すばらしいうたをうたおう
すばらしさの意味など考えず
すばらしさの響きを信じるままに
あなたの中のすばらしいうたをうたおう
たとえば隣にいる誰かが
ふっと笑顔になるくらいの
自 ...
私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
季節の移ろう窓に
明日のことなど 何もかも 忘れた
誰もいない 暗い 墓場で
思うことは 私 ...
海にゆく
そいえばふたりでいったことない
ふたりでゆけば
どんなオモシロ見つけるんだろ
そこで焚火したい
おなじ火みつめて
ぬれ新聞紙にくるんだサツマイモ
ア ...
今夜星になったあの人を
迎える様に瞬く星たち
宇宙に続くこの夜の果てで
愛する二人はきっと出会えたはず
流れ星が一つ
その後を追ってまた一つ
あの人が来るのを
輝きを絶やさずに待って ...
びょうびょうと犬が鳴くのでここいらはもう一帯冬である。
山も空も野も白いので、逆さになって落ちる童が後を絶たない。
びょうびょうと犬が鳴くのでここいらはもう一帯冬である。
雪の上に落ちた南天 ...
.
胸にはきみの大きさの空
心に果てしない岩石の荒野
手に一把のドライフラワー
携{ルビ=たずさ}え埃だらけで歩いている
.
古びてカーキ色に日焼けした風景画の人物
天地玄黄そら ...
おおマジか
俺は今更死にたいぜ
自殺したいぞ
俺は今更
...
首吊りの
夢を見たとか実際に
吊らないでしょう?
嗚呼
、、 ...
.
「心から愛する人がいたらそれがぼくなんだ」
世界の果ての向こうから小さな小さな囁き
となって伝わって来るきみの声
それはあまりにも優しすぎて残酷だ
.
アイデンティティとは何だ ...
京(みやこ)の雪は
帰省の翌日
天気予報にあったとはいえ
数年来の大雪で
暮れの街が大混乱
テレビのニュースでのみ見る
京の冬らしい姿に
立ち会えなかった
呑んでは ...
おじさんのかわいがってる子犬
ふわふわパタパタ部屋の中
触れてみたいけど
触れられないと思ってた
おばさんのかわいい子犬
くるりの目できょろり
私をみないのは
当り前だと思ってた
...
{引用=
肥大化する奥歯をなだめすかしていると
父と母を三人称にしていた
名付けられないものが多すぎるので
みんな言葉を捨てる
胎内の空洞にはまるものはどうしてか
その必然 ...
なめらかにすべり落ちる鳥は社会に対して鋭角をつくる
(感情).
いま足のわるい野良犬の背を撫でながらいびつな半円をえがいている
実験的ないくつもの文章が堆くつみあげられ
日常は腐敗して耕さ ...
夜明け前の街に出ようと
ドアを開けると
遠くでクラクションが
冷え切った空気をカサカサにします
なにかに溶けていく夢を
見終わる前に目覚めたようです
夜明け前の街に出ようと思ったのは
こ ...
ぴたっと
ゆび
ばれないうすさ
ゆきどまり
跡いないない
(2011・1・8mixi)
人を愛して
人に好かれ
心を開いて
許して貰う
良い夢を見て
よく眠り
愛に包まれる。
枕がフワフワ
頭を下げて
人に仕える
魂を神様に
ただ捧げる
何も考えない
何も見ない
何もしない。
ワルツの調べ
一人つぶやく。
吸い込まれてゆく
消えてなくなる。
癒しが欲しい。
プールに浮かび
一泳ぎ、思うは
悲しみはいずれ
...
110108
乗っていったオート三輪車は実在していた
探しに行くなら今だ
悟りの足りない賢者が叫ぶ!
ひらひらと雪が舞い散る前に
腹ごしらえ ...
もろみの香りが狭い台所をかい潜ってきて私を酔わせる。悩ましい容姿に、私は見とれてしまって動けないでいる。老いた思考の欠片を、もろみの香りの柔らかな手で探られると、昔の元気な男になって、もう少し頑張 ...
昨日
音もなく降り積もる積雪と同じくらい
静かに息を引き取った
きみの死体を前に
ぼくの口元から漏れる呼吸の音だけが
雑踏の騒々しさを伴って
ぼくの耳に聞こえてくる
死ん ...
自分の手を差し出し
握り返してきたのがタコの手である
という笑い話もあるけれど
もっと簡単に見分ける方法がある
タコに書初めをさせてみればよい
筆を持った部位が手のような気持ちに ...
吹きすさぶ風に
みがかれて
凍てつく水に
すすがれて
透き通ってしまった
哀しみは真冬の
背骨に宿った
遠ざかる空に
みはなされて
優しすぎる光は
とどかなくて
行先すら ...
今日はどしゃ降り…
大きめの傘をさして〜
うつむきかげんに歩きます。
公園の狭い歩道〜
普通なら人がすれ違うことのできる道…
向こうから 同じように歩いてくる
会社 ...
懸命に生きる
あなたの
手入れを忘れられた脛の毛に
日々の疲れを
無意識の諦めを
そして
少しの哀しみを
想う
駅のホームで
電車を待つ
毛 ...
味わう
苦味潰した味を味わう。そんな顔を持った者は知っているが、味があったとは。
例えば、食卓のテーブルの隅にこぼれ落ちて死臭がするほどに放置されていた味とか、三日も口を聞かないで酸っぱく凍り ...
私の手は大きい方なのか
指が長いのは
誰かの忠告通り
手袋で隠した方がいいのか
手相をみてもらった
50歳すぎてから開運されますね
ああ、
そのころ母親はどうしているだろう
...
半月が霜で白くくもった今夜
あんまり寒いので布団が凍ってしまった
冬は反省するべきです
わたし今夜は性欲があるのに
眠らせてくれないなんて
だって夜は長いし
(これも冬のせい)
マス ...
うずくまって眠って、起き出してきたら窓越しにもう夕日が見える
窓を開けて見てみたらきっと綺麗だろう、そう思うだろう
煙草があと半分しか残っていない 吸いかけを吸う
鼻先で燃えてい ...
私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
明日のことなど 忘れたのだ
誰もいない 暗い 墓場で
凍える 体を ひとり 横たえた
言葉を ...
子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「すばらしいうた」
ベンジャミン
自由詩
0*
11/1/9 1:44
アパート
番田
自由詩
1
11/1/9 1:17
海にゆく
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/1/9 0:51
二つ星
@ショコラ
自由詩
0
11/1/9 0:49
びょうびょうと犬が鳴くので
亜樹
自由詩
4
11/1/9 0:13
きみの空
Giton
自由詩
2*
11/1/8 23:54
峠は越えたのに
TAT
短歌
1*
11/1/8 23:39
何々でしょう?って言われたらそれを覆したくなるタチ
〃
自由詩
0
11/1/8 23:34
アイデンティティ
Giton
自由詩
3*
11/1/8 23:08
綾(あや)
yumeky...
自由詩
11*
11/1/8 22:59
おじさんの子犬
朧月
自由詩
3
11/1/8 22:52
わたしは水ではないので
あぐり
自由詩
3
11/1/8 22:38
35℃の身体
はるな
自由詩
1
11/1/8 22:22
ある日の夜明け
たりぽん(大...
自由詩
7*
11/1/8 21:55
しろゆび
阿ト理恵
携帯写真+...
3*
11/1/8 21:47
Till the end of the times
ペポパンプ
自由詩
3*
11/1/8 19:47
能面
〃
自由詩
3*
11/1/8 19:20
あったそこにあった
あおば
自由詩
4*
11/1/8 15:16
酔う
花キリン
自由詩
3*
11/1/8 13:07
再会の鍵
寒雪
自由詩
0
11/1/8 12:51
タコの手
たもつ
自由詩
7
11/1/8 11:19
凛
nonya
自由詩
19*
11/1/8 10:41
一瞬の出会い…
バスケ青春の...
自由詩
0
11/1/8 10:18
忘れられた毛
花形新次
自由詩
1
11/1/8 8:45
味わう
花キリン
自由詩
1*
11/1/8 8:27
左手
佐和
自由詩
6
11/1/8 6:35
静かにしていて
とんぼ
自由詩
3
11/1/8 2:13
マドガラス
猫のひたい撫...
自由詩
1
11/1/8 2:00
寒い日の夜
番田
自由詩
3
11/1/8 1:45
おせち
salco
散文(批評...
6*
11/1/8 1:26
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
3703
3704
3705
3706
3707
3708
3709
3710
3711
6.02sec.