だって、
被災地のために、
その2万3千円を、
寄付することもできたのに、
デリのつまらない女と遊び、
三連休の真ん中、
昨日は仕事に出かけ、
自転車で出かけ、
明日も仕事に出かけ ...
理論的には間違っている事でも、
心のあり方として正しい事もある。
また理論的には正しくても、
心のあり方として間違えていることもある。

その時の行為をした者の心が善意でやったか、
悪意で ...
ぼくは きみの手に 導かれ
太陽に 触れる

太陽が輝いている まだ 何色でもない 
太陽が 沈む ぼくに 
巨大な 火 焔
太陽が 沈む ぼくに

太陽の 中の ぼくの 中で 太 ...
星の群れのつながりをちいさく真似て
思いをつらねる青い花たち
生ぬるく雨がふるたびに
ふくらんでいく
胸いっぱいに
いとしい
かなしい

思い出を捨てにきた旅路で
思い出をいくつもひ ...
恋人はときどきすごくやさしいので、わたしは我を失ってしまう。
恋人は、完璧に、臆面もなく、溢れるようにやさしい。それはでもただしいことではないのだ。

ニュースをみて泣いたのは、恐ろしかった ...
いつのまにか
ドアの隙間から
覗いてる
若い女性の
叫び声に驚いて
逃げていく
おっさんは
そこで何していたの
ひょっとして
アンタ、ナニしていたの?
おっさんは静かに
音も立て ...
サンミゲルをラッパ飲みしながら

いつの間にかスラム街を歩いていた

失意を演出するような

怠惰と自棄をまとって歩いていた

廃線のまわりにはバラックが並び

カラフルな洗濯もの ...
何かで悩み苦しむあなたへ。
気持ちが落ち着かないあなたへ。
生きることが辛いあなたへ。
自らが如何に無力かを知ったあなたへ。

想いも感情も何もかも、
吐いて吐いて吐き出して、
空っ ...
飛行機が頭上を飛んで行く
被災地へ向けたものなのだろう
カタカタと揺れる余震が十日たっても続く
少しくらいでは慣れて逃げなくなってしまった

今年は大雪で 果樹 建物 いろんなものが倒れ
...
花は沈まない
花は浮かんだままである

花は沈まない
花は届かない
界面を貫いて
進むことなく
ただ
漂っているだけなのである

花は沈まない
花は届かない
花は漂っているだけ ...
ぶりょうに甘んじている 昼さがり
盲目のトルソは連発し始めた
  邪「気」のなまあくびを・・・・

(なんということだ) 

「血」の経絡と

      「水」の脈路は撹乱され

...
  .
数の世界はその抽象にこそあるのです
具体をいかに豊富に積み込んだ抽象
を構成するかが数を究める者の課題
ここに数とは宇宙を開示する抽象のすべてをいう
  .
それならば詩とは数なの ...
私のかいてるものは
ほんとうに詩だろうか
詩に見せかけたいいわけじゃないだろうか

あのひとが離れていったのも
そのせいじゃないだろうか

昨日地球はまるかったけど
それもほんとうなの ...
なみだは
にんげんのつくることのできる
一ばん小さな海です

青森県で生まれた詩人の
寺山修司が書いた一ばん短い抒情詩

・・・

瓦礫の道に立ちつくす
ひとびとの涙が止まらな ...
世界が滅ぶその時も僕はバットを振っていたい
ピッチャーがびびって逃げ出そうと僕は打席に立ち続けたい
(球が来なければ素振りでもしているさ)
もしもミサイルが飛んで来たらホームラン打ちたいな
ヒ ...
牙を剥き出しにして
笑う貴方を

私は恐怖としか
感じてはいない

歪んだアナタを
大切にしたい

穏やかに笑いたい
初めて見たドームは
夕日に染まり
厳粛にたたずんでいた

静かに
手を合わせ
一心に祈った

身を切る
冬の川風が
頬に痛かった


1945年の夏

人々は
経験のない
爆破の意味も知らず

ただそ ...
本当に大切なのはなにか



なんて質問されたって



わたしは答えられません。






親とか財産とか酸素とか
名誉とか有名だとかなんとか


...
届け
ことばが火の玉となり
ミソヒトを焼き付くせ
空っぽの陳列棚を
もう一度
愛で満たせ

届け
物流のトラックの
背中を押せスーパームーン
放水の弧を描き
シーベルトで
人を ...
おんがくもことばも欲しくないとき
私は夜の校庭にいく
数珠のような虫の音を拾いに。
夜の小学校は夜の公園みたいに
うずまいていないところが好きだ。
物腰というか、何か平べったい姿勢を感じる
...
かけそば
禿そば
ハムそば
オムそば
お酢そば
キスそば
肝そば
鴨そば
亀そば
飴そば
灰汁そば
肉そば
国そば
釘そば
ネギそば
嗅ぎそば
傘そば 
逆さそば 
...
 
愛ってやつは

○だったり□だったり、ときに△だったり

そんなもんだろ、なぁ



 
最寄り駅にたどりつくと 私は どこにも行く先などなかった
私はまるで 純粋な少年のような 真っ直ぐな瞳をしていた
長い 長い 時の流れの中で
街の風景だけが いつも 輝いていた
手にしたも ...
 あなたのあびす
 あなたのあぬす
 あなたのあえぎ
 あなたのあくめ

 いけてるいんぷ
 いびつないんぶ
 いんげであんぶ
 いんびにあいぶ

 うしろをぺろり
 うえまでぺ ...
握りつぶしたグラスが紅く染まる
砕け散った欠片を投げつけ
黒夜が悔しさを呑み込む

舞い上がる幾粒の星が
私を紅く照らす
掌の紅が悔しさの証

見えない包帯
ビル風の手当
今夜だけ ...
  はつかねずみ


きみの美しい視線が
ぼくの背に注がれていた時
ぼくはオールをこいで
春は
緑のビーズをこぼしたみたいに
あちこちで転がり跳ね回って

きみ
きみの手の中で飼 ...
蓮華が動物のように咲いている。
色を全て手放し、
油膜のように流体的な色相
鮮やかというより、
美しくて吐き気がする。

それは、
堪える必要がある吐き気である。

その ...
月がかたちのまま光っている

どこからか飛行機の轟音

散らばる星しか見えなかった

それぞれの足音のうえで

月がかたちのまま光っている


先月も19日は満月だった

それをなぜかよく覚えている
...
ひとの繋がりがうすい 過密地域の

携帯の電波しか届かない都会のかたすみ

一人暮らしが テレビをいくつも所有し

新品のまま維持された システムキッチンが

埃をかぶっている固定電話 ...
 従兄の長女の挙式当日、寝不足づらを塗りたくってホテルから訪ねる
と、沖縄らしくのんびりと従兄夫婦はネクタイの相談中で、嫁がせる日
のひと時を混ぜ返すまいとせいぜい私も口を慎み、リハーサルのため先 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
103人目の女はだいろ自由詩411/3/20 17:22
正しいと間違えペポパンプ散文(批評...3*11/3/20 17:18
月と太陽と夜に / ****'02小野 一縷自由詩4*11/3/20 16:43
さんがつあまね自由詩711/3/20 15:49
はずかしいことはるな散文(批評...311/3/20 15:14
いつのまにかおっさんは花形新次自由詩1*11/3/20 14:50
自殺しないための装置吉岡ペペロ自由詩611/3/20 14:26
拝啓、敬語自由詩111/3/20 13:32
十日めの思い砂木自由詩5*11/3/20 12:08
真似事北村 守通自由詩211/3/20 11:57
噴水の片蔭(九)信天翁自由詩111/3/20 10:19
覚え書きGiton自由詩3*11/3/20 9:08
にせもの朧月自由詩4*11/3/20 8:57
涙の海yo-yo自由詩8*11/3/20 8:05
スイング光井 新自由詩111/3/20 7:53
シュークリーム夜恋自由詩111/3/20 7:27
祈る森の猫携帯写真+...6*11/3/20 5:50
トマトサワメ自由詩211/3/20 3:28
おやすみuminek...自由詩1*11/3/20 3:23
千秋楽かいぶつ自由詩011/3/20 2:58
そば屋のおしながき紀ノ川つかさ自由詩3*11/3/20 1:52
愛ってやつは殿上 童自由詩16*11/3/20 1:41
3月番田 自由詩011/3/20 1:37
ぼいん藪木二郎自由詩2*11/3/20 1:13
黒夜と紅と包帯subaru...自由詩2*11/3/20 0:16
はつかねずみふるる自由詩8*11/3/20 0:08
レンゲ益子自由詩211/3/20 0:05
それぞれの足音のうえで吉岡ペペロ携帯写真+...111/3/20 0:02
むなしさに覆われた生活マフラーマン自由詩2*11/3/19 23:30
黒船salco散文(批評...2*11/3/19 23:28

Home 戻る 最新へ 次へ
3540 3541 3542 3543 3544 3545 3546 3547 3548 3549 3550 3551 3552 3553 3554 3555 3556 3557 3558 3559 3560 3561 3562 3563 3564 3565 3566 3567 3568 3569 3570 3571 3572 3573 3574 3575 3576 3577 3578 3579 3580 
6.19sec.