鳥も帰らぬ街の残骸
その真上にも空が拡がる
空には厚い黒雲が犇めき(ひし)
雲の凹凸にたくさんの泣き顔が
泣き出す雨の一粒一粒が
いのちのかけらであったため
泣き出す雨に佇んだ
涙袋が途 ...
そうだ
可哀そうだった人が見える
骨から出た思いは未来
世中てんやわんや
屍が地上を睨む
壁 壁 飛ぶ
破壊して平らにして
実践
風 風
憧れの ...
私のバイクの鍵には 鈴が付いている
バイクに乗ってない時は
バックに入れているので
バックを動かすと シャリンと鳴る
バイト先にいる猫には 鈴が付いている
お腹が空いてない時は
座 ...
好きな出来事は ブログに書いてみる
嫌いな出来事は 茶色の小瓶にコルクをする
思い出したいのに 書かれた筈のバックナンバーが見つからない
思い出したくないのに 小瓶は割られてこぼれたまま
...
白い鏡の前で
いつも未来の自分を思い描いていた
タバコを 白く くわえた 私は
笑顔を 少しだけ押し殺しながら
時の長い流れの中で
新しい季節の訪れを 私は待ちわびていた
そし ...
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撤退する? しない?
引き際ってあるのかな?
方向転換? 戦略的撤退?
心が悴んだ?
景色が急に日陰した気分?
...
やっぱりさ
逆レイプって
夢だよね
僕ってほんと
軟弱で
肉体的条件としちゃ
結構普通に
逆レイプされちゃいそうなんだけど
でもそこは
重傷負ってるとかって
...
いっせいに
電気がきえたので
きょうは
星がみえた
痛みは
たくさんあるけれど
間違いは
ひとつもない
かなしむひとには
...
君の記憶の一部になりたい
風の匂いの記憶
音の記憶
感触
君の記憶の片隅でいい
そこにある一部になりたい
そうすれば
いつも一緒だ
忘れられる事もあるだ ...
ランドクルーザーに乗って
ベトナムの街を走り回った
22歳の青年がかっこいい俺
なにを馬鹿なことを言うんだ
セクシーなのはお前の方さ
なんだってそんなにもお前は
高額な自転車を乗り回し
...
前立腺を患ったがゆえに
排尿が困難になった俺は
成人用紙おむつを履いて
嬉しくてステップを踏み
そして署まで連行される
一体どうなってやがるんだ
なにかが狂っちまってるぜ
会陰部に鈍痛が ...
助け合いの精神で俺は
ローションを節約して
徒手空拳で自慰に励む
ひとりの小さな心配り
それこそが大事なんだ
みんなで大きな心配り
それが世界を救うんだ
やわらかく
冷たく
甘い
蜜のかおり
深々と吸いこむ
吐く息に
漏れる体温が
表面をかすかに湿らせる
そっと
唇をあててみる
...
ACのコマーシャルが
テレビから消えてもぼくらは
忘れてはならないのだ
いのちが助かる
いのちだけが助かる
ぼくらができることとは
義援金を今後もつづけることだ ...
上野の美術館を出た帰り道
焼芋屋の車が、目に入った。
財布の懐が寒いので
「半切りをひとつ」と言い
小銭三枚をおじさんに手渡す
紙袋からほっくり顔を出す
焼芋をかじりな ...
悲しいひとがいたら
そのひとを
大切に思うまわりのひとも
きっと悲しいだろう
楽しいひとがいたら
そのひとを
大切に思うまわりのひとも
きっと楽しいだろう
...
月曜に目が覚めて
一日の終わりは週末に来る
燃えないゴミを捨てて
三日前に拾ったのは
熊なのか犬なのか
分からないキーホルダー
キラキラ揺らしながら
電話越しのあなたは
急ぎ足の青 ...
{引用=ていねいに、することは、
祈り、をささげることに、
にている、
すばらしいものが、
みな故郷にかえってしまうひに、
売れのこったパンのように、
かわいているのは、
だれのおもいで ...
一緒に
一緒になれたらと
そう思って生きてるけど
なかなか
うまくいかない
苛立ちと共に。
そんな時間が
あまりにも長すぎて
たまに
ごく稀に
やらか ...
鮮やかになる
きみのこと
越えてしまう
傷口
焼かないで
冷静に唄う
ゆらぎの途中
ひらいて
むすんで
折り鶴は
灰になる
雨がふっていたので、
街に人がいなかった。
もういなかった。
くもが波のようにうねり、
静かに雨が。
ぼくはあのひとと歩いた。
本屋さんのおもてにも青いビニールシート。
ときどき ...
緩やかに
時は
さみしさと
むかいあいながら
深呼吸する
いろいろな隙間に落ちている
優しさを拾います
たとえばこんな糸くずにも
思い出がからまってます
洋服の裏についた
予備ボタンみたいに
ある日必要になったからといって
どこに置いたかな ...
イマジナリー スーサイド
マニック ヴァン ヴェートーベン
ノイズ エクスペリメンタルミュージック
指揮は ぼくが執る
前髪を垂れ流し 身を屈め 全身全霊を
指揮棒へ注入する
充填さ ...
白骨の風車がくらりと回りきいと短く鳴く音を
追い吹く風の層を縫ってゆく錐揉み状の脊髄の
末端の熱っぽい鋭さから染み込んでくる甘苦い味の
粘付くまろやかな思考感触が忘れられない
蒼黒く鋼 ...
面倒なことがたくさんあるから
逃げられないから
向きあって言い訳を考えている。
嘘にならないように。
逃げたくないから逃げ道を探してる。
そんな作業も昔に比べれば慣れたのかな。
...
瓦礫のやまにゆきが積もる
毛布をまとった老婦
明かりをとざされた夜の 白い息
あなたは、そのすべてを可哀そうだという
ここには明かりも暖もある
温かな食事も好きなだけ使える水も
重湯を ...
薄い灰色の隙間から零れる
春の色
耐え抜きし者たちだけに与えられる
鮮やかな緑の命
足音は徐々に近づきつつある
静かに
冬眠しながらも 新たな命を温存し ...
忘れていることが
いくつもある。
それは
大切なもので
あると同時に
さりげなさすぎて
人々は
あまりにも簡単に
その前を通り過ぎていく。
もしかすると
なくなったとしても
しば ...
神秘の指寄せ ネットシャーマン
一種の道化者と
お笑いになっても
一向に構いません
ですがこうして
千葉県は大安寺の住職
不肖、山郷十五
シニア世代の方々が
多く集われる
こ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
見知らぬ街
……とある蛙
自由詩
7*
11/3/23 10:17
風 浜辺なのか
民次郎
自由詩
5
11/3/23 6:17
鈴の音
Seia
自由詩
3
11/3/23 4:33
思い出したいもの 思い出したくないもの
subaru...
自由詩
2*
11/3/23 3:06
ある歩兵の
番田
自由詩
1
11/3/23 2:37
前傾姿勢 / 倒れる時は忘れずに ” 前へ ”
beebee
自由詩
8
11/3/23 1:51
翼
藪木二郎
自由詩
2+*
11/3/23 1:28
停電
草野春心
自由詩
7*
11/3/23 1:19
最近おもうこと
こころゆくま...
自由詩
3
11/3/23 1:01
明日は雨だから俺は休むから会社にそう言っとけハゲ!
セガール、ご...
自由詩
5
11/3/23 0:57
自己解決
〃
自由詩
2
11/3/23 0:52
微力
〃
自由詩
0
11/3/23 0:47
冬の林檎
ゆびのおと
自由詩
4
11/3/23 0:33
ACのコマーシャル
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/3/22 23:56
芋と言葉
服部 剛
自由詩
8*
11/3/22 23:55
告白
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/3/22 23:24
枝折 (しおり)
中山 マキ
自由詩
1
11/3/22 23:15
帰省
mugi
自由詩
4*
11/3/22 23:05
一夜
まきちぇり
自由詩
0
11/3/22 23:01
群青
杳
自由詩
1
11/3/22 22:10
雨のお散歩
はだいろ
自由詩
5
11/3/22 21:52
願い
はなもとあお
自由詩
7*
11/3/22 20:55
床掃除
朧月
自由詩
3
11/3/22 20:51
国歌吹奏 / ****'99
小野 一縷
自由詩
4*
11/3/22 19:55
焔洋 / ****'04
〃
自由詩
5*
11/3/22 19:43
車窓
まきちぇり
自由詩
1
11/3/22 19:20
明日のない部屋
月乃助
自由詩
8*
11/3/22 19:10
I come in spring by all means ...
tomoya...
自由詩
1*
11/3/22 17:52
貴重な瞬間
美琴
自由詩
1
11/3/22 17:51
ネットシャーマン
和田カマリ
自由詩
2*
11/3/22 17:50
3536
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
加筆訂正:
その後で
/
N.K.
[11/3/23 9:32]
脊椎と脊髄の違いもわかってなかった。。。それでも直す。
8.81sec.