アナタは
愛なんかない

愛なんか
信じない

と云った

さびしかった
かなしかった

あたしは
愛を信じていたから

ココに
胸の中にあるのに

そのときは
ど ...
ビニール袋を首から提げて眠りにつく
私はとても眠かった
私は寒いアスファルトの中を 一人で歩かされていた
白い息が赤いポストに強いコントラストを作り出している


私は今日も眠い
1 ...
ふたりぼっちって半月みたいだ

泣いてみたっていいみたいだ

おどけてみたっていいんだよ


ふたりぼっち

半月

まもりたいよ

半月

宇宙から地球

半月
...
無限の配達に
告げられた凍結は
僕の言葉に
選ばれて消えた
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
恋をしているだけ だから
 
気付かないで
気付かないで

ただ 貴方の横顔に
夢を見ているだけ だから
 
気付いてしまえば ...
永遠と続く時の
流れ惜しむ かのように
空を装い
見つめている
あなたの ・・

言葉は思いを打ち消す
それ と言うことを知っているから
あなたは
それでもを届けてくれる

...
雨に濡れた頬も現実味を失い

胸に残る
鋭さを増した痛み
確かな傷痕

手の届かない方へ消えていく
長く伸びた影に
小さくさよならを


世界を欺いて
偽物の愛に
身を焦がし ...
うすべにいろの水を湛えた浴槽に浮かぶ君の肌から
剥がれ落ちていくはなびらを拾い集めるうろこのない蛇は
白く汚れた脈打つ肌を隠すように染めた恥じらいの色を
閉じた瞼から滲んだ泡のまるいかたちを覚え ...
僕の黒い目覚まし時計は、いつも一緒。 

実家でベルを鳴らし、寝ぼけ眼の僕を起こす時も 
職場の昼休みの休憩室から、身を起こす時も 
終電に乗れず、ネットカフェの個室で丸まった時も 
一人旅 ...
(檸檬)


哀しみを知りすぎた瞳の奥には波のない水平線がひろがるばかりで
宛てもなく旅をさすらう絵葉書のように
文字は薄れ消え失せてゆきました

わたしはレモンをひとつ皿にのせ
...
あわてんぼうの君は 
いつも夜の電灯のつまみを 
捻り過ぎては、外してしまう 

何事も、焦ってやると 
つくはずの明かりも消えてしまうから 
電灯のつまみは、ゆっくり廻そう。 


...
始めましてサイクロプス。
これを送るころには返信になっているのだろう。
夜にしか生きられない我々には意味のないことだが。

我々は我々のグロテスクを呪うだけ賢くなった。
頑なさが麻痺を越え、 ...
おしゃべりのあいだ
だまってる

おしゃべりがおわるまで
だまってる

ふたりだけになると
はなしたそうにしてる

きみはぼくに
とてもよくにている
愛の名前を知ってる
ロックスターのハートのエース
あの娘の白いブラウス
天使のくちびる銀色
その綿菓子にピアス キッス


あいつのハイヒール5センチ
薔薇色の頬にグラサン ナイツ
...
ぬいぐるみとさよならができないので
ぼろぼろで汚れた身体を
アクロンで洗って
柔軟剤に浸して
天日で干して乾かして
猫に喰いちぎられた足や頭からビーズが
ポロポロ落ちるのを拾って中に押し込 ...
畦道にむかう足は
ゴワゴワと、カエルのように
ないて、河川敷に沿って走る
白い、マーチを追い越して

目と、髪が戯れている先の
先まで進み、カラスか
はたまた違う鳥か
とらえて、はなし ...
{引用=わたしら製菓は社長(渡白弥三郎 59歳 魚座)以下6人の零細企業である。
今日は上半期を振り返っての反省会をした(於やきとり小政)。}
議題? 陰毛サブレ
    = サブレ生地に若い女 ...
夜が
片方の手に獲られる
片方の手に
片方の手が乗る
夜は
じっとしている


何もない場所にただ建てられた
何にひとつ隔てるもののない壁
霧の舟が ...
柱の光に触れては曲がり
道の入口に立ち 忘れてしまった
ひとつであり 向こうのもの
忘れてしまった


去っていった
また
去っていった
縦の響き
地図の作者
...
 
 
荒野に冷蔵庫はあった

冷蔵庫は洗濯機を冷やしていた

洗濯機は食器洗浄機を洗っていた

食器洗浄機は炊飯器を洗浄していた

炊飯器はマトリョーシカを保温していた

マ ...
哀しき俗物

ロバヲくんは詩的なんである
つねづね自分でそう思うから
ロバヲくんは道徳好きなんである
道徳は安全かつ安心だから
ロバヲくんは理想家なんである
方法論については考えたことも ...
              101114




今ではかなり以前のことになりましたが
或る詩のイベントに参加いたしました
そこでの雑談の折りに驚いたことに
参加者の殆どが
幽体離 ...
この詩はくさい
髪から 鼻先から
うぶ毛から 源までくさい


ああ 君の ふともも を どうやってたたえよう
君はイモの頂点だ


すべてのイモの中でも
君はきわだってイモだ
...
三越のなんか知らない尻と分離する固い椅子の上で何人ものおばさんやおじさんの並びの間に腰掛けてただ座りたいだけだったけど座ってみるとなんだか違和感を感じて立ち上がろうとしたのだけど立ち上がったところでど ... なんで、ひざ上にしちゃいけないの?
なんで、茶髪にしちゃいけないの?
なんで、化粧しちゃいけないの?
なんで、くつ下だらしなくしちゃいけないの?


あんたたちのリクツってわかんな ...
背のちっちゃな女の子
男好きのする笑顔が印象的で
逢う度に違う男の子と一緒だった

背のちっちゃな女の子
いつも彼氏の背中に隠れてた
風が吹けば彼氏の体を風避けに
雨が降れば彼氏の差した ...
君の頭に
手を乗せて
ガシガシ頭を
撫でるのも…

君の名前を
何度も呼ぶのも…

大好きだ♪と
伝えるのも…

それは君が
『言って』と
言うからじゃ
ないんだよ…。
...
目が合えば酸いも甘いも吹っ飛んでただひたすらに恋をするだけ

少しだけ悔しい気持ち目が合うとやっぱりどこかへ飛んで消えてく
いつかは死ぬのにね
母が言ったからどきりとした

いなくなった恋人を
そろそろまた恨み始めていたから

母は
死ぬということと
家の中のあれこれとを
同じところに平気で並べる

...
ひとりでふたりぼっちになるよりも

ふたりでふたりぼっちでいるほうが

あったかくてやさしくてなつかしい


今という時間に

ふたりでいれば

集中できたんだ


ひとり ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
愛を森の猫自由詩2*10/11/16 3:11
水色の風景の中に見えたものたち番田 自由詩4*10/11/16 2:45
半月の唄吉岡ペペロ自由詩110/11/16 2:12
こおろぎ竜門勇気自由詩1*10/11/16 2:12
熱視線徘徊メガネ自由詩410/11/16 1:27
くぅ ひより自由詩110/11/16 0:58
フェイク涼深自由詩410/11/16 0:51
劣情古月自由詩310/11/16 0:32
黒い目覚まし時計服部 剛自由詩010/11/16 0:03
海へ ‥Ⅰアラガイs自由詩7*10/11/15 23:51
明かりのつけかた 服部 剛自由詩310/11/15 23:49
左眼獣よりkiri自由詩310/11/15 23:29
おしゃべり小川 葉自由詩210/11/15 23:08
Midnight,fixed star disco love ...アヅサ自由詩2*10/11/15 22:58
ぬいぐるみ蒼木りん自由詩310/11/15 22:49
あわしべ自由詩410/11/15 22:17
モンドセレクション金賞を目指してsalco散文(批評...3*10/11/15 22:15
降り来る言葉 XLVIII木立 悟自由詩410/11/15 22:07
ノート(ひとつ 忘れて)自由詩310/11/15 22:05
みんなの話たもつ自由詩410/11/15 21:32
俗物ア・ラ・カルトsalco自由詩5*10/11/15 21:32
プレゼントは遠慮するから幽体離脱したいあおば自由詩4+*10/11/15 20:29
くさい詩八男(はちお...自由詩210/11/15 20:24
分離して遠藤杏自由詩2*10/11/15 20:22
Listen To Me寒雪自由詩110/11/15 20:11
初冬の夜空に歌ううた恋月 ぴの自由詩26*10/11/15 19:41
僕の意志で…顎長三日月自由詩110/11/15 19:24
ふうせんゆず短歌110/11/15 19:08
家事手伝い朧月自由詩610/11/15 18:30
ふたりぼっち吉岡ペペロ自由詩1210/11/15 18:06

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