僕の息子は自閉症だ
養護学校への送り迎えは
妻がしている
朝夕、電車とバスを乗り継ぎ片道1時間かけて
学校の先生は
常日頃言っていた
息子さんなら自立下校も大丈夫
その言葉は、僕らに ...
柔肌あつきいのちたち
反復行為の大存在たち
みじめでも
幸福ならいい?
ひとを責めるくらいなら
不幸せなほうがいい?
人生ってやつが
ほんと好きでたまらな ...
私が
詩を書いている理由
自分の心の磨きでしょうか?
いろんなことを
詩にして
表現したいからです
それと
自分の個性をもっと
詩に託して出してみたい
私は
文章を書く ...
秒速5センチメートルを見る
これどんなはなし?
えきしょうはかいしたくなる
日本がきれいなアニメでした
人の想いきれい
切なくてなきそう
なんだろう
好きな人にあいたい
やっぱり、 ...
あたしを見たいなら
あなたの手であたしを汚して
あたしを嗅ぎたいなら
まずは汚物の匂いを嗅いで
あたしを聴きたいなら
悲鳴をあげさして
あたしを味見したいなら
...
皆が悲しい時
感情が感情に嘘を付かせる時がある
「私は大丈夫だから」と言わせる
「そちらを先に」と言わせる
高齢者も子供も男も女も
誰もがそれが誠の嘘だと分かっていて
そして世界で一番短い ...
ガールと言う言葉に閉じ込められた処女性に処女では無い君を放り込む
その君はいずれそう遠く無い未来にオンナになる
(まぁ君は処女では無いのに処女をこじらせている自覚は無いだろうけど)
と言う ...
しとつく雨のなか
ふたりで歩いたキャットストリート
ぶらぶらぶらぶら
久しぶりに会ったあなたは前会ったときとなんにも変わっていなくて
顔を見たら何だかほっとした
心の糸が一本緩んだみ ...
温排水全戸に無償で給湯し緑地は野鳥に解放しよう
議事堂と皇居を残せば貧乏人だけ残された街にはなるまい
避難円もしお台場を中心に二十キロなら何百万人
避難円もしお台場を中心に二十キロな ...
昨日があって今日があって明日が来る
当たり前だと思っていた事が
当たり前でなくなってしまったあの日
まるで映画を見ている様で
涙が頬を伝う
今日一日をどう生きればいいかなんて
...
大丈夫 大丈夫
私だけじゃない
暗闇で襲いくる不安感
人混みの中の孤独感
いつ会えるのか分からないあの人…
繋がらない携帯電話
二人で暮らした
あの場所にたたずみ
何に夢を抱こ ...
桜の季節が近づくと
守れなかった約束に胸が痛む
一緒に見るはずだったのに
花咲く前に散った命
一人で見る桜には
儚さと憂いしか感じられず
ただ涙溢れるだけだった
あれから一年が過 ...
ふっと一息 TVのスイッチを点けた
震災関連のニュースを眺めてた
ある震災経験者の男性のメッセージが流れた
『もうこれ以上頑張らなくていいんだよ 甘えてください』
これ以上ない最大限のエー ...
悲しみが止まらない夜
涙をおくる腺がどこかで
切れてしまったようで
泣こうとしても涙が出ない
悲しみだけが
ぶくぶくと腹の底から
湧いてきて
行き場をなくした涙が
身体の隙間を埋め ...
私が見ていたものは本当に夢だったのだろうか
人は面影だけをそこに残して 去っていく
私はひとりで 遠くを見ていた気がする
そして 両手を合わせているだけなのだ
丘の向こうから 強い光が差してき ...
わたしをゆるしてください
そうやって
かつてわたしのかたちをしていた
うろこをはいでゆく
ときにはたてのようにして
じぶんをまもるためにまとっていた
うろこをはいでゆく
そん ...
蘇る
ひと昔以上
眠り続けた自我が
蘇る
野生の血が
蘇る
脳の回線が
蘇る
愛が
蘇る
蘇る
蘇る
新しい
自分に
広島で一番
遠いところが見えるのはどこかときくと
君はちょっと首をかしげながら
「江波山」だねって答える
去年だったかな
それっきり忘れてたけど
遠くが見たいと考えた途端に
君の怪訝な顔 ...
いくつかの災厄のなかで
わたしは書机の下で頭をかかえておびえ
くらやみのなかで
あらゆる醜態をさらした
偽善と臆病とともに怒りを
蛙と虻のあと
彼らは過ぎ去ったように思えた
瓶につめられ ...
どうしてまだそんな所にいるの?早くこっちへおいでよ
って声をかけられるぐらい、まわりが難無くこなせてしまうことが、なかなかできないのです。
みんなが水溜まりの上を身軽にジャンプして超えていくのをそ ...
おっぱいは最後がいい
まずはくちびるからがいい
それからうなじの匂いを嗅いで
おなかの温度に埋もれるのがいい
おっぱいは最後がいい
まるでそこに興味がないよう ...
その後で
脊髄反射が起こったように思った
開いた手を握りしめた
その後で
守らねばと思った
思い及ばぬ人々の尊厳を
「語りえぬものについては人は沈黙しなければならない」
今年7月 ...
野はどこまでも、たいらかで広々
ぼくは花の数をかぞえる
やさしい
雲の群れが
やさしい
雨を
ふりまいてすぎたあと
うすく差した
ひかりが虹を
つくる前の
ほんの一瞬
よみが ...
あの世とこの世をむすぶもの
それが祈りだと
きのうそんな歌が聴こえてきたのです
鳥や豚や牛の死でさえ
悲しいのに
ひとがあんなに死んで
悲しくないわけがありませ ...
春のほとり
川面に木の葉が舞踊る
夜露には
てんとう虫の直滑降
あわててキャベツにかくれんぼ
朝の花曇り
雲の裾からおひさまが覗く
まもなく主役が顔を出す
明け方には
虚無ばかり詰め込まれてはち切れんばかりに
食っても食っても満ちぬ腹
次は何を食べようかしら
と
舌なめずり
それを
照らすは仄かなひかり、庫内灯
暗闇に浮かび上がるは真っ赤 ...
あの頃
なんて根拠もなく
幸せになれるって
信じてたのだろう
また
友達が自死した夜明け
陽は射した
前触れは
あったのに
解けない知恵の輪
笑顔で育てた雨雲
陰影を這う蜥蜴
心電図と信号
心は刃
心はまわる
心は発芽
心は背骨
無いものの羽
泣き声が揺れ
振り返ると海に山に居る
空から直ぐに
降りてくる指
誰もいない街を描く
灯る ...
さみしがってもかまへんよ
そやけど けんかはあかん
おばあちゃんは よう言うてました
自転車こいでこいで
も少しこいだらついた
どこどこのこおやて言われたくないから
いそいでおりました ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
最大公約数
花形新次
自由詩
7*
11/3/22 17:41
いのちたち
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/3/22 17:15
詩を書いている理由
そよ風さん
散文(批評...
3*
11/3/22 16:50
地震津波原発停電
ki
自由詩
3
11/3/22 15:18
破壊と愛と哀しみと
ヤクタマ
自由詩
1
11/3/22 13:15
うた
茶釜
自由詩
2
11/3/22 12:21
外は冬の雨が降って
虹村 凌
自由詩
5*
11/3/22 12:08
雨の日デート
つゆ
自由詩
5
11/3/22 10:55
トーキョーの電気は今後はトーキョーで原発しよう地価も下がろう
小池房枝
短歌
5*
11/3/22 10:12
あの日から…
@ショコラ
自由詩
1
11/3/22 7:31
あの場所で…
〃
自由詩
0
11/3/22 7:30
★桜★
〃
自由詩
0
11/3/22 7:29
がんばらなくていい
subaru...
自由詩
5*
11/3/22 4:07
戻り涙
木屋 亞万
自由詩
1*
11/3/22 1:58
シップス
番田
自由詩
1+*
11/3/22 1:16
「うろこ」
ベンジャミン
自由詩
5*
11/3/22 0:37
蘇る
森の猫
自由詩
5*
11/3/22 0:22
駅・江波
たりぽん(大...
自由詩
6*
11/3/21 23:47
形骸
構造
自由詩
8
11/3/21 23:22
冬から春へ
つゆ
自由詩
4
11/3/21 23:21
おっぱい
草野春心
自由詩
12*
11/3/21 23:17
その後で
N.K.
自由詩
1*
11/3/21 23:03
3月の即興2
あまね
自由詩
6
11/3/21 22:30
祈り
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/3/21 22:23
桜前線
subaru...
自由詩
1*
11/3/21 22:11
夜食小町
かめたろう
自由詩
0
11/3/21 22:00
日々
風音
携帯写真+...
2
11/3/21 21:56
イメージ
牛
自由詩
3*
11/3/21 21:54
ノート(ふるえのあとに)
木立 悟
自由詩
5
11/3/21 21:38
おもいで
朧月
自由詩
4
11/3/21 21:38
3537
3538
3539
3540
3541
3542
3543
3544
3545
3546
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3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
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3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
6.48sec.