
そんな 色めき立つニュース

氷河と認定されるには 名の通り
重力により移動する必要が有るらしい
...
 
 
(さ)

さかなが
さ、のじをなくして
かなさんになってしまった

きしへあがったかなさんは
あうひとびとに
たずねるけれど
さ、なんてしらないなあ
きれいなひとだなあ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
渋谷無色三田九郎自由詩210/12/2 22:51
終電小林 柳俳句310/12/2 22:33
運ばれた先で待っているもの石川敬大自由詩19*10/12/2 22:00
White Lightうずら豆自由詩3*10/12/2 21:55
ポケットに 両手を砂木自由詩5+*10/12/2 21:38
ハピネス!吉岡ペペロ自由詩210/12/2 20:44
明日のデートについてはだいろ自由詩210/12/2 20:18
一 二自由詩310/12/2 20:01
はるな自由詩310/12/2 18:42
season's greeting月乃助自由詩16*10/12/2 18:03
メイプル朧月自由詩510/12/2 17:53
うれしいんだ吉岡ペペロ自由詩210/12/2 17:20
「勝手に【十年後の自分へ】祭り」参加概要プル式散文(批評...310/12/2 16:22
十年後の自分へ。自由詩1010/12/2 16:15
流れてみかん阿ト理恵携帯写真+...1*10/12/2 15:20
Atoms for Peace美音子自由詩110/12/2 15:07
空を追ってふるる自由詩7*10/12/2 10:13
新たな始まりによってcarax自由詩110/12/2 9:24
輝ける星朧月自由詩210/12/2 9:05
消極的前進寒雪自由詩410/12/2 8:52
生活carax川柳110/12/2 8:48
深夜のディズニーシー小川麻由美自由詩4*10/12/2 7:44
「本日の五七五」よりたもつ川柳410/12/2 5:56
らーめん屋でクリシェに見舞われるうめぜき自由詩110/12/2 5:23
ひとりよがりだった佐和自由詩310/12/2 3:21
天才的ピアニストの、独白番田 自由詩110/12/2 2:52
静物画家の日記自由詩210/12/2 2:52
フルムーンダンサー秋也自由詩010/12/2 2:15
氷河藤鈴呼自由詩2*10/12/2 0:51
さしすせそ小川 葉自由詩210/12/2 0:44

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加筆訂正:
いしき/佐和[10/12/2 14:48]
修正しました
Christmasサンド/北大路京介[10/12/2 1:16]
誤字
6.12sec.