俺の奇声が闇に吸い寄せられ
跳ね返されると
手と手を合わせるわずかな体温を求めて
彷徨いだす声は
ぐるぐると空中を回り始める
そんな和合の希望も刹那の出来事であって
背中から忍び込む風 ...
今朝からの気温
変わらない気がする
私の今日をふとふりかえる
足跡があると
思いたいのも認めて
暮れる空みる
みな帰れよ
それぞれに帰れよ
祈りとかくのもおこがましく
指 ...
残酷なニュースを見た
僕は中国の大地に頼りなく立っていた
テレビの画面に張り付いたままだった視線
津波の濁流は圧倒的だった
僕の頭に浮かんだのは
これからどうするのか
...
あの日
はみだして
不自由だった
あの日
なにもかも与えられて
不十分だった
あの日
とかげのしっぽは
やさしかった
迷子になった路地で
迷いはなかった
あの日
太陽も月も ...
窓辺に風打つ音
アルペジオが鳴り
寂しさにブルー
なにもないけれど
足袋のすれる音
サックスの音
空しさにホワイト
おこしやす
心の支えがない
傷ついてタッカ
...
ロックンロール最高!
バイクで歩道橋渡って
ツイスト&シャウト
エンジン全開
絶好調
君の胸にダイブ!
頭フリフリ
尻プリプリ
もえているかい?
偏見で見ていないか?
...
今だけは笑っておくれ
二人の別れは
涙を私にくれた
3日3晩泣き通した。
I love you
その言葉を聴きたくて
はしゃぎまわり
馬鹿ばっかりしていた。
ワイングラスは
...
一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい
*
それって三日坊主
だよね
悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気 ...
雨上がりの夕闇のなか
電線で羽を休める
アンドレ・ブルトンの詩集を見た
* * * *
足の生えた魚が愛を語り
アルコールの雨が降る
今夜すべては星のように凍えている
...
窓から窓へ
夜は動く
夜に夜を重ね
またたく
冬の水の上
羽の羽やまず
午後の双つ穴
昇るはばたき
わたしはわたしに到かない
水彩のまわり道
夕べは ...
今朝 起きて
時間を確認しようと枕元を見る
そこには一つ前の携帯が
充電器に刺さっていた
いくら探しても
今の携帯が見つからない
そういえばこの前買ったごみ箱も
起きてか ...
曇り空の夕陽は
やけに朱色の粉っぽくて
窓から見える景色が
変にくすんでいます。
日がな一日床に入って
分かりもしない本を読んだり、
他人の不幸の報道を
リバイサンから御裾分けしてもらっ ...
action!
今の僕らに一体何が出来る?
非力な僕に出来る事が一つはあるはず
だから皆でaction!
その声で
その文で
伝わる事があるだろう?
届く物が、響く物があるだろう?
だからa ...
{引用=雨が降っているなかで、きみとのやりとり浮
き上がる。水色の紐であやとり、つないでい
る細い声。たしかにきこえた澄んだ心の内側
で響く、エナジー。明日には見失うなら今す
べてを捨てて ...
きみがあるいて渡る歩道は
せまくて車は通れなかった
体温をうしなった右手は冷たく
あたたかい血をわけあたえたかった
今日はもうかえさないよ
やさしい瞳で言った
深海のような濃い色で ...
同じ体温を探している
ずっと
生まれたときから
死んでしまうまで
花は少し冷たい
犬は少し熱い
コンクリートはカメレオン
ぬいぐるみは反射する鏡
...
体が健全でも
判断が良くなければ
無駄が多くなる
それは組織でも同じこと
判断の良し悪しは
決定的な影響を与える
頭脳たる地位にある者は
孤独な決断に堪えうる者でなければ
...
私は物憂げな 小さな目をして
今日も ぼんやりと 遠くに出かける
希望についてを いつも 思いめぐらしながら
そうして いつのまにか 私は眠る
街に 行く宛すら 一つも無くして
...
知らない場所で
知らない涙があった
そんなことは 見えないだけで
誰もが悲しまない日
なんて
ありえないはずなのに
知らない場所で
知らない涙があった
知らない人が泣く ...
まず、冒頭で今回の東北関東大地震で被災した方々に心よりお見舞い申し上げます。
現代詩フォーラムはメンバー数が大変大きいので、メンバーの方でこの地域にお住まいの
方がいらっしゃるのではと考え、今、色 ...
タコ焼きやさんは足ぱんぱん
寒い日、雨の日、足ぱんぱん
市役所さんから立ち退き命令
とおりすがりの常連さんたち
ゆるい反対してくれるけれど
タコ焼きやさんは足ぱんぱん
...
密やかに正体を薄らげる
かすかな雲に七色のにじみ
月はいつもひとまかせで
美しい虹色の夜景を照らす
ネイルを数えるように
なにもかもを数える声
それらすべての合計は
生まれた数に等しい
...
あの子の愛は
呼ばれたいなまえがある。ほしいなまえがある。でももうわかっているだろう、語りかけることばは進化しないのに、本質は先を行く。それをあの子はゆるしてくれる?
――いいえ、いいえ、 ...
友達
おまんじゅうが六つ
入った箱が届いて
この前のおかえしだって
吉村姉妹、妻の友達
クリスチャンの友人
今日は月曜日
テレビの家庭ドラマ
妻と共観ている
一五年前夫を亡く ...
ルクトさんの住む家
から見える
パッチワーク的な畑
風が吹いている
鳥も二、三羽
屋根は赤い色
瞳は茶色
たまにやっている
散歩など
太陽がどちらへ沈むか
月がどこからひょ ...
行方不明のオーパスは
タリーズコーヒーにもスターバックスにも寄ることなく
ファーストクラスで西へ向かう
上空には虹が
虹という漢字はなぜ虫偏なのだろう
空から魚やカエルが降るって
...
夜中、布団のなか。
音が耳を満たし
真っ黒い天井が目に蓋し
脳に、この音だけを
染み込ませているわたし。
(うぉーうぉーうぉーあいにー)
しめった歌声が
頭の中へ忍びこみ、
赤 ...
君は
ひとつぶ
哀しみを
螺旋構造に宿したまま
この世に零れ落ちてしまった
ひとつぶ
君は
ひとつぶ
喜びの
光にくすぐられて発芽し
言の葉の二葉を広げてしまった
ひ ...
薄闇の中で
10万の囁きが聴こえ
10万の囁きが一瞬止んだ
次の瞬間
灰褐色の塊のエクスプロージョン
茜色の空で 羽音たちが交じり合う
俺たちも あの塊の1つの点になろう
10万が1つに ...
杞憂だと嗤ってきた想定外が起きて
青い空から雨が降りしきる
雨を貪ってきた民は
雨から逃げ惑う
逃げ惑ったところで
この国の民は雨の奴隷
雨に逆らえば
無限の孤立の曝し首
発せよ御用学 ...
日付順文書リスト
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手紙
M&...
自由詩
0
11/3/21 21:20
夕暮れ
朧月
自由詩
4
11/3/21 20:52
とりもどすんだ僕たちは
ジム・プリマ...
自由詩
1*
11/3/21 20:52
憧憬
はるな
自由詩
2
11/3/21 20:46
祝日の出勤
ペポパンプ
自由詩
3*
11/3/21 20:38
迷惑
〃
自由詩
2*
11/3/21 20:23
自由という名の下に
〃
自由詩
3*
11/3/21 20:14
がんばるもんのひと
恋月 ぴの
自由詩
25*
11/3/21 18:29
スケッチ
ぎよ
自由詩
5
11/3/21 18:20
ひとつ わたし
木立 悟
自由詩
7
11/3/21 17:39
フライパン
Seia
自由詩
1
11/3/21 17:05
一日の終わりのエイリアン
……とある蛙
自由詩
17*
11/3/21 16:25
ACTION!
詩月
自由詩
0
11/3/21 16:25
あやとり
ゆうと
自由詩
5
11/3/21 16:21
TomorroW LighT
〃
自由詩
1*
11/3/21 16:19
同じ体温を探している
小原あき
自由詩
4*
11/3/21 16:16
今必要なもの
眠り羊
自由詩
1
11/3/21 16:03
春の夜
番田
自由詩
1
11/3/21 15:44
知らない人が泣いている
中山 マキ
自由詩
2
11/3/21 15:00
宇宙論とポエジー
ばんざわ く...
散文(批評...
4+*
11/3/21 14:56
きみのメルヘン
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/3/21 14:06
遙か、月虹。
たりぽん(大...
自由詩
5*
11/3/21 14:05
あの子の愛は
佐古
自由詩
1
11/3/21 13:58
友達
生田 稔
自由詩
2
11/3/21 13:05
ルクトさん
ふるる
自由詩
10*
11/3/21 12:44
じぇっとえすけいぷ
佐和
自由詩
2
11/3/21 12:33
夜、ふかし
小脳
自由詩
3*
11/3/21 12:29
ひとつぶ
nonya
自由詩
14*
11/3/21 11:17
幾つもの新しい朝に
黒い翼
自由詩
2
11/3/21 10:55
カルナバル
〃
自由詩
1
11/3/21 10:51
3538
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5.3sec.