鳥も帰らぬ街の残骸
その真上にも空が拡がる
空には厚い黒雲が犇めき(ひし)
雲の凹凸にたくさんの泣き顔が
泣き出す雨の一粒一粒が
いのちのかけらであったため
泣き出す雨に佇んだ
涙袋が途 ...
そうだ  

可哀そうだった人が見える
骨から出た思いは未来

世中てんやわんや  
屍が地上を睨む 

壁 壁 飛ぶ

破壊して平らにして 
実践   
風 風  
憧れの ...
私のバイクの鍵には 鈴が付いている
バイクに乗ってない時は
バックに入れているので
バックを動かすと シャリンと鳴る

バイト先にいる猫には 鈴が付いている
お腹が空いてない時は
座 ...
好きな出来事は ブログに書いてみる
嫌いな出来事は 茶色の小瓶にコルクをする
思い出したいのに 書かれた筈のバックナンバーが見つからない
思い出したくないのに 小瓶は割られてこぼれたまま

...
白い鏡の前で
いつも未来の自分を思い描いていた
タバコを 白く くわえた 私は
笑顔を 少しだけ押し殺しながら


時の長い流れの中で
新しい季節の訪れを 私は待ちわびていた
そし ...
{画像=110323015507.jpg}



撤退する? しない?

引き際ってあるのかな?

方向転換? 戦略的撤退?

心が悴んだ?

景色が急に日陰した気分?

...
 やっぱりさ
 逆レイプって
 夢だよね

 僕ってほんと
 軟弱で
 肉体的条件としちゃ
 結構普通に
 逆レイプされちゃいそうなんだけど
 でもそこは
 重傷負ってるとかって
...
  いっせいに
  電気がきえたので
  きょうは
  星がみえた



  痛みは
  たくさんあるけれど
  間違いは
  ひとつもない
  かなしむひとには
   ...
君の記憶の一部になりたい
風の匂いの記憶

音の記憶

感触


君の記憶の片隅でいい

そこにある一部になりたい

そうすれば

いつも一緒だ

忘れられる事もあるだ ...
ランドクルーザーに乗って
ベトナムの街を走り回った
22歳の青年がかっこいい俺
なにを馬鹿なことを言うんだ
セクシーなのはお前の方さ
なんだってそんなにもお前は
高額な自転車を乗り回し
...
前立腺を患ったがゆえに
排尿が困難になった俺は
成人用紙おむつを履いて
嬉しくてステップを踏み
そして署まで連行される
一体どうなってやがるんだ
なにかが狂っちまってるぜ
会陰部に鈍痛が ...
助け合いの精神で俺は
ローションを節約して
徒手空拳で自慰に励む
ひとりの小さな心配り
それこそが大事なんだ
みんなで大きな心配り
それが世界を救うんだ
やわらかく

冷たく

甘い

蜜のかおり


深々と吸いこむ


吐く息に 

漏れる体温が

表面をかすかに湿らせる


そっと 

唇をあててみる

...
ACのコマーシャルが

テレビから消えてもぼくらは

忘れてはならないのだ


いのちが助かる

いのちだけが助かる

ぼくらができることとは

義援金を今後もつづけることだ ...
上野の美術館を出た帰り道 
焼芋屋の車が、目に入った。 

財布の懐が寒いので 
「半切りをひとつ」と言い 
小銭三枚をおじさんに手渡す 

紙袋からほっくり顔を出す 
焼芋をかじりな ...
悲しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと悲しいだろう

楽しいひとがいたら

そのひとを

大切に思うまわりのひとも

きっと楽しいだろう
...
月曜に目が覚めて
一日の終わりは週末に来る
燃えないゴミを捨てて
三日前に拾ったのは
熊なのか犬なのか
分からないキーホルダー
キラキラ揺らしながら
電話越しのあなたは
急ぎ足の青 ...
{引用=ていねいに、することは、
祈り、をささげることに、
にている、
すばらしいものが、
みな故郷にかえってしまうひに、
売れのこったパンのように、
かわいているのは、
だれのおもいで ...
一緒に 

一緒になれたらと
そう思って生きてるけど

なかなか

うまくいかない
苛立ちと共に。

そんな時間が
あまりにも長すぎて

たまに

ごく稀に

やらか ...
鮮やかになる
きみのこと
越えてしまう
傷口
焼かないで
冷静に唄う
ゆらぎの途中
ひらいて
むすんで
折り鶴は
灰になる
雨がふっていたので、
街に人がいなかった。
もういなかった。

くもが波のようにうねり、
静かに雨が。
ぼくはあのひとと歩いた。
本屋さんのおもてにも青いビニールシート。
ときどき ...
緩やかに
時は
さみしさと
むかいあいながら
深呼吸する
いろいろな隙間に落ちている
優しさを拾います
たとえばこんな糸くずにも
思い出がからまってます

洋服の裏についた
予備ボタンみたいに
ある日必要になったからといって
どこに置いたかな ...
イマジナリー スーサイド
マニック ヴァン ヴェートーベン
ノイズ エクスペリメンタルミュージック

指揮は ぼくが執る
前髪を垂れ流し 身を屈め 全身全霊を
指揮棒へ注入する
充填さ ...
白骨の風車がくらりと回りきいと短く鳴く音を
追い吹く風の層を縫ってゆく錐揉み状の脊髄の
末端の熱っぽい鋭さから染み込んでくる甘苦い味の
粘付くまろやかな思考感触が忘れられない

蒼黒く鋼 ...
面倒なことがたくさんあるから
逃げられないから
向きあって言い訳を考えている。

嘘にならないように。

逃げたくないから逃げ道を探してる。

そんな作業も昔に比べれば慣れたのかな。
...
瓦礫のやまにゆきが積もる
毛布をまとった老婦
明かりをとざされた夜の 白い息
あなたは、そのすべてを可哀そうだという
ここには明かりも暖もある
温かな食事も好きなだけ使える水も

重湯を ...
薄い灰色の隙間から零れる

春の色


耐え抜きし者たちだけに与えられる

鮮やかな緑の命

足音は徐々に近づきつつある


静かに


冬眠しながらも 新たな命を温存し ...
忘れていることが
いくつもある。
それは
大切なもので
あると同時に
さりげなさすぎて
人々は
あまりにも簡単に
その前を通り過ぎていく。
もしかすると
なくなったとしても
しば ...
神秘の指寄せ ネットシャーマン

一種の道化者と
お笑いになっても
一向に構いません

ですがこうして
千葉県は大安寺の住職
不肖、山郷十五
シニア世代の方々が
多く集われる
こ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
見知らぬ街……とある蛙自由詩7*11/3/23 10:17
風 浜辺なのか 民次郎自由詩511/3/23 6:17
鈴の音Seia自由詩311/3/23 4:33
思い出したいもの 思い出したくないものsubaru...自由詩2*11/3/23 3:06
ある歩兵の番田 自由詩111/3/23 2:37
前傾姿勢 / 倒れる時は忘れずに ” 前へ ”beebee自由詩811/3/23 1:51
藪木二郎自由詩2+*11/3/23 1:28
停電草野春心自由詩7*11/3/23 1:19
最近おもうことこころゆくま...自由詩311/3/23 1:01
明日は雨だから俺は休むから会社にそう言っとけハゲ!セガール、ご...自由詩511/3/23 0:57
自己解決自由詩211/3/23 0:52
微力自由詩011/3/23 0:47
冬の林檎ゆびのおと自由詩411/3/23 0:33
ACのコマーシャル吉岡ペペロ自由詩611/3/22 23:56
芋と言葉 服部 剛自由詩8*11/3/22 23:55
告白吉岡ペペロ自由詩611/3/22 23:24
枝折 (しおり)中山 マキ自由詩111/3/22 23:15
帰省mugi自由詩4*11/3/22 23:05
一夜まきちぇり自由詩011/3/22 23:01
群青自由詩111/3/22 22:10
雨のお散歩はだいろ自由詩511/3/22 21:52
願いはなもとあお自由詩7*11/3/22 20:55
床掃除朧月自由詩311/3/22 20:51
国歌吹奏 / ****'99小野 一縷自由詩4*11/3/22 19:55
焔洋 / ****'04自由詩5*11/3/22 19:43
車窓まきちぇり自由詩111/3/22 19:20
明日のない部屋月乃助自由詩8*11/3/22 19:10
I come in spring by all means  ...tomoya...自由詩1*11/3/22 17:52
貴重な瞬間美琴自由詩111/3/22 17:51
ネットシャーマン和田カマリ自由詩2*11/3/22 17:50

Home 戻る 最新へ 次へ
3536 3537 3538 3539 3540 3541 3542 3543 3544 3545 3546 3547 3548 3549 3550 3551 3552 3553 3554 3555 3556 3557 3558 3559 3560 3561 3562 3563 3564 3565 3566 3567 3568 3569 3570 3571 3572 3573 3574 3575 3576 
加筆訂正:
その後で/N.K.[11/3/23 9:32]
脊椎と脊髄の違いもわかってなかった。。。それでも直す。
8.81sec.